東洋文庫

タイトル一覧

906 件

201  日本の茶書 1
(にほんのちゃしょ 1)
林屋辰三郎・横井清・楢林忠男編注
はじめ薬として飲まれた茶は,やがてその風味を愛されて文人の間に流行し,「わび」文化の主役として彼らの思惟をふかめた。その多様な展開のあとを,諸文献によって再構成する。第1巻は,『喫茶養生記』『喫茶往来』『山上宗二記』『分類草人木』『古田織部伝書』『南方録(覚書)』を収録。巻頭に「茶書の歴史」(林屋)を付す。
[東アジア][日本][芸能|実用]
1971年12月刊
(きんせいきじんでん・ぞくきんせいきじんでん)
伴蒿蹊(ばんこうけい)・三熊花顛(みくまかてん) 宗政五十緒校注
有名無名を問わず,正・続合わせて200余の人物評伝を収める。とりあげられた畸人すなわち扶桑隠逸の高士たちは,著者の筆によって躍動し,いわゆる畸人伝の類書を圧して古典としての光彩をはなつ。
[東アジア][日本][伝記|風俗]
1972年01月刊
203  おんな二代の記
(おんなにだいのき)
山川菊栄
明治初期に女学生生活を送った母の千世。大正期から昭和期の婦人運動・社会主義運動の指導者として,夫山川均とともに幅ひろい活動をした菊栄。新しい時代を手さぐりで生きた母娘2代の記録。
[東アジア][日本][伝記|随筆]
1972年02月刊
(こうこつぶんのせかい こだいいんおうちょうのこうぞう)
白川静
19世紀末の甲骨文の発見は,中国の神話・伝承の世界を探る窓口を開いた。本書に収録された四百数十片の甲骨文をたどりながら,読者は殷王朝の構造や殷人の内面世界に導かれる。『金文の世界』(184)の姉妹篇。
[東アジア][中国][歴史|評論]
1972年02月刊
205  バタヴィア城日誌 2
(ばたう゛ぃあじょうにっし 2)
村上直次郎訳注 中村孝志校注
オランダ東インド会社は,その拠点をバタヴィア城に置いた。本書は,アジア各地から本国に送られた膨大な報告書のなかから日本・台湾に関する部分を抄出したもので,その史料的価値はきわめて高い。第2巻は,1640年から45年まで。
[東アジア|東南アジア][インドネシア|日本|台湾|][記録|宗教]
1972年02月刊
206  日本の茶書 2
(にほんのちゃしょ 2)
林屋辰三郎・横井清・楢林忠男編注
はじめ薬として飲まれた茶は,やがてその風味を愛されて文人の間に流行し,「わび」文化の主役として彼らの思惟をふかめた。その多様な展開のあとを,諸文献によって再構成する。第2巻は,元禄期の『茶話指月集』など江戸時代の茶書を収録。巻末に,日本の「茶書」略年表,総索引を付す。
[東アジア][日本][芸能|実用]
1972年03月刊
207  耳袋 1
(みみぶくろ 1)
根岸鎮衛(やすもり) 鈴木棠三編注
江戸中期の奉行職を歴任した著者が,その見聞を書き留めた随筆集。幕政の内実をはじめ,上下都鄙にわたる世態・風俗や民俗的伝承から犯罪まで,1000箇条におよぶ記述は当時を知るまたとない読物である。第1巻は,巻一から巻五まで。巻末に解題を付す。
[東アジア][日本][随筆|風俗]
1972年03月刊
208  耳袋 2
(みみぶくろ 2)
根岸鎮衛 鈴木棠三編注
江戸中期の奉行職を歴任した著者が,その見聞を書き留めた随筆集。幕政の内実をはじめ,上下都鄙にわたる世態・風俗や民俗的伝承から犯罪まで,1000箇条におよぶ記述は当時を知るまたとない読物である。第2巻は,巻六から巻十まで。
[東アジア][日本][随筆|風俗]
1972年04月刊
(もんごるひし 2 ちんぎす・かんものがたり)
村上正二訳注
チンギス・カンの生涯の記録で,東洋史上屈指の古典『元朝秘史』のモンゴル語原典からの新訳。那珂通世の『成吉思汗実録』ほか東西の研究を結集して注解を付した画期的訳業。第2巻は巻五から巻八まで。激しい戦いをかさねて強敵を次々に平定し,統一王国を築きあげていくさまを描く。
[北アジア][モンゴル][歴史|文学]
1972年04月刊
(いえずすかいしちゅうごくしょかんしゅう 3 けんりゅうへん)
矢沢利彦編訳
フランス・イエズス会士の中国布教報告集。布教の報告にとどまらず,社会・芸術・科学などの分野にわたって,清朝最盛期の躍動する姿を描きだし,東西交渉史の最重要史料としても評価が高い。本邦初訳。第3巻は,乾隆帝の時代のもの,1736~65年の書簡12通を載せる。
