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ジャパンナレッジで閲覧できる『新疆ウイグル自治区』の辞書・事典・叢書別サンプルページ

世界大百科事典

世界大百科事典

新疆ウイグル(維吾爾)自治区
しんきょうウイグルじちく
Xīn jiāng Wéi wú ěr zì zhì qū

中国北西部の自治区。中国では新疆維吾爾自治区と表記。北東はモンゴル,南東は甘粛,青海の両省,南はチベット(西蔵)自治区,北西から南西はロシア,カザフスタン,キルギス,タジキスタンの諸国や,アフガニスタン,カシミール地方と境を接する。面積は全国の省・自治区最大の160万km2,人口1846万(2000)。ウイグル族約46%,漢族約40%,カザフ族約7%のほか,回,キルギス,モンゴル,ロシア,シボ,タジク,ウズベク,タタール,ダフール,満州などの諸民族が居住し,自治州・県を形成している。区都はウルムチ(烏魯木斉)。5自治州,8地区,2地級市,15県級市,64県,6自治県からなる(1994年末現在)。

自然

自治区中央を東西に走る天山山脈により北疆と南疆に分けられるが,北疆すなわち天山山脈の北には,モンゴルとの国境を成すアルタイ山脈,カザフスタンとの境のアラタウなどの諸山脈にかこまれた,草原がひろがり,西部に油田,中央に砂漠を有するジュンガル(準噶爾)盆地がある(面積約38万km2)。天山山脈の南には,アフガニスタンやカシミールとの国境となるパミール高原やカラコルム山脈,チベット自治区や青海省との境の崑崙(こんろん),アルチン(阿爾金)の諸山脈にかこまれたタリム(塔里木)盆地があり(約53万km2),その中央部にはタクラマカン砂漠がひろがっている(約33万km2)。中央アジアから中国にまたがる天山山脈は中国領内の全長は約1300km,数条の山脈から成るが,この山脈の間には西のイリ(伊犂)川流域,東端のハミ(哈密)などいくつかの盆地がみられる。そのうち東部のトゥルファン(吐魯番)盆地は標高が低く,ここの艾丁湖は海面下154mである。自治区内の河川は,天山山脈から北流してジュンガル盆地に入るマナス(瑪納斯)川(全長406km),南流してタリム盆地に入るアクス(阿克蘇)川(419km),崑崙山脈から北流して同じくタリム盆地に入るヤールカンド(葉爾羌)川(1037km),ホータン(和田)川(1090km),チェルチェン(車爾臣)川(527km),パミール高原から東流するカシュガル(喀什噶爾)川(505km),天山山脈から北西流してカザフスタンへ入るイリ川などほとんど内陸河川で,これらが天山山脈や崑崙山脈の山麓に多数のオアシスをつくっている。このうちタリム盆地北西部でヤールカンド,アクス,ホータンの諸河川を集め,盆地北部を東流するタリム川は,全長2137kmと中国最大の内陸河川である。なお,アルタイ(阿勒泰)山脈南麓から北西流してカザフスタンへ入るイルティシュ(額爾斉斯)川は,ロシアの西シベリアで北極海へ流入するオビ川に合流している。またこの地には天山山脈南東部の自治区最大の淡水湖バグラシ(博斯騰)湖(980km2),ジュンガル盆地西部のサリム(賽里木)湖,北西部のマナス湖などの湖がみられ,タリム盆地東端には数年前まではタリム川の水が注ぐ広大な塩湖ロブ・ノール(羅布泊)もあった。

 気候は乾燥・大陸性で,1月の平均気温は北疆で-16~-20℃,南疆で-10℃前後,7月のそれは北疆で20~26℃,南疆で25℃前後であり,年間の気温較差は30℃を超える。なお,高度が海面下のトゥルファン盆地はとくに気温が高く,7月平均気温の最高は33℃,過去最高の記録は48.9℃である。年間降水量は南疆ではハミ33mm,ホータン35mm,トゥルファン17mmなど100mm以下であるが,北疆は北極海の湿潤な大気の影響のため,伊寧264mm,北端のアルタイ192mm,ウルムチ195mmなど150~350mmとなり,天山山脈北面では400mm以上で,はげ山の南面とは対照的に杉などの森林がみられる。こうした天山山脈への降雨・降雪が内陸河川の水源として重要なのである。

