東洋文庫

タイトル一覧

906 件

(かんじのせかい 1 ちゅうごくぶんかのげんてん)
白川静
親しみのある漢字800余をとりあげ,一文字ごとに複数の甲骨文・金文を例示しつつ,中国古代の文化,生活の諸相をさぐる。白川漢字学のエッセンスを示す読む字源辞典。第1巻は,漢字の起源と文字学を論じる第1章から原始宗教と漢字のかかわりを語る第6章まで。
[東アジア][中国][評論]
1976年01月刊
(つむやつまざるや しょうぎむそう・しょうぎずこう)
伊藤宗看・伊藤看寿 門脇芳雄解説
兄伊藤宗看の「将棋無双」は難解豪壮な作風をもち,弟看寿の「将棋図巧」は奇抜な趣向と華麗な駒さばきで知られる。どちらも詰将棋の絶頂を示す古典として並び称せられた18世紀なかばの献上百番集。
[東アジア][日本][趣味]
1975年12月刊
(ひがしあじあみんぞくし 2 せいしとういでん)
井上秀雄ほか訳注
『史記』以下の中国正史から,「東夷」と称せられた朝鮮・日本などに関する記述を抜粋したもの。「倭人伝」には異民族の目に映じた古代日本の姿が描かれ,研究者にも欠かせない貴重な史料。第2巻は,『南史』『北史』『旧唐書』『新唐書』および『通典』から。
[東アジア][中国|日本|韓国|北朝鮮][歴史]
1976年01月刊
(こうめにっき 3 ばくまつ・めいじをきしゅうにいきる)
川合小梅 志賀裕春・村田静子校訂
紀州藩藩校の督学の妻,川合小梅が,見聞した事件・世相から身辺の雑事までを克明に記録した日記。幕末から明治にかけて,激動する社会に生きる人びとの姿を浮き彫りにする未公刊の貴重な資料。第3巻は,明治11年(1878)から18年まで。巻末に,略年表,主要人名注を付す。
[東アジア][日本][日記|記録]
1976年02月刊
285  子育ての書 1
(こそだてのしょ 1)
山住正己・中江和恵編注
子供をいかに育てるか? 次の世代にどのような希望を託し何を求めるか? 日本人の著述のなかから子育てに関する見解を集成し,日本の育児思想の源流をさぐる。第1巻は,家訓,儒教書,女子教訓書などから子育て論を引く。巻頭に山住の解説「子育てと子育ての書」を付す。
[東アジア][日本][教育]
1976年02月刊
(かんじのせかい 2 ちゅうごくぶんかのげんてん)
白川静
親しみのある漢字800余をとりあげ,一文字ごとに複数の甲骨文・金文を例示しつつ,中国古代の文化,生活の諸相をさぐる。白川漢字学のエッセンスを示す読む字源辞典。第2巻は,「言」の字などを語る第7章から第12章まで。巻末に検字表,事項索引を付す。
[東アジア][中国][評論]
1976年03月刊
(ぺきんのでんせつ ちゅうごくのこうしょうぶんげい 4)
金受申 村松一弥訳
塔・鐘楼・橋など歴史的な名建築を中心に,名所古跡にまつわる伝説39編を収める。著者金受申は生粋の北京っ子。鳥瞰図のほか多数の地図・図版をそえて,古跡案内の書となるよう編集した。
[東アジア][中国][説話]
1976年03月刊
288  花壇地錦抄・草花絵前集
(かだんじきんしょう・くさばなえぜんしゅう)
三之丞伊藤伊兵衛・伊藤伊兵衛 加藤要校注
元禄期に江戸の園芸家伊藤伊兵衛が出版した『花壇地錦抄』は,総合的園芸の実際書として古典園芸書中の白眉。『草花絵前集』は,実際の栽培家が写実的に描いた120種の草花の板刻で,それぞれの特徴がよくとらえられている。
[東アジア][日本][実用]
1976年04月刊
289  中国の茶書
(ちゅうごくのちゃしょ)
布目潮渢・中村喬編訳
『茶経』『茶録』『大観茶論』など,中国の代表的な茶書10種を翻訳し,詳細な注を付したもの。「茶」に関する基本書として,また日本の「茶道」の源泉を示すものとして,研究上欠かすことのできない史料。
[東アジア][中国][フード]
1976年05月刊
290  アラビアン・ナイト 8
(あらびあん・ないと 8)
前嶋信次訳
中世ペルシア語からアラビア語に訳された説話をもとに,各地の説話を糾合して16世紀のカイロで編まれたアラビア語文学の傑作。アラビア語原典からの完訳版。第8巻は,第269夜から第334夜,「ハーティム・ウッ・ターイーの物語」など史上実在の人物の逸話も含む20話。
[西アジア|南アジア][イラン|イラク|エジプト|シリア][文学]
