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  10. 雑節
改訂新版・世界大百科事典

雑節
ざっせつ

現在,国立学校設置法4条1項により,暦書編製を行うことになっている東京天文台では,毎年2月1日付の官報に翌年の暦象要項を発表している。その雑節の項には四季の土用,節分,春秋の彼岸,八十八夜,入梅,半夏生,二百十日の日付が記載されている。1873年より太陽暦が採用されたが,その改暦の詔書で従来の暦本に記載されていた迷信的暦注は世に害をなすものとしていっさい禁止された。その際それらの暦注の中から,単なる迷信とはいいがたく,行事的な意味で国民の生活に結びつきのあるものが雑節の名で集められ残された。初めは上記のほかに社日と二百二十日も含まれていた。雑節なることばは江戸時代の文献にはなく,改暦以後に用いられるようになったもので,二十四節気のように暦学上の意味もなく厳密な定義もない。社日は暦本には古くより記載されていたが,もともと中国の行事で日本では重きを置かれず,またその選日も,春分,秋分に近い戊(つちのえ)の日という迷信臭もあるため,現在は入れていない。雑節は江戸時代の庶民にとっては二十四節気よりもずっと重視されていたが,現代人にとっては無意味なものが多い。
[内田 正男]

[索引語]
彼岸 入梅 半夏生 二百十日 社日 二百二十日
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検索コンテンツ
1. 雑節
日本大百科全書
日本の暦(こよみ)で二十四節気(せっき)以外の、季節の目安となるような日をいう。現在、暦には節分(せつぶん)、彼岸(ひがん)、社日(しゃにち)、八十八夜(はちじ ...
2. 雑節
世界大百科事典
がたく,行事的な意味で国民の生活に結びつきのあるものが雑節の名で集められ残された。初めは上記のほかに社日と二百二十日も含まれていた。雑節なることばは江戸時代の文 ...
3. ざっ‐せつ【雑節】
デジタル大辞泉
二十四節気以外に、季節の変化の目安とする特定の日の総称。節分・八十八夜・入梅・半夏生(はんげしょう)・二百十日・土用・彼岸など。  ...
4. ざっ‐せつ【雑節】
日本国語大辞典
〔名〕暦で、陰暦時代以来、二十四節気以外に季節の移り変わりを示すために入れられた目印点の総称。節分・八十八夜・入梅・半夏生(はんげしょう)・二百十日・土用・彼岸 ...
5. 雑節(ざっせつ) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
。節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日が雑節にあたる。農作業の目安とされ、現在でも雑節にかかわる風習や行事が各地に伝えられている ...
6. 秋の風 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
伊豆や伊勢地方の漁師が名付けたとされる。雨が交じって海上も荒れる。▼野分(のわき/のわけ)9月の雑節二百十日から二百二十日にかけて、野の草を分けながら吹き荒れる ...
7. 秋の社日(あきのしゃにち) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
雑節の一つで、秋分に最も近い戊(つちのえ)の日。春の社日と同じく土地の守護神を祀る日で、秋の社日には神様に初穂を供えて収穫を感謝する。 ...
8. 秋の土用 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
雑節の一つで、立冬(新暦11月7日頃)前のおよそ18日間。土用とは季節の変わり目にあたる暦で、暦の上では秋も終わりに近づき、冬がやってくる時期。土用の期間中には ...
9. お‐ひがん【御彼岸】
デジタル大辞泉
雑節の一つである彼岸、または彼岸会(ひがんえ)のこと。→彼岸  ...
10. おわら風の盆 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
富山県富山市八尾町で、毎年9月1日から3日にかけて行われる行事。雑節の二百十日(新暦9月1日頃)の頃は昔から台風がやってくる時期で、その被害を除けるための「風祭 ...
11. 幸若舞 3 敦盛・夜討曾我他 190ページ
東洋文庫
道三郎とり供へけるところへ、長持一枝舁いて来たる。「是はどれよりも」。「三浦殿より、曾我殿へ御雑節」と申す。「あう、めでたし。この間人の酒を得て飲うで、その振舞 ...
12. 国立天文台
日本大百科全書
った。 おもな業務は、天文学および関連分野の研究のほか、暦書(春分・秋分などの二十四節気および雑節、国民の祝日、日曜表、各地の日の出入、日食や月食、惑星現象など ...
13. 暦
世界大百科事典
,仏滅,友引,先勝,先負,赤口)などと結びついてさまざまな俗信や迷信を生んだほか,二十四節気や雑節(ざつせつ)(節分,彼岸,八十八夜,入梅,半夏生(はんげしよう ...
