東洋文庫

タイトル一覧

906 件

341  日本風俗備考 2
(にほんふうぞくびこう 2)
フィッセル 庄司三男・沼田次郎訳注
著者は文政年間,長崎,出島のオランダ商館に9年間勤務した書記。滞日中に収集蓄積した資料や体験・見聞にもとづき,ヨーロッパ人の日本理解のために著された名著。第2巻は,兵学と武器から雑録まで。総索引を付す。
[東アジア][日本][風俗|産業・技術]
1978年10月刊
342  甲子夜話 6
(かつしやわ 6)
松浦静山 中村幸彦・中野三敏校訂
著者は肥前平戸の藩主で趣味人としても知られる。上は将軍大名の逸話から,下は狐狸妖怪の奇聞まで,ありとあらゆる話柄を記した江戸時代随筆集の白眉。最終第6巻は,巻八十二から巻百まで。中村による解説を付す。
[東アジア][日本][随筆|風俗]
1978年11月刊
(とうようきんこう えいこくりゅうがくせいへのつうしん)
川路聖謨(としあきら) 川田貞夫校注
元外国奉行で隠居の身の川路聖謨は,中風の身を養いつつ,英国へ留学した孫の太郎にあてて日記を書き送る。幕末動乱の只中,世情不安,物価高騰の風聞につけ,半身不随を嘆き,幕府に殉ずる決心をする。
[東アジア][日本][日記]
1978年11月刊
344  夢溪筆談 1
(むけいひつだん 1)
沈括(しんかつ) 梅原郁訳注
科学史家ニーダムによって「中国科学史における一座標」と評価される本書は,11世紀北宋の人沈括が著した多彩をきわめる随筆。筆は天文,暦法,算学,化学,薬学から,政治,経済,文学におよぶ。第1巻は,故事,弁証,楽律,象数,人事。
[東アジア][中国][科学|随筆]
1978年12月刊
345  御ふみ
(おふみ)
蓮如 出雲路修校注
浄土真宗中興の祖といわれる蓮如上人の代表的教義書。比叡山僧徒の攻撃をのがれて各地を転々としながら,上人は阿弥陀如来への信仰を説きつづけた。教説の精髄を平易なことばでつづった遺文。
[東アジア][日本][宗教]
1978年12月刊
346  東海道名所記 1
(とうかいどうめいしょき 1)
浅井了意 朝倉治彦校注
江戸時代の仮名草子作家,浅井了意の代表作。作者の分身楽阿弥が大坂の若者をともない,五十三次の名所旧跡をたずねつつ,狂歌まじりに江戸から京へ上る物語。近世初頭の東海道のありさまをよく伝える。第1巻は,江戸から三河の吉田まで。
[東アジア][日本][文学|紀行]
1979年01月刊
(おおもとしんゆ てんのまき みんしゅうしゅうきょうのせいてん・おおもときょう)
出口ナオ 村上重良校注
幕末に丹波の福知山に生まれ,大工の夫に先立たれて生活の辛酸をなめつくした出口ナオは,明治25年,突然神がかりとなり,神政による理想の平和世界の実現を説く。本書はその大本教義の真髄を伝える。本巻は,明治25年から大正7年までの「筆先」。解説を付す。
[東アジア][日本][宗教]
1979年01月刊
(おおもとしんゆ ひのまき みんしゅうしゅうきょうのせいてん・おおもときょう)
出口ナオ 村上重良校注
幕末に丹波の福知山に生まれ,大工の夫に先立たれて生活の辛酸をなめつくした出口ナオは,明治25年,突然神がかりとなり,神政による理想の平和世界の実現を説く。本書はその大本教義の真髄を伝える。本巻は,明治31年から同43年までの「筆先」。
[東アジア][日本][宗教]
1979年02月刊
349  晩清小説史
(ばんしんしょうせつし)
阿英 飯塚朗・中野美代子訳
現代中国の作家で評論家,文学史家による清代末の文学史。多くの実作品を紹介しながら,従来とかく等閑にされてきた,新文学運動期に先行する時代の意味を明らかにする。詳注をほどこし索引を付す。
[東アジア][中国][文学|評論]
1979年02月刊
350  薩摩反乱記
(さつまはんらんき)
マウンジー 安岡昭男補注
明治10年の西南戦争は,明治政府内の主導権争いに結着をつける最後の真剣な闘いだった。一方の雄,西郷隆盛の悲劇的な死は,内外の人びとに強い感銘を与えた。当時在日したイギリス公使館員の記録。
[東アジア][日本][記録]
1979年03月刊
(ちゅうごくみんしゅうはんらんし 2 そう~みんちゅうき)
