東洋文庫

タイトル一覧

906 件

181  知恵の七柱 2
(ちえのななはしら 2)
T.E.ロレンス 柏倉俊三訳
落日のオスマン帝国の桎梏のもと,アラブ反乱軍を率いて立ち上がったロレンスの回想録。第2巻は,アカバ遠征,新基地の利用,橋梁襲撃の失敗を語る第四巻から第六巻までを収録。巻末にロレンス関係年譜を付す。
[西アジア][シリア|レバノン|イスラエル|ヨルダン|サウジアラビア|エジプト][伝記|随筆]
1971年02月刊
182  芸苑雑稿他
(げいえんざっこうほか)
岩村透 宮川寅雄編
著者は明治期の美術批評家。黎明期の近代洋画運動の理論的指導者として,近代美術の発展に大きく貢献した。表題作のほか,「美術と社会」「巴里の美術学生」など代表的著作14編を収録。
[東アジア][日本|フランス|イタリア|ギリシャ][美術|評論]
1971年03月刊
183  東方見聞録 2
(とうほうけんぶんろく 2)
マルコ・ポーロ述 愛宕松男訳注
1270年,わずか17歳でヴェネチアを発ち,元朝フビライ帝の寵をうけて四半世紀を東方で過ごしたマルコ・ポーロの旅行記。往路は陸路,復路は海路による旅の記録は,ピサの物語作家の手による。第2巻は,第五章から第七章まで。福建への旅,泉州からの南海経由の帰国航路途上の国々を語る。巻末に総索引を付す。
[東アジア|東南アジア|南アジア|中央アジア|西アジア][中国|日本|インドネシア|スリランカ|インド|イエメン|トルクメニスタン|アゼルバイジャン][紀行]
1971年03月刊
184  金文の世界 殷周社会史
(きんぶんのせかい いんしゅうしゃかいし)
白川静
金文は西周史研究のすぐれた同時代資料だが,その資料性はなお十分に吟味されていない。著者は金文自体のもつ問題を提示しつつ,金文資料による西周史諸領域の再構成をこころみる。姉妹篇に『甲骨文の世界』(204)。
[東アジア][中国][評論|歴史]
1971年04月刊
185  月と不死
(つきとふし)
N.ネフスキー 岡正雄編 加藤九祚解説
著者は日本民俗学界の異色の存在として知られるロシア人学者で,柳田国男,折口信夫らと親交を結び,沖縄,東北などの民俗を採録した。本書は日本語で発表された論文・書簡を網羅した唯一の著作集。
[東アジア][日本|ロシア][民俗学|伝記]
1971年04月刊
186  秋山記行・夜職草
(あきやまきこう・よなべぐさ)
鈴木牧之 宮栄二校注
『北越雪譜』の著者鈴木牧之の信越秋山郷探訪記は,江戸後期の地方文化が生んだ民俗学的文献の傑作として,菅江真澄の紀行文と双璧をなす。異色の自叙伝「夜職草」と「苗場山記行」を併載する。
[東アジア][日本][民俗学|伝記]
1971年05月刊
187  大津事件日誌
(おおつじけんにっし)
児島惟謙 家永三郎編注
明治憲法施行の翌年,来日中のロシア皇太子刺傷事件が突発した。この時,法をまげて極刑を加えよと強要する政府の圧力に敢然と抵抗,司法権を守った大審院長児島惟謙の反骨の記録。
[東アジア][日本][法律|記録]
1971年05月刊
(ようがくことはじめ おんがくとりしらべせいせきしんぽうしょ)
伊沢修二 山住正己校注
日本に西洋音楽を移入する仕事は,小学唱歌の制作・普及から始められ,やがて国歌“君が代”の制定がめざされた。本書はその間の経緯をまとめた基礎資料。巻末に楽譜つき「小学唱歌集」を付載。
[東アジア][日本][音楽]
1971年06月刊
189  モンゴル帝国史 3
(もんごるていこくし 3)
ドーソン 佐口透訳注
全ユーラシア大陸を馬蹄の響きとともに席巻した空前絶後の大帝国の征服の記録。かつて『蒙古史』の名で読書人を魅了した名著が,詳細な訳注を付した初の口語全訳として再登場。第3巻は,第3篇全7章。
[北アジア][モンゴル][歴史]
1971年06月刊
(いえずすかいしちゅうごくしょかんしゅう 2 ようせいへん)
矢沢利彦編訳
フランス・イエズス会士の中国布教報告集。布教の報告にとどまらず,社会・芸術・科学などの分野にわたって,清朝最盛期の躍動する姿を描きだし,東西交渉史の最重要史料としても評価が高い。本邦初訳。第2巻は,雍正帝の時代のもの,1724~34年の書簡7通を載せる。
[東アジア][中国][宗教|記録]
1971年07月刊
191  七王妃物語
(しちおうひものがたり)
ニザーミー 黒柳恒男訳
