1. ツバメ
日本大百科全書
多数が各地に生息する。飛翔する姿はツバメに似るが胸に黒帯がなく、翼下面の黒色がツバメと異なる。坂根 干民俗ツバメの渡りは季節感の指標であった。中国ではツバメは春
2. ツバメ画像
世界大百科事典
でイワツバメDelichon urbica(都会のツバメ)が都市部に営巣するのに対し,田園地帯で営巣することによる。 ツバメ科 ツバメ科は世界で約80種があり,
3. 鳦
新選漢和辞典Web版
〈つばめ〉燕(えん)。玄鳥(げんちょう)。乙鳥(いっちょう)。
4. 燕
新選漢和辞典Web版
人名用漢字 【一】 ①〈つばめ〉〈つばくらめ〉 ②さかもり。=宴 ③たのしむ。やすむ。くつろぐ。 【二】 ①春秋戦国時代の国の名。今の北京(ペキン)市の西南。
5. つばめ
日本国語大辞典
〔名〕(動詞「つばめる」の連用形の名詞化)物事を総括し、とりまとめること。特に、金銭をとりまとめて、合算すること。また、収支の帳尻を合わせること。つばめざん。つ
6. 燕[市]
世界大百科事典
新潟県中部の市。2006年3月旧燕市と分水(ぶんすい)町,吉田(よしだ)町が合体して成立した。人口8万1876(2010)。 燕 燕市東部の旧市。1954年市制
7. 燕[温泉]
世界大百科事典
新潟県妙高市の旧妙高村にある温泉。関温泉の西部,妙高山山頂まで約6kmの標高1100m地点に湧き,1872年(明治5)に発見された。当初は夏場だけの湯治場であっ
8. つばめ【燕】画像
日本国語大辞典
日本には自分で穴を掘るショウドウツバメ、椀型に作るツバメ、球型に作るイワツバメ、徳利型に作るコシアカツバメ、沖縄のリュウキュウツバメの五種が繁殖する。また、アマ
9. つばめ【燕】
国史大辞典
新潟県のほぼ中央に位置する市。蒲原(かんばら)平野の南部で信濃川の分流中之口川沿岸に位置する工業都市。明応六年(一四九七)水原憲家譲状にみえる「津波目分」が初
10. 燕(つばめ)
古事類苑
動物部 洋巻 第1巻 772ページ
11. 燕(市)画像
日本大百科全書
新潟県中央、信濃川しなのがわと中ノ口川なかのくちがわ分流点にある市。洋食器の町として知られる。1954年(昭和29)燕町と、小池、松長、小中川こなかがわの3村が
12. 燕(つばめ)[玩具]
古事類苑
遊戲部 洋巻 第1巻 1250ページ
13. つば‐め【鍔目】
日本国語大辞典
〔名〕「つばぎわ(鍔際)」に同じ。*浄瑠璃・持統天皇歌軍法〔1713〕四「熊手を切て払ふ太刀、つばめに成ても天皇のお名を大事と」
14.
[
]
画像字通
仮借
の声符。
の字に用いる。甲乙の乙とは別。〔説文〕十二上に「玄鳥な
15. 燕画像
字通
象形 つばめの飛ぶ形。〔説文〕十一下に「玄鳥なり」とあり、燕燕・
ともいう。 つばめ。 宴・讌と通用し、たのしむ。 古代の国の名。金
16.
