1. つれずれぐさ【徒然草】
デジタル大辞泉
⇒つれづれぐさ ...
2. 『徒然草』
日本史年表
1319年〈元応元(4・28) 己未⑦〉 この年 兼好『徒然草』前半部成るか。 1330年〈元徳2 庚午⑥〉 この年から翌年の間 兼好, 『徒然草』 第33段以 ...
3. 徒然草
日本大百科全書
だつ。三木紀人享受・影響成立後しばらくは人の耳目に触れなかったらしく、兼好の生存時の文献で『徒然草』に言及したものは一例もない。確認できる最初の読者は1世紀後に ...
4. 徒然草
世界大百科事典
鎌倉末期の随筆。吉田兼好著。上下2巻,244段からなる。1317年(文保1)から1331年(元弘1)の間に成立したか。その間,幾つかのまとまった段が少しずつ執筆 ...
5. つれづれぐさ【徒然草】
デジタル大辞泉
鎌倉時代の随筆。2巻。吉田兼好著。元徳2〜元弘元年(1330〜1331)ごろ成立か。随想や見聞などを書きつづった全244段(一説では243段)からなる。無常観に ...
6. つれづれぐさ【徒然草】
日本国語大辞典
鎌倉末期の随筆。二巻。卜部(吉田)兼好著。題名は序段冒頭の語による。主要部分は元弘元年(一三三一)頃の執筆か。全二四四段から成り、作者の随想、見聞などを順不同に ...
7. つれづれぐさ【徒然草】
国史大辞典
[参考文献]安良岡康作『徒然草全注釈』(『日本古典評釈・全注釈叢書』)、西尾実『つれづれ草文学の世界』、高乗勲『徒然草の研究―校本と解釈的研究―』、永積安明『 ...
8. 徒然草(つれづれぐさ)
古事類苑
文學部 洋巻 第3巻 448ページ ...
9. 徒然草
日本古典文学全集
〈つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を〉思いつくまま書き記したという卜部兼好(うらべかねよし)による随筆。江戸時代になって広く読 ...
10. Tsurezuregusa 【徒然草】
Encyclopedia of Japan
A miscellany in the zuihitsu (“random jottings”) genre; written by Yoshida Kenko ...
11. 徒然草傳授 (見出し語:徒然草)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 658ページ ...
12. つれづれぐさしょう【徒然草抄】
デジタル大辞泉
江戸前期の注釈書。13巻。加藤盤斎著。寛文元年(1661)刊。兼好の伝記を巻頭に置き、徒然草の仏教思想を中心に評釈を加えたもの。盤斎抄。 ...
13. つれづれぐさしょう[つれづれぐさセウ]【徒然草抄】
日本国語大辞典
江戸前期の注釈書。一三巻。加藤盤斎著。寛文元年(一六六一)刊。「徒然草」に関し、精密な語注を施し、作品中の仏教思想を中心として評釈を加えたもの。各段の接続の様態 ...
14. つれづれぐさもんだんしょう【徒然草文段抄】
デジタル大辞泉
江戸前期の注釈書。7巻。北村季吟著。寛文7年(1667)刊。徒然草を244段に分け、注釈の旧説を取捨してのせ、自説を加えたもの。 ...
15. つれづれぐさもんだんしょう[つれづれぐさモンダンセウ]【徒然草文段抄】
日本国語大辞典
江戸前期の注釈書。七巻一四冊。北村季吟著。寛文七年(一六六七)刊。師松永貞徳の説に従って「徒然草」を二四四段に分段し、さらに小節に分け、師説に自説を加えて、内容 ...
16. 『徒然草』[百科マルチメディア]
日本大百科全書
古活字版(嵯峨本(さがぼん)) 吉田兼好(けんこう)著 慶長(けいちょう)・元和(げんな)年間(1596~1623)刊 国立国会図書館所蔵 ...
17. es・say音声
ランダムハウス英和
Pope 作の教訓詩(1733-34)[文学・著作物]Essays in Idleness『徒然草』吉田兼好の随筆(1331)[文学・著作物]Essays of ...
18. あさまし【浅】[方言]
日本方言大辞典
島根県「旅行に行かれんであさましー思いをした」725島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)1963徒然草七「もののあはれも知らずなりゆくなん、浅ましき」 ...
19. いもがしら【芋頭】[方言]
日本方言大辞典
767 山形県鶴岡145地域社会の言語生活(国立国語研究所)1953「里芋の親芋」の意の例。徒然草六〇「いもがしらといふ物を好みて多く食ひけり」 ...
