1. おお‐つごも【大晦日】
日本国語大辞典
[方言]〔名〕一年の最終の日。大みそか。《おおつごも》岐阜県海津郡498 愛知県愛知郡563 三重県志摩郡585 奈良県吉野郡038 山口県791 徳島県811
2. おお‐つごもり[おほ‥]【大晦・大晦日】
日本国語大辞典
色盛衰記〔1688〕一・五「けふは鰒汁(ふくじる)して死ば其身の仕合なり。迚(とて)も行先の大晦日(ツゴモリ)、人が生けては置まじと」*新編常陸国誌〔1818~
3. おお‐つもごり[おほ‥]【大晦・大晦日】
日本国語大辞典
」*浮世草子・傾城禁短気〔1711〕一・二「大晦日(ツモゴリ)に算用のあはぬかほつき」*俳諧・手挑灯〔1745〕中「大晦(ヲホツモコリ)魂祭 大晦日の夜先祖の玉
4. おお‐みそか[おほ‥]【大晦日・大三十日】
日本国語大辞典
《季・冬》*雑俳・柳多留‐二〔1767〕「つねていのうそでは行かぬ大三十日」*俳諧・類題発句集〔1774〕冬「大晦日 大三十日定なき世の定哉〈西鶴〉」*滑稽本・
5. おおみそか【大晦日】[頭見出し]
故事俗信ことわざ大辞典
大晦日(おおみそか)に蕎麦(そば)を食(く)えば=商売(しょうばい)が繁盛(はんじょう)する〔=運気(うんき)がよくなる〕・大晦日(おおみそか)に早(はや)く寝
6. おおみそか【大
日】
国史大辞典
一年の最終の日。毎月ある晦日(「みそか」とは三十日の意)に大の字をつけたのである。大つごもり(「つごもり」は月籠りの義)ともいう。商家では決算に忙しく、家庭で
7. 大晦日(おおみそか)[新語流行語]
情報・知識 imidas
31歳の、初婚年齢ギリギリ女性。
8. 大晦日(おおみそか) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
。新しい歳神様を迎えるために寝ないで待つ日とされ、早く寝ると白髪になるなどの言い伝えがある。大晦日の夜のことを除夜(じょや)といい、神社では火を焚いて厄祓いの神
9. おほ-つごもり【大晦日】
全文全訳古語辞典
していう。特に、江戸時代では、一年中の総決算日であった。 「大晦日に、あらましに正月の用意をして」〈西鶴・世間胸算用・5・1〉大晦日に、あらかた正月の準備をして
10. おほ-みそか【大晦日】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕十二月末日。「おほつごもり」とも。 「大晦日定めなき世の定めかな」〈西鶴〉一年中の総決算の大晦日がやって来た。無常で定めない世の中であるが、借金を払わな
11. 大みそか
日本大百科全書
大晦日と書く。年越としこし、大つごもり、大年おおとしなどともいい、1年の最後の日。今日では、商家でも一般家庭でも、新年を迎える準備に忙しいが、本来、1日が夕方か
12. おおみそか【大晦日】[標準語索引]
日本方言大辞典
とりよおおみそか:大晦日の夕食おせちおおみそか:大晦日の日にこんにゃくの白あえを食べて、その日を祝うことすなおとしおおみそか:大晦日の夜に門先に燃す火としびおお
13. おーつごも【大晦日】[方言]
日本方言大辞典
一年の最終の日。大みそか。 岐阜県海津郡498岐阜県方言集成(瀬戸重次郎)1934 愛知県愛知郡563愛知郡誌(愛知郡役所)1923 三重県志摩郡585三重県方
14. 大晦日 (見出し語:晦日)
古事類苑
歳時部 洋巻 第1巻 1428ページ
15. 大晦日と除夜 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
陰太陽暦(旧暦)で、日没を1日の区切りとしていたため、大晦日の日が暮れると新年となり、正月を祝う儀礼が始まりました。つまり本来は、大晦日の夕食が新年最初の食事に
16. 大晦日に蕎麦を食えば=商売が繁盛する〔=運気がよくなる〕〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔諺語大辞典(1910)〕〔大和高田地方俗諺〕
