1. タケノコ画像
日本大百科全書
マダケも竹材用に栽培され、副産物としてタケノコを食用とする。別名ニガタケ(苦竹)の名が示すように苦味がある。タケノコのとれる時期はモウソウチク、ハチクに続き、5
2. タケノコ[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
漢字「筍たけのこ」が示すように、一旬(10日間)でタケになるというほど成長が速い。地表に出現する直前に掘りとるものがもっとも美味とされている©Shogakuka
3. 筍(笋・箰)
新選漢和辞典Web版
【一】 ①〈たけのこ〉 ②たけのこの皮。 ③楽器をかける横木(よこぎ)。 【二】竹製のこし。「筍輿(じゅんよ)」 部首内画数:竹 4笋 総画数:10 同字
4. たけのこ【竹の子・筍】
数え方の辞典
▲本 竹の子は「本」、竹の子の皮は「枚」で数えます。
5. たけ の 籠(こ)
日本国語大辞典
*日本書紀〔720〕神代下(寛文版訓)「所謂る堅間(かたま)は是れ今の竹籠(タケノコ)なり」*字鏡集〔1245〕「簀 スノコ タケノコ」
6. 筍
世界大百科事典
タケ類の地下茎から出る幼茎。古くは〈たかんな〉といい,〈笋〉とも書く。ふつう先端が地表に現れるころ掘り出して食べる。モウソウチク,ハチクのものが多く,東北,北海
7. たけ‐の‐こ【筍・竹子・笋】
日本国語大辞典
874〕〈榊原・那珂・稲垣〉三「嫩苗の食ふべきは、蕨(わらび)薇(ぜんまい)独活(うど)筍(タケノコ)なり」(2)縫い直しの古着で、以前の縫込みの部分の生地(き
8. 笋(たけのこ)
古事類苑
植物部 洋巻 第1巻 729ページ
9. 筍[笋]画像
字通
形声 声符は旬。〔説文〕五上に「竹胎なり」とあり、たけのこをいう。〔唐書、百官志下〕に司竹監の職があり、歳ごとにこれを食膳に上す規定がある。金文に
10. 竹の子(著作ID:362072)
新日本古典籍データベース
たけのこ 狂言 能狂言
11. たけ の 子(こ)
日本国語大辞典
親見出し
12. タケノコガイ
日本大百科全書
軟体動物門腹足綱タケノコガイ科の巻き貝。紀伊半島以南の太平洋、インド洋に分布し、サンゴ礁地帯の水深10~30メートルの砂底に埋もれてすむ。殻高150ミリメートル
13. タケノコガイ画像
世界大百科事典
タケノコガイ科Terebridaeの巻貝の総称,またはそのうちの1種を指す。この科に属する日本産の種類は約120ある。殻は堅固で細長く,殻頂のほうへゆるやかに細
14. タケノコと地下茎[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
写真は、地下茎とタケノコを地中から掘り出したところ。地下茎から枝分れした稈かんのようすがよくわかる©Shogakukan
15. タケノコメバル
日本大百科全書
硬骨魚綱カサゴ目フサカサゴ科に属する海水魚。北海道南部から九州までの日本各地および朝鮮半島南部に分布する。関西でタケノコの出る季節によくとれることからこの名前が
16. たけのこ‐いしゃ【筍医者】
日本国語大辞典
〔名〕(筍は藪(やぶ)に至らないところから)へたな医者を称する「藪医者」にも至らない、技術がへたで未熟な若い医者をいう。たけのこ。*雑俳・伊勢冠付〔1772~1
17. たけのこ会[付録]
歌舞伎事典
坂東八十助(一〇世三津五郎)の門下、弟子の会。 平成11年8月26日日本橋劇場(旧中央区立日本橋公会堂)。