ササン朝ペルシアの英雄バハラーム王の生涯と,彼をめぐる7人の美妃がそれぞれに語る濃艶,絢爛,美麗,怪奇,多情,幻想的な物語をうたいあげた一大叙事詩。ペルシア文学の傑作を原典から初訳。
[南アジア][イラン][詩歌]
1971年07月刊
192  江戸小咄集 1
(えどこばなししゅう 1)
宮尾しげを編注
広範な民衆の支持によって栄えた江戸小咄。その収集家で研究者の編者が,膨大な小咄本から代表作を選び,新たな注と書目年表を付して世におくる。第1巻は,江戸小咄本の体裁がととのった安永期(1772?)から寛政期(1789?)初頭の13点を収める。
[東アジア][日本][笑い|説話]
1971年08月刊
193  朝鮮歳時記
(ちょうせんさいじき)
洪錫謨(ホングソックモ)ほか 姜在彦(カンジェオン)訳注
朝鮮の歳時風俗には,四季おりおりの人びとの生活の哀歓がこめられている。その記録をひもとけば,あたかも朝鮮民衆の生活の叙事詩を読むような興趣にとんでいる。日本・中国のそれと比較すれば,興味はさらにつきない。
[東アジア][韓国|北朝鮮][風俗]
1971年08月刊
194  法顕伝・宋雲行紀
(ほっけんでん・そううんこうき)
長沢和俊訳注
老齢の身ながら,遠くインド・セイロンにわけ入り,27か国もの仏跡を14年にわたって巡歴した中国の高僧法顕。その旅の記録は,最古の西域旅行記としてつとに名高い。宋雲の北インド旅行記を併載する。
[東アジア|南アジア|東南アジア][中国|パキスタン|アフガニスタン|インド|スリランカ|インドネシア][紀行|宗教]
1971年09月刊
195  菅茶山と頼山陽
(かんちゃざんとらいさんよう)
富士川英郎
江戸後期の備後の儒者で,『黄葉夕陽村舎詩』で知られる菅茶山。一時期,彼が主宰する廉塾の塾頭をつとめ,のち京都で活躍して『山陽詩鈔』をのこした頼山陽。ふたりの詩人の生活と詩文を,平明洒脱な散文で語りつくした評論。
[東アジア][日本][詩歌|伝記]
1971年09月刊
196  江戸小咄集 2
(えどこばなししゅう 2)
宮尾しげを編注
広範な民衆の支持によって栄えた江戸小咄。その収集家で研究者の編者が,膨大な小咄本から代表作を選び,新たな注と書目年表を付して世におくる。第2巻は,寛政期(1789?1801)から幕末までを中心に11点を収める。
[東アジア][日本][笑い|説話]
1971年10月刊
(きばみんぞくし 1 せいしほくてきでん)
内田吟風・田村実造ほか訳注
古くから中央アジア乾燥地帯に活躍した遊牧騎馬民族。草原と砂漠を背景にくりひろげられた戦いの絵巻を,中国の史書によって鳥瞰するこころみ。斯界第一線の研究者を動員した訳業。第1巻は,匈奴,烏桓・鮮卑,蠕蠕・芮芮,高車,室韋・契丹・奚,勿吉・靺鞨をとりあげる。巻末に田村による解説を付す。
[東アジア|北アジア|中央アジア][中国|モンゴル|ロシア|カザフスタン][歴史]
1971年10月刊
198  国文学全史 1 平安朝篇
(こくぶんがくぜんし 1 へいあんちょうへん)
藤岡作太郎 秋山虔ほか校注
わが国の文学史が国学的・語学的なものでしかなかった時代に,文学の真髄に迫った本書は,真の意味での歴史的名著といえる。その後の研究成果にもとづく詳細な補注をつけて覆刻。第1巻は,総論,第一期・弘仁前後,第二期・延喜天暦。巻末に解説(秋山)を付す。
[東アジア][日本][文学|評論]
1971年11月刊
199 続海涛集・帰去来 郭沫若自伝 5
(ぞくかいとうしゅう・ききょらい かくまつじゃくじでん 5)
郭沫若 小野忍・丸山昇訳
1928年以来,10年間におよぶ日本亡命の記録。あらゆる困難にみちた状況のなかで,著者は祖国への思慕をこめつつ,画期的な中国古代史研究を完成する。その間も創作活動はうむことなくつづけられる。第9回〈日本翻訳出版文化賞〉受賞。
1971年11月刊

※本書は現在公開されておりません。

200  知恵の七柱 3
(ちえのななはしら 3)
T.E.ロレンス 柏倉俊三訳
落日のオスマン帝国の桎梏のもと,アラブ反乱軍を率いて立ち上がったロレンスの回想録。最終第3巻は,冬季作戦,最後的一撃,ダマスクス解放などを語る第七巻から第十巻まで。巻末に総索引を付す。
[西アジア][シリア|レバノン|イスラエル|ヨルダン|サウジアラビア|エジプト][伝記|随筆]
1971年12月刊