ジャパンナレッジ
凡例目次
I.見出し
II. 発音
III.見出しの漢字
IV.見出し語
V.重要語
VI.語釈と用例
VII. 品詞表示
VIII.記号・略語一覧
このコンテンツについて
コンテンツ一覧
総合
ジャパンナレッジLib
ジャパンナレッジPersonal
ジャパンナレッジSchool
ポケットプログレッシブ中日・日中辞典
凡例
III.見出しの漢字
見出しとして掲げた漢字(親字)の字体は、今日、中華人民共和国において標準字体とされている字体である。歴史上、同音・同義で使用されたことのある字形(異体字)は括弧に入れて示した。ただし、偏旁のみ簡略したものについては、いちいち異体字を示さなかった。本文画面右列のリンクより「中国標準字形照合表」(PDF)を参照されたい。
(例)
马
(馬)とは示したが、
驻
(駐)とは示さなかった。
標準字体の中には、中華人民共和国成立以降に簡略化された漢字と旧来の簡体字が多数含まれる。これらの種類と使用範囲は、国家語言文字工作委員会が発表した『簡化字総表』(1986年新版)とその関連説明に従った。
今日、中華人民共和国で使用されている字体は1964年発表の『印刷通用漢字字形表』によって整理・規範化された字体である。この字体は「新字形」と呼ばれ、旧来の中国の漢字および現行の日本の漢字と形・書き方が異なるものを含む。その違いについては、III-1で述べた「中国標準字形照合表」内の「新旧字形対照表」を参照されたい。
見出しの漢字の配列は、音形を中国語表音表記法(ピンイン)で表記した場合のローマ字順に配列した。「
nǚ
」は「
u
」の後ろに置いた。ローマ字表記が同一の漢字は、第1声から声調の順に配列し、軽声に発音される漢字は第4声の後ろに配列した。
ローマ字表記と声調が同一の漢字は、画数順に配列し、画数が同じものは第1画目の形 横棒(
―
)→たて棒(
|
)→左払い(
丿
)→点(
丶
)→曲げ(
乛
)の順で並べた。
見出しの漢字は、音形の同じものは一つの漢字として扱った。歴史的に来源が異なる場合を含め、意味の違いによって見出しを別立てにはしていない。例えば、“
白
”で表記される単語には、「白い」「(字が)まちがっている」「述べる」という大きく異なる意味の単語があるが、“
白
1
”“
白
2
”“
白
3
”として二つ以上の“
白
”という見出しの漢字を掲げる扱いはしていない。
字形が同じ漢字でも音形の違うものは、別見出しとした。例えば、“
好
”は
hǎo
と
hào
の二つの音で読まれる。したがって、漢字“
好
”は
hǎo
と
hào
それぞれに対応する見出しの漢字として掲げた。
上記のように音形が複数ある漢字については、以下のように本文の最後に見出しとは異なる読みを示した。
異読→
hǎo
前へ
次へ