17. 大晦日に早く寝ると白髪がふえる〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔俚諺調(1906頃)二戸郡(岩手県)〕〔秋田県鹿角郡俗信集〕〔大野誌(神奈川県)〕〔やまなしの方言と俚諺〕
18. 大晦日に湯に入れば瘧がかえる〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
顔に皺(しわ)がよるなどともいう。「瘧」は一、二日おきに発熱する病気。「かえる」は、再発するの意。〔諺語大辞典(1910)〕〔日本の俗信・一(富山)〕
19. おおみそか の 客(きゃく)
日本国語大辞典
「おおとし(大年)の客(きゃく)」に同じ。
20. 大晦日の晩に食べる蒟蒻は一年中の腹の中の砂をとる〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔図説日本民俗学全集・二(奈良)〕
21. 大晦日の晩に入浴せぬと梟になる〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔諺語大辞典(1910)〕
22. 大晦日の晩飯を早く食わないと翌年の仕事に遅れる〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔秋田県鹿角郡俗信集〕
23. 大晦日の夜庭を綺麗に掃除しないと、翌年田が荒れる〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔秋田県鹿角郡俗信集〕
24. 大晦日は猫の手も借りたい
故事俗信ことわざ大辞典
大晦日の忙しさをいう。〔諺語大辞典(1910)〕
25. 大晦日曙草紙(著作ID:118456)
新日本古典籍データベース
おおみそかあけぼのそうし 歌川 豊国 三世(うたがわ とよくに 3せい) 歌川 国貞 二世(うたがわ くにさだ 2せい) 山東 京山(さんとう きょうざん) 作
26. 元日から大晦日まで笑う者はない
故事俗信ことわざ大辞典
一年中笑ってばかりいる者はない。人生には楽しいことばかりはない。〔諺苑(1797)〕
27. 日暮れと大晦日はいつでも忙しい
故事俗信ことわざ大辞典
俳諧・世話尽(1656)曳言之話「日暮(ヒクレ)と大晦日(おほツゴモリ)はいつも忙(イソガハシ)」世話詞渡世雀(1753)上「日暮(ヒクレ)と大晦日(オホツゴモ
28. 本所に蚊がいなくなれば大晦日
故事俗信ことわざ大辞典
江戸の本所は低湿地で蚊が多く、寒くなっても蚊が多いことを誇張していうことば。〔諺語大辞典(1910)〕
29. 夕方は一日の大晦日
故事俗信ことわざ大辞典
夕方は一日中でいちばん忙しい。〔諺語大辞典(1910)〕
30. しょう の 大晦日(おおみそか)
日本国語大辞典
*俳諧・本朝文選〔1706〕一・辞類・四季辞〈許六〉「すでに〈略〉廿九日といふなり。けふは小の大晦日。一日の違ひとはいひながら、一年中の大油断」
31. ひぐれ と 大晦日(おおつごもり)はいつでも忙(いそが)しい
日本国語大辞典
*俳諧・世話尽〔1656〕曳言之話「日暮(ヒクレ)と大晦日(おほツゴモリ)はいつも忙(イソガ(ハシ))」*世話詞渡世雀〔1753〕上「日暮と大晦日(オホツゴモリ
32. やれんのか!大晦日!2007[イミダス編 文化・スポーツ]
情報・知識 imidas
2007年12月31日の大みそかに、埼玉県のさいたまスーパーアリーナで行われる総合格闘技のイベント。1997年にスタートして以来、日本の総合格闘技界をリードし
33. 安永九年大晦日掛雑記(著作ID:4417792)
新日本古典籍データベース
あんえいくねんおおみそかがかりざっき 記録 安永九
34. 嘉永七寅年大晦日掛(著作ID:4417795)