20. おそろしい(恐ろしい)[方言の地図帳]
日本方言大辞典
九州でのエズイ、エスカも同類であろう。中国地方の東部にキョートイが、その西にイビセーがある。キョートイは『徒然草』などに用例のある「気疎(けうと)し」につながる ...
21. くちばみ【蝮】[方言]
日本方言大辞典
立科学博物館)1953 大分市941豊後方言集(大分県立第一高等女学校国文会)1933~34徒然草九六「めなもみといふ草あり。くちばみにさされたる人、かの草を揉 ...
22. しゅー【衆】[方言]
日本方言大辞典
田秋衛)1961 鹿児島県種子島979種子島方言考(井上一男)=鹿児島教育第491号1934徒然草一三四「すべて人に愛楽あいげうせられずして衆に交はるは恥なり」 ...
23. せんと【先途】[方言]
日本方言大辞典
危篤。最期。 島根県出雲「今日がせんとだ」725島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)1963徒然草七四「期する処、ただ老と死とにあり〈略〉惑へるものはこれを恐れ ...
24. つきがね【撞鐘】[方言]
日本方言大辞典
・同補遺(大里武八郎)1953・59 山形県139山形県方言辞典(山形県方言研究会)1970徒然草二三八「常在光院のつき鐘の銘は、在兼卿の草也」《つぃつぃがに》 ...
25. てれん【手練】[方言]
日本方言大辞典
大阪※117新撰大阪詞大全 1841 東京都八丈島335八丈島の言語調査(国立国語研究所)1950評判記吉原徒然草五・七八「てれんも天連也。ばてれん宗とてゑびす ...
26. とよむ【響動】[方言]
日本方言大辞典
奈良県山辺郡583近畿方言の総合的研究(楳垣実)1962 添上郡675大和方言集(奈良県学務課)1900頃徒然草二三〇「狐、人のやうについゐて、さし覗きたるを、 ...
27. とる【取】[方言]
日本方言大辞典
う。 鹿児島県「花わおといやはんか(買いませんか)」963鹿児島方言辞典(嶋戸貞良)1935徒然草九三「買ふ人、明日そのあたひをやりて牛をとらんと言ふ」(3)手 ...
28. はしる【走】[方言]
日本方言大辞典
方言辞典(嶋戸貞良)1935968鹿児島県鹿児島郡谷山町方言集(山下光秋)=方言誌61933徒然草一七二「身を危めてくだけやすき事、珠を走らしむるに似たり」《は ...
29. ぶん【分】[方言]
日本方言大辞典
(十河直樹)1966(6)身分。品位。 沖縄県首里993沖縄語辞典(国立国語研究所)1963徒然草一三一「貧しくて分を知らざれば盗み、力おとろへて分をしらざれば ...
30. ぼろんじ【梵論師】[方言]
日本方言大辞典
虚無僧。 岐阜県飛驒502飛驒のことば(土田吉左衛門)1959徒然草一一五「ぼろぼろといふもの、昔はなかりけるにや。〈略〉ぼろんじ・梵字・漢字など云ひける者、そ ...
31. まむし(蝮)[方言の地図帳]
日本方言大辞典
もっとも近畿中央ではクチハビ・クチハミ・クチハメの類の表現も並行して使われていたらしいことは、『徒然草』その他の文献から証明することができる。千葉などではクッチ ...
32. やかげ【家陰】[方言]
日本方言大辞典
三重県名張市・名賀郡585三重県方言資料集(北岡四良)1957~59「家によって物陰となった所」の意の例。徒然草一〇五「北の屋かげに消え残りたる雪の、いたう凍り ...
33. わなご【輪―・罠―】[方言]
日本方言大辞典
《わんなぐり》 新潟県西蒲原郡371さとことば(幸田文時)1925(1)の意の「わな」の例。徒然草二〇八「経文などの紐を結ふに、上下よりたすきにちがへて、二すぢ ...
34. あい‐あ・う[あひあふ]【相合・相逢】
日本国語大辞典
左府
」*
徒然草〔1331頃〕一六四「世の人あひあふ時、暫くも黙止する事なし。必ず言葉あり」*歌謡・松の葉〔1
...35. あい‐・いる[あひゐる]【相居】
日本国語大辞典
四年一一月二二日「つぼね、ひとまを四つにへだてて二三人づつあひいたれば、せばきもわりなし」*徒然草〔1331頃〕三〇「中陰のほど、山里などにうつろひて、便あしく ...
