NHK大河ドラマ「光る君へ」特集
ジャパンナレッジは約1900冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文化
  6. >
  7. >
  8. 二十四節気
  9. >
  10. 寒露

寒露

ジャパンナレッジで閲覧できる『寒露』の日本国語大辞典・日本大百科全書のサンプルページ

日本国語大辞典
かん‐ろ
【寒露】

解説・用例

〔名〕

(1)晩秋から初冬にかけての露。霜になりそうな冷たい露。

*菅家文草〔900頃〕五・重陽後朝、同賦花有浅深「夜風豈有©吹濃淡©、寒露応©©潤愛憎©

*新撰万葉集〔893〜913〕上「寒露初降秋夜冷、苛花艷々葉零々」

*蕉堅藁〔1403〕郷友志大道金陵臥病「寒露清霜残夜夢、紫参紅棗旧山秋」

*武蔵野〔1898〕〈国木田独歩〉二「朝、空曇り風死す、冷霧寒露、虫声しげし」

*郭璞‐遊仙詩・其七「寒露払©©©、女蘿辞©松柏©

(2)二十四節気の一つ。太陽が黄道上の一九五度の点にある時をいう。陰暦の九月の節気、新暦の一〇月八日頃に当たる。《季・秋》

*延喜式〔927〕一六・陰陽寮「起©寒露三日©©十日©

*俳諧・改正月令博物筌〔1808〕九月「九月の節を寒露と云は、此月冷寒次第につのり露凝(むす)んで霜とならんとする故寒露となづく」

*淮南子‐天文訓「加©十五日©©辛則寒露、音比©林鐘©

発音

©[カ]

辞書

下学・文明・言海

表記

【寒露】下学・文明・言海


©Shogakukan Inc.



日本大百科全書(ニッポニカ)
寒露
かんろ

二十四節気の一つ。陰暦9月の節で、秋分ののち15日、現在の暦では10月8、9日ごろにあたる。露が寒冷にあって凝結しようとするの意があり、秋の深まりを思わせる命名である。このころになると日本の北国ではカエデなどの紅葉で秋色が深まる。またツバメなどの夏鳥や、ツグミ、ガンなどの冬鳥の渡りが盛んになる。カキ、クリなどの収穫期にあたり、キクは満開となる。俳諧(はいかい)では秋の季語。

[根本順吉]

上記は、日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書サービス「ジャパンナレッジ」のサンプル記事です。