歴史

この地にはすでに前7~前6世紀からタリム盆地に多数のオアシス国家があり,北には匈奴や今日のカザフ族の祖先であるとされる烏孫がいたが,前2世紀後半,漢の武帝による大月氏国への張騫(ちようけん)の派遣を契機に,この〈西域〉地方は中国本土と中央アジアさらに遠くヨーロッパを結ぶ重要な地域となった。ここにはタリム盆地北縁すなわち天山山脈南麓や盆地南縁のオアシスをそれぞれつなぐルート,また,天山山脈北麓のルートが開かれ,東西交易や文化交流が盛んにおこなわれてオアシス諸国家の繁栄をみた。このいわゆる〈シルクロード〉の支配をめぐる争いがこの地の歴史ともなるのであるが,1世紀後半,後漢は匈奴勢力を降してオアシス諸王国を服属させ,西域都護を置いてこれを統治した。やがて中国王朝の衰退とともに北から突厥(とつくつ)が進出してきたが,7世紀中ごろ唐はこれを滅ぼし,亀茲(きじ)(現,クチャ(庫車)県)に安西都護府,8世紀初め庭州(ジムサル)に北庭都護府を設けて広大な地域を支配した。8世紀ころからはアラビア人の海上交通活動が盛んになり,〈シルクロード〉の重要性は失われていくが,この地では8世紀中ごろ吐蕃(とばん)の勢力が南部に入ったり,9世紀中ごろからは今日のウイグル族の祖先である回鶻(かいこつ)(ウイグル)が,モンゴル高原から移住し,宋代には彼らによる支配がみられたりした。また,10世紀末パミール高原から入ったイスラム教は,仏教との争いを経てしだいにその地位を確立していった。12~13世紀初めにはカラ・キタイ(西遼),13世紀元代には二つの行省の行政区域を経てチャガタイ・ハーン国がこの地を治め,16世紀明代には北からモンゴル系のオイラート部が勢力を拡大し,また,カシュガル・ハン国,トゥルファン王国などがあった。清代には北疆にトルグート,ジュンガル両部,南疆にカシュガル部などが勢力圏を有していたが,清朝は18世紀中ごろこれらすべてを服従させ,やがて1884年(光緒10)には〈迪化(てきか)〉(今日のウルムチ)を省都とし,〈新しい土地〉という意味の新疆省を設置した。なお,清代にはこの地をめぐる帝政ロシアとイギリスとの争いがあり,ジュンガル盆地のイリ川流域は一時は帝政ロシア領になったりしたし,また,イスラム教徒(ドゥンガン)の再三の反乱など清朝はその統治に苦心した。中華民国時代にも,1931年ハミでのイスラム教徒の反乱があり,さらに44年にはウイグル,カザフ両族は伊寧を中心に東トルキスタン共和国を樹立したが,これは49年の新中国誕生の翌年解散し,55年10月10日ウルムチを区都とする今日の自治区の正式成立と新建設の開始をみたのである。しかし,1949年ころは全人口の約7%だった漠族が,今日では約40%を占めるにいたり,これに危機感を抱く少数民族による一部地域での独立の動きが伝えられている。

経済

この地方では古くから〈坎児井〉(カレーズ,カナートのこと)という地下水路によるオアシスでの小規模な灌漑農業がおこなわれてきたが,解放後,新疆生産建設兵団と民衆の手によってマナス,アクスその他の地でダムの建設,用水路の開削,防風・防砂林の造成,河川の治水などの大規模な水利事業が展開され,これによって広大な新しい農地が獲得された。今日,自治区の農産物としては,耕地の約40%を占める小麦をはじめ,トウモロコシ,水稲(アクス地方など),コーリャンなどの穀物,唐代からその栽培・加工が発展した綿花,テンサイ,〓油植物などの工芸作物や養蚕,種なし白ブドウで有名なトゥルファンのブドウ,栽培の歴史が500年以上というハミや鄯善(ぜんぜん)のウリ,アクス,クチャのクルミ,クルラ(庫爾勒)の香梨などの果実類が主なものとしてあげられる。