14. さんぜそう【三世相】
国史大辞典
その内容も人の守り本尊、旅立ちの日取り、紛失物の占い、暦の二十八宿、二十四節気、八十八夜、八専、土用などの雑節についての禁忌をはじめ日常百般の事柄についての吉凶 ...
15. しゃ‐にち【社日】
デジタル大辞泉
《「社」は土地の神の意》雑節の一。春分と秋分に最も近い戊(つちのえ)の日。この日、土地の神を祭る。春の社日を春社といって五穀の種子を供えて豊作を祈り、秋の社日を ...
16. 社日(しゃにち) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
雑節の一つで、春分に最も近い戊(つちのえ)の日に「社」と言われる土地の神を祀り、その年の五穀豊穣を祈る。春の社日は種蒔きの時期にあたり、その年の農作業を始める節 ...
17. 常用暦
日本大百科全書
基礎にして、通常、日・月の出没時刻、月齢、潮汐(ちょうせき)、日月食などの天象に、二十四節気、雑節、干支(えと)、七曜、休日、祝日、宗教的行事、社会的行事などを ...
18. 節分
世界大百科事典
雑節の一つで,立春の前日。現行暦では2月3日もしくは4日にあたる。大晦日,1月6日,1月14日とともに年越しの日とされ,これらとの混交もみられるが,現在の節分行 ...
19. せつぶん【節分】
国史大辞典
越して新しい年を迎えるときで節分の夜を年越ともいう。暦面にも「としこし」と記されたものがある。雑節の一つで現行太陽暦では二月三日または四日にあたる。節分の日の夜 ...
20. 節分 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
季節の分かれ目を表す言葉で、立春の前日にあたる雑節の一つ。新暦2月3日頃。旧暦では大晦日にあたり、新年を迎えるために邪気や疫病を祓う行事が行われた。節分の習慣は ...
21. 茶摘み 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
が歌い継がれてきた。立春から数えて88日目が八十八夜(5月2日頃)。ようやく霜もなくなる頃で、雑節の一つとされた。この日に摘んだ茶は縁起物として珍重されるが、生 ...
22. 天体位置表
世界大百科事典
掲げる。第2部は天文現象で日・月食,星食,日・月出没時刻などの予報,春分,夏至などの二十四節気と雑節,曜日など。《天体位置表》の用途は航海暦や常用暦の編集,天文 ...
23. 東京年中行事 2 89ページ
東洋文庫
仏 注  一土用と鰻 土用は土気のはたらきの意。節分、八   十八夜、入梅、二百十日などとともに雑節の一で、   立春、立夏、立秋、立冬前の十八日間をいい、一  ...
24. 土用
日本大百科全書
暦の雑節の一つ。中国では、1年春・夏・秋・冬の四季に、木・火・土・金・水の五行をあてようとしたが、四季に五つを割り当てるのはむりである。そこで春・夏・秋・冬の四 ...
25. 土用
世界大百科事典
雑節の一つ。年4回各季にあるが,一般には太陽の黄経117°に達した夏の土用を指す。立秋前18日間をいい,初日を土用の入りという。極暑のためその暑さを利用したり, ...
26. ど‐よう【土用】
デジタル大辞泉
雑節の一。1年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前各18日間。 2 立秋前の夏の土用。丑(うし)の日に鰻(うなぎ)を食べる風習がある。《季 夏》「ほろほろ ...
27. 二十四節気
世界大百科事典
ったため,江戸時代にはいわゆる本朝七十二候が作られた。雑節も設けられた。今日でも夏の場合にだけ残っている土用や立春の前日の節分などは,雑節の代表的なものである。 ...
28. 二百十日/二百二十日 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
二百十日は立春から数えて210日目(新暦9月1日頃)、二百二十日は220日目(新暦9月11日頃)にあたる雑節。昔からこの頃には台風に襲われることが多く、農家では ...
29. 二百十日
日本大百科全書
暦の雑節の一つ。立春から数えて210日目の日。太陽暦の9月1日ごろにあたる。古来、台風襲来の時期でイネの開花期にあたり、農家の厄日として注意を促すため暦に記載さ ...
30. 二百十日
世界大百科事典
暦の雑節の一つ。立春の日から数えて210日目の日。9月1日ごろになる。220日目の二百二十日とともに,台風が来襲する厄日とされ,この日を中心にして風の害を防ぐた ...
31. にひゃく‐とおか【二百十日】
デジタル大辞泉
雑節の一。立春から数えて210日目、9月1日ごろにあたる。台風襲来の時期で、稲の開花期にあたるため、昔から二百二十日とともに農家の厄日とされる。《季 秋》「曇る ...