36. あい‐かたら・う[あひかたらふ]【相語】
日本国語大辞典
物語集〔1120頃か〕四・一六「仏師の許(もと)に行て相ひ語らひて、仏を令書(かかし)む」*徒然草〔1331頃〕二四〇「年月のつらさをも、『分けこし葉山の』など ...
37. あい‐ぎょう[:ギャウ]【愛敬】
日本国語大辞典
みちて、向ひたる人人は、物思ひ忘るる心地するあひ敬など、おもりかになし給て、いたう静まり」*徒然草〔1331頃〕一「物うちいひたる、聞きにくからず、愛敬ありて、 ...
38. あい‐ぎょう[:ゲウ]【愛楽】
日本国語大辞典
*霊異記〔810〜824〕中・一九「心経を誦する音、甚だ微妙にして、諸の道俗の為に愛楽せらる」*徒然草〔1331頃〕一三四「すべて、人に愛楽せられずして衆にまじ ...
39. あい‐じゃく[:ヂャク]【愛着・愛著】
日本国語大辞典
愛着 アイチャク」*発心集〔1216頃か〕八・或武士母怨子頓死事「男女に愛著して命を捨て」*徒然草〔1331頃〕九「まことに愛著の道、その根ふかく、源とほし」* ...
40. あい‐・する【愛】
日本国語大辞典
暫く見る程に」*方丈記〔1212〕「今、さびしきすまひ、一間(ひとま)の菴(いほり)、みづからこれを愛す」*徒然草〔1331頃〕三八「つらつら思へば、誉(ほまれ ...
41. あいな‐さ
日本国語大辞典
別〔12C後〕一「かやうのほども、その人きこえぬあなづらはしさもあいなさに、今はなにかは」*徒然草〔1331頃〕二四〇「しられず、しらぬ人をむかへもて来たらんあ ...
42. あい‐らく【愛楽】
日本国語大辞典
くせい)にも忘るべからざるか」(2)「あいぎょう(愛楽)(2)」に同じ。*宝玲文庫旧蔵第二本徒然草〔1331頃〕一三四「すべて人にあいらくせられずして、衆にまじ ...
43. あ・う[あふ]【合・会・逢・遭】
日本国語大辞典
物語〔13C前〕灌頂・大原御幸「庭の若草しげりあひ」*徒然草〔1331頃〕一六二「大雁どもふためきあへる中に」(ロ)互いに…する。*徒然草〔1331頃〕一一五「 ...
44. あえ‐しら・う[あへしらふ]
日本国語大辞典
はかることを原義とする。(2)「蜻蛉日記」など中古の仮名作品では「あへしらふ」の形が優勢であるが、「徒然草」や「平治物語」など鎌倉期以後の作品では「あひしらふ」 ...
45. あえ ず
日本国語大辞典
語〔13C前〕四・鼬之沙汰「此よし申されたりければ、ききもあへず、やがて宮こへはせのぼり」*徒然草〔1331頃〕五六「今日ありつる事とて、息もつぎあへず語り興ず ...
46. あおき 眼(まなこ)
日本国語大辞典
う故事の「青眼(せいがん)」の訓読)気に入った客を喜んで迎える、すずしい気持のよい目つき。*徒然草〔1331頃〕一七〇「阮籍が青き眼、誰もあるべきことなり」*洒 ...
47. あお・ぐ[あふぐ]【仰】
日本国語大辞典
1〜14頃〕若菜上「いとかしこき末の世のまうけの君と天の下のたのみ所にあふぎ聞えさするを」*徒然草〔1331頃〕一五七「しひて不信を云ふべからず、あふぎてこれを ...
48. あおみ‐わた・る[あをみ:]【青渡】
日本国語大辞典
紅葉賀「御前の前栽の何となくあをみわたれる中に、常夏(とこなつ)の花やかに咲きいでたるを」*徒然草〔1331頃〕一〇四「珍しく青みわたりたる卯月ばかりの曙」*日 ...
49. あかざ の 羹(あつもの)
日本国語大辞典
アカザを汁の実にした吸い物。非常に粗末な食物をたとえていう。*徒然草〔1331頃〕五八「紙の衾(ふすま)、麻の衣、一鉢のまうけ、あかざのあつ物、いくばくか人の費 ...
50. あかざ の 杖(つえ)
日本国語大辞典
阜「やどりせむあかざの杖になる日まで〈芭蕉〉」*談義本・当世下手談義〔1752〕四・鵜殿退卜徒然草講談之事「あかざの杖(ツヘ)引ずりて、新道通りをうそうそ歩行( ...