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。


寒露の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 80
※検索結果は本ページの作成時点のものであり、実際の検索結果とは異なる場合があります
検索コンテンツ
1. 寒露
日本大百科全書
二十四節気の一つ。陰暦9月の節で、秋分ののち15日、現在の暦では10月8、9日ごろにあたる。露が寒冷にあって凝結しようとするの意があり、秋の深まりを思わせる命名 ... ...
2. かん‐ろ【寒露】
デジタル大辞泉
1 晩秋から初冬にかけての、霜になりそうな冷たい露。 2 二十四節気の一。10月8日ごろ。このころになると、北地では初氷がみられるようになる。《季 秋》 ... ...
3. かん‐ろ【寒露】
日本国語大辞典
913〕上「寒露初降秋夜冷、苛花艷々葉零々」*蕉堅藁〔1403〕郷友志大道金陵臥病「寒露清霜残夜夢、紫参紅棗旧山秋」*武蔵野〔1898〕〈国木田独歩〉二「朝、空 ... ...
4. 寒露(かんろ) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
朝夕の冷気で露が凍るほど寒くなりはじめる頃の節気。秋分の後15日目にあたり、新暦10月8日頃。秋の虫が鳴き止み、菊の花が咲きはじめ、北国では初氷、標高の高い山で ... ...
5. hánlù 【寒露】
ポケプロ中日
[名詞](二十四節気の)寒露. ... ...
6. 東屋(源氏物語) 93ページ
日本古典文学全集
二十四気とする分け方による。秋は立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降であるが(拾芥抄)、次に「今日は十三日なりけり」とあり、今日までは寒露で、明日から霜降というこ ... ...
7. 榎本弥左衛門覚書 近世初期商人の記録 318ページ
東洋文庫
同十月三日二仰出有之也。 一八月廿二日が羅月ノ津二入二日め 羅月津は八月二十一日、太陽暦十月八日・寒露頃。 二 明暦二年八月二十二日の大風については、『徳川実紀 ... ...
8. おうもう‐にち[ワウマウ:]【往亡日】
日本国語大辞典
立夏から八日目、芒種(ぼうしゅ)から一六日目、小暑から二四日目、立秋から九日目、白露(はくろ)から一八日目、寒露から一七日目、立冬から一〇日目、大雪から二〇日目 ... ...
9. 沖縄童謡集 32ページ
東洋文庫
毎年寒露の節になれば、鷹(候鳥)北より渉り来る。百姓は之に由って季節を知り、苗代を準備し、日を撰みて下種し、種子取祝を行ふ。当日母姉等は早く起き、△形の紅白の握 ... ...
10. 沖縄童謡集 78ページ
東洋文庫
八四 寒い番旗ふい一さぬど一い。番旗ぐわ一。 【意義】寒いぞ一い。小番旗。 【解説】 寒露、鷹の渡る頃の糠雨を鷹のシーバイ(鷹の尿)と云ってみるが、それから ... ...
11. かいぶん‐し[クヮイブン:]【回文詩・廻文詩】
日本国語大辞典
通じ、平仄(ひょうそく)も韻もあう漢詩。*本朝文粋〔1060頃〕一・廻文詩〈橘在列〉「廻文詩。寒露暁霑©葉。晩風涼動 ... ...
12. 花信風
日本大百科全書
啓蟄(けいちつ)、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種(ぼうしゅ)、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒と名が ... ...
13. 花壇地錦抄・草花絵前集 4ページ
東洋文庫
大暑七月節 立秋 処暑 八月節白露 秋分 九月節 寒露 霜降 十月節 立冬 小雪十一月節大雪 冬至十二月節小寒 ... ...
14. かっ‐く【葛©】
日本国語大辞典
夏使うもの。賤者のくつ。また、貧しくいやしいさまを表わすのにいう。*菅家後集〔903頃〕九日侍宴、同賦寒露凝「声声已断華亭警、歩歩初驚葛© ... ...
15. 甲子夜話続篇 1 94ページ
東洋文庫
懸嶢荒蕪没前題一 閏中秋 清尤伺朝来寒露送二新涼一 仰看牽牛夜未レ央 〔是日寒露昏牽牛中〕和仲応書秋再正 ... ...
16. か‐はく[クヮ:]【寡薄】
日本国語大辞典
之れ懼(おそ)る」*新唐書‐吐蕃伝上「且吐蕃居©寒露之野©、物産寡薄」 ... ...
17. きゅう‐ざん[キウ:]【旧山】
日本国語大辞典
〔名〕故郷の山。また、故郷。故山。*蕉堅藁〔1403〕郷友志大道金陵臥病「寒露清霜残夜夢、紫参紅棗旧山秋」*謝霊運‐過始寧墅「剖竹守©滄海 ... ...
18. 慊堂日暦 1 153ページ
東洋文庫
林中を行きて栗子を拾う。得るところ多からず。大抵栗の縛抗して発するは、寒露の前十日間を以て盛んなりとなす。この歳は閏月十四日を寒露節となす。小松の下に紫輩三個を ... ...
19. 慊堂日暦 1 184ページ
東洋文庫
二十四日白露、八月節(未六)八月小、一日(丙辰)、九日甲子、十四秋分、八月中(戌三)、十三社日、二十五日寒露、九月節(丑初)九月小、一日(乙酉)、八日土用、十、 ... ...
20. 慊堂日暦 4 127ページ
東洋文庫
余もまた避けて石門に就いて飯を喫し、輻に乗って荘に帰れば、漏の下ること十余刻なり。この日は寒露節。六日 微陰。書を子の舎に致し、園中の柿栗を公に貢す。余語生・金 ... ...
21. 慊堂日暦 5 196ページ
東洋文庫
西条の学講に赴き、博学約礼章〔論語〕に止む。雨止む。荘に帰れば日瞑る。燈を掲げて周礼を読む。この日、寒露節。二十日 晴、寒。急就章凡そ三十四章、二千百四十四字( ... ...
22. こう‐ら【紅羅】
日本国語大辞典
玉鏡台」*類聚句題抄〔11C中〕秋気入衣襟〈紀斉名〉「緑綺応霑寒露色、紅羅猶帯暁風声」*王建‐春日五門西望「黄 ... ...
23. こう‐ろ【洪炉・鴻鑪・洪鑪】
日本国語大辞典
〔名〕大きな囲炉裏。天地・宇宙にたとえる。*菅家後集〔903頃〕九日侍宴同賦寒露凝「為霜為露一鴻鑪、応是重陽節不©渝」*日本風景論 ... ...
24. コオロギ 画像
日本大百科全書
入れるための焼物の器もつくられて、工芸的に発達した。蘇州(そしゅう)では「秋興(ちうしん)」といって、寒露のころの行事になっていたが、これを専門的に職業とする者 ... ...
25. し‐じん【紫参】
日本国語大辞典
〔名〕植物「はるとらのお(春虎尾)」の異名。*蕉堅藁〔1403〕郷友志大道金陵臥病「寒露清霜残夜夢、紫参紅棗旧山秋」*看聞御記‐応永二六年〔1419〕三月八日「 ... ...
