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ギリシア文法

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文庫クセジュ ベストセレクション

序説
ギリシア文法  [改訳新版]15 / 243
文庫クセジュ868 シャルル・ギロー / 有田 潤
語学・文学
序説
 古期1)の印欧語であるギリシア語は今日ではミュケーナイ粘土板の解読2)によって紀元前1400年以来の姿が知られている.人類史上最も輝かしい文化の具の1つであるギリシア語がどう発展してきたか,われわれはこの時期から今日までたどることができるのである.したがって,この言語の或る状態を記述するには,それを一定の明確な期間に局限しなければならない.本書ではその範囲を古典期(前5世紀と4世紀)に限ることにする.
1) ラテン語から派生したフランス語,イタリア語,スペイン語等,またゲルマン語から発達した英語,ドイツ語等に対して,古代ギリシア語は印欧共通基語からのいわば第1次的な分化なのでこういわれている.
2) ミュケーナイ,ピュロスその他から出土した多数の粘土板上の文字(ミュケーナイ線形文字B)は戦後M.ヴェントリスによって解読され,「最古の」ギリシア語文書は一気に数百年遡ることになった.
 古代ギリシア語の第2の特徴は方言が豊富なことである.ただし特権的な地位にあった1都市国家アテーナイの歴史は,この市の地域語すなわちアッティカ方言を最上の地位に押し上げた.したがってギリシア文法を書く場合,一般にはアッティカ方言を取りあつかうという暗黙の了解がある.
 本書の範囲をこのように限定するとして,多少の逸脱が避けがたいことをあらかじめお断りしたい.アッティカの言語が自然発生的なものでないことは明らかで,多くの分野においてこの方言は,それが受けついださまざまな要素を整理したものであり,そのいくつかの面を正確に記述するには,この方言以外の言語上のきまりを指摘せざるをえない.他方,アッティカ方言にはその後の発展の萌芽が現れることもあり,これを見のがさないように心がける必要もある.以上の諸点の説明は,本書の姉妹篇『ギリシア語の歴史』1)の領分を侵さないように,駆け足ですますことになろう.
1) Jean Humbert, Histoire de la langue grecque, «Que sais-je?» 1483, P. U. F. 1972.
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