ニュース番組が好きであれば、大蔵省時代から財務省のことを「MOF(モフ、Ministry of Finance)」と略すことを知っているだろう。同様に、環境省はMinistry of the Environmentを略して「MOE」と称する。「モエ」だ。完全にダジャレではあるのだが、ここから中央官庁らしからぬ、「萌え」を前面に押し出したキャラクタープロジェクトが幕を開けた。
「2050年までにCO2排出量を80%削減する」という目標を掲げたパリ協定を受けて、環境省は「COOL CHOICE」なる国民運動を打ち出した。その名の通り、地球温暖化の抑止に向けた「かしこい選択」を促そうとしている。この認知度を上げるべく発表されたキャラクターが女子高生の「君野イマ」と「君野ミライ」である。コンセプトとデザインは一般公募されたもの。
「君野イマ」はぐうたらで不摂生、「君野ミライ」はクールで知的でしっかり者。「イマ」は並行世界「クールワールド」から来たもうひとりの自分「ミライ」と出会い、彼女の意志―世界を終わらせないために人々の生活態度を正そうとする—を知る、という設定だ。いまどきのラノベやアニメのトレンドと乖離しておらず、お役所のプランとしてはしっかりした印象を受ける。今後、スマホのアプリなど広報面で活躍する予定という。
「2050年までにCO2排出量を80%削減する」という目標を掲げたパリ協定を受けて、環境省は「COOL CHOICE」なる国民運動を打ち出した。その名の通り、地球温暖化の抑止に向けた「かしこい選択」を促そうとしている。この認知度を上げるべく発表されたキャラクターが女子高生の「君野イマ」と「君野ミライ」である。コンセプトとデザインは一般公募されたもの。
「君野イマ」はぐうたらで不摂生、「君野ミライ」はクールで知的でしっかり者。「イマ」は並行世界「クールワールド」から来たもうひとりの自分「ミライ」と出会い、彼女の意志―世界を終わらせないために人々の生活態度を正そうとする—を知る、という設定だ。いまどきのラノベやアニメのトレンドと乖離しておらず、お役所のプランとしてはしっかりした印象を受ける。今後、スマホのアプリなど広報面で活躍する予定という。