 また,古来その広大な草原で遊牧民が活動してきたこの地では,今日でも牧畜は重要な産業であり,その毛,肉ともに品質がすぐれ,中国全土にも普及している新疆細毛羊や肉食用の太尾羊などのヒツジ,ヤギ,イリ馬やバリコル(巴里坤)馬などの馬,塔城などの牛,ラクダなどが飼育されていて,羊毛は全国の約25%を生産する。解放後は地下資源の開発も進展し,ジュンガル盆地のクラマイ(克拉瑪依)や独山子の石油,天山山脈のウルムチ付近やトゥルファンなどの石炭,沙雅などの鉄鉱石,拝城,伊寧などの銅,北のアルタイやタリム盆地南部且末(チェルチェン)の金などの産出がみられ,とくに石油は今後タリム盆地などでの開発が期待されている。また,その採取は前10世紀ころからといわれる有名なホータン地方の玉石もある。こうした農畜産物や地下資源を基礎にした工業の発展も解放後はめざましく,ウルムチその他において全国的にも重要な綿・毛紡織をはじめ,石油化学,鉄鋼,農業機械,電力,食品,皮革等々の工業がみられ,さらに伝統的手工業品として諸民族の帽子や楽器,じゅうたん,玉石彫刻品,小刀,装身具などがある。

 自治区には古く東西文明を結ぶ〈シルクロード〉が発展していたが,今日の交通としては,1962年開通の蘭新鉄道(蘭州~ウルムチ。1892km,自治区内は1200km),79年第1期区間が開通し,トゥルファンで蘭新線に接続する南疆鉄道(トゥルファン~クルラ。474km)がある。前者は西はカザフスタンを経て遠くヨーロッパまで,東は黄海沿岸の連雲港につながっている。また,ウルムチから蘭州やチベットのラサへのびる自動車道路,自治区内の主要地域をつなぐ自動車道路,カシュガル(喀什)からパキスタンのペシャーワルへ走る自動車道路など全区で延べ約23万kmの自動車路がある。航空路もウルムチから北京,上海,蘭州,西安それに自治区内の諸都市,さらにパキスタンのカラチ,イランのテヘランなどにその路線をひろげている。

都市

自治区内の都市としては,新しい工業・交通中心地,新疆大学など学術中心で自治区主都のウルムチ(モンゴル語で〈美しい牧場〉の意)のほか,石油工業のクラマイ,大規模な屯田事業を基礎に農・工・商コンビナートが発達しているマナス河畔の石河子,独山子油田付近の奎屯(けいとん),イリ・カザフ自治州の政経中心で,〈花園城〉の名がある伊寧があり,バインゲレン(巴音郭楞)・モンゴル自治州の中心で紡織工業の天山山脈南麓のクルラ,炭田と鉄鉱山をひかえ,蘭新鉄道の要地である東部最大のハミとその西に位置するトゥルファン,タリム盆地北西部のアクス,中国最西端の都市で政経中心のカシュガルがある。

名勝遺跡

天山山脈の阜康(ふこう)県境天山の頂上にある天池は観光避暑地として有名で,付近には古い寺院などもある。かつてこの地方の仏教中心地〈亀茲国〉があったクチャ,拝城地方には仏教石窟遺跡が多く,なかでも236窟があるクチャ県城西のキジル石窟は,古いものは3世紀ころの石窟といわれ,仏教壁画が残されている。また,タリム盆地東端の若羌(じやくきよう)県にある有名な漢代の〈西域〉の一中心楼蘭遺跡をはじめオアシス諸国家の古城遺跡も多く,今日これらの考古学的調査研究が活発におこなわれている。
[小野 菊雄]

