5 訳語
- この辞典では,一つの日本語に対して多くの訳語を示すことよりも,日常的によく使用される訳語を選んで示し,その他の訳語,表現は用例の中で展開することを方針とした。
- 一つの語義の中の訳語が複数になるときは,セミコロン(;)で区切った。
また複数の訳語にそれぞれ意味の差,使い方の差があるときには,定義のかっこ〔 〕で補足を加え,その訳語の間はカンマ(,)で区切った。
- 訳語は日本語の使用レベルに対応することを原則としたが,必ずしもその対応が十分でないときには《口》《文》《俗》の指示を添えた。
- 必要に応じて,訳語に伴う特定の前置詞,あるいは to不定詞,that節などを (( )) の中に示して,訳語を活用できるようにした。
- 必要に応じて,訳語が結びつく目的語や形容詞,動詞などを (( )) に入れて示し,訳語の働きの理解を助けるようにした。
- 訳語の中の代表語 one,oneself,a person,a thing などはイタリック体で示した。
- 名詞の訳語には可算名詞に a,または an を付け,可算,不可算の両方に用いられるものは (a), (an) で示した。不可算名詞はそのまま示した。
- 通例 the を付けて用いるものは,the ~ とした。
- 複数形で用いられているものは,訳語の後に(通例複数形)と示した。
また,単数扱い,複数扱いについては,訳語の後に(単数扱い)(複数扱い)として示した。
- 注意すべき複数形については,訳語の後に ((複……)) で示した。
- 訳語は米綴りを優先して示した。米英の相違があるときには,英綴りに《英》の表示をつけて示した。ただし,例文中は米綴りを原則とした。
- 訳語には必要に応じて,それから派生する動詞,形容詞,副詞などに ◇マークをつけて示し,それぞれに訳語を与えた。
- 小規模の語については,上記の訳語の示し方に従わずに,例文の中で訳語に相当する語,または表現を展開している。