外国語の表記と転写

  1. 外国語のカタカナ表記は、なるべく原音に近い表記を心がけた。ただし慣用的表記を尊重した場合もある。採用に際しては、国際審議会報告、文部科学省編の刊行物等を参考にしながら、各国語の研究者の指導の下に、もっとも妥当と思われる表記を選んだ。

    〈外国語カタカナ表記に関する一般原則〉
    1. 「ヂ・ヅ・ヰ・ヱ・ヲ」の表記は原則として用いない。
    2. 〔v〕の音は原則として「ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ」を使わず、「バ、ビ、ブ、ベ、ボ」と表記した。ただし、ドイツ語などの〔w〕は「ワ、ウィ、ウェ、ウォ」、ラテン語の〔v〕は「ウァ、ウィ、ウェ、ウォ」とした。
      バージニア
      ばーじにあ
      Virginia
      ウェーバー
      うぇーばー
      Max Weber
    3. Je〔je〕の音は原則として「イェ」と表記し「イエ」「エ」としない。
      イェリネック
      いぇりねっく
      Georg Jellinek
      イェスペルセン
      いぇすぺるせん
      Jens Otto Harry Jespersen
      ただし国名あるいはそれに準ずる一部のものは「イエ」「エ」を用いる。
      エルサレム
      えるされむ
      Jerusalem
    4. tu,touの〔tu〕音は「チュ」「トゥ」と表記し「テュ」「ツ」としない。
      チューダー
      ちゅーだー
      Antony Tudor
      トゥーロン
      とぅーろん
      Toulon
    5. du,douの〔du〕の音は「ドゥ」「デュ」と表記し、「ヅ」「ジュ」としない。
      ドゥーメルグ
      どぅーめるぐ
      Gaston Doumergue
      デュロック
      でゅろっく
      Duroc
    6. 〔ti〕〔di〕の音は、「ティ」「ディ」と表記したが、慣用に従って「チ」「ジ」としたものもある。
      コンスタンティヌス
      こんすたんてぃぬす
      Flavius Valerius Constantinus
      ディドロ
      でぃどろ
      Denis Diderot
      チロール
      ちろーる
      Tirol
  2. 外国文字は、原則としてローマ字に転写した。ロシア語はロシア文字とそれをローマ字に転写したものを示した。
    モスクワ
    もすくわ
    Москва/Moskva
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