羅和辞典 改訂版

３　語源

3. 1　語源は，品詞の直後の [　] 内に簡潔に記した．ただし，語源が不詳のため，あるいは自明のため，語源欄を割愛した場合がある．

3. 2　↑，↓は，それぞれ「直前の見出し語から派生」「直後の見出し語から派生」を意味し，[a / b] は，その見出し語が a, b 二つの要素から形成されたことを意味する．なお，語源欄では長音記号は省略した．

3. 3　cf. は，語源的に関連ありと考えられる語を示す場合に用いた．

3. 4　推定形には^＊を付した．

3. 5　借入の場合は，原則として言語名（略記については「 言語名・文法用語一覧 」を参照）のみで語形は挙げていないが，ギリシア語形はその必要を認めたときこれを記した．

3. 6　さらに遡って派生・借入経路を示す必要がある場合などには，＜を用いてこれを示した．
　　例：abba... [Gk＜Aram.].