熱帯魚などを水槽で飼育するアクアリウム。癒やし系の美しさにはたしかに魅了されるものの、予算も手間もわりとハードな趣味といえる。それを花瓶のようなガラスの容器(ボトル)で気軽に楽しむものが「ボトリウム」(ボトルとアクアリウムを合わせた造語)だ。業界では有名な「てっちゃん先生」こと水草作家の田畑哲生氏が考案した。
単に「小さい」というだけでなく、水草を入れることで一つのささやかな生態系を作り出すところがポイントである。ボトリウムに入れる魚と貝は一匹だけにしておくとよい。水草が魚のための酸素を生み出し、魚のふんは水草の養分や貝のエサとなって水をきれいにする。
田畑氏のホームページによれば、ボトリウムの「お約束」は三つ。「水かえは週に1回」「えさやりは1日おきにほんの少し」「直射日光のあたらない明るい場所に置く(本を読めるぐらいの明るさがベスト)」。なるほど、手間いらずというよりも、過剰な手間を加えないことが重要であるようだ。暑い時期、涼を感じるには絶好の趣味である。
単に「小さい」というだけでなく、水草を入れることで一つのささやかな生態系を作り出すところがポイントである。ボトリウムに入れる魚と貝は一匹だけにしておくとよい。水草が魚のための酸素を生み出し、魚のふんは水草の養分や貝のエサとなって水をきれいにする。
田畑氏のホームページによれば、ボトリウムの「お約束」は三つ。「水かえは週に1回」「えさやりは1日おきにほんの少し」「直射日光のあたらない明るい場所に置く(本を読めるぐらいの明るさがベスト)」。なるほど、手間いらずというよりも、過剰な手間を加えないことが重要であるようだ。暑い時期、涼を感じるには絶好の趣味である。