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催馬楽

ジャパンナレッジで閲覧できる『催馬楽』の日本古典文学全集・国史大辞典・世界大百科事典のサンプルページ

新編 日本古典文学全集
催馬楽
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【現代語訳】
律 我が駒
さあ私の愛馬よ、早く行ってくれ。紀伊国にはいるのに通る真土山、アハレ、真土山、ハレ。真土山のかなたに待っているにちがいない人のもとに、行って早く、アハレ、行って早く逢おう。
愛馬を急がせて恋人に逢いに行くという主題は一般性を有する。「真土山」を適当な山の名などに置き換えれば、その土地に根をおろした民謡になる。ただ「待つらむ」に対応するのには「真土山」が音調的に流暢でよい。大和側の男が国境の峠を越えて紀伊や河内の愛する女のもとに通ってゆくことは珍しくなく、紀路といえば「天飛ぶや 軽の路より 玉だすき 畝傍を見つつ あさもよし 紀伊道に入り立ち 真土山 越ゆらむ君は 黄葉の 散り飛ぶ見つつ」(万葉五四三)を見ればその道中がわかる。そして紀伊へ急ぐ男の気持は「いで我が駒早く行きこそ真土山待つらむ妹を行きてはや見む」(万葉三一五四)とたかぶるのである。また、もし妻ある男の歌だとすれば、まさに『伊勢物語』の河内通いの前型となる。これらは民間に伝承されて民謡(平安時代には風俗といっていた)となり、催馬楽に摂取されたのであろう。

【目次】
催馬楽(扉)
凡例
催馬楽(扉)

我駒
沢田川
高砂
夏引
貫河
東屋
走井
飛鳥井
青柳
伊勢海
庭生
我門
大芹
浅水
大路
我門乎
鶏鳴
刺櫛
逢路
更衣
何為
陰名
鷹子
道口
老鼠
呂歌
安名尊
新年
梅枝
桜人
葦垣
真金吹
山城
竹河
河口
美作
藤生野
婦与我
奥山
奥山
鷹山
紀伊国
石川
葛城
此殿
此殿西
此殿奥
我家
青馬
浅緑
妹之門
席田
鈴之川
酒飲
田中
美濃山
大宮
角総
本滋
眉止之女
無力蝦
難波海
校訂付記
解説
一 催馬楽の成立
二 催馬楽の伝承



国史大辞典
催馬楽
さいばら
宮廷歌謡の一つ。日本古来の歌謡を唐楽の拍子・旋律に合わせて編曲したもの。歌曲が呂と律に分かれるのは、そのためである。しかし、唐楽といっても、「胡飲酒」「越天楽」など中国伝来のものばかりでなく、日本で制作された「夏引楽」「榎葉井」などをも含む。歌詞のほうは、だいたい八世紀前後の成立であろう。たとえば「葛城」は宝亀元年(七七〇)以前にうたわれていた俗謡を編曲したものだが、どれぐらいの以前なのかは明らかでない。年代の明らかな曲としては、聖武天皇の皇居であった恭仁宮をうたった「沢田川」や、天平十四年(七四二)に作詞された「新年」がある。古い歌詞としては、七世紀までさかのぼるものがあるかもしれないし、新しいほうでは九世紀に入るものもあろう。日本古来の歌詞を唐楽風に編曲して催馬楽が成立したのは、八世紀末か九世紀初めのことらしい。貞観元年(八五九)に八十余歳で没した広井女王が催馬楽を善くしたとみえる(『三代実録』貞観元年十月二十三日条)からである。しかし、この時期に編曲が完成していたとは考えがたく、十世紀前葉ごろまでに整備されていったものであろう。催馬楽の名称が何に由来するかは、決定的な論がないけれども、唐楽「催馬楽(さいばらく)」に合わせて編曲したものが最初の試みだったので、それが代表的な名称になったとする臼田甚五郎説がもっとも有力である。康保三年(九六六)に源博雅の撰した『新撰楽譜』に双調曲「催馬楽」がみえるので、臼田説はかなり強い外証をもつ。しかし、唐楽「催馬楽(さいばらく)」の拍子が歌曲の催馬楽(さいばら)における基本拍子と合わず、また催馬楽(さいばら)の「我駒」における拍子の数が唐楽「催馬楽(さいばらく)」よりも少ないことから、なお検討を要するという林謙三説もある。催馬楽(さいばら)は十世紀・十一世紀の貴族社会において全盛だったけれども、十二世紀にはかなりの曲が廃絶し、建久ごろになると、十曲しか残っていなかった。しかし、詞章だけは律二十五・呂三十六の合計六十一曲が現存する。このほかにも何曲か作られたであろうが、十世紀・十一世紀においても、六十一曲を大幅に上廻るほどの曲数が行われていたとは考えにくい。テクストとしては、鍋島家本(平安時代後期写)、天治本(東京国立博物館所蔵、平安時代末期写)、綾小路家本(応永十九年(一四一二)写本の転写)および流布の梁塵愚案抄本(一条兼良校)がある。譜には『催馬楽略譜』(文安六年(宝徳元、一四四九)綾小路有俊写本の転写、綾小路家所蔵)がある。十三世紀以降、催馬楽の演奏は衰退し、応仁の乱よりあと、廃絶したけれども、十七世紀に入り、古譜に基づいて復興され、現在は「伊勢海」ほか七曲が演奏されている。また昭和四十一年(一九六六)、山井基清により催馬楽古譜の五線譜による復元が刊行された。
[参考文献]
土橋寛・小西甚一校注『古代歌謡集』(『日本古典文学大系』三)、山井基清『催馬楽訳譜』、臼田甚五郎「催馬楽の成立に関する一面」(『国文学論究』七)、林謙三「催馬楽における拍子と歌詞のリズムについて」(『奈良学芸大学紀要』八ノ一)
(小西 甚一)