18. たけのこ‐がい[‥がひ]【筍貝】
日本国語大辞典
*物品識名〔1809〕「タケノコガヒ」*英和和英地学字彙〔1914〕「Takenokogai. Turritella 笋介」(2)タケノコガイ科に属する巻き貝
19. 竹子笠(たけのこがさ)
古事類苑
器用部 洋巻 第2巻 373ページ
20. たけのこ‐がさ【筍笠】
日本国語大辞典
雪「孟宗が竹の子笠のはたれ雪〈親重〉」*和漢三才図会〔1712〕二六「笠(タケノコガサ)〈略〉按笠俗云笋笠(タケノコカサ)也」*浮世草子・世間娘容気〔1717〕
21. たけのこ‐がた【筍形】
日本国語大辞典
行事〔1911〕〈若月紫蘭〉八月暦「最初の二人は筍形(タケノコガタ)の笠を戴き、手には鼓を携へ」タケノコ
22. たけのこ‐がたな【筍刀】
日本国語大辞典
〔名〕「たこうながたな(筍刀)」に同じ。
23. たけ‐のこぎり【竹鋸】
日本国語大辞典
舞伎・染替蝶桔梗〔1816〕二幕「子捨てる藪は小栗栖の、竹鋸(
タケノコギリ)の身の罪科」
タケノコリ
24. たけのこぎり‐びき【竹鋸挽】
日本国語大辞典
〔名〕竹鋸で罪人の首をひくこと。また、その刑。たけのこびき。
25. 竹腰氏
世界大百科事典
尾張徳川家の老臣の家。宇多源氏佐々木信綱から出た。正信(初名万丸,小伝次)は尾張家初代徳川義直と同母兄弟の関係で,1607年(慶長12)成瀬正成とともに幕臣より
26. たけのこし-さおり【竹腰左織】
日本人名大辞典
?−? 江戸時代後期の武士。千村鵞湖(ちむら-がこ)の弟。文化(1804-18)のころの人。尾張(おわり)名古屋藩付家老(つけがろう)竹腰家の老職をつとめる。文
27. たけのこしし【竹腰氏】画像
国史大辞典
尾張国名古屋藩家老、美濃国今尾藩主。宇多源氏、佐々木六角の末葉。家紋は四つ目結び。近江国大原荘を領したため、大原を称し、美濃国岩田村に移って竹腰と改める。初世
28. 竹腰氏 系図[図版]画像
国史大辞典
正信 正晴 友正 正映 正武 勝紀 睦群 正定 正富 正旧 正己 (男爵) (c)Yoshikawa kobunkan Inc.
29. たけのこし-しげまる【竹腰重丸】
日本人名大辞典
1906−1980 昭和時代のスポーツ指導者。明治39年2月15日生まれ。大正14年極東選手権競技大会にサッカーの日本代表選手として出場。昭和11年ベルリン五輪
30. たけのこしじょうあと【竹腰城跡】愛知県:稲沢市/竹腰村
日本歴史地名大系
[現]稲沢市竹腰西町 光堂川の東にあったと推定され、もと字名として城屋敷・堀端・丸ノ口があった。天保村絵図によると、光堂川沿いに「畑古城跡、祖父江大膳居城ノ由承
31. たけのこし-まさたけ【竹腰正武】
日本人名大辞典
1686*−1760* 江戸時代前期-中期の武士。貞享(じょうきょう)2年12月27日生まれ。尾張(おわり)名古屋藩家老石川章長(あきなが)の4男。同藩士竹腰正
32. たけのこし-まさのぶ【竹腰正信】
日本人名大辞典
1591−1645 江戸時代前期の武将。天正(てんしょう)19年生まれ。尾張(おわり)名古屋藩初代藩主徳川義直(よしなお)の同母兄。徳川家康につかえる。慶長17
33. たけのこし-まさもと【竹腰正旧】
日本人名大辞典
1851−1910 幕末-明治時代の大名,華族。嘉永(かえい)4年2月2日生まれ。三河(愛知県)田原藩主三宅康直の子。代々尾張(おわり)名古屋藩付家老をつとめる
34. たけのこし-まさわれ【竹腰正己】
日