タイトル一覧

36 件

《宗教者》で絞り込み
親鸞 (しんらん)
赤松俊秀 著
親鸞ほど著名な高僧はなく、かつ評価の異なるものはない。本書は、史料考証法を正しく大胆に用いて、少ない史料から親鸞の行実を再現すると同時に、その宗教の成立する過程を、親鸞の悩み、時代の動きの双方から追究して、家を持ち生産に従事しながら仏教を修行する釈尊以来の仏教の課題を解決した親鸞の生涯を明らかにする。
[鎌倉][宗教者]
15  日蓮 (にちれん)
大野達之助 著
日本仏教諸祖師のうちでも最も異彩を放つ日蓮の生涯は、二回の流罪を交えた迫害・受難の連続であった。著者は本書において、祖師伝にまつわる虚誕・俗説をきびしく批判しつつ、正確な史料と正しい仏典の解釈とによって、身命を賭しての激しい他宗排撃と、国難必至の大予言を絶叫したこの怪傑僧の真骨頂を鮮やかに解明した。
[鎌倉][宗教者]
35  清沢満之 (きよざわまんし)
吉田久一 著
清沢満之は近代信仰の第一の樹立者であり、また日本哲学の基礎を築いた傑人でもある。本書は、日本近代思想史研究の立場から、彼の生涯をたどり、従来真宗教団内に孤立しがちだった満之を、本来あるべき位置に正しくすえただけでなく、宗教信仰や哲学的思索の難問を、実地踏査と適正な史料操作によって見事に解決している。
[明治][宗教者|思想家]
48  蓮如 (れんにょ)
笠原一男 著
親鸞の開創した真宗は、戦国期に及び多くの異端の繁栄をみたが、御文の作成と名号の頒布によって異端を超克し、盛んな布教活動を起し、真宗王国の基礎を築いた中興の傑僧蓮如。本書は蓮如研究の第一人者たる著者が、宗教界の現状をかえりみつつ当時の社会情勢をえぐり、蓮如の生涯を御文の巧みな操作によって見事に描き出した。
[室町|戦国][宗教者]
50  山室軍平 (やまむろぐんぺい)
三吉明 著
印刷職の時、キリスト教に入信し、苦学しながら同志社に学び、やがて救世軍に身を投じて、伝道と公娼廃止・貧民救済・免囚保護等々の社会事業に自らの血を流して戦う。〝平民の使徒〟〝真の奉仕者〟〝救世軍最初の日本人司令官〟の聖き生涯を描いた本書は、広く宗派を超えて、人類愛と社会福祉に関心を持たれるすべての人々の必読の書である。
[明治|大正|昭和][宗教者]
53  ヘボン (へぼん)
高谷道男 著
ヘボンといえばローマ字と誰しも思い浮べるであろうが、実は明治文明開化の大恩人であったことは案外見落されている。在日生活33年、医療に、伝道に、教育に、その足跡は極めて大であった。本書は多年の蒐集になる貴重な史料をもとに、ヘボン自身の書翰類をあわせ、ヘボン自身が語りかけるように巧みな筆を運んでいる。
[江戸|明治][宗教者|医師]
54  栄西 (えいさい)
多賀宗隼 著
明庵栄西は日本禅宗の開祖であり、また一方茶祖としても仰がれる。再度宋に渡って新仏教を伝え、公家・武家に接近して日本の桧舞台に縦横に活躍し、史密禅の一致、新旧両教の調和を計るかたわら、社会事業家としての面目をも示した。──本書は基礎文献の緻密な精査の上に立って、栄西の全伝とその業績ならびに思想を解明した。
[平安|鎌倉][宗教者]
75  覚如 (かくにょ)
重松明久 著
本願寺教団のあり方が云々される昨今、親鸞の単なる墓堂としての大谷廟堂を、本願寺という寺院に盛り上げた覚如の生涯は、いま新しく見直すべきときであろう。叔父唯善との廟堂をめぐる世俗的主宰権争いや、長男存覚との義絶にみる思想上の対立など、覚如の生涯に凝縮される草創期教団の諸問題を見事に描写した創見に富む好著。
[鎌倉|南北朝][宗教者]
89  黒住宗忠 (くろずみむねただ)
原敬吾 著
宗派神道のさきがけをなす黒住教の教祖。平凡に生まれながら、天照大神の天命を受けて自らの病をいやし、やがて周囲の人々に及ぼしてその教えをひろめる。著者はキリスト教における奇蹟と対比しつつ、黒住教における数々の霊能を述べるとともに宗忠その人の人格完成のあとを追求した。特異な宗派神道―黒住教教祖の実伝。
[江戸][宗教者]
91  行基 (ぎょうき)
井上薫 著
池溝開発・布施屋設置などの社会事業に尽した行基がなぜ官から弾圧されたのか。藤原広嗣の乱や都うつりの動揺期に大仏が造られたのはなぜか。先に弾圧された彼が、再び官の起用を受け大仏造営に献身したのはなぜか。本書は奈良時代の政治史と行基の伝記との謎を解き、また大野寺の土塔の原形を明らかにし諸問題を解明した。
[飛鳥|奈良][宗教者]
97  良源 (りょうげん)
平林盛得 著