32. 二百二十日
日本大百科全書
暦の雑節の一つ。立春から数えて220日目にあたる日。太陽暦では9月11日ごろ。古来いわれてきた八朔(はっさく)(旧暦8月1日)の厄日が年によって異なるため、季節 ...
33. にひゃく‐はつか【二百二十日】
デジタル大辞泉
雑節の一。立春から数えて220日目、9月11日ごろにあたり、昔から二百十日とともに農家の厄日とされる。《季 秋》「荒れもせで―のお百姓/虚子」  ...
34. 入梅
日本大百科全書
雑節の一つ。梅雨の時期に入る日をいい、暦にはその日を記す。旧暦時代には五月節芒種(ぼうしゅ)に入って第一の壬(みずのえ)の日を入梅とする説を用いた。現行暦では太 ...
35. にゅう‐ばい【入梅】
デジタル大辞泉
雑節の一。太陽の黄経が80度に達した日で、6月11日ごろ。気象では梅雨に入る日をさし、地域や年により異なる。つゆいり。《季 夏》「―や墓さむげなる竹のつゆ/芭蕉 ...
36. にゅうばい【入梅】
国史大辞典
日取りの決め方を、そのまま日本で用いてきたもので科学的に根拠があるとはいえない。現在では入梅は雑節の一つで、太陽の黄経が八〇度にあるときとされている。なお、梅雨 ...
37. 入梅(にゅうばい) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
梅雨の入りを意味する雑節の一つ。新暦6月11日頃。暦の上では、芒種(新暦6月6日頃)の後の最初の壬(みずのえ)の日で、梅雨明けは、二十四節気の一つである小暑(新 ...
38. 農業気象
日本大百科全書
また昔は太陰暦を主としていたので、暦のなかに農耕の季節の目安として、七十二候(しちじゅうにこう)や雑節(ざっせつ)を置いた。これらの行事や季節のなかに、農業気象 ...
39. 八十八夜
日本大百科全書
暦の雑節の一つ。立春から数えて88日目をいい、太陽暦の5月2日ごろにあたる。俗説によると、渋川(しぶかわ)(保井(やすい))春海(はるみ)が貞享(じょうきょう) ...
40. 八十八夜
世界大百科事典
行っているとは必ずしもいえない。八十八夜に全国ほぼ共通の伝承があるのは,最初の全国的な暦である貞享暦が八十八夜を雑節の一つとして採用し広めたからだと思われ,暖地 ...
41. はちじゅうはち‐や【八十八夜】
デジタル大辞泉
雑節の一。立春から88日目で、5月2日ごろにあたる。このころから農家は種まき・茶摘み・養蚕などに忙しい時期となる。《季 春》「霜なくて曇る―かな/子規」  ...
42. 八十八夜(はちじゅうはちや) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
立春から数えて88日目にあたる雑節の一つ。新暦5月2日頃。八という末広がりの文字が重なることから、この頃に摘み取られる新茶は、古来より不老長寿の縁起物として珍重 ...
43. 春の土用 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
立夏までの18日間にあたる雑節の一つ。春の土用の入りは新暦4月17日頃。土用とは「土旺用事」の略で、陰陽五行説による「土」の気が最も強く支配する時期を意味し、季 ...
44. はる‐ひがん【春彼岸】
日本国語大辞典
〔名〕雑節の一つで、春分を中日としてその前後三日ずつ、計七日。寺詣り、墓参、団子を供えるなどの行事がある。*広益国産考〔1859〕二「伐時の事并に皮の事 吉野郡 ...
45. 半夏生
日本大百科全書
七十二候の一つ。夏至(げし)の第三候にあたり、現在は雑節の一つとして残っている。太陽の位置が黄経100度にあるときと定義されているが、暦のうえの入梅は80度、夏 ...
46. 半夏生
世界大百科事典
雑節の一つ。夏至から11日目で,太陽暦では7月2日ごろ。このころ〈半夏〉(カラスビシャク)という名の毒草が生えるのでこの名が生まれたという。全国的に農繁期の一応 ...
47. はんげ‐しょう【半夏生】
デジタル大辞泉
雑節の一。太陽が黄経100度にある日で、夏至から11日目。7月2日ごろにあたる。このころから梅雨が明け、田にカラスビシャク(半夏)が生えるのを目安に田植えの ...
48. 彼岸(暦、気象)
日本大百科全書
彼岸は日本独特の暦注で、元来、暦家の説にはなかった。平安時代仏家からいいだして暦に記載するようになった暦の雑節の一つである。彼岸の中日は太陽が真東から昇って真西 ...
