1. 『太平記』
日本史年表
1378年〈【北朝】永和4・【南朝】天授4 戊午〉 永和年間頃 『太平記』 成る。 1563年〈永禄6 癸亥⑫〉 8・‐ 吉川元春,出雲富田城攻囲中に 『太平記 ...
2. 太平記
日本大百科全書
56没)が、30余巻の『太平記』を、将軍尊氏(たかうじ)を補佐した足利直義(ただよし)のもとに持参し、天台の学僧、玄慧(げんね)(1350没)に読ませたという。 ...
3. 太平記
世界大百科事典
ることが少なかったが,現在の《太平記》研究はこの点を高く評価し,ここに《平家》とは違った《太平記》の独自性を認めている。 《太平記》の流布,享受,影響 《太平記 ...
4. たいへいき【太平記】
デジタル大辞泉
華麗な和漢混交文で描く。
「
太平記読み」の略。
...5. たいへいき【太平記】
日本国語大辞典
を与えた。【二】〔名〕「たいへいきよみ(太平記読)」の略。*浮世草子・好色一代女〔1686〕五・四「長けれど只なら聞物、越後なへが寝物語、道久が太平記(タイヘイ ...
6. たいへいき【太平記】
国史大辞典
西源院本系の四系列に分けられる。今川了俊が『太平記』を読んで今川氏に関する記述を不満とし、応永九年(一四〇二)に『難太平記』を著わしたことは広く知られているが、 ...
7. 太平記
デジタル大辞泉プラス
1991年放映のNHKの大河ドラマ。原作は、吉川英治の小説『私本太平記』。室町幕府初代将軍・足利尊氏の生涯と、鎌倉幕府の滅亡や南北朝時代の混乱を描く。脚本:池端 ...
8. 太平記
デジタル大辞泉プラス
森村誠一の歴史大河小説。1991~94年刊行。 2012年12月 ...
9. 太平記
日本古典文学全集
鎌倉末期、後醍醐天皇の鎌倉幕府倒幕計画から南北朝中期(足利義満の時代)までの約50年間の争乱を、和漢混交文でいきいきと描いた、全40巻の軍記物語。軍記物最大の長 ...
10. Taiheiki 【太平記】
Encyclopedia of Japan
Gunki monogatari (war tale) of unknown authorship recounting the conflict betwee ...
11. たいへいきあさひのよろい[タイヘイキあさひのよろひ]【太平記曦鎧】
日本国語大辞典
浄瑠璃「大塔宮曦鎧(おおとうのみやあさひのよろい)」の別外題。 ...
12. たいへいきけんぐしょう[タイヘイキケングセウ]【太平記賢愚抄】
日本国語大辞典
室町後期の註釈書。四〇巻。釈乾三著。天文一二年(一五四三)成立。「太平記」の難語や熟語に、「論語」などの漢籍を引用しつつ注解を付けたもの。タイヘ ...
13. たいへいき‐こうしゃく[:カウシャク]【太平記講釈】
日本国語大辞典
〔名〕「たいへいきよみ(太平記読)」に同じ。*浄瑠璃・大経師昔暦〔1715〕中「見る影細き釣行燈太平記講釈、赤松梅龍と記せしは」タイヘ ...
14. 太平記綱目
世界大百科事典
述べ,さらに《太平記抄》《太平記賢愚抄》や著者説による語釈を載せる。近世初・中期の《太平記》評判・注釈を集成したもので,《太平記大全》よりも詳しく,《太平記》講 ...
15. たいへいきしょう【太平記鈔】
デジタル大辞泉
江戸初期の注釈書。40巻8冊。世雄房日性(円智)著か。慶長15年(1610)刊とされる。太平記の難語句・地名・人名に詳細な注解を施す。 ...
16. たいへいきしょう[タイヘイキセウ]【太平記鈔】
日本国語大辞典
江戸初期の注釈書。四〇巻。著は世雄房日性か。慶長一五年(一六一〇)頃刊。「太平記」の難語句に注解をしたもの。タイヘ ...
17. 太平記忠臣講釈
世界大百科事典
人形浄瑠璃。近松半二,三好松洛,竹田文吉,竹田小出雲,筑田平七,竹本三郎兵衛作。1766年(明和3)10月大坂竹本座初演。10段。《仮名手本忠臣蔵》などの先行作 ...
