タイトル一覧

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石川啄木 (いしかわたくぼく)
岩城之徳 著
啄木研究の第一人者が、博捜渉猟した資料を厳密に吟味し、従来の研究成果を集大成して解明した、最も新しく且つ正確な啄木伝である。明治45年、近代日本の天才歌人啄木は、27年の波瀾に富む薄幸の生涯を閉じたが、その啄木のかくれた側面にも照明をあて、魅力ある文章と、多くの写真とをもって、人となりと思想・芸術とを浮彫りにした。
[明治][文化人]
12  紫式部 (むらさきしきぶ)
今井源衛 著
『源氏物語』の名声ほど作者紫式部については知られない。本書は、その華やかな御堂関白道長の時代に生きた紫式部の生涯を、誕生から、埋もれた恋愛、不幸な結婚生活、宮廷からの追放、そして晩年に至るまでを、数多くの知見を示して、天才紫式部の特異な人間像を再現する。新装版を機に、最新の研究成果を取入れて晩年の記述を大幅に改訂した。
[平安][文化人|女性]
17  樋口一葉 (ひぐちいちよう)
塩田良平 著
明治文壇の明星。若くしてこの世を去った樋口一葉は、従来それが伝説化されがちであった。本書は30年にわたる実証主義的研究により、客観的観察を重んじた最も正確な一葉伝である。下級士族の娘に生まれた一葉が長じて自己の周辺の矛盾に苦しみ、反抗し、悲しい諦観を持ち、さらに自我に生きようと努力したあとを追求する。
[明治][文化人|女性]
18  紀貫之 (きのつらゆき)
目崎徳衛 著
貫之は凡庸であり、『古今集』はつまらないというのが、明治以来の常識であった。著者はこの常識に挑戦し、彼を形成した歴史的背景から出発して、『古今集』『土佐日記』に関する諸学説を検討し、多くの史料を駆使しつつ、貫之の実生活と文学精神の変遷をも、時代背景を織り成して鮮明に浮び上らせ、近年の貫之復権の先駆をなした。
[平安][文化人|官人]
19  井原西鶴 (いはらさいかく)
森銑三 著
源氏物語と並ぶ不朽の名作「一代男」は、わが国の文学に浮世草子の新生面を開いた画期的作品である。西鶴その人の伝は不明の部分が多く、謎に包まれている。果して一代男以外、書肆の需めにも応じて濫作を続けた職業作家だったろうか。西鶴研究に独自の識見をもつ著者が、いわゆる西鶴作という諸作品をも精読して、ここに真の西鶴像を浮び上らせた。
[江戸][文化人]
20  富岡鉄斎 (とみおかてっさい)
小高根太郎 著
鉄斎はセザンヌ、ゴッホにも比すべき近代の世界的大芸術家であり、大学者でもあった。著者は鉄斎に傾倒すること20数年、一万点に及ぶ作品、数百巻にのぼる鉄斎自筆の記録、明治・大正期のあらゆる美術文献などを精査して、従来の謬説を正し、正確な鉄斎像を描き出した。鉄斎伝の決定版であり、欠くことのできない好指針である。
[江戸|明治|大正][文化人]
25  平賀源内 (ひらがげんない)
城福勇 著
非常の才を抱き、非常の事を行ない、非常の死を遂げた無類の奇人。広く物産学を修め特に技術に長じ、多くの発明殊にエレキテルでは最も世人を驚かした。非凡な小説や戯作なども書く通人であったが、その才能は世に容れられず、晩年弟子の一人をあやめて投獄され、自ら絶食して世を去った。この破格な生涯を巧みに描いた最も興味深い伝記。
[江戸][文化人|学者]
28  小林一茶 (こばやしいっさ)
小林計一郎 著
瓢々奇特の俳人一茶についての著書は、その多くが文学研究者の手になるもので、一茶の生活面にまで及ぶことがなく、その伝記には誤り伝えられている部分が少くなかった。本書は一茶の故郷信州柏原村の近世史料を初め、従来知られていない史料を多数利用し、新しい立場、とくに経済史的面をも追求した、正しい一茶伝である。
[江戸][文化人]
31  松尾芭蕉 (まつおばしょう)
阿部喜三男 著
多くの資料と紛々たる論説、または多彩な俗説を整理し、最近特に進歩した芭蕉研究の成果をふまえて、従来にない正確さで、新しくまとめられた伝記。作品・作風の展開を述べ、その風雅、文芸の境地を解説するだけでなく、その生涯のあらゆる部面にわたって綿密な検討を遂げ、さらに死後の一章をも叙した芭蕉翁の全貌である。
[江戸][文化人]
39  渡辺崋山 (わたなべかざん)
佐藤昌介 著
渡辺崋山は幕末のすぐれた文人画家であるだけではなく、三河・田原藩家老として藩政を担当し、また蘭学を通じてアヘン戦争前夜の対外的危機状況を的確にとらえ、幕府の鎖国政策を批判して、蛮社の獄の悲劇を招いた。本書は、戦後発掘された新史料を駆使して、崋山の人となりや藩政との関係、蛮社の獄の真相等を究明、従来の崋山像を更新した労作。
[江戸][学者|文化人]
40  江川坦庵 (えがわたんあん)
仲田正之 著