26. しちじゅうに‐こう【七十二候】
デジタル大辞泉
水始涸(みずはじめてかるる) 寒露初候 10月8日〜10月12日 鴻雁来(こうがんきたる) 寒露次候 10月13日〜10月17日 菊花開(きくのはなひらく) ... ...
27. 四民月令 漢代の歳時と農事 97ページ
東洋文庫
陽暦の七月二三日もしくは二四日にあたる。② 秋節 処暑中気のあとの節気は白露(陽暦九月八日もしくは七日)か寒露(陽暦十月八日もしくは九日)のいずれかであるが、 ... ...
28. しゃ‐こ【鷓鴣】
日本国語大辞典
に用いられる。(2)鳥「こもんしゃこ(小紋鷓鴣)」の異名。*菅家後集〔903頃〕九日侍宴、同賦寒露凝「唯有©鷓鴣飛負 ... ...
29. 清俗紀聞 1 31ページ
東洋文庫
の門上へ掛くる。諸人これを見てその日に至り涼帽〔なつぼうし〕に改むる。暖帽〔ふゆぼうし〕は九月寒露の前後、同様に宣旨あり。もっとも衣服は気候の寒暖に随い勝手次第 ... ...
30. 清嘉録 蘇州年中行事記 203ページ
東洋文庫
木犀蒸(木犀暑) 俗に巌桂を呼んで木犀という。早咲きと晩咲ぎの二種があり、秋分の節のころに咲くものを「早桂」、寒露の節のころに咲くものを「晩桂」という。この花が ... ...
31. 清嘉録 蘇州年中行事記 206ページ
東洋文庫
社後分白米像錦徽(秋分〔八月半〕 後の社は白米天下に偏く、社後の秋分は白米錦の激 に像たり) 寒露没青稲、霜降一斉倒(寒露〔九月初〕 に青ぎ稲没く、霜降〔九月半 ... ...
32. 清嘉録 蘇州年中行事記 207ページ
東洋文庫
稲田の刈り取りは皆な霜降を目処とする。だいたい寒露はたちまちにやって来て、稲穂ははや黄づく。そこで霜降になるとこれを刈り取るのである。諺にいう、「寒露に青き稲没 ... ...
33. 清嘉録 蘇州年中行事記 220ページ
東洋文庫
いう◎(3) 露蝉とは寒蠣をいうとおもわれる。寒蠣は唖蝉ともいい、初めは唖(声を出さない)であるが、寒露を受けると鳴くという。籠中の嫋嫋はまだ鳴かぬが、はじめ鳴 ... ...
34. せい‐そう[:サウ]【清霜】
日本国語大辞典
〔名〕清々とつめたく降り敷いた霜。*蕉堅藁〔1403〕郷友志大道金陵臥病「寒露清霜残夜夢、紫参紅棗旧山秋」*五山堂詩話〔1807〜16〕二「如何吹到 ... ...
35. せっ‐き【節気】
日本国語大辞典
)・夏至・小暑(しょうしょ)・大暑(たいしょ)・立秋・処暑(しょしょ)・白露(はくろ)・秋分・寒露・霜降(そうこう)・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒(しょうかん) ... ...
36. せ‐よ【施与】
日本国語大辞典
*霊異記〔810〜824〕上・三一「合はせて家の財物、皆既に施与したり」*菅家後集〔903頃〕九日侍宴、同賦寒露凝「施©与蒼生長寿薬 ... ...
37. 占術大集成 2 古代インドの前兆占い 184ページ
東洋文庫
見られる。 ヴァラーハミヒラの生存期間について明確な記録はないが、彼の著書『五天文学書綱要』(寒露毯ミ織ミミ凡書)は西暦五〇五年にあたる年を暦元として採用してい ... ...
38. 全発句(松尾芭蕉集) 462ページ
日本古典文学全集
泊船集・四山集・蕉翁句集)富貴な花に甘美な蜜、それにも比べられるこの新宅を得たからには、もはや寒露に苦しむ気づかいは無用というものだ。まことにめでたい新宅の様子 ... ...
39. そう‐こう[サウカウ]【霜降】
日本国語大辞典
十一日©」*名語記〔1275〕五「九月には、寒露、霜降」*元和本下学集〔1617〕「霜降 さうゴウ 九月中」*俳諧・改正月令博物筌〔1808〕 ... ...
40. 増訂 武江年表 1 110ページ
東洋文庫
〇二月二十日夜亥刻、南鍛冶町より出火、南北四町東西二町余焼亡す。〇四月十四日、梨子の本茂睡卒す(戸田氏名恭光、号寒露軒、浅草金竜寺に葬す。辞世、思ひ残す事こそな ... ...
41. 中国古代の祭礼と歌謡 203ページ
東洋文庫
Oo一ρ魯8P本書の附録(三)、三九四頁。(92) ω亀田oP本書の附録(三)、三九五頁。(93) Uoげ一寒露}本書の附録(三)、三八六頁Q(94) ω8信奉 ... ...
42. 中国人の生活 98ページ
文庫クセジュ
処暑(気) 八月二三日 八月二三日 白露(気) 九月七日 九月八日 秋分(節) 九月二三日 九月二三日 寒露(気) 一〇月八日 一〇月八日 霜降(気) 一〇月二 ... ...
43. 中国の花譜 119ページ
東洋文庫
王瑛(君玉)が呉郡の太守の時、花を盗んだことを聞ぎ、詩を公におくった。「館娃宮の北、精神を発す、粉痩の現、寒露の蘂新たなり、園吏端無く、喩みて折り去る、鳳城これ ... ...
44. 中国の花譜 124ページ
東洋文庫
霊巌山上にあったといわれる。 詩の意味は「館娃宮の北で生気がおこり、白くほっそりした美しい〔花〕、寒露(晩秋から初 冬の間の露)をあびた蘂が新しい。園吏が ... ...
45. 中国の花譜 160ページ
東洋文庫
侵されて損ずるようになる。これまでの寒暑の適宜、肥痩の時を得ていることは決して一朝一夕に成るものではない。だから寒露の後、立冬の前に蘭を分けるのである。思うにそ ... ...
46. 中国の花譜 178ページ
東洋文庫
糞は鵡鳥の糞が一番よい。他の糞を用いてはならない)。それを日に晒して乾かし、長いことたくわえておく。寒露の後になったら、蘭が植えられている元の盆(植木鉢)をうち ... ...
47. 仲秋
日本大百科全書
旧暦の8月のこと。現行暦では白露(はくろ)(9月8日ごろ)から寒露の前日(10月7日ごろ)までにあたる。秋分を含む月が旧暦では8月と定義されている。中秋は8月1 ... ...
48. ちょう‐じゅ[チャウ:]【長寿】
日本国語大辞典
〔名〕(1)寿命が長いこと。長生きすること。長命。長齢。長生。*菅家後集〔903頃〕九日侍宴、同賦寒露凝「施©与蒼生長寿薬 ... ...
49. 朝鮮歳時記 214ページ
東洋文庫
土曜日は一年に四期あって、春には清明から 立夏まで、夏には小暑から立秋まで、秋には寒露から立冬まで、冬には小寒か ら立春まで ... ...
50. つゆ【露】
日本国語大辞典
ゆと答へて消えなましものを」*十巻本和名類聚抄〔934頃〕一「露 甘露附 三礼義宗云白露八月節寒露九月節也 露〈音路 和名都由〉白虎通云甘露美露也 降則物無不美 ... ...
「寒露」の情報だけではなく、「寒露」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶

