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甲子夜話

ジャパンナレッジで閲覧できる『甲子夜話』の東洋文庫・日本大百科全書・世界大百科事典のサンプルページ

東洋文庫
甲子夜話 1
かつしやわ 1
東洋文庫306
松浦静山 中村幸彦・中野三敏校訂
著者は肥前平戸の藩主で,趣味人としても知られる。上は将軍大名の逸話から,下は狐狸妖怪の奇聞まで,ありとあらゆる話柄を記した江戸時代随筆集の白眉。表題は,文政4年(1821),静山62歳の11月甲子の夜に起筆されたことにちなむ。第1巻は,巻一から巻十九まで。
1977年04月刊

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甲子夜話 1 全体

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甲子夜話 1 拡大

【目次】
表紙
(扉)
巻之一目録 所載五十二条
巻之二 所載五十三条
巻之三 所載三十三条
巻之四 所載三十七条
巻之五 所載三十六条
巻之六 所載四十三条
巻之七 所載二十八条
巻之八 所載三十三条
巻之九 所載二十五条
巻之十 所載四十二条
巻之十一 所載三十一条
巻之十二 所載二十六条
巻之十三 所載二十四条
巻之十四 所載二十二条
巻之十五 所載十四条
巻之十六 所載三十八条
巻之十七 所載二十五条
巻之十八 所載三十条
巻之十九 所載二十五条
裏表紙


日本大百科全書(ニッポニカ)

甲子夜話
かっしやわ

肥前平戸 (ひぜんひらど)藩主松浦清 (まつらきよし)(号静山 (せいざん))の随筆集。正編、続編各100巻、三編78巻。江戸幕府文教行政の中心人物で静山と親交のあった林述斎 (はやしじゅっさい)の勧めにより、隠居の年、1821年(文政4)11月甲子(17日)の夜に起稿、20年間書き続けたが未完成に終わった。巻ごとに述斎の校閲を受けたという。述斎からの聞き書きも多い。内容は宮廷、朝幕関係をはじめ、信長、秀吉、家康以下の徳川将軍、大名、旗本、老中以下の幕吏、学者、文人墨客、僧侶 (そうりょ)、医師、芸能人、その他名士の逸話、国内諸地域の奇談、異聞や民間の風俗、海外諸国の珍事奇聞などにわたる。文武両道を兼ねて諸芸を身につけ、下情にも通じていたことにより記事は豊富多彩、戦国期から田沼時代にかけての社会相を知るうえで、きわめて有益な資料であるばかりでなく、読み物としても絶好である。刊本は、国書刊行会本、東洋文庫本がある。

[宮崎道生]2017年1月19日



世界大百科事典

甲子夜話
かっしやわ

平戸藩主松浦(まつら)静山の随筆。1821年(文政4),静山62歳の11月甲子の日,静山邸を訪れていた親友林述斎のすすめによって,その夜から起筆したのが表題のゆえんである。1年後20巻ほどになったところで一書にまとめることを志し,序文等も選び,以後没する直前まで書きついで正編100巻,続編100巻,三編78巻という膨大な著述となった。内容は武人でありまた趣味人であった著者を反映して,近世初期からの武辺咄(ぶへんばなし)や政治談に関する聞書風のものから,世相風俗に関する実見談,さらには天変地妖に至るまで精力的にあつめられている。編を重ねるごとにオリジナルな説話が少なくなり叢書風になっている。隠退の身(47歳で致仕)の気安さもあって,俗事を克明に記すところが後世の資料的価値を高めてもいるが,その本領は武人としての身の処し方にあり,編中各所にその気概を漏らしている。〈東洋文庫〉に収められている。
[中野 三敏]