[索引語]
Xīn jiāng Wéi wú ěr zì zhì qū 北疆 南疆 タリム[川] シルクロード 東トルキスタン共和国 カナート 蘭新鉄道 南疆鉄道
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1. 新疆(ウイグル自治区)
日本大百科全書
1955年に北新疆で「東トルキスタン共和国」を宣言した事件があり、終結後の同年、現在の新疆ウイグル自治区が成立した。その後1997年には、クルジャで大規模なデモ
2. 新疆ウイグル(維吾爾)自治区
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3. しんきょうウイグル‐じちく[シンキャウウイグル‥]【新疆─自治区】
日本国語大辞典
(ウイグルはUighur )中国の北西部にある省級の自治区。主都ウルムチ。中央部を東西に走る天山山脈とその北側のジュンガル盆地、南側のタリム盆地、東側のトルファ
4. 新疆(しんきょう)ウイグル自治区[中央アジア]
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追求しており、この自治区が中継の要として注目されている。05年12月カザフスタンのアタスから新疆ウイグル自治区・阿拉山口(アラシャンコウ)まで全長988キロの石
5. 新疆ウイグル自治区内外における武装抗争[中央アジア]
イミダス 2018
新疆ウイグル自治区における武装抗争には、近年、(1)地理的な拡散、(2)対象の無差別化、といった変質がみられる。2013年10月に北京で起きた天安門車両突入・
6. おうおんも【王恩茂】(Wáng Ēnmào)
世界人名大辞典
歴任.国共内戦期には第一野戦軍第二軍政治委員等を歴任.人民共和国建国後は新疆で活動し,党新疆ウイグル自治区委員会第一書記,新疆軍区司令員兼政治委員兼新疆生産建設
7. おうもう【王蒙】(Wáng Méng)
世界人名大辞典
〈反右派〉闘争を発動したため,右派反革命分子とされ北京郊外で労働に従事[58-62],新疆ウイグル自治区イリの人民公社に左遷された[63-].中国作家協会北京支
8. おうらくせん【王楽泉】(Wáng Lèquán)
世界人名大辞典
転じ[91],党新疆ウイグル自治区委員会常務委員,同自治区人民政府副主席.党同自治区委員会副書記[92].党第14回大会[同]で中央委員候補に選出された.党新疆
9. がいみみ【艾未未】(Ài Wèiwèi)
世界人名大辞典
〔1957.8.28~〕 中国の美術家,建築家.北京生まれ.詩人艾青の次男.艾青が下放された新疆ウイグル自治区などで幼年期をすごす.北京電影学院に入学[1978
10. えいほう【賀衛方】(Hè Wèifāng)
世界人名大辞典
活躍.劉暁波が提起した《08憲章》に署名し,インターネット上で公開される[2008].新疆ウイグル自治区の石河子大学に派遣[09].司法制度改革を唱える改革派知
11. しゅうきょう【周強】(Zhōu Qiáng)
世界人名大辞典
歳の最年少で湖南省長代理に転出[2006],省長に就任[07].張春賢(1953~)の新疆ウイグル自治区党委書記転出に伴い,後任の湖南省党委書記となる[10].
12. はく【李柏】(Lǐ Bǎi)
世界人名大辞典
五胡十六国の前涼の官僚.4世紀前半,おそらく4代目国主の張駿の時代[324-46]に,楼蘭(現,新疆ウイグル自治区)を治所として西域長史の職にあった人物.彼が西
13. アクス
世界大百科事典
中国,新疆ウイグル自治区西部,天山山脈南麓,タリム(塔里木)盆地北西のオアシスの町。紀元前から天山山脈の鉱物資源を基礎に鋳造,冶金がみられ,また天山南路の四大都
14. アスターナ
世界大百科事典
中国,新疆ウイグル自治区トゥルファン(吐魯番)県の高昌古城(カラホージョ)の北西に位置し,高昌古城住民の墓地がある。20世紀初頭に大谷探検隊やイギリスのスタイン
15. アルタイ語系諸族
世界大百科事典
海沿岸のエベン(両者を併せて,かつてはツングースと称した),アムール流域のネギダール,新疆ウイグル自治区のソロンが北群を,また中国東北部の満州族,アムール流域の
16. アルタイ‐さんみゃく【─山脈】
日本国語大辞典