改訂新版 世界大百科事典
催馬楽
さいばら

雅楽歌謡(うたいもの)の一つ。民謡に取材し,管楽器,弦楽器および笏拍子(しやくびようし)の伴奏でうたわれる。冒頭部を除き,曲全体は拍節的なリズムをもち,おなじ雅楽歌謡の朗詠に比べると躍動感のある曲趣を感じさせる。歌詞の中に種々の軽妙なはやしことばを伴うのも,特色の一つである。

語源および沿革

催馬楽の語源については諸説あり,一定しない。外国語に基づくとする説,雅楽関係のほかの曲名がなまったとする説,馬子歌に起因するという説などがある。9世紀半ば859年(貞観1)にはすでに催馬楽の名手がいたという記事がみられる(《三代実録》第三)が,さかんに行われたのは10世紀後半(平安中期)のようである。大嘗会(だいじようえ)に作物を提供する悠紀(ゆき),主基(すき)の地方の民謡や,当時,みやこに流行した小粋な歌などが原曲である。11世紀末~12世紀に至り,しだいに他の芸能の流行におされて下火になり,さらに15世紀,応仁・文明の大乱の時期を経て,まったく影をひそめてしまった。その後17世紀に至り1626年(寛永3),将軍徳川家光が上洛し,二条城に後水尾天皇を招いてもてなした際,古譜を基に復元したのが《伊勢海》という曲である。その後,逐次,復元再興し,明治期の宮内庁楽部の選定曲(正式のレパートリー)としては以下の6曲を数え,現在に至った。《伊勢海》《更衣(ころもがえ)》《安名尊(あなとうと)》《山城(やましろ)》《美濃山》《席田(むしろだ)》の6曲であり,ほかに,大正期になってから復元が試みられた《西寺(にしでら)》など4曲が数えられる。

編成

催馬楽は朗詠とともに管絃の演奏会のプログラムに加えられるのが通例となっており,歌の伴奏も管絃の諸楽器があたる。歌唱は数人による斉唱で行われるが,このうち冒頭の句は句頭といわれる主席唱者の独唱による。なお句頭は笏拍子を手にもち,これを打つことによって,曲の開始や,斉唱が加わってからの拍節的なリズムをリードする役目をも担っている。伴奏楽器は管楽器の篳篥(ひちりき)と竜笛,それに笙が各1名ずつ,弦楽器の楽箏,楽琵琶が1面あるいは数面ずつに笏拍子である。管楽器は歌の旋律をなぞって付けられ,本来は和音を奏するのを旨とする笙までが,和音奏法をやめ,歌の旋律音を一竹(いつちく)あるいは二竹で拾い吹きする。弦楽器は主として催馬楽の拍節的なリズムを際だたせることに役立っている。これら伴奏楽器群のことを付物(つけもの)と総称する。

分類

呂・律の分類について。管絃の御遊において,演奏曲目をその調子に従って呂・律に分類する習慣があり,催馬楽もこの習慣に従って呂の催馬楽,律の催馬楽に分類されている。しかし,現行の催馬楽においては,この呂・律の分類は,呂・律の音階構造とは直接の関係はもっておらず,したがって呂の催馬楽といわれている曲の旋律が,呂音階に基づいてできているとは必ずしもいえない。おそらくそれは,各曲の主音〈宮(きゆう)〉にとる音高の名称を唐楽六調子の名称になぞらえ,さらにその調子を理論上属している呂・律の分類にあてはめたものではあるまいか。

催馬楽のリズム上の分類に,五拍子(ごひようし)と三度拍子(さんどびようし)とがある。この解釈についても諸説あるが,要するに現行曲においては,五,三などの数は,曲の1区分の間に打たれる笏拍子の数に一致している。
[増本 伎共子]

[索引語]
句頭
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