2.発音の表示

2-1  見出し語に添えた発音符号

見出し語に添えた発音符号は,ドイツ語の一般的発音規準による,おおよその発音を示す:

  長母音:→be•arg・wöh・nen
  アクセントのある短母音:→be•arg・wöh・nen
  アクセントのある長母音および二重母音:→Bea・ta

2-2  音標文字による表示

音標文字による表示は,大筋において国際音声表記(IPA)によったが,若干の工夫を試みた.

[ ə ]
脱落することもある [ə]:→be•flis・sen [bəflÍsən]
[ r ]母音化して [ɐ] になりやすい [r]:→Dur [duːr]
[ ər ]母音化して [ɐ] になりやすい [ər]:→An•ae・ro・bier [an(|)aeróːbiər]
[ | ]IPA の [ʔ] に当たり,次の母音は先行の音とはっきり区切って発音される:→dpa(DPA) [deːpeː|áː]
[ - ]二音が破擦音 [pf] [ts] [tʃ] [dʒ] や二重母音でなく,別々に発音される
[ ˑ ]アクセントのない語末の半長音
[ ´ ]アクセント記号で,母音の真上に添えてある.特に第二アクセントを示す必要があれば[` ]を用いた.
[ — ]本文において,直前の語と同一であることを示す:→
an・no [ánoˑ]
  [副詞], An・no []
[ .. ]表記の一部を,直前の語や複合語の基礎語などにゆだねて省略していることを示す:→Fracht•brief [fráxt..]
[  ]1語形変化に伴う有声子音・無声子音の交替([b] [p], [d] [t], [ɡ] [k], [z] [s], [v] [f])を示す:→durch|ra・sen1 [d〓rçraːzən]1
[  ]2語形変化に伴う子音 [ɡ][ç] の交替を示す:→be•flei・ßi・gen [bəfláIsIɡən]2
2-2-1  いくつかの表記がある語では,最も普通とされるものを優先してある.
何らかの限定があるときは,適宜その旨を注記した:
Che・mie [çemíː;オーストリア・スイス:kemíː]
da•bei [dabáI指示的強調:dáːbaI]
外国語や外国の人名・地名で,ドイツ語ふうの発音もあるときは,一般にそれを優先してある:

Shake・speare [ʃéːkspiːr, ʃéIkspIə]

2-2-2  丸括弧で囲んだ部分は,省略できる:

見出し語の省略可能部分に対応することがある:

fluß•ab〔・wärts〕[flυs|áp(vεrts)]

2-2-3  略語法 [〓〓〓] のような形は,直前の表記とのアクセントの違いだけを示すもので,短母音の音節を [〓],長母音・二重母音の音節を [-] で示している:

2-3  略語・記号

略語・記号についても,原形に復して読まれるもの以外は,つとめて発音を明示した:

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