49. ひ‐がん【彼岸】
デジタル大辞泉
その向こう岸。悟りの境地をいう。⇔此岸(しがん)。 2 「彼岸会(ひがんえ)」の略。《季 春》 3 雑節の一。春分の日と秋分の日をそれぞれ中日とする各7日間。春 ...
50. 冬の土用 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
立春までのおよそ18日間にあたる雑節の一つ。土用の入りは新暦1月17日頃。鰻を食べる夏の土用が知られているが、四季の変わり目にそれぞれ土用がある。土用に入って最 ...
「雑節」の情報だけではなく、「雑節」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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土用(日本大百科全書・世界大百科事典)
暦の雑節の一つ。中国では、1年春・夏・秋・冬の四季に、木・火・土・金・水の五行をあてようとしたが、四季に五つを割り当てるのはむりである。そこで春・夏・秋・冬の四季に木・火・金・水をあて、各季の終わり18日余に土気をあてた。これを土用といい、土曜用事を略したものである。
二百十日(日本大百科全書(ニッポニカ))
暦の雑節の一つ。立春から数えて210日目の日。太陽暦の9月1日ごろにあたる。古来、台風襲来の時期でイネの開花期にあたり、農家の厄日として注意を促すため暦に記載される。渋川春海(しぶかわはるみ)が漁夫からこのことを聞いて1686年(貞享3)の暦から記載するようになったといわれているが
半夏生(改訂新版・世界大百科事典)
雑節の一つ。夏至から11日目で,太陽暦では7月2日ごろ。このころ〈半夏〉(カラスビシャク)という名の毒草が生えるのでこの名が生まれたという。全国的に農繁期の一応の終了期とされている。ハンゲハンゲなどの語呂合せで〈半夏半毛〉〈半夏半作〉などといい,この日までに田植を終わらないと秋の実りが遅れて
入梅(日本大百科全書(ニッポニカ))
雑節の一つ。梅雨の時期に入る日をいい、暦にはその日を記す。旧暦時代には五月節芒種(ぼうしゅ)に入って第一の壬(みずのえ)の日を入梅とする説を用いた。現行暦では太陽の視黄経が80度に達した日をもって入梅とし、太陽暦の6月11日ごろにあたる。この日から梅雨が始まるわけではなく、およそこのころから雨期に入ることを
八十八夜(改訂新版・世界大百科事典)
立春から数えて88日目をいう。太陽暦では5月2日ごろ。〈八十八夜の別れ霜〉などといわれ,この日を目安にして田の苗代を作ったり,畑作物の種まきや野菜の移植をするという所は多い。茶摘みの適期でもある。また漁の目安とする所もあり,瀬戸内では俗に魚島時(うおじまどき)といわれるほど豊漁のつづくころといわれるし
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現在,国立学校設置法4条1項により,暦書編製を行うことになっている東京天文台では,毎年2月1日付の官報に翌年の暦象要項を発表している。その雑節の項には四季の土用,節分,春秋の彼岸,八十八夜,入梅,半夏生,二百十日の日付が記載されている。
節分(日本大百科全書(ニッポニカ))
季節の変わり目。立春・立夏・立秋・立冬の前日。とくに立春の前日が重んじられている。現行暦では2月3日または4日。節分は太陽の運行を基準にして設けられているから、旧暦(太陰太陽暦)の時代には期日が一定せず、大みそかより前になることがあり、「年の内に春は来にけり」という場面があった。
彼岸(改訂新版・世界大百科事典)
春分・秋分を中日として,その前後おのおの3日にわたる1週間を〈お彼岸〉と称し,この期間に寺院では彼岸会という法会を行い,信者は寺に参詣し,説法を聴聞,また墓参などをする。このような習俗はインド,中国にもみられず,日本にしかない。彼岸の語はふつうサンスクリットpāramitā(波羅蜜多)の訳〈到彼岸〉の略とされ
社日(改訂新版・世界大百科事典)
中国において社(土地神)を祭る祝日をいう。一般に春秋2回行われるが,その日は時代によって異なる。唐代には,立春(立秋)後,第5番目の戊(つちのえ)の日である。村人たちはみな仕事を休んで叢林中の祠に集まり,酒肉をそなえた後,その供え物で飲み食いし,一日を楽しんだ。神楽(かぐら)も盛んに奏された。
八十八夜(改訂新版・世界大百科事典)
立春から数えて88日目をいう。太陽暦では5月2日ごろ。〈八十八夜の別れ霜〉などといわれ,この日を目安にして田の苗代を作ったり,畑作物の種まきや野菜の移植をするという所は多い。茶摘みの適期でもある。また漁の目安とする所もあり,瀬戸内では俗に魚島時(うおじまどき)といわれるほど豊漁のつづくころといわれるし
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