画像字通
会意 字の上部は冠飾のある鳥の形、下部の冏は台座の形。〔説文〕四上に「
17. つばめ(著作ID:4387480)
新日本古典籍データベース
つばめ 俳諧
18. ツバメウオ画像
日本大百科全書
melanosomaは、ツバメウオより小形でサンゴ礁海域で単独生活を送る。その幼魚は、苦味のあるヒラムシ類(扁形へんけい動物)の形態と泳ぎ方をまねた擬態を行う。
19. ツバメウオ(生態)[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
©水中フォート・エンタープライズ 楚山いさむ
20. ツバメオモト画像
日本大百科全書
ユリ科(APG分類:ユリ科)の多年草。短いわずかに斜め上に伸びる根茎から黄白色の根を多数出す。葉は倒卵状長楕円ちょうだえん形で、地下茎の上部に集まり重なり合って
21. ツバメオモト
世界大百科事典
質はずっと軟らかい。若葉は食用となる。漢方では雷公匕(らいこうひ)と呼び,止痛剤に用いる。 ツバメオモト属は北アメリカと東アジアに隔離分布する植物の一つで,5種
22. ツバメオモト[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
葉は倒卵状長楕円ちょうだえん形でやや肉質。5~6月、花茎の先に白色花を4~10個つける©Shogakukan 撮影/青山富士夫
23. ツバメオモトの果実[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
球形の液果で径約1cm。初めは瑠璃るり色で、熟すると黒色となる©Shogakukan 撮影/青山富士夫
24. ツバメガ画像
日本大百科全書
昆虫綱鱗翅りんし目ツバメガ科Uraniidaeの総称。中形から大形のガであるが、日本に土着しているウスバツバメガなど3種は開張25~40ミリメートル。体は非常に
25. ツバメシジミ画像
日本大百科全書
日本でも全国各地に普通、吐噶喇とから列島以南の南西諸島には土着しない。和名は、後ろばねの尾状突起をツバメの尾に見立てて名づけられた。はねの開張25ミリメートル内
26. ツバメシジミ画像
世界大百科事典
越冬する。 近縁のタイワンツバメシジミE.lacturnusは和歌山県~南九州に,クロツバメシジミTongeia fischeriは本州~九州の露岩地に,ゴイシ
27. ツバメシジミ[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
分布は北海道~九州。後ろばねの尾状突起をツバメの尾に見立てて名づけられた。はねの開張約25mm。シジミチョウ科©Shogakukan 撮影/広瀬雅敏
28. ツバメチドリ
日本大百科全書
広義には鳥綱チドリ目ツバメチドリ科ツバメチドリ属に含まれる鳥の総称で、狭義にはそのうちの1種をさす。この属Glareolaには8種が知られていて、ヨーロッパ、ア
29. ツバメチドリ画像
世界大百科事典
チドリ目ツバメチドリ科Glareolidaeの総称,またはそのうちの1種を指す。この科の鳥はツバメチドリ類(英名pratincole)とスナバシリ類(英名cou
30. つばめ‐あわせ[‥あはせ]【燕合】
日本国語大辞典
〔名〕合計すること。帳尻をあわせること。*浄瑠璃・長町女腹切〔1712頃〕上「跡の鐺の帳面のつばめ合せと、親方が鞘鳴するぞ道理なり」
31. 燕(つばめ)一羽(いちわ)で=春(はる)〔=夏(なつ)〕にはならない
故事俗信ことわざ大辞典
たまたま飛来した一羽のツバメだけで、春(または夏)が来たと早合点してはならない。一部の例を見て一般化し、全体を判断してはならないことのたとえ。古代ギリシャ以来の
32. つばめ‐うお[‥うを]【燕魚】
日本国語大辞典
〔名〕(1)スズキ目スダレダイ科の海産魚。全長五〇センチメートルくらいになる。体は側扁して体高が高く、形は円形に近い。背びれとしりびれが非常に大きく、翼状にのび
33. つばめ‐お[‥を]【燕尾】
日本国語大辞典
〔名〕
ツバメの尾のように二またに分かれた細長い魚の尾。燕尾(えんび)型の魚類の尾。
[0] [メ]
34. つばめ‐おもと【燕万年青】
日本国語大辞典
学名はClintonia udensis *日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「タウチサウ ササニンドウ ツバメヲモト」