1976年05月刊
291  将門記 2
(まさかどき 2)
梶原正昭訳注
10世紀半ば,関東一円を征服して「新皇」を称し,死後も英雄伝説の主人公として語り伝えられた平将門。その一代を述べ,史書としても初の軍記物として重要な作品に,詳細な注を付しておくる。第2巻は,常陸の国衙の襲撃から新皇を称する反乱,そしてクライマックスへ。巻末に解説を付す。
[東アジア][日本][歴史|文学]
1976年07月刊
(しんこくにほん かいめいへのいちしろん)
ラフカディオ・ハーン 柏倉俊三訳
ハーンは,その生涯の最後の十数年を日本の紹介に捧げた。本書は,先祖崇拝や家族制度,仏教や儒教,キリスト教の伝来,武家の興隆,神道の復活など,この国の精神世界の展開を独特の進化論と輪廻説をもとに熱っぽく論じる。彼の日本研究の集大成。
[東アジア][日本][評論|宗教]
1976年07月刊
293  子育ての書 2
(こそだてのしょ 2)
山住正己・中江和恵編注
日本人の著述のなかから子育てに関する見解を集成し,日本の育児思想の源流をさぐる。第2巻は,体系的な教育書,民衆教化の書,心学書,また浮世草子などから子育て論を引く。
[東アジア][日本][教育]
1976年08月刊
(もんごるひし 3 ちんぎす・かんものがたり)
村上正二訳注
チンギス・カンの生涯の記録で,東洋史上屈指の古典『元朝秘史』のモンゴル語原典からの新訳。那珂通世の『成吉思汗実録』ほか東西の研究を結集して注解を付した画期的訳業。最終第3巻は,巻九から巻十二まで。チンギス・カンが征服をすすめモンゴル大帝国を築く過程,その死後オゴタイ・カンが帝国を発展・拡大させるさまを描く。解説と総索引を付す。
[北アジア][モンゴル][歴史|文学]
1976年08月刊
295  江戸繁昌記 3
(えどはんじょうき 3)
寺門静軒 朝倉治彦・安藤菊二校注
戯漢文をもって天保期の江戸の世態風俗を風刺的に描き,幕末読書界に異彩をはなった好著。本書の出版によって,反骨の江戸っ子儒者静軒は故郷を追われた。全文を読み下し文に改め,詳注を付した。最終第3巻は,四篇,五篇。巻末に朝倉の解題を付す。
[東アジア][日本][風俗|文学]
1976年10月刊
296  本朝食鑑 1
(ほんちょうしょっかん 1)
人見必大 島田勇雄訳注
昔の人は,どんなものをどのように食べていたのか? 江戸初期の本草学者が,各地に取材した見聞にもとづき,そのふかい学識を集大成した古典。その難解な漢文を初めて完訳。第1巻は,水火土部,稲・麦・豆などの穀部之一,味噌・酒など穀部之二,葱,紫蘇,茄子,茸,蓮根などの菜部。
[東アジア][日本][フード|事典]
1976年11月刊
297  子育ての書 3
(こそだてのしょ 3)
山住正己・中江和恵編注
日本人の著述のなかから子育てに関する見解を集成し,日本の育児思想の源流をさぐる。最終第3巻は,幕末期の教育書,幕藩体制を批判する思想書,また明治の教育論などから子育て論を引く。巻末に総索引を付す。
[東アジア][日本][教育]
1976年11月刊
298  モンゴル帝国史 5
(もんごるていこくし 5)
ドーソン 佐口透訳注
全ユーラシア大陸を馬蹄の響きとともに席巻した空前絶後の大帝国の征服の記録。かつて『蒙古史』の名で読書人を魅了した名著が,詳細な訳注を付した初の口語全訳として再登場。第5巻は,第5篇全5章,第6篇第1章から第6章まで。
[北アジア][モンゴル][歴史]
1976年12月刊
299  ハーフィズ詩集
(はーふぃずししゅう)
ハーフィズ 黒柳恒男訳
ハーフィズは14世紀ペルシア最大の抒情詩人。現世への懐疑を基調に,神秘主義的技法を駆使して酒と美女をたたえた。ゲーテの『西東詩集』は,彼の作品に霊感をえて成った。本邦初の全訳。
[南アジア][イラン][詩歌]
1976年12月刊
(みかぐらうた・おふでさき みんしゅうしゅうきょうのせいてん・てんりきょう)
中山みき 村上重良校注
天理教の聖典を,原典の平仮名はそのまま残しながら漢字を宛てて読みやすくし,注・解説を付したもの。農民たちの苦悩のなかから理想世界の実現をめざす,民衆宗教の基本的性格をあますところなく伝えている。
[東アジア][日本][宗教]
1977年01月刊