(アルタイは{英}Altai )西シベリア、モンゴル、中国の新疆ウイグル自治区にまたがる大山系。三つの主脈に分かれ、最高峰は四五〇六メートルのベルーハ。
17. アルタイ諸語
世界大百科事典
中心に,ボルガ川中流,アフガニスタン,シベリアのバイカル湖付近などに分布する。ツングース諸語は中国の新疆ウイグル自治区,東北地方などに一部話されているが,沿海州
18. 伊寧
世界大百科事典
中国,新疆ウイグル自治区北西部,イリ(伊犁)盆地のオアシスの町。人口36万(2000)。イリ・カザフ(哈薩克)自治州(1954成立)の主都。ジュンガル(準噶爾)
19. ウイグル語
日本大百科全書
万人(1986)が使用している。トルコ語族のうちウズベク語とともに東方語派を形づくる。新疆ウイグル自治区では、カシュガル、トゥルファンなどの中央方言を土台にした
20. ウイグル語
世界大百科事典
旧ソ連邦に属した中央アジアのウズベキスタン,カザフスタン,キルギスタン各共和国と中国の新疆ウイグル自治区で話されている。中国に100万以上の話し手がいる。現代チ
21. ウイグル‐ご【─語】
日本国語大辞典
二〇世紀初頭、東トルキスタンや敦煌からヨーロッパや日本の探検隊によって多数発見された。中国新疆ウイグル自治区を中心にウイグル族によって話されている言語もウイグル
22. ウイグル族
世界大百科事典
トルキスタン方面に移住したトルコ系民族のひとつ。回紇,維吾爾とも記される。現在は中国の新疆ウイグル自治区と旧ソ連邦中央アジアを主たる居住地とし,人口は中国に約7
23. ウイグル‐ぞく【─族】
日本国語大辞典
のち、その一派はウイグル文字を用いるようになり、それが蒙古文字の母体となった。現在、中国新疆ウイグル自治区の主要住民。ウイグルには、回〓
24. ウイグル文献
世界大百科事典
中国,新疆ウイグル自治区のトゥルファン(吐魯番),ハミ(哈密),クチャ(庫車)あるいは甘粛省の敦煌などから出土したトルコ語(ウイグル語)で書かれた文献。ウイグル
25. ウズベク族
世界大百科事典
族。人口は,旧ソ連領内に約1670万(1989),アフガニスタンに推定180万,中国の新疆ウイグル自治区に約2万。古くはイラン系民族の住地であったこの地域は,ト
26. うるい‐じょう[‥ジャウ]【烏塁城】
日本国語大辞典
中国漢代、新疆ウイグル自治区庫車(クチャ)の東方、策特爾(チャディール)にあった都城。前五九年から西域都護府が置かれた。ウルイジョー
27. ウルムチ
日本大百科全書
迪化府となった。 中華人民共和国成立後の1954年ウルムチ市となり、さらに1957年新疆省が新疆ウイグル自治区となると、自治区人民委員会が置かれた。1963年に
28. ウルムチ
世界大百科事典
中国,新疆ウイグル自治区中央部,ジュンガル(準噶爾)盆地南部のオアシスの町で,自治区の主都。ウルムチとはモンゴル語で〈美しい牧場〉の意。古来,天山北路の要地で,
29. えんき【焉耆】
日本国語大辞典
中国、新疆ウイグル自治区の都市カラシャールの中国名。天山山脈の南麓にあり、シルク‐ロードの要地を占めた都市国家。唐代には都護府が置かれて安西四鎮の一つとなる。
30. オイラート語
世界大百科事典
もって自己の言語を書写してきたが,これが,いわゆるオイラート文語であり,この文字は現在でも中国の新疆ウイグル自治区に住むオイラート人によって用いられている。また
31. 王恩茂
日本大百科全書
代)には新疆省代表として出席した。1955年に党新疆ウイグル自治区委員会第一書記に就任して、翌1956年の党第8回大会では「新疆ウイグル自治区内各民族の工作状況
32. オボ
日本大百科全書
たは祭壇で、同様のものがシベリア、中国東北地方、チベット、新疆しんきょう/シンチヤン(新疆ウイグル自治区)、朝鮮にも分布する。基本構造は、石堆もしくは土築の基壇
33. かいきょう[クヮイキャウ]【回疆】
日本国語大辞典
中国、新疆ウイグル自治区のタリム盆地の一帯、天山南路の地方の呼称。カイキョー〓[カ]
34. 回部
日本大百科全書
トルコ人はウイグルという民族名をとり、1949年の中華人民共和国の成立後、回部の地方は新疆ウイグル自治区の行政区域内に入っている。佐口 透
35. カザフ‐ご【─語】
日本国語大辞典
〔名〕チュルク諸語中央語群に属す言語の一つ。カザフスタン共和国や中国の新疆ウイグル自治区などで話される。カザック語。カザフ