新日本古典籍データベース
かえいななとらのとしおおみそかがかり 記録 嘉永七
35. 世間胸算用/大晦日ハ一日千金(著作ID:39941)
新日本古典籍データベース
せけんむねさんよう/おおつごもりはいちにちせんきん 胸算用/大晦日ハ一日千金 井原 西鶴(いはら さいかく) 浮世草子 元禄五刊
36. 天明元年大晦日懸雑記(著作ID:4417793)
新日本古典籍データベース
てんめいがんねんおおみそかがかりざっき 記録 天明元
37. 天明七年大晦日掛(著作ID:4417794)
新日本古典籍データベース
てんめいななねんおおみそかがかり 記録 天明七
38. 宝暦大晦日掛(著作ID:4417791)
新日本古典籍データベース
ほうりゃくおおみそかがかり 記録
39. HERO'S[格闘技]
情報・知識 imidas
PRIDEのエース格だった桜庭和志が参戦した。08年からは07年末に格闘技イベント「やれんのか! 大晦日! 2007」を開催した実行委員会と共同で、新イベント「
40. ほうそうし【方相氏】(Fāngxiāngshì)
世界人名大辞典
中国の神.険道神ともいわれ,絶えず険しい顔をしている.4つの目で常に四方を見渡し,悪鬼を追い払い,疫病鬼を駆逐する.《周礼》では,熊の皮を被り,黄金4つ目の仮面
41. あいないかんのんどう【相内観音堂】青森県:三戸郡/南部町/相内村
日本歴史地名大系
当堂で越年したとの伝承をもつが、「此時小ノ月ヲ転正月元日大晦日被遊御祝被遊候」とあって、南部の私大はこの時に始まるとされる。私大は一二月が小の月の場合、元日を仮
42. あかいけむら【赤池村】愛知県:愛知郡/日進町
日本歴史地名大系
り人足、鳴海宿への助郷、夫銀・堤銀などがあった(徇行記)。村特有の風習に家名長重行事があり、大晦日に「やなたらし、お前の裏の福榎の木、黄金花咲く銭が成る(中略)
43. あか‐ゲット【赤─】
日本国語大辞典
田舎者。おのぼりさん。*漫才読本〔1936〕〈横山エンタツ〉自序伝「僕達赤毛布(アカゲットウ)は大晦日の晩だといふのに見物に出掛けたのです」(3)((2)から転
44. 赤松則良半生談 幕末オランダ留学の記録 144ページ
東洋文庫
日を費したが、何れにしても今日の発達した汽船の航海から見ると殆どうその話のやうである。西洋の大晦日には乗組員一同打寄って祝宴を開き、ウラー・ウラーの声を挙げ余興
45. 赤松則良半生談 幕末オランダ留学の記録 145ページ
東洋文庫
初め一同窃かに心配したが、幸にして恙なく此境を過ぎることが出来た。十二月二十九日は恰度日本の大晦日で、田口俊平の狂句があるo まだかすと聞いて嬉しぎ年の暮私
46. 秋山記行・夜職草 166ページ
東洋文庫
山の夙の中に妹と背がねる一、茶煎は、予が立寄る毎の家に見たる、皆鍋鋏なり。一、米は、一年中に大晦日の晩に限り、正月三箇日は、栃にも餅栃と云あり、是を製して三(注
47. 秋山記行・夜職草 306ページ
東洋文庫
深更のすすはき畳をたたきて雅人を驚し、暁の餅つき臼の響して下戸に涙を流さしむ。浅草の歳の市は明日に在り、大晦日は隣にあるが如し。かかる中にては、筆もとりかね申候
48. 秋山ちえ子
情報・知識 imidas
1991年に第39回菊池寛賞、97年東京都文化賞、99年にエイボン女性大賞を受賞。著書に、「大晦日のローストビーフ」(76年、文化出版局)、「さよならを言うまえ
49. あきやま-ちえこ【秋山ちえ子】
日本人名大辞典
放送は14年まで45年間つづいた。宮城県出身。東京女高師(現お茶の水女子大)卒。本名は橘川ちゑ。著作に「大晦日のローストビーフ」「近くなった町」「種を蒔く日々─
50. あくたいまつり【悪態祭】
国史大辞典
ないが正月の初詣での時が一般に多く、年占にもなっている。京都祇園社の初詣でや足利市毘沙門堂の大晦日の悪態祭など古くから知られ、その他も昔は多かったが次第に廃絶し