寒露と同じ二十四節気カテゴリの記事
小暑(日本国語大辞典)
二十四節気の一つ。天文学的には、太陽が黄道上の一〇五度を通過するときで、暦の上では夏至の後一五日目、陰暦六月の上旬、陽暦七月七日頃にあたる。《季・夏》*延喜式〔927〕一六・陰陽寮
芒種(日本国語大辞典・日本大百科全書)
二十四節気の一つ。太陽の黄経が七五度のときをいう。陰暦五月の節で、陽暦の六月六日頃に当たる。稲・麦など芒(のぎ)をもつ穀物の種をまく時期とされていた。《季・夏》*延喜式〔927〕一六・陰陽寮
寒露(日本国語大辞典・日本大百科全書)
(1)晩秋から初冬にかけての露。霜になりそうな冷たい露。*菅家文草〔900頃〕五・重陽後朝
小満(日本国語大辞典)
(陰暦の四月中、草木が繁って天地に満ち始める意)二十四気の一つ。立夏の後一五日に来る季節で、陽暦五月二一日頃に当たる。《季・夏》*延喜式〔927〕一六・陰陽寮
立夏(改訂新版・世界大百科事典)
二十四節気の一つで暦法上では4月節といい,七十二候では〈蛙始めて鳴く〉候に当たる。現在では太陽が視黄経45°にあるときと定義されていて5月5~6日ころになるが,旧暦の日付では3月15日~4月15日の間のどこかになる。その時代には4月を孟夏といい4~6月を夏としていたが
二十四節気と同じカテゴリの記事をもっと見る


