史資料引用・紹介の形式
(1) 古記録・古文書から引用の語句・文章は信頼できる刊本がある場合はその表記によった。ただし異体字は現在通行の活字体に改めた。
(2) 記・紀,古風土記,万葉集など刊本で書き下し文の行われているものは,流布しているテキストによった。
(3) 各時代の文学作品や地誌類からの引用は,漢文は書き下し文とし,詩歌等韻文は歴史的仮名づかいに,散文は原則として現代仮名づかいによったが,一部史資料については原文のままとした。また送り仮名を適宜改めた場合もある。
(4) 典拠となった書名・記録名は一般文中では「 」に囲み,文末・文中に( )で示す場合は「 」に囲まないことを原則とした。なお,個別文書名,地図の類には「 」を使用していない。
(5) ( )内に著者名と文献名が並ぶ場合は「:」を用いて区別した。
(6) 文献・史資料名が複数並列される場合は「・」で区別した。
(7) 刊本所収の文書名は,斜線の後に刊本名を示した。
(8) 引用文中の割り注などについては,便宜上,「〈……〉」の形式で表した。