18. たいへいきちゅうしんこうしゃく【太平記忠臣講釈】
デジタル大辞泉
浄瑠璃。時代物。10段。近松半二・三好松洛らの合作。明和3年(1766)大坂竹本座初演。「仮名手本忠臣蔵」などの先行作を参考に、赤穂義士の仇討(あだう)ちを脚色 ...
19. たいへいきちゅうしんこうしゃく[タイヘイキチュウシンカウシャク]【太平記忠臣講釈】
日本国語大辞典
近松半二・三好松洛・竹田文吾・竹田小出雲らの合作。明和三年(一七六六)大坂竹本座初演。赤穂義士の復讐を「太平記」の世界に擬して脚色したもの。忠臣蔵物中、「仮名手 ...
20. たいへいきちゅうしんこうしゃく【太平記忠臣講釈】
歌舞伎事典
人形浄瑠璃。近松半二・三好松洛・竹田文吉・竹田小出雲・筑田平七・竹本三郎兵衛作。明和三(1766)年一〇月大坂・竹本座初演。一〇段。《仮名手本忠臣蔵》などの先 ...
21. たいへいき‐ば【太平記場】
日本国語大辞典
〔名〕「太平記」など軍記を講釈する場。講釈場。*西洋道中膝栗毛〔1870〜76〕〈仮名垣魯文〉六・上「私は落語(はなし)よりは講釈の方が好だから太平記場(タイヘ ...
22. 太平記評判秘伝理尽鈔
世界大百科事典
《太平記》の注釈・論評書。40巻。近世初期に大運院陽翁などが関与して成立したものか。《太平記》の主要章段に兵法や倫理面から論評を加え,異伝・裏話の類を補説する。 ...
23. 太平記物
世界大百科事典
たいにつたけいず) 後醍醐天皇隠岐の配所 女楠 女楠太平記 八陣太平記 兼好法師物見車 碁盤太平記 仮名手本忠臣蔵 太平記忠臣講釈 太平記菊水之巻 ...
24. たいへいきもの【太平記物】
歌舞伎事典
の二の替り狂言《太平記》十番続、同三の替り《後醍醐天皇隠岐の配所》、正徳三年三月京・亀屋座の《女楠》、同年一一月江戸・中村座の《女楠太平記》、享保一二年一一月同 ...
25. 太平記読[図版]
国史大辞典
人倫訓蒙図彙 (c)Yoshikawa kobunkan Inc. ...
26. たいへいきよみ【太平記読】
国史大辞典
このような太平記読も宝永ごろより次第に衰え、『太閤記』『三河後風土記』などの軍談に人気が移っていったが、清左衛門の子孫は、浅草御門の傍で家主を兼ねながら太平記読 ...
27. 太平記讀(たいへいきよみ)
古事類苑
樂舞部 洋巻 第2巻 507ページ ...
28. 太平記読み
日本大百科全書
太平記講釈ともいい、講談の源流の一つ。『太平記』を読む物語僧・談義僧は15世紀後半には存在したが、芸能者としてはっきり姿を現すのは、『太平記』を批判・評論した大 ...
29. 太平記読み
世界大百科事典
近世初期に大運院陽翁(法華法印日応)らが《太平記評判秘伝理尽鈔》を著したが,これは《太平記》の評論を集大成したもので,後世の〈太平記読み〉の台本の正統となり,そ ...
30. たいへいき‐よみ【太平記読み】
デジタル大辞泉
江戸時代に、道端などで太平記などの軍記物を講釈すること。また、それを職業とした人。のちの講談のもとという。太平記講釈。軍書読み。 ...
31. たいへいき‐よみ【太平記読】
日本国語大辞典
90〕七「太平記読(タイヘイキヨミ)、近世よりはじまれり。太平記よみてのものもらひ〈略〉むしろしきて座をしめ、講尺こそをこりならめ」*浮世草子・好色産毛〔169 ...
32. たいへいき‐こうしゃく【太平記講釈】
デジタル大辞泉
⇒太平記読み ...
33. 陰徳太平記
世界大百科事典
戦国・織豊期の西日本を舞台とする軍記。岩国吉川(きつかわ)家の老臣香川正矩の遺稿を次男景継(尭真,宣阿)が集成し,1712年(正徳2)に刊行。81巻。大内氏を頼 ...
34. いんとくたいへいき【陰徳太平記】
国史大辞典
父祖の忠節武功を不朽に伝えようとこの書を著わした。さらに景継は京都に遊学し学問と視野を広め、『太平記』の構想をまねてこれを完成した。毛利制覇戦記中で最も詳細であ ...