谷川道雄・森正夫編
中国2000余年の歴史の真の主役は誰だったのか? 興亡をくり返す政府にひきかえ,自分たちの世界をみずからの手で築こうとした民衆叛乱こそ,中国の歴史を動かす原動力だった。第2巻は,宋から明代中期,王小波・李順の乱から劉六・劉七の乱まで。
[東アジア][中国][歴史]
1979年03月刊
352  南方熊楠文集 1
(みなかたくまぐすぶんしゅう 1)
南方熊楠 岩村忍編
草創期の日本民俗学の先達,南方熊楠の英文をふくめた論考ほか,随筆,書簡文の代表的なものを精選した。『十二支考』(215-)とあわせて,南方の広範な業績のエッセンスを知ることができる。第1巻は,「履歴書」「南方二書」のほか,大正3年までの作品。
[東アジア][日本][民俗学|随筆]
1979年04月刊
353  幕末の宮廷
(ばくまつのきゅうてい)
下橋敬長述 羽倉敬尚注・解説
元一条家の臣で博覧強記の述者が語る,孝明天皇時代の禁裏の生活。大正11年に宮内省図書寮から僅少部数のみ発行された宮廷関係資料の待望久しい公刊。「維新前の宮廷生活」,同「補遺」も併録。
[東アジア][日本][記録]
1979年04月刊
354  南方熊楠文集 2
(みなかたくまぐすぶんしゅう 2)
南方熊楠 岩村忍編
草創期の日本民俗学の先達,南方熊楠の英文をふくめた論考ほか,随筆,書簡文の代表的なものを精選。『十二支考』(215-)とあわせて,南方の広範な業績のエッセンスを知ることができる。第2巻は,大正4年以降の作品。解説を付す。巻末に索引。
[東アジア][日本][民俗学|随筆]
1979年05月刊
(こうわかまい 1 ゆりわかだいじんほか)
荒木繁・池田廣司・山本吉左右編注
歴史上の人物や伝説的英雄の戦いと,複雑な人間模様につつまれた物語を謡い,舞う幸若舞。中世末期,民衆や武士に愛好されて広く流行した幸若舞は能や歌舞伎にもふかい影響を与えている。第1巻は,入鹿,大織冠,百合若大臣,信太,満仲,築島。
[東アジア][日本][芸能|文学]
1979年06月刊
356  アラビアン・ナイト 10
(あらびあん・ないと 10)
前嶋信次訳
中世ペルシア語からアラビア語に訳された説話をもとに,各地の説話を糾合して16世紀のカイロで編まれたアラビア語文学の傑作。アラビア語原典からの完訳版。第10巻は,第388夜から第462夜,「女奴隷タワッドゥドの物語」「カイロの商人アリーの物語」など37話。
[西アジア|南アジア][イラン|イラク|エジプト|シリア][文学]
1979年06月刊
357  懲毖録
(ちようひろく)
柳成竜(リュソンヨン) 朴鐘鳴(パクチョンミョン)訳注
豊臣秀吉軍の侵入をうけた朝鮮は,現代,なお全土に爪痕をのこす惨禍に見舞われた。判断力を失った李朝要人と勝手気侭な明国軍の間にあって,局面打開の任にあたった著者の,苦悩の記録。
[東アジア][韓国|北朝鮮][記録|政治・経済]
1979年07月刊
358  トルキスタンの再会
(とるきすたんのさいかい)
エリノア・ラティモア 原もと子訳
天津で結婚したオウエンとエリノアは,1927年の春,雪に埋もれた新疆の塔城で再会した。ウルムチ,トルファン,カシュガルをへてラダックのレーにいたる,楽しくも苦しい民族学的な新婚旅行記。
[北アジア|東アジア|南アジア][ロシア|モンゴル|中国|インド][紀行]
1979年07月刊
(かいきゅうろく さんすくりっとことはじめ)
南条文雄 桜部建解説
著者は真宗大谷派の学僧で梵語学の権威。明治初期,マックス・ミュラー博士に学び,『大明三蔵聖教目録』『梵文法華経』など貴重な業績を遺した。本書はその生涯の事跡を語った貴重な自伝的回想録。
[東アジア|南アジア][日本|スリランカ|インド|中国][伝記|宗教]
1979年08月刊
360  甲子夜話続篇 1
(かつしやわぞくへん 1)
松浦静山 中村幸彦・中野三敏校訂
『甲子夜話』正篇100巻にひきつづいて書き記されたもので,同じく100巻からなる。松浦家秘蔵の原本を多数の図版とともに忠実に翻刻し,今日手にしうる唯一の完全翻刻版として提供する。第1巻は,巻一から巻十五まで。
[東アジア][日本][随筆|風俗]
1979年08月刊