平安中期に活躍した第十八代天台座主。奈良期に行基が任じられて以来の大僧正に昇進、『往生要集』の源信や覚超ら高僧を育成、叡山の中興事業を完成しながら、僧兵の創始や権門の子弟を優遇し、山上を世俗化した張本人ともいわれる。その光と影の生涯を解明し、現代にいたる広汎な元三大師信仰に説きおよぶ。正確な史実によるはじめての伝記。
[平安][宗教者]
100  卜部兼好 (うらべけんこう)
冨倉徳次郎 著
虚構の衣をはがした古典作家の伝記は、多くは枯槁な姿をさらすが、“双岡の粋法師”兼好の場合もその例に洩れなかった。しかしながら、国文研究の権威者による本書は、近時新発見の史料によって、その生涯を新しく肉付け、兼好の中世隠者としての意味の究明と、「徒然草」の文芸性の探求という意図に立ち、ありしがままの人間像を見事に描出・活写した。
[鎌倉|南北朝][宗教者|文化人]
106  叡尊・忍性 (えいぞん・にんしょう)
和島芳男 著
西大寺の叡尊、極楽寺の忍性。その戒律再興は南都仏教興隆の最高潮というべきであり、またその慈善救済の超人的実践は日本の社会事業史上に不滅の光彩を放つものである。地味な鎌倉旧仏教に属する宗教家としての二高僧の面目と、かれらをめぐる民衆の切実な求道生活とを、根本史料によって鮮かに再現した最初の伝記である。
[鎌倉][宗教者]
115  ザヴィエル (ざびえる)
吉田小五郎 著
東洋伝道の使徒として始めてインドに至り、同地およびマラッカに、ついで日本に来ってキリスト教を伝え、一旦帰印後、さらに中国に伝道を志し、入国のまぎわに熱病に斃れた偉大なる聖職者。日本における苦難に満ちた二年余の伝道は、わが国の歴史の上に画期的意義を有する。本書は、その全生涯の正確・克明な素描である。
[戦国][宗教者]
119  最澄 (さいちょう)
田村晃祐 著
日本天台宗の開祖・最澄の伝記は、まだ学界で論争中のことも多く、一定するに至ってはいない。本書は、それらの諸説を掲げて著者の見解を示し、最澄の全体像の把握に迫る。特に根幹となる思想については、その形成と内容を述べて、行動との関連性を考え、主要著作を解明し、国家に対する仏教の自立をめざした教団づくりの意図と努力を概観した。
[平安][宗教者]
120  法然 (ほうねん)
田村圓澄 著
浄土宗の開祖法然は、日本仏教史の転回点に立つ聖者でもある。宗祖の立場は常に苦難の道であって、彼もまた例外ではない。しかし法然の門流が多くなるにつれて、法然像もまた神秘化され来った。本書はこの意味から法然像のヴェールをはがし、あるがままの人間法然を描き、執拗な弾圧に抗する苦悩と実践とを如実に追求する。
[平安|鎌倉][宗教者]
125  月照 (げっしょう)
友松圓諦 著
西郷隆盛と薩摩の海に入水した悲劇によって有名な、幕末の憂国僧月照の史伝は伝説悲歌の小説的人物に祭り上げられることが少なくない。月照の住職した清水寺成就院に所蔵する数百冊の寺録や、自筆の遺稿などを巨細に点検・整理し、その史実と思想学説を明らかにした、著者二十余年の研鑽によるはじめての本格的な月照伝。
[江戸][宗教者]
126  明恵 (みょうえ)
田中久夫 著
「明恵上人樹上坐禅像」(京都・高山寺蔵)で名高い明恵であるが、鎌倉時代に次々と起った新仏教の華やかさの裏に、このようなすぐれた旧仏教の代表者がいたということは案外知られていない。本書は、華厳宗中興の祖であり、高潔な仏道実践家であるその生涯を、従来の説話類を排し、正確な史実に基づいてまとめた力作である。
[鎌倉][宗教者]
132  一遍 (いっぺん)
大橋俊雄 著
鎌倉時代中期の名僧であり、時宗の開祖。念仏を唱えながら踊る「踊念仏」や「札くばり」(賦算)など、独自の布教で全国各地を念仏遊行して、いかに生くべきかを民衆に説く。世に遊行上人といわれる一遍智真のはじめての本格的な伝記は、多年にわたる著者の研鑽による意欲的な労作であり、その生涯をわかりやすく説き明かして、余すところがない。
[鎌倉][宗教者]
138  道鏡 (どうきょう)
横田健一 著
怪僧か、傑僧か。女帝の寵を一身に集めて法王の位に上り、更に皇位をもうかがうに至った空前絶後の怪人物。当時の呪術の盛行と異常な崇仏の様を描いて、宮廷が魔術園と化していたことを明らかにするとともに、女帝治下の暗闘・陰謀を説いて道鏡登場の背景を解明し、秘術の深奥を衝く。古代史上の大きな謎をときほぐした快著。
[奈良][宗教者|政治家]
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