基礎から応用まで全領域を網羅し、最新動向もおさえた心理学辞典の決定版
『有斐閣 現代心理学辞典』は、前身の『心理学辞典』(1999年刊行)を大幅に見直し、300人余の執筆者により2021年に刊行しました。現代心理学の全領域を網羅した最新の辞典(感覚・知覚、学習、認知、感情、行動、発達、パーソナリティ等の基礎的知見から、応用〔実践・臨床〕まで)。脳科学、神経科学などの隣接科学の最新の成果にも目配りしました。心理学の一般項目に加えて、公認心理師関連項目を設け、さらに人名項目も独立させた三部構成となっています。事項項目3,600、公認心理師関連項目157、人名項目210に見よ項目を加え、総項目数は約5,200です。
2015年9月に公認心理師法が制定され心理学分野の国家資格が誕生しました。これを受けて、公認心理師に必須の法律・条例名/施設・機関名/資格・専門職名も収録し解説していますので、公認心理師の実務や試験準備などでもご活用いただけます。
人名項目では出身地、学歴、職歴のほか、その人物が活躍した時代を理解できるよう努め、口絵(付録「図表・動画コンテンツ一覧」に収録)の人名一覧地図には出生地と移動先を示し大戦による活躍地の変化などが見てとれるようになっています。
ここ20年ほどの変化を反映した数多くの最新用語を立項しただけでなく、簡潔・平易な解説と、見よ項目・関連項目(各項目末尾に掲載)の充実で初学者から実務家まで幅広い学習者の系統的・有機的な学びをサポートします。
ジャパンナレッジ版では、本文下の索引語からすぐに再検索ができる機能を加えています。また、書籍にはないアルファベット順の「引用・参考文献リスト」も掲載しました。さらに図版や動画など書籍版未掲載の資料(約90点)を追加し、「図表・動画コンテンツ一覧」からも閲覧が可能となっています。