「寒露」は二十四節気に関連のある記事です。
その他の二十四節気に関連する記事
清明祭(日本大百科全書)
二十四節気 (せっき)の清明の節に行う墓参りの行事。元来、中国の行事で、朝鮮でも節の入りの日の翌日を寒食 (ハンシク)とよび、墓祭を行う習慣がある。日本に伝わったのは新しいが、沖縄県の首里・那覇を中心にした沖縄群島では習俗として定着している
立冬(日本国語大辞典・世界大百科事典)
二十四節気の一つ。太陽の黄経が二二五度のときをいう。新暦の一一月七日ごろにあたり、昔の中国および日本ではこの日から冬になるとした。《季・冬》
はく‐ろ【白露】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕(1)白く見える露。しらつゆ。(2)二十四節気の一つ。太陽の黄経が一六五度の時。秋分前の一五日で、陰暦では八月の上旬、陽暦では九月七日ごろ。《季・秋》(3)靄(もや)、霧のこと。
穀雨(日本国語大辞典・平成ニッポン生活便利帳)
二十四気の一つ。清明の次に来る季節。春の季節中の最後にあたる。四月二一日頃。《季・春》*延喜式〔927〕一六・陰陽寮
清明(日本国語大辞典)
清く明らかなこと。また、そのさま。二十四節気の一つ。天文学的には、太陽が黄道上の一五度の点を通過するときで、暦の上では、陰暦三月、春分のあと一五日目、新暦の四月五、六日ごろに当たる。清明節。晴明。《季・春》
二十四節気に関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1900冊以上(総額850万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