[東アジア][中国][宗教|記録]
1972年06月刊
211  修験道史研究
(しゅげんどうしけんきゅう)
和歌森太郎
日本民族宗教の一変形として独自の発展をとげた修験道に,早くからとり組んできた著者の古典的名著。仏教や陰陽道と影響し合いつつ「道」として成立する過程から,近世的変質までの展開を跡づける。
[東アジア][日本][宗教|歴史]
1972年06月刊
212  沖縄童謡集
(おきなわどうようしゅう)
島袋全發 外間守善解説
沖縄各地に伝承する童謡を収集し,解説を付したもの。開放的で辛辣な南方人気質があふれ,固有の生活様式が鮮明に映しだされて,好個の民俗資料ともなっている。「那覇固有の遊戯」を付載。
[東アジア][日本][音楽|民俗学]
1972年06月刊
213  慊堂日暦 2
(こうどうにちれき 2)
松崎慊堂 山田琢訳注
江戸後期の儒学者松崎慊堂は,該博な学識をもって知られ,渡辺崋山をはじめ多くの学者,文人墨客を友とした。彼らとの交遊を記した本書は,文化文政期の学界の消息を知るためにも貴重な記録。第2巻は,文政9年(1826)6月6日から同12年9月まで。
[東アジア][日本][日記]
1972年06月刊
214  朝鮮独立運動の血史 1
(ちょうせんどくりつうんどうのけっし 1)
朴殷植(パクウンシク) 姜徳相(カンドクサン)訳注
みずからも文筆人として1919年の三・一独立運動に参加した著者が,朝鮮人民の主張と心情を世界に訴えた熱血の書。第1巻は,三・一独立運動にいたる歴史的経過を甲申政変の失敗から説きおこす上編と,三・一運動の経過と広がりを語る下編第17章までを収める。
[東アジア][韓国|北朝鮮][歴史]
1972年08月刊
215  十二支考 1
(じゅうにしこう 1)
南方熊楠 飯倉照平校訂
柳田国男とともに草創期の日本民俗学を先導した“巨人”南方熊楠。十二支の動物をめぐって,東洋から欧米にわたる古今の典籍を駆使し,鋭い自然観察と自由闊達な文体でつづった空前絶後の博物誌。各巻に解説を付す。第1巻は,寅(虎),卯(兎),辰(龍),巳(蛇)に関する4編。
[東アジア][日本][民俗学]
1972年08月刊
216  朝鮮独立運動の血史 2
(ちょうせんどくりつうんどうのけっし 2)
朴殷植 姜徳相訳注
みずからも文筆人として1919年の三・一独立運動に参加した著者が,朝鮮人民の主張と心情を世界に訴えた熱血の書。第2巻は,下編第18章から第30章,「朝鮮の真相」など世界各国通信社の報告集,「付録・世界の世論」を載せる。巻末に解説を付す。
[東アジア][韓国|北朝鮮][歴史]
1972年09月刊
217  江南春
(こうなんしゅん)
青木正児(まさる) 小川環樹解説
すぐれた文学史家・美術史家である青木正児博士の中国旅行記「江南春」と,卓抜な洞察力をもって描かれた随筆集。他に中国のわらべうたの口語訳「支那童謡集」を含む。
[東アジア][中国][紀行|音楽]
1972年09月刊
218  アラビアン・ナイト 6
(あらびあん・ないと 6)
前嶋信次訳
中世ペルシア語からアラビア語に訳された説話をもとに,各地の説話を糾合して16世紀のカイロで編まれたアラビア語文学の傑作。アラビア語原典からの完訳版。第6巻は,第146夜から第200夜,鳥や獣の寓話的な話10話と,「アリー・ビン・バッカールとシャムス・ウン・ナハールとの物語」「カマル・ウッ・ザマーンの物語」(前半)。
[西アジア|南アジア][イラン|イラク|エジプト|シリア][文学]
1972年10月刊
(だんこうれいがんき そまんじゅ・ひととさくひん)
蘇曼殊 飯塚朗訳
蘇曼殊は,小説,詩,翻訳,絵画に通じ,清代末の文学革命直前に異彩をはなった鬼才。後年,僧籍に入って日本,中国,東南アジアを漂泊した。代表作を集め,新資料による解説を付す。
[東アジア][中国][文学|詩歌]
1972年10月刊
(にほんおとぎしゅう 1 しんわ・でんせつ・どうわ)
森林太郎・松村武雄・鈴木三重吉・馬淵冷佑撰 瀬田貞二解説
「日本固有のお伽噺を今のうちに完全に整理してこれを永久に後世に伝えよう」という抱負のもとに,鴎外森林太郎,松村武雄,鈴木三重吉らが,日本の昔話を集成した児童文学の名作集。日本神話,日本伝説,日本童話各上下巻を集成。第1巻は,そのうち神話全編と伝説6編。瀬田貞二の解説を付す。
[東アジア][日本][説話]
1972年11月刊