36. カザフ族
世界大百科事典
中央アジアのカザフスタン共和国と,中華人民共和国新疆ウイグル自治区の伊犂哈薩克自治州を主たる居住地とするトルコ系民族。ロシア人が誤って,キルギスあるいはキルギス
37. カザフ文学
世界文学大事典
カザフ人は主にカザフスタン共和国(旧ソ連カザフ共和国)と中国新疆ウイグル自治区に住むチュルク系民族で,元来遊牧民である。15世紀中ごろから史上に現れたこの民族に
38. カシュガル
世界大百科事典
中央アジアのオアシス都市。タリム(塔里木)盆地の西端に位置する。現在の中国,新疆ウイグル自治区喀什地区の喀什市(カスカル・シャフリ)。人口23万(1994)。そ
39. カシュガル
日本国語大辞典
(Kashgar )中国、新疆ウイグル自治区西部の都市。天山南路の要地にあたり、古くから繁栄した。〓[カ]
40. カシュガル‐カンこく【─汗国】
日本国語大辞典
一六、七世紀、中国の新疆ウイグル自治区のオアシス地帯を支配したトルコ族の国。モグリスタンカン国(東チャガタイカン国)の後身。首都カシュガル。住民はのちにウイグル
41. 紙画像
世界大百科事典
なった。これが〈竹簡〉であり〈木簡〉である。現在,漢代の竹簡,木簡が中国本土はもとより新疆ウイグル自治区などの辺境で多数発見されているが,漢代になると白絹を書写
42. カラコルム[峠]
世界大百科事典
南約240km,ラダックの中心都市レーの北約160kmにある。現在交通上の意義は薄れ,新疆ウイグル自治区の葉城(カルガリク)とチベットの普蘭を結ぶ新蔵公路は,カ
43. カラシャール
世界大百科事典
中国,新疆ウイグル自治区焉耆(えんき)回族自治県の所在地名および盆地名。カラシャフルともいい,中国名は焉耆。この盆地は東部天山山脈の支脈カイドゥが北東にトゥルフ
44. カラシャール
日本国語大辞典
shahr )中国西部、天山山脈の南側、新疆ウイグル自治区にあるオアシス都市。シルクロードの要地。喀喇沙爾。
45. カラホージョ
世界大百科事典
中国,新疆ウイグル自治区トゥルファン盆地内にある古城跡。高昌国の都城であったが,のち〈高昌〉の音が訛って元代以後に火州と呼ばれ,イラン史家にはカラホージョ(〈黒
46. カラホージョ
日本国語大辞典
(Kara〓Khodjo )中国、新疆ウイグル自治区吐魯番の東南方にある遺跡。五~七世紀に高昌国の都城として繁栄。九世紀以降はウイグル族の根拠地となった
47. カラマイ
世界大百科事典
中国,新疆ウイグル自治区北部,ジュンガル(準噶爾)盆地西縁の都市。人口27万(2000)。1955年の油田開発とともに発展し,今日では探査,採掘,機械製造,科学
48. カルムイク文字
世界大百科事典
ボルガ川下流域に移住したオイラート族の別派(カルムイク族)の間で用いられたが,今日では新疆ウイグル自治区のオイラート系モンゴル族の間でのみ用いられている。若松
49. 甘粛[省]
世界大百科事典
中国西北部の省。略称は〈甘〉または〈隴(ろう)〉。西は新疆ウイグル自治区,南西から南は青海,四川,東は陝西の諸省,北は内モンゴル自治区と寧夏回族自治区に隣接し,
50. 漢代美術
世界大百科事典
に土器類にその特色を残すのみである。 一方,新たに開けた西域では漢の植民地がおかれた。新疆ウイグル自治区ニヤ(尼雅)や甘粛省酒泉・居延・武威の遺跡がそれで,乾燥
「新疆ウイグル自治区」の情報だけではなく、「新疆ウイグル自治区」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の支配政党。1945年10月10日に発足した朝鮮共産党北部朝鮮分局を起源とし、この日が現在の朝鮮労働党創建記念日とされている。北朝鮮憲法では、「朝鮮労働党の領導のもとにすべての活動を行う」(第11条)と明示しており
ロヒンギャ(日本大百科全書(ニッポニカ))
おもにミャンマー連邦共和国の西沿岸部にあたるラカイン州の北西部に住むイスラム系少数民族。2015年5月、難民が南タイの海岸沖で木造船に乗って漂流する事件が発生したとき以来、ロヒンギャは国際的な注目を浴びるようになった。翌2016年10月にはミャンマー(ビルマ)西部の
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