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増訂 日本神話伝説の研究 1
(ぞうてい にほんしんわでんせつのけんきゅう 1)
日本神話に初めて比較神話学的方法による研究の鍬を入れた高木敏雄の業績は,今なお研究者に多くの示唆を与えている。同名の旧著を増補再編して高木神話学の全貌を明らかにする。第1巻は,概論的な論文,個別神話の研究などを収める。巻末に解説を付す。
242
庭訓往来
(ていきんおうらい)
『庭訓往来』は中世から近世にかけて,わが国の初等教科書として武士や庶民の子弟の間に広く普及した。本書は経覚筆本を底本とし,古来の著名な古注本を引用しながら,詳細な注解を施したもの。
243
説経節 山椒太夫・小栗判官他
(せっきょうぶし さんしょうだゆう・おぐりはんがんほか)
中世末の民衆の間に育った芸能,説経節のなかから,とくに著名な「山椒太夫」「苅萱」「信徳丸」「愛護若」「小栗判官」を選んでその語り口をそのままに伝え,「信田妻」を付載した。
244
義和団民話集 中国の口承文芸 1
(ぎわだんみんわしゅう ちゅうごくのこうしょうぶんげい 1)
義和団運動の歴史的意義は,それにまつわる民話を知ることで再認識される。登場する主人公たちには,『水滸伝』の英雄たちのように,挫折した運動に寄せる農民たちの限りない夢と悲しみが仮託されている。
245
清代学術概論 中国のルネッサンス
(しんだいがくじゅつがいろん ちゅうごくのるねっさんす)
中国の学術がいっせいに花開いた清代に活躍した人びととその思想を,みずからその学統につらなる梁啓超が,比較史的方法で生き生きと描きだした名著。巻末に詳細な人名注・書名注・索引を付す。
246
アラビアン・ナイト 7
(あらびあん・ないと 7)
中世ペルシア語からアラビア語に訳された説話をもとに,各地の説話を糾合して16世紀のカイロで編まれたアラビア語文学の傑作。アラビア語原典からの完訳版。第7巻は,第201夜から第269夜,「カマル・ウッ・ザマーンの物語」(続き),「アラーッ・ディーン・アブーッ・シャーマートの物語」。
247
国文学全史 2 平安朝篇
(こくぶんがくぜんし 2 へいあんちょうへん)
わが国の文学史が国学的・語学的なものでしかなかった時代に,文学の真髄に迫った本書は,真の意味での歴史的名著といえる。その後の研究成果にもとづく詳細な補注をつけて覆刻。第2巻は,第三期・道長時代,第四期・平安末期。巻末に総索引を付す。
248
東西遊記 1
(とうざいゆうき 1)
医者で文人だった橘南谿が,天明2年(1782)から6年にかけて,日本国内を旅した記録。諸国の人情・地理・風俗・奇譚を伝える書としてつとに名高い。刊行された正・続篇に,写本にのみ載る章を補遺。第1巻は,東遊記,東遊記後編,および補遺を収める。巻末に解説を付す。
249
東西遊記 2
(とうざいゆうき 2)
医者で文人だった橘南谿が,天明2年(1782)から6年にかけて,日本国内を旅した記録。諸国の人情・地理・風俗・奇譚を伝える書としてつとに名高い。刊行された正・続篇に,写本にのみ載る章を補遺。第2巻は,西遊記,西遊記続編,および補遺を収める。
(ちゅうごくのでんとうとかくめい 1 にいだのぼるしゅう)
東洋法史学の緻密な研究から中国史の分野に分け入り,つねに新鮮な感覚で問題を提起し,学界の第一線に立ちつづけた仁井田陞。生前刊行の著書および遺稿集に収録されていない重要論稿を集める。第1巻は,法史学方法論,中国婚姻法に関する7編を収める。
(いえずすかいしちゅうごくしょかんしゅう 5 きこうへん)
フランス・イエズス会士の中国布教報告集。布教の報告にとどまらず,社会・芸術・科学などの分野にわたって,清朝最盛期の躍動する姿を描きだし,東西交渉史の最重要史料としても評価が高い。本邦初訳。第5巻は,紀行・地理・地誌関係の書簡10通を載せる。
252
海游録 朝鮮通信使の日本紀行
(かいゆうろく ちょうせんつうしんしのにほんきこう)
1719年の使節に随行した朝鮮文人が,江戸中期の日本の社会・風俗を外国人の眼でとらえた見聞記。各層の人びととの交流を通じて,日本にとって朝鮮は何であったかを問いかける。
253
増訂 日本神話伝説の研究 2
(ぞうてい にほんしんわでんせつのけんきゅう 2)
日本神話にはじめて比較神話学的方法による研究の鍬を入れた高木敏雄の業績は,今なお研究者に多くの示唆を与えている。同名の旧著を増補再編して高木神話学の全貌を明らかにする。第2巻は,日本の伝説・昔話研究,諸民族の説話の比較研究,および「郷土研究の本領」を収める。巻末に総索引を付す。
254
増訂 工芸志料
(ぞうてい こうげいしりょう)
太古から明治初年にいたる日本工芸の歩みを,膨大な古文献を渉猟駆使して叙述する。類書のない貴重な史料集として,またユニークな通史として,本書は今なお不朽の名声を保っている。
255
中国の伝統と革命 2 仁井田陞集
(ちゅうごくのでんとうとかくめい 2 にいだのぼるしゅう)
東洋法史学の緻密な研究から中国史の分野に分け入り,つねに新鮮な感覚で問題を提起し,学界の第一線に立ちつづけた仁井田陞。その重要論稿を集める第2巻は,「法史学からみる文学作品」「支那近世の戯曲小説に見えたる私法」「文献解題」「雑纂」の4部に25編を収める。仁井田陞著作目録を付す。
(こうめにっき 1 ばくまつ・めいじをきしゅうにいきる)
紀州藩藩校の督学の妻,川合小梅が,見聞した事件・世相から身辺の雑事までを克明に記録した日記。幕末から明治にかけて,激動する社会に生きる人びとの姿を浮き彫りにする未公刊の貴重な資料。第1巻は,嘉永2年(1849)から文久元年(1861)まで。巻末に村田による解説を付す。
257
塵壺 河井継之助日記
(ちりつぼ かわいつぎのすけにっき)
若き日の河井継之助が,備中松山から四国・九州に遊び,長崎などを探訪した旅行記。後年のめざましい藩政改革がこの見聞に多くを拠っていることを思えば,興味はますますつきない。
258
日本医学史綱要 1
(にほんいがくしこうよう 1)
日本における医学知識の発展の軌跡を,膨大な資料を駆使してたどり独特な学問分野を開拓した大著『日本医学史』。本書は,その内容を著者みずから体系的に整理しなおし,簡潔に叙述したもの。第1巻は,第1章・太古の医学から,第8章・江戸時代の医学,の江戸中期まで。巻末に解説を付す。
259
江戸繁昌記 1
(えどはんじょうき 1)
戯漢文をもって天保期の江戸の世態風俗を風刺的に描き,幕末読書界に異彩をはなった好著。本書の出版によって,反骨の江戸っ子儒者静軒は故郷を追われた。全文を読み下し文に改め,詳注を付した。第1巻は,初篇,および二篇の「散楽」まで。
260
苗族民話集 中国の口承文芸 2
(みゃおぞくみんわしゅう ちゅうごくのこうしょうぶんげい 2)
苗族は中国西南山地に住む少数民族。彼らは古来文字をもたず,今日もなお秀れた語り部の伝統を保持する。本書に収めた53編の民族色豊かなその伝承には,日本民話とそっくりなものも数多い。