語釈
一 用例の示すところに従って、用語の意味を簡潔でわかりやすく記述した。原則として常用漢字、人名用漢字、現代仮名づかいにのっとったが、必要に応じて旧字体も使用した。
二 同一語に二つ以上の異なった意味がある場合は、1.2……で区別した。同一語釈中でさらに細分する場合は、(イ)(ロ)……を用いて示した。
三 語釈の冒頭に、必要に応じて注記を施した。主として、〔 〕内は清濁の差異など、読みについて注記した。小異の語形は、見出し語と同じ意味・用法として扱った。また、《 》内は語の成り立ち、語源などについて注記した。
四 必要に応じて《 》内や解説中にサンスクリット語、パーリ語の原語をローマ字表記で示し、音写、訳などの注記をした。なお、サンスクリット語は「梵」、パーリ語は「巴」で示した。
五 隣り合って並んでいる項目で、ある項目がその前(または後)の項目の省略形である場合には、「前(次)項の略」とした。また同じ意味である場合には、「前(次)項に同じ」とした。さらに、あたまに「→」をつけ前(次)項目へのリンクを示した。
六 他の項目を参照することが望ましい場合は、語釈のあとに「→」でその項目へのリンクを示した。また、反対語・対語の項目がある場合は「⇔」でその項目へのリンクを示した。
七 必要に応じて語釈のあとに補説欄を設け、さらに詳しい解説を加えた。