1. しんこきんわかしふ【新古今和歌集】
全文全訳古語辞典
[書名]第八番目の勅撰和歌集。二十巻。一二〇一年(建仁元)の後鳥羽上皇の院宣によって、源通具・藤原有家・藤原定家・藤原家隆・藤原雅経らが撰した。寂蓮も撰者の一人 ...
2. 『新古今和歌集』
日本史年表
1205年〈元久2 乙丑⑦〉 3・26 藤原定家ら, 『新古今和歌集』 を撰進(明月記)。 ...
3. 新古今和歌集
日本大百科全書
第8番目の勅撰(ちょくせん)和歌集。20巻。鎌倉初期の成立。後鳥羽院(ごとばいん)の下命によって撰進された。撰者は源通具(みちとも)、藤原有家(ありいえ)、藤原 ...
4. 新古今和歌集
世界大百科事典
の芸道の象徴理論に影響を及ぼした。また東常縁(とうのつねより)の注釈を細川幽斎が増補した《新古今和歌集聞書》があり,宗祇,肖柏,宗長ら連歌師によって注釈的研究も ...
5. しんこきんわかしゅう【新古今和歌集】
デジタル大辞泉
鎌倉初期の勅撰和歌集。八代集の第八。20巻。後鳥羽院の院宣により、源通具(みなもとのみちとも)・藤原有家・藤原定家・藤原家隆・藤原雅経が撰し、元久2年(1205 ...
6. しんこきんわかしゅう[シンコキンワカシフ]【新古今和歌集】
日本国語大辞典
「古今集」と並び称される。八代集の一つ。新古今集。*新古今和歌集〔1205〕仮名序「すべてあつめたる歌ふたちぢはたまき、なづけて新古今和歌集といふ」シンコキンワ ...
7. しんこきんわかしゅう【新古今和歌集】
国史大辞典
史大成』七)、風巻景次郎『新古今時代』(『風巻景次郎全集』六)、小島吉雄『新古今和歌集の研究』、有吉保『新古今和歌集の研究』、藤平春男『新古今歌風の形成』、同『 ...
8. 新古今和歌集(しんこきんわかしゅう)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 298ページ ...
9. 新古今和歌集
日本古典文学全集
後鳥羽院の命によって編まれた、第八番目の勅撰和歌集。撰者は源通具(みちとも)、藤原有家(ありいえ)、藤原定家、藤原家隆(いえたか)、藤原雅経(まさつね)、寂蓮( ...
10. 新古今和歌集序 (見出し語:新古今和歌集)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 432ページ ...
11. 新古今和歌集竟宴 (見出し語:新古今和歌集)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 246ページ ...
12. しんこきんわかしゅうしょうかい【新古今和歌集詳解】
デジタル大辞泉
新古今和歌集の注釈書。塩井雨江著。明治41年(1908)刊行。7部からなる。 ...
13. 『新古今和歌集』[百科マルチメディア]
日本大百科全書
巻1 春歌上 源通具(みちとも)・藤原有家(ありいえ)・藤原定家(ていか)・藤原家隆(いえたか)・藤原雅経(まさつね)・寂蓮(じゃくれん)撰 1654年(承応3 ...
14. あ【彼】
日本国語大辞典
〔1001〜14頃〕明石「あはとみるあはちのしまのあはれさへのこるくまなくすめるよの月」*新古今和歌集〔1205〕雑上・一五一五「淡路にてあはとはるかにみし月の ...
15. あえ ず
日本国語大辞典
もちて王に向ひて説かく」*源氏物語〔1001〜14頃〕東屋「たとひあへずしてつかうまつりさしつとも」*新古今和歌集〔1205〕秋上・三九一「ことはりの秋にはあへ ...
16. あお‐ば[あを‥]【青葉】
日本国語大辞典
青々とした葉。*常陸風土記〔717〜724頃〕久慈「青葉は自ら景を蔭(かく)す蓋を飄し」*新古今和歌集〔1205〕冬・六二六「冬深く成りにけらしな難波江のあを葉 ...
17. あおやぎ‐の[あをやぎ‥]【青柳─】
日本国語大辞典
か〕恋三・八一五「いづ方に寄るとかは見むあをやぎのいと定めなき人の心を〈よみ人しらず〉」*新古今和歌集〔1205〕哀傷・八四七「君なくて寄るかたもなき青柳のいと ...
18. あかし【明石】
国史大辞典
れ、律令時代には明石駅家(うまや)が置かれた。景勝の地であるため『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』などにうたわれ、『竹取物語』『源氏物語』『大鏡』などにそ ...
19. あか ぬ= 別(わか)れ[=暇(いとま)]
日本国語大辞典
*後撰和歌集〔951〜953頃〕恋一・五六八「今ぞ知るあかぬ別の暁は君をこひちにぬるる物とは〈作者不明〉」*新古今和歌集〔1205〕恋三・一一九一「待つ宵にふけ ...