35. 因伯民乱太平記
日本大百科全書
各種付加税反対がその内容であった。この一揆の騒動記にはたくさんの異本があり、『因伯農乱記』『因幡民乱新太平記』など十指を数え、標題も内容も差がある。本書の特色は ...
36. いんぱくみんらんたいへいき【因伯民乱太平記】
国史大辞典
著者として序文を記している咄聴堂集書先生については不詳。一巻。同一書でも名称が『因伯民乱太平記』『因幡豊饒太平記』『因幡民乱太平記』と三種あり、異本では『因伯農 ...
37. 慶安太平記
日本大百科全書
や)らが幕府転覆を図った、いわゆる慶安事件を扱ったもの。正雪が楠(くすのき)流の軍学者で、『太平記』の主要人物楠木正成(くすのきまさしげ)の子孫と称したという巷 ...
38. 慶安太平記
世界大百科事典
→樟紀流花見幕張(くすのきりゅうはなみのまくばり) ...
39. けいあんたいへいき【慶安太平記】
デジタル大辞泉
慶安の変を題材にした実録本・講談・歌舞伎などの題名または通称。歌舞伎狂言「樟紀流花見幕張(くすのきりゅうはなみのまくばり)」の別名題。 ...
40. けいあんたいへいき【慶安太平記】
日本国語大辞典
初演名題「樟紀流花見幕張(くすのきりゅうはなみのまくばり)」。由井正雪らの慶安事件を題材にした実録本「慶安太平記」による。丸橋忠彌の酔態と、失言により陰謀が暴露 ...
41. 元禄太平記
デジタル大辞泉プラス
1975年放映のNHKの大河ドラマ。徳川綱吉の側用人・柳沢吉保の視点から忠臣蔵事件を描く。脚本:小野田勇、小幡欣治、土橋成男。音楽:湯浅譲二。出演:石坂浩二、江 ...
42. こっけいたいへいき【滑稽太平記】
日本国語大辞典
俳諧伝記。八巻二冊。著者未詳。延宝七年(一六七九)以後成立。俳諧の由来、宗鑑・守武・貞徳以下貞門俳人の伝記・逸話、俳人間の確執等を六六項にわたり記述したもの。誤 ...
43. 護国女太平記
世界大百科事典
記》),それらを核に,《日光かんたんの枕》《増補日光邯鄲枕》《日光霊夢記》《元宝荘子》《宝永太平記》などの実録体小説が出現した。《増補日光邯鄲枕》では,井伊掃部 ...
44. ごたいへいき【碁太平記】
日本国語大辞典
浄瑠璃「碁
太平記白石噺」の略称。ゴタイヘ
キ
...45. 碁太平記白石噺
日本大百科全書
1780年(安永9)1月江戸・外記座(げきざ)初演。由比正雪(ゆいしょうせつ)の「慶安(けいあん)太平記」の事件に、1723年(享保8)奥州白石の百姓娘の姉妹が ...
46. 碁太平記白石噺
世界大百科事典
という武士を父の仇として討ちとった事件とを結びあわせて脚色した。正雪に関するくだりは先行作《太平記菊水之巻》(1759初演)の影響がある。南朝の遺臣宇治兵部之助 ...
47. ごたいへいきしろいしばなし【碁太平記白石噺】
デジタル大辞泉
浄瑠璃。時代世話物。11段。紀上太郎(きのじょうたろう)・烏亭焉馬(うていえんば)・容楊黛(ようようたい)合作。安永9年(1780)江戸外記座初演。由井正雪の事 ...
48. ごたいへいきしろいしばなし【碁太平記白石噺】
日本国語大辞典
妹信夫が出会う七段目の「揚屋」が有名。題名の「しろいし」はのちに「しらいし」ともよまれる。碁太平記。ゴタイヘ ...
49. ごたいへいきしろいしばなし【碁太平記白石噺】
歌舞伎事典
いう武士を父の仇として討ちとった事件とを結びあわせて脚色した作。正雪に関するくだりは先行作《太平記菊水之巻》(宝暦九年初演)の影響がある。討死を覚悟した楠正成は ...
50. 『碁盤太平記』
日本史年表
1706年〈宝永3 丙戌〉 6・‐ 近松門左衛門作 『碁盤太平記』 、大坂竹本座で初演。 ...