代官として有能な江川坦庵(太郎左衛門)は、蘭学者・外交官・芸術家・軍学者・教育者にして剣客でもある。幕末の生んだ多芸多能の先覚者といえよう。その幅広い交際から、渡辺崋山・高島秋帆らの力を幕政に反映せしめんとして果せず、晩年は、ペリー来航より登用され、二年余の奔走のすえに没した。著名な人物だが本格的研究がなかった坦庵像に初めて迫る。
[江戸][武人・軍人|文化人|外交官|学者|教育家]
44  岡倉天心 (おかくらてんしん)
斎藤隆三 著
“アジアは一つなり”という名言をもって戦時中大いにもてはやされた天心は、戦後、あまり顧みられなくなってしまった。しかし明治の美術界をリードし、日本の美術を今日の隆盛に導いた彼の業績は、いまこそ改めて考究されるべきである。近代美術の生みの親ともいうべき天心の生涯を委細にわたって知り尽した著者による労作。
[明治|大正][学者|文化人|思想家]
47  正岡子規 (まさおかしき)
久保田正文 著
正岡子規が明治文学界に大きな足跡を残したことはいうまでもないし、またその伝記も少くない。しかし著者はさらにここに一冊の伝記を送る。子規に傾倒し、子規の心情そのものに奥深く迫る著者は、全く新しい観点から、新しい子規伝のための条件を探り出して、周到にその生涯を追い、その文学理論と思想的動向とを鮮かに描き出した。
[明治][文化人]
49  島井宗室 (しまいそうしつ)
田中健夫 著
島井宗室は博多を代表する豪商であり、織豊政権をめぐる大名・商人・農民などの人間関係の曼陀羅模様の中でも、その生涯は異彩を放っている。商人的才腕と茶人的天分とを発揮して遠く海外にまで活躍した行動記録は、広く新しい史料蒐集とその綿密な検討とによってはじめて正確に描き出されたもの。本叢書中には特異な人物である。
[戦国|安土桃山|江戸][商人|文化人]
52  大田南畝 (おおたなんぽ)
浜田義一郎 著
南畝は江戸文芸界をリードする巨人であり、当代最高の知識人として江戸文化に限りない影響を及ぼした。彼の一生はそのまま江戸文化形成の歴史である。本書は多年の研鑽により資料の厳選、新史料の発掘、視野の拡大によって再検討し、特に従来の南畝伝が疑問とした部分に新しい実証的な光の照射を試みようとした野心作である。
[江戸][文化人]
57  千利休 (せんのりきゅう)
芳賀幸四郎 著
〝茶聖〟千利休の生涯を厳密な史料批判と、鋭い洞察とをもって、時代背景の中に描き出しているばかりでなく、古来のなぞとされる利休切腹の真相に対して、俗説を排し独創的な解釈を施した。歴史家であり茶人でありかつ禅者である著者の、多年にわたる研究成果であり、利休伝の決定版というべきもの。茶道関係者にも必読の書である。
[戦国|安土桃山][文化人|商人]
58  前田綱紀 (まえだつなのり)
若林喜三郎 著
加賀百万石の領主であり、加賀藩の制度・文物万般にわたる完成者であった松雲公前田綱紀は、世に名君と呼ばれている。しかしその治績が模範的であればあるほど、封建政治の矛盾をはらんでいる。本書は藩政史料を厳密に調査し、社会経済史的立場から、彼の幾多の業績に検討を加え、そこに彫りの深い封建領主像を描き出した。
[江戸][大名|文化人]
64  市川団十郎 (いちかわだんじゅうろう)
西山松之助 著
江戸荒事歌舞伎の源流初代市川団十郎より、明治中期の団・菊・左時代を飾った九代目団十郎までの成田屋歴代の芸道精進のあとと、その演劇界における位置を、厳密な史料批判を基礎にまとめた好篇。豊富な引例とエピソードとによって興味深く説き、思わず読みつづけさせる。新装版にあたって、現代に至る十・十一・十二代目の章を増補し一層の充実を期した。
[江戸|明治|大正|昭和][文化人]
65  河竹黙阿弥 (かわたけもくあみ)
河竹繁俊 著
歌舞伎の狂言作家として、名人小団次をはじめ、いわゆる団・菊・左らの名優を対象に世話狂言・時代狂言・活歴劇・散切狂言・舞踊劇にわたり三万余種の作品をのこした黙阿弥は、江戸演劇の大問屋と評された。本書はその生涯・人物・主要作品の梗概を興趣深く語り、さながら近代日本演劇の鳥瞰図の観を呈する。歌舞伎研究必携の書である。
[江戸|明治][文化人]
66  清少納言 (せいしょうなごん)
岸上慎二 著
和漢の学才にすぐれ、『枕草子』の作者としてあまりにも著名な、平安時代を代表する女流随筆家・歌人。学識と機智に富む稀代の才女の生涯──その家系・幼少期・結婚・宮仕え・晩年などにわたり、彼女の教養・性格や、当代および後世の人物評をおりまぜ鮮やかに描く。清少納言研究の第一人者が、蘊蓄を傾け、従来の断片的諸研究を総合した必読の伝。
[平安][文化人|女性]
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