35. 燕温泉
日本大百科全書
新潟県妙高市みょうこうしにある温泉。大田切おおたぎり川の上流に位置し、標高1100メートル。妙高高原温泉郷の一湯。泉質は塩化物泉。夏は妙高山登山や惣滝そうだきの
36. つばめ‐おんせん[‥ヲンセン]【燕温泉】
日本国語大辞典
新潟県中頸城郡妙高村にある温泉。妙高山の中腹にある。泉質は硫酸塩泉。リウマチ・皮膚病などにきく。冬期はスキー客でにぎわう。
37. つばめおんせん【燕温泉】新潟県:中頸城郡/妙高村/関山村
日本歴史地名大系
[現]妙高村関山 関温泉をさらに登ると、急な登山道の両側に階段状に一〇軒ほどの旅館が並ぶ。夏になるとおびただしい岩燕が乱舞し、名称の由来となっている。当温泉も妙
38. つばめ 帰(かえ)る
日本国語大辞典
秋になって、
ツバメが南の国へ移動する。《季・秋》*文明本節用集〔室町中〕「八月節 鴻雁来 玄鳥
(
ツバメカヘル) 群鳥養羞」*続春
39. つばめが合(あ)う
故事俗信ことわざ大辞典
総計が出る。勘定が合う。帳尻が合う。 浮世草子・世間胸算用(1692)一・二「人みな年中の高ぐくりばかりして、毎月の胸算用せぬによって、つばめのあはぬ事ぞかし」
40. つばめ が 合(あ)わん
日本国語大辞典
前後の筋道が矛盾する。話のつじつまが合わない。また、金が足りない。計算が合わない。《つばめが合わん》鳥取県711 高知県「此間の皆さんの御話と今日のあなたの御話
41. つばめ‐がえし[‥がへし]【燕返】
日本国語大辞典
ること。急激に反転すること。*或る女〔1919〕〈有島武郎〉後・四二「その瞬間に葉子は燕返(ツバメガヘ)しに自分に帰った」(3)相手を突き倒したすきに金品を奪っ
42. つばめ‐がしら【燕頭】
日本国語大辞典
〔名〕魚の頭の部分の名。目の上のところ。
ツバメシラ
43. 燕(つばめ)が巣(す)を美(うつく)しく作(つく)る年(とし)は凶作(きょうさく)、粗末(そまつ)な年(とし)は豊作(ほうさく)〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
44. 燕(つばめ)が=巣(す)に来(こ)ないのは〔=巣(す)を作(つく)らないのは〕凶事(きょうじ)のあるしるし〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔諺語大辞典(1910)〕〔俚諺俗信聞書帖(1932)一(佐渡)〕〔秋田県角館地方禁忌〕
45. 燕(つばめ)が巣(す)を作(つく)るとその家(いえ)は繁盛(はんじょう)する〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
「火災にあわない」ともいう。〔諺語大辞典(1910)〕〔俚諺俗信聞書帖(1932)一(佐渡)〕
46. 燕(つばめ)が台所(だいどころ)の真(ま)ん中(なか)に巣(す)を作(つく)るとその家(いえ)は財産(ざいさん)増(ま)す〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔入間地方に於ける俗信〕
47. 燕(つばめ)が早(はや)く飛来(ひらい)して早(はや)く飛(と)び去(さ)るのは早冷(そうれい)の兆(きざ)しである〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
48. 燕(つばめ)が低(ひく)く飛(と)べば雨(あめ)降(ふ)る〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔諺語大辞典(1910)〕〔俚諺俗信聞書帖(1932)一(佐渡)〕〔播州赤穂地方の俗信及び俚諺〕〔山口県柳井付近の天候に関する俗信〕
49. つばめ‐ぐさ【燕草】
日本国語大辞典
〔名〕植物「おへびいちご(雄蛇苺)」の異名。*書言字考節用集〔1717〕六「蛇含草 ツバメグサ」植物。(1)かもじぐさ(髢草)。《つばめぐさ》群馬県多野郡246
50. つばめ‐ぐち【燕口】
日本国語大辞典
〔1597〕「燕口 ツバメグチ」*俳諧・鷹筑波集〔1638〕二「十せんの位も日をばあらためて 燕(ツハメ)口なる椀のかすかす〈利貞〉」(2)鏃(やじり)で、ツバ