20. あかね‐さ・す【茜─】
日本国語大辞典
氏物語〔1001〜14頃〕行幸「あかねさす光は空にくもらぬをなどてみ雪に目をきらしけむ」*新古今和歌集〔1205〕賀・七四八「あかねさす朝日の里の日影草とよのあ ...
21. あき 惜(お)しむ
日本国語大辞典
去り行く秋を惜しむ。《季・秋》*新古今和歌集〔1205〕秋下・五四九「身にかへていざさは秋をおしみみむさらでももろき露の命を〈守覚法親王〉」*俳諧・増山の井〔1 ...
22. あき‐かぜ【秋風】
日本国語大辞典
アキカゼ)は日に異(け)に吹きぬ吾妹子はいつとか吾を斎ひ待つらむ〈阿倍継麻呂の第二男〉」*新古今和歌集〔1205〕秋上・四一三「秋風にたなびく雲の絶え間より洩れ ...
23. あきかぜ 立(た)つ
日本国語大辞典
も)打棄(うつつ)る人は秋風之立来(あきかぜのたちくる)時にもの思ふものそ〈作者未詳〉」*新古今和歌集〔1205〕秋上・三〇〇「あはれいかに草葉の露のこぼるらん ...
24. あき 暮(く)る
日本国語大辞典
5〜914〕秋下・三一二「夕月夜をぐらの山に鳴く鹿の声のうちにや秋はくるらむ〈紀貫之〉」*新古今和歌集〔1205〕秋下・五二二「鵲(かささぎ)の雲の梯(かけはし ...
25. あき さる
日本国語大辞典
「安吉佐礼(アキサレ)ば霧立ちわたる天の河石並(な)み置かば継ぎて見むかも〈大伴家持〉」*新古今和歌集〔1205〕雑上・一五六二「雲かかるとほ山ばたの秋されば思 ...
26. あきしの【秋篠】
日本国語大辞典
奈良市北西部の地名。きぬた、霧の名所として知られ、秋篠寺がある。外山の里。秋篠の里。歌枕。*新古今和歌集〔1205〕冬・五八五「あきしのやと山の里や時雨るらんい ...
27. あき の 限(かぎ)り
日本国語大辞典
秋の季節の最後。陰暦九月の末日。秋の果て。《季・秋》*新古今和歌集〔1205〕秋下・五五〇「なべて世の惜しさにそへて惜しむかな秋より後のあきのかぎりを〈藤原頼実 ...
28. あき の 形見(かたみ)
日本国語大辞典
か〕秋・二一四「暮れてゆく秋のかたみに置くものは我がもとゆひの霜にぞありける〈平兼盛〉」*新古今和歌集〔1205〕冬・五六六「から錦秋のかたみや立田山散りあへぬ ...
29. あき の 声(こえ)
日本国語大辞典
来るように感じられる、秋のあわれを深くおぼえさせる幽玄な音の意にも用いられる。《季・秋》*新古今和歌集〔1205〕雑下・一九九二「みづぐきの中にのこれるたきの声 ...
30. あき の 霜(しも)
日本国語大辞典
(1)秋の末に降りる霜。《季・秋》*新古今和歌集〔1205〕雑上・一五六四「浅ぢふや袖にふりにし秋の霜忘れぬ夢に吹く嵐かな〈源通光〉」(2)(多く実際の霜をかけ ...
31. あき の 袖(そで)
日本国語大辞典
「あき(秋)の袂(たもと)」に同じ。*新古今和歌集〔1205〕秋上・四〇一「松島や潮くむあまの秋の袖月は物思ふならひのみかは〈鴨長明〉」*八幡若宮撰歌合〔120 ...
32. あき の 袂(たもと)
日本国語大辞典
秋の袖。*是貞親王歌合〔893〕「かりの身とうはの空なる涙こそあきのたもとの露とおくらめ」*新古今和歌集〔1205〕恋四・一三一四「物思はでただおほかたの露にだ ...
33. あき の 別(わか)れ
日本国語大辞典
別・三八五「もろともに鳴きてとどめよきりぎりす秋のわかれは惜しくやはあらぬ〈藤原兼茂〉」*新古今和歌集〔1205〕冬・五五一「おきあかす秋のわかれの袖の露霜こそ ...
34. あき 更(ふ)く
日本国語大辞典
《季・秋》*六百番歌合〔1193頃〕秋「柞原雫も色や変るらん森の下草秋ふけにけり〈藤原良経〉」*新古今和歌集〔1205〕秋下・五一七「秋深ぬなけや霜夜のきりぎり ...
