日本人がお米を食べなくなったといわれる。米の年間1人あたりの消費量は、戦後のピークだった1962年の118.3㎏から2015年には54.6kgまで半減した(農林水産省の発表による)。人気のダウンということでいえば、昨今語られることの多い「糖質制限」も農家にとっては痛い。こうなると、「ほかほかごはん」にこだわっていられない。お米を使ったパンや麺など、これまで存在感の低かった加工食品にも期待が寄せられているのだ。
いまのところ好調な「お米もの」の一つに、ドリンクが挙げられる。山梨県北杜市のメーカー・白州屋まめ吉が2013年から販売している『ライスオーラ』は、良質のコシヒカリ「梨北米(りほくまい)」を使っているとあってファンが多い。こうした飲料は欧米では「ライスミルク」と総称され、すでにポピュラーなようだ。日本でもキッコーマンの「玄米でつくったライスミルク」などが、商品として存在感を増しつつある。
家族連れの確保が重要な回転寿司のくら寿司では、米の炭酸飲料「シャリコーラ」を投入。これが実際子どもに受けた。お米ドリンクには自然な甘さとヘルシーなイメージがある。親が我が子に飲ませるにはぴったりだ。このあたりに、お米ドリンクがいまよりも普及する突破口があるのではないだろうか。
いまのところ好調な「お米もの」の一つに、ドリンクが挙げられる。山梨県北杜市のメーカー・白州屋まめ吉が2013年から販売している『ライスオーラ』は、良質のコシヒカリ「梨北米(りほくまい)」を使っているとあってファンが多い。こうした飲料は欧米では「ライスミルク」と総称され、すでにポピュラーなようだ。日本でもキッコーマンの「玄米でつくったライスミルク」などが、商品として存在感を増しつつある。
家族連れの確保が重要な回転寿司のくら寿司では、米の炭酸飲料「シャリコーラ」を投入。これが実際子どもに受けた。お米ドリンクには自然な甘さとヘルシーなイメージがある。親が我が子に飲ませるにはぴったりだ。このあたりに、お米ドリンクがいまよりも普及する突破口があるのではないだろうか。