デジタル化学辞典 第2版

凡例

1.見出し語について

  1. 見出し語の配列は、長音符号(ー)を無視した読みの五十音順とした。
  2. 原則として、見出し語はおもに“文部省 学術用語集 化学編”その他の各学会で用いられている用語、化合物名は日本化学会 化合物命名小委員会の“化合物命名法”に従った。
    ただし、IUPAC命名法にないものは、Chem. Abstr. IndexNameや普及・定着している慣用名を採用した。
  3. 化合物名の仮名書き表記は、日本化学会の“化合物名字訳基準”(下表)によった。

    化合物名字訳基準表
    子
    音
    字
    字   訳 備  考
    A.子音字とそれに続く母音字との組合せ B.子音字
    母 音 字 同じ子音字が次にくるとき ほかの子音字が次にくるとき、または単語末尾のとき
    ai,yueo   
     アイウエオ  子音字と組み合わせられてない母音字
    bバビブベボ促†ブ 
    cカシクセコ促ク**ch = k;ch,k,qu の前のcは促音;scは別項 
    dダジズデド促ド 
    fファフィフフェホ*フ*ff =f;pf=p 
    gガギグゲゴ促グgh=g 
    hハヒフヘホ―長†sh,thは別項;ch=k;
    gh=g;ph=f;rh,rrh=r
    jジャジジュジェジョ―ジュ 
    kカキクケコ促ク 
    lラリルレロ*ル*ll=l
    mマミムメモンム**b,f,p,pf,phの前のmはン
    nナニヌネノンン 
    pパピプペポ促プ*ph=p;ph=f
    quクアキ―クエクオ―― 
    rラリルレロ*ル**rr,rh,rrh=r
    sサシスセソ促ス**sc,shは別項
    scスカシスクセスコ―スク 
    shシャシシュシェショ―シュ 
    tタチツテト促ト**thは別項
    thタチツテト―ト 
    vバビブベボ―ブ 
    wワウィウウェウォ―ウ 
    xキサキシキスキセキソ―キス 
    yヤイユイエヨ―**この場合は母音字
    zザジズゼゾ促ズ  
    †:「促」は促音化(例:saccharin サッカリン)、「長」は長音化(例:prehnitene プレーニテン)
  1. 外国人名の仮名書きは、原則として出生地の発音に近いものにした。ただし、慣用といちじるしく異なるものは慣用に従った場合もある。
  2. 欧文一字の読みは下記によった。
    ローマ字
    ギリシア文字
  1. 化合物名において、異性体を表す、o ,m ,p ,s ,t ,D ,L ,cis ,trans ,Z ,E ,などの接頭記号、結合位置を表すα,β ,γ ,N ,O ,S ,1 ,2 ,3 ,などは配列上無視した。
    ただし、立体構造その他の理由で無視しえないものはとくに読んで配列した。
  2. 見出し語における( )の使用
    1. 見出し語で、難解な漢字には( )内にその読みを付した。また、慣用的な読み方をする略称にも、その読みを( )内に併記した。
      例:緑青(ろくしょう), ISO(イソ), GABA(ギャバ)
    2. 見出し語が限定した範囲で用いられている場合には、見出し語の後の( )内にそれを示した。
      例:活性中心(酵素の), 内部抵抗(電池の), 排気ガス(自動車の)