35. あき より 後(のち)の秋(あき)
日本国語大辞典
陰暦の閏(うるう)九月のこと。*新古今和歌集〔1205〕秋下・五五〇「なべて世のをしさにそへてをしむかな秋より後のあきのかぎりを〈藤原頼実〉」 ...
36. あき を 込(こ)む
日本国語大辞典
秋らしい雰囲気を漂わせる。*新古今和歌集〔1205〕夏・二七八「雲まよふ夕べに秋をこめながら風もほに出でぬ荻のうへかな〈慈円〉」 ...
37. あけ‐や・る【明遣】
日本国語大辞典
*千載和歌集〔1187〕冬・四二七「霜さえてさよも長居の浦寒みあけやらずとや千鳥鳴くらん〈静賢〉」*新古今和歌集〔1205〕冬・六六七「明やらぬ寝覚めの床に聞ゆ ...
38. あ・ける【明・開・空】
日本国語大辞典
年の春より」*源氏物語〔1001〜14頃〕乙女「式部卿宮、あけん年ぞ五十になり給ひける」*新古今和歌集〔1205〕冬・六九九「年の明(あけ)て浮世の夢のさむべく ...
39. あさか‐の‐ぬま【安積沼・浅香沼・朝香沼】
日本国語大辞典
四・六七七「みちのくのあさかのぬまの花かつみかつみる人に恋ひやわたらん〈よみ人しらず〉」*新古今和歌集〔1205〕夏・一八四「野辺はいまだあさかの沼にかる草のか ...
40. あさ‐ぐもり【朝曇】
日本国語大辞典
氏物語〔1001〜14頃〕行幸「うちきえしあさぐもりせしみ雪にはさやかに空の光やは見し」*新古今和歌集〔1205〕秋下・四九二「さびしさはみ山の秋の朝ぐもり霧に ...
41. あさじ=が[=の]月(つき)
日本国語大辞典
チガヤをさびしげに照らす月。また、その光。*新古今和歌集〔1205〕秋下・五二一「長月もいく有明に成りぬらんあさぢの月のいとどさびゆく〈慈円〉」*玉葉和歌集〔1 ...
42. あさじ=が[=の]露(つゆ)
日本国語大辞典
*源氏物語〔1001〜14頃〕賢木「風吹けばまづぞ乱るる色かはるあさぢが露にかかるささがに」*新古今和歌集〔1205〕恋三・一二二五「憑(たの)めこしことの葉ば ...
43. あさじ‐はら[あさぢ‥]【浅茅原】
日本国語大辞典
・一三四二「山高み夕日隠りぬ浅茅原後(のち)見むために標(しめ)結はましを〈作者未詳〉」*新古今和歌集〔1205〕哀傷・七七七「あさぢはらはかなく置きし草のうへ ...
44. あさ‐じめり【朝湿】
日本国語大辞典
〔名〕朝、霧や露、また小雨などのために、物がしっとりと湿っていること。*新古今和歌集〔1205〕秋上・三四〇「うす霧の籬(まがき)の花の朝じめり秋は夕べと誰かい ...
45. あさ の 狭衣(さごろも)
日本国語大辞典
*恋十五首歌合〔1202〕「山がつの麻のさころもをさをあらみあはで月日や杉ふける庵〈藤原良経〉」*新古今和歌集〔1205〕秋下・四七九「まどろまで詠めよとてのす ...
46. あさひ‐かげ【朝日影】
日本国語大辞典
山越におきて〈舎人吉年〉」*源氏物語〔1001〜14頃〕東屋「花やかにさし出でたるあさ日かげに」*新古今和歌集〔1205〕春上・九八「あさひかげにほへる山の桜花 ...
47. あさま‐の‐だけ【浅間岳】
日本国語大辞典
「あさまやま(浅間山)」に同じ。*新古今和歌集〔1205〕羇旅・九〇三「しなのなるあさまのたけに立つ煙をちこち人のみやはとがめぬ〈在原業平〉」*書言字考節用集〔 ...
48. あさ‐みどり【浅緑】
日本国語大辞典
昭〉」*経信集〔1097頃〕「あさみどりのべの霞のたなびくにけふの小松をまかせつるかな」*新古今和歌集〔1205〕哀傷・七五八「あはれなりわが身のはてやあさ緑つ ...
49. あしで‐ながうた【葦手長歌】
日本国語大辞典
〔名〕散らし書きにした長歌(ちょうか)。*新古今和歌集〔1205〕雑下・一七九六・詞書「さうしに、あしでながうたなどかきて、おくに」 ...
50. あし の 仮寝(かりね)
日本国語大辞典
三・八〇七「難波江のあしのかりねの一よゆゑ身をつくしてや恋ひわたるべき〈皇嘉門院別当〉」*新古今和歌集〔1205〕羇旅・九三二「夏刈のあしのかりねもあはれなり玉 ...