▶ 構成・配列
- 本辞典は、心理学の全領域および関連する隣接諸科学の用語・人名を項目とし(小項目3967項目+見よ項目1233項目=総計5200項目)、「事項項目」「公認心理師関連項目」「人名項目」の3つの部で構成した。
- 事項項目(3600項目)
- 公認心理師関連項目(157項目)——法律・条例名/施設・機関名/資格・専門職名
※「2017年文部科学省・厚生労働省告示第5号」記載の実習機関名を含む。
※「カウンセラー」「心理職」などの一般名詞は「事項項目」に収録した。
- 「人名項目」(210項目)——人名項目の詳細な凡例はこちら。
- 項目見出しは表音の五十音順で配列した。ただし、長音(ー)、中黒(・)、ハイフン(–、=)等の記号を省いた読みに従う。また、促音(っ)、拗音(ゃ、ゅ、ょ)など小字は直音(大文字)と同音とし、濁音(が、ざ、…)や半濁音(ぱ、ぴ、…)は清音とした。同音異字の場合は、清音の後に配列した。
- 見出し語でローマ字が用いられている場合、日本での慣用の読み方に従って配列した。
例:
IQ(読みは「あいきゆ」)
WISC(読みは「ういすく」)
- 外国人名はファミリーネームのカタカナ表記を項目見出しとした。[v]音の表記は「ヴ」を用い、外国語のカナ表記にあたっても、固有名詞に限りこの原則に従う。
例:
ヴュルツブルク学派
ヴント
- 相互に密接な関連のある用語は斜線(/)でつないで並記し、先頭の用語の読みで配列した。
例:
一次記憶/二次記憶(読みは「いちしきおく」)
うつ病/大うつ病性障害(読みは「うつひよう」)
▶ DSM–5ラベル
- 見出し語の右肩にDSM-5というラベルを付した項目は、以下の文献に基づき、DSM–5に準拠した。
(出典)American Psychiatric Association (編) 日本精神神経学会 (日本語版用語監修) 髙橋 三郎・大野 裕 (監訳) 染矢 俊幸・神庭 重信・尾崎 紀夫・三村 將・村井 俊哉 (訳) (2014) DSM–5 精神疾患の診断・統計マニュアル 医学書院
▶ 欧文見出し
- 見出し語に続いて、原則としてその英語表記を付した。必要に応じてドイツ語、フランス語、ラテン語を掲載した。その場合の言語名略記は、英語:[E]、ドイツ語:[G]、フランス語:[F]、ラテン語:[L]。
▶ 見よ項目
- 同一概念で呼称・訳語等が複数用いられている用語や、前記 5. の/以降の用語については、「見よ項目」として掲げ、矢印(⇨)で解説のある参照先項目名を示した。ただし、両者が至近の場合は省略した。
例:
IRT ⇨反応間時間
愛着 ⇨アタッチメント
- 見よ項目の参照先項目名が公認心理師関連項目の場合は、公マークを付した。
例:
一時保護 ⇨公児童相談所
家裁調査官 ⇨公家庭裁判所調査官
▶ 参照項目(解説文中の項目名)
- 解説文中で、本辞典に項目としてある用語・人名が登場する場合(各項目解説内初出)、該当項目を参照できるようリンクでとべるようにした。
▶ 関連項目
- 各項目に関連する他の項目名リストを各項目末尾に矢印(→)で示し、五十音順に配列した。ただし参照項目と重なる場合は省略した。
- 関連項目に示す項目が公認心理師関連項目の場合は、公マークを付した。
- 配列は、公マークや人名のファーストネームのイニシャルを省いた読みに従う。
▶ 文献
- 各項目解説文中で引用・参照した文献のリストは項目末尾に掲載した。文献リストの表記方針についてはこちら。
- 全項目の全文献リスト(アルファベット順)はこちら。
- 解説文中の人名等で右肩に西暦年を添えたものは、引用・参考文献の著者名と刊行年を表す。また西暦年をクリックすると項目末尾の引用・参考文献を参照できる。
例:
Fehr, B. & Russell, J. A.文献1991
上田敏文献2002
▶ 索引
- 項目末尾の索引語欄から該当項目を再検索できる。
▶ 図版
- 本文の理解を深めるための図表や動画コンテンツ(紙の辞典にはないものも含む)を該当する項目の本文画面に掲載した。分類別の図表や動画コンテンツの一覧は、本文画面の付録欄にある「図表・動画コンテンツ一覧」を参照。
- 人名項目所収人名の出生地と活躍地をマッピングした「人名一覧」図は、本文画面の付録欄にある「図表・動画コンテンツ一覧」の小分類【人名】から参照できる。