用例について
- 解説のあとには用例をあげ、そのことばの使われはじめた時代や使われ方のニュアンスなどを知る手がかりとなるよう配慮した。
- 用例は、*の後にジャンル名、書名・作品名、成立年または刊行年・章題など、近代以降の作品には作者名を示し、その後で用例文を「 」で括って示した。ただし、俗信項目で文献名のみを挙げた場合、それらの刊行年を省略したものもある。
- 中国の文献(漢籍)から採集した用例については、日本文献からの用例の後にそれを掲げ、成立年または刊行年は省略した。
- 用例が二つ以上あげられている場合の並べ方は、年代が古い順とした。ただし、漢籍例は用例の最後に示した。
- 用例文がなく、〔 〕で書名等のみが示されている場合は、見出し語と同じ形がそこに示されているだけで他に用例として参考になるような部分がないことをあらわす。
- 書名の上に「俳諧」「歌舞伎」「浄瑠璃」などと示されているものは、その書物のジャンルを示す。