[索引語]
松浦(まつら)静山
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甲子夜話』正篇100巻にひきつづいて書き記されたもので,同じく100巻からなる。松浦家秘蔵の原本を多数の図版とともに忠実に翻刻し,今日手にしうる唯一の完全翻刻 ...
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日本国語大辞典
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35. あとみず‐そわか[‥ソハカ]【後不見蘇波訶】
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36. あへん‐タバコ【阿片煙草】
日本国語大辞典
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37. アマダイ画像
日本大百科全書
京都地方でグジとよばれている。また静岡地方でオキツダイとよばれているが、これは1821年(文政4)に書かれた『甲子夜話(かっしやわ)』という本に、「徳川家康が駿 ...
38. あま‐だい[‥だひ]【甘鯛】
日本国語大辞典
奥津鯛〓是駿之奥津多産也」*随筆・甲子夜話〔1821~41〕五「或人より聞く、駿海産の甘鯛を生干にしたるをオキツ鯛と称して名品の一なり ...
39. あまむら【安満村】大阪府:高槻市地図
日本歴史地名大系
ている(同年七月日「森本為時軍忠状」浅草文庫本古文書・同年七月二〇日芥河岡八郎国持軍忠状写「甲子夜話続編」所収)。また、在地武士として南朝側にあった芥河右馬允信 ...
40. あやつり‐にんぎょう[‥ニンギャウ]【操人形】
日本国語大辞典
びに、でこのぼうといへる物是なり」(2)操り芝居に用いる人形。また、その芝居。操り。*随筆・甲子夜話〔1821~41〕続篇・一八「嘗聞くこの近国の香取明神と云大 ...
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東洋文庫
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東洋文庫
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43. あわじ‐りゅう[あはぢリウ]【淡路流】
日本国語大辞典
〔名〕槍術「きのしたりゅう(木下流)」の別称。*随筆・甲子夜話〔1821~41〕一「足守侯の先代木下淡路守公定と云しは槍の達人なり、其槍穂殊に小にして柄長し、即 ...
44. い‐か【以下・已下】
日本国語大辞典
御家人(ごけにん)。〓以上。*随筆・甲子夜話〔1821~41〕続篇・四二「御三家用人以下公儀より御附人之分老中其外へ参候節開門送迎す」 ...
45. いか の 甲(こう)
日本国語大辞典
四種。〈略〉烏賊骨(いかのこう)各四斤」*随筆・甲子夜話〔1821~41〕四六「烏賊の甲を抹し墨を磨り混へて紙に書く時はほど過ぎて墨痕脱去すと云」 ...
46. いきあい‐ぐすり[いきあひ‥]【息合薬】
日本国語大辞典
整え、心気を爽快にする薬。近世、江戸住吉町の中村七三郎方から売り出されたものが著名。*随筆・甲子夜話〔1821~41〕六三「包紙に軍中息合薬玉之梅と題し、且曰、 ...
47. いきのくに【壱岐国】長崎県
日本歴史地名大系
いるのは、同様の祭祀とみなしうるであろう。古墳時代の遺跡は江戸時代から古墳数を二九六基とも(甲子夜話)、三三八基ともいわれているが(壱岐国続風土記)、現在は半壊 ...
48. いき‐りゅう[‥リウ]【伊岐流】
日本国語大辞典
〔名〕伊岐遠江守真利(さねとし)のはじめた槍術の流派。*随筆・甲子夜話〔1821~41〕一四「筑前黒田家の臣に伊岐流と云槍術を伝るものありと聞て」イキリュー ...
49. いけ‐うるさ・い【─煩】
日本国語大辞典
〔形口〕(「いけ」は接頭語)ひどくうるさい。非常にやかましい。*洒落本・甲子夜話〔1801〕悋気の争「あすこへ行ったからどふだの、ヤレここで咄したからこふだのと ...
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財)をはじめ二二基ほどの板碑がある。また蒲冠者源範頼が植えたという蒲桜もあり、「遊歴雑記」「甲子夜話」などにも記される。国指定天然記念物。妻亀御前をめぐる範頼伝 ...
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