基礎化学から応用化学に加え、学際分野も幅広く網羅した実学重視の専門辞典。1万2,000項目収録
『デジタル化学辞典(第2版)』は、2009年に刊行した書籍の『化学辞典(第2版)』をベースに製作され、物質レベルから地球規模の問題まで、化学のさまざまな分野を幅広く網羅した、実学重視の辞典です。基礎化学分野と応用化学分野に加え、広範な学際分野(原子力、放射線、エネルギー、生命科学、環境・公害など)の最新の情報も掲載しています。
化合物名には代表的な体系名や工業的な用途を明記し、物質および誘導体のオンライン検索を可能とするため、CAS登録番号を付記しました。また、化合物命名法、学術用語、単位、記号については、原則として学術用語集、国際単位系(SI)、JIS規格などに準拠しており、調べたい事柄を正しく理解できるように配慮し、実学を重視した用語約1万2,000項目を収録しています。
各項目の本文画面にPDF形式の書籍の付表(「基本物理定数」「おもな核種表」「標準電極電位」「イオン半径の表」など)や、「化学式索引」「人名索引」へのリンクを配置し、ワンクリックで知りたい情報にアクセスできます。さらに便利にご利用いただくため、化学式検索で各項目名が検索できるように工夫しました(例:「H2O」を「H2O」と入力すると「水」の項目が検索できます)。
化学周辺領域を専攻している人や、これから学ぼうとしている人に最適なコンテンツです。
編集代表/吉村壽次
編集委員/梅本喜三郎・大内 昭・奥居徳昌・海津洋行・梶 雅範・小林啓二・佐藤 伸・西川 勝・野村祐次郎・橋本弘信・広瀬茂久・丸山俊夫・八嶋建明・吉村壽次・脇原將孝