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(おうじょうようしゅう 2 にほんじょうどきょうのよあけ)
平安時代の貴族的な仏教に対して反抗の心を抱いた源信。浄土教の伝統を探りつつ,凄惨な地獄と甘美な極楽の様相を具体的な筆致で描いたこの書は,後世の思想・文芸に大きな影響を与えた。第2巻は,第5章から第10章まで。
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アメリカ彦蔵自伝 2
(あめりかひこぞうじでん 2)
13歳のときに漂流,アメリカ船に救われて渡米し,幕末の日本に帰国して実業界に活躍した播磨の水夫彦蔵の生きた維新史。第2巻は,1863年から90年の国会開設,翌年の大津事件で筆をおく。巻末に年譜を付す。
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北京風俗図譜 1
(ぺきんふうぞくずふ 1)
清代末の北京の風俗・風物の詳細な図録。ゆきとどいた解説にみちびかれて,古都北京の中国人の生活の実態を,視覚的に把握できる。中国古典文学愛好家にとって貴重な書。第1巻は,「歳時」,「礼俗(婚礼・葬礼)」,「居処」,「服飾」の各部。
(ちゅうごくしょうわせん えどこばなしとのまじわり)
中国のウィットとエスプリの宝庫,明代の『笑府』,後漢の『笑林』を中心に,種々の笑話集から500編を集める。江戸小咄との比較考証によって,その原型・影響関係を解説した興味ぶかい書。
(たいへいてんごく 2 りしゅうせいのばくかにありて)
列強の侵略によって腐敗した清朝に対し,革命をめざして決起した太平軍。渦中に身を投じた若き英国海軍将校リンドレーの人間愛にあふれる記録の本邦初訳。太平天国の内幕をえぐる奇書。第2巻は,第8章から第13章まで。
(ながさきかいぐんでんしゅうじょのひび にほんたいざいきしょう)
日本海軍の黎明期を物語る史料。幕末の安政のころ,伝習所教官として来日したオランダ士官の目にうつる若き日の勝海舟,榎本武揚,開明の藩主島津斉彬,鍋島閑叟ら。生き生きと登場する幕末の群像。
(とうゆうざっき おうう・まつまえじゅんけんしき)
18世紀末,天明の飢饉にあえぐ東北地方から松前へと,幕府の御巡見使の随員として旅行した筆者による旅日記。平泉,松島,仙台,相馬から江戸まで,各地の民俗・伝説が冷静な観察眼をもって書きつづられている。
(みりんだおうのとい 3 いんどとぎりしあのたいけつ)
仏教は,ギリシア的論理をとり入れて世界宗教としての普遍性を獲得した。紀元前2世紀のインドで,支配者たるギリシア人王と仏教長老の対話のかたちで語られる聖典。最終第3巻は,第2編の続きと,第3編「譬えばなしに関する問い」。早島鏡正の解説,総索引を付す。
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板橋雑記・蘇州画舫録
(はんきょうざっき・そしゅうがほうろく)
明代末・清代初頭に繁華をきわめ,やがてさびれた南京・秦淮と風光明媚な蘇州の遊里。“夢の時空”に遊ぶ文人・名士の風流生活と名妓たちのあでやかな姿を伝えて,過ぎ去った時代を追想する2著。
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北京風俗図譜 2
(ぺきんふうぞくずふ 2)
清代末の北京の風俗・風物の詳細な図録。解説にみちびかれ,古都北京の中国人の生活の実態を視覚的に把握できる。第2巻は,家具などをあつかう「器用」,縁日の風景などを描く「市井」,茶屋遊びなどの遊びを示す「遊楽」,芝居や芸能の「伎芸」の各部。
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醒睡笑 戦国の笑話
(せいすいしょう せんごくのしょうわ)
落語の祖といわれる策伝和尚の笑話の集大成。8巻1000余話を収録。わが国滑稽文学中の巨編で,説話研究上の好資料でもある。本書は,その難解さゆえに久しく埋もれていた古典の初の現代語訳。
(たいへいてんごく 3 りしゅうせいのばくかにありて)
列強の侵略によって腐敗した清朝に対し,革命をめざして決起した太平軍。渦中に身を投じた若き英国海軍将校リンドレーの人間愛にあふれる記録の本邦初訳。太平天国の内幕をえぐる奇書。第3巻は,第14章から第20章まで。
(たんにしょう・しゅうじしょう・くでんしょう・がいじゃしょう)
親鸞のふかい哲学的思索と純粋な阿弥陀信仰は,その後,かえって異端を生じようとした。生前の親鸞の信仰をとおして正統を守ろうとする人びとによって説かれた,親鸞の真意を伝える苦悩の書。
(きんこきかん 1 めいじたんぺんしょうせつせんしゅう)
一世の名妓が油売りの真情に感動して夫婦となる話,女装の美少年にまつわる結婚喜劇……。中国明代の世相・人情を,批判をこめつつ生き生きと伝える全40話の新訳。第1巻は,第8話まで。巻末に千田による解説を付す。
(にほんし 2 きりしたんでんらいのころ)
布教の情熱に燃え,東海の果て日本へ渡来した宣教師たち。ザビエルの渡日をめぐって描かれる編年体の記録は,キリシタンの凄絶なドラマを物語る。第2巻は,ヴィレラ一行が京都に入った1560年から63年まで。
(しょくへき・かていとじょうきりゃく・ようしゅうじゅうじつき)
残忍目をおおうばかりの惨状! 明代末から清代初頭の血で血を洗う動乱を描いた実録。四川省の張献忠の乱を描く『蜀碧』,清軍が揚州を破り,嘉定を攻略したさいの残虐の記録『揚州十日記』『嘉定屠城紀略』を収める。
(きんこくしょうにんぎょうじょうき あるきそうのはんせい)
幕末,近江に生まれた金谷は,11歳で預けられた寺を出奔して以降,半生を波瀾万丈,天衣無縫,滑稽百出の放浪の旅に過ごした。奇想天外で天真爛漫な『金谷上人御一代記』の楽しい現代語訳。
(なすれっでぃん・ほじゃものがたり とるこのちえばなし)
中世トルコの奇知縦横のナスレッディン・ホジャは,イスラム文化圏の多くの笑話の主人公になっている。庶民的英知の持ち主としてもてはやされ,その実在に異説もある“トルコ版一休さん”の,故態をとどめる500余話。
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蕃談 漂流の記録 1
(ばんだん ひょうりゅうのきろく 1)
幕末,越中の長者丸は,三陸,唐仁の港から出港して江戸へ向かう途中に遭難,ハワイに漂着する。そののち,オホーツク海をへてロシア艦によって帰還するまでの異国の体験と,漂流の苦難の記録。
(ゆめのななじゅうよねん にしはらかめぞうじでん)
大正6年(1917),寺内正毅内閣の私設公使と称して,段祺瑞との間に1億4500万円の借款を結んだ西原亀三。国際的な問題となった「西原借款」の裏面を明らかにする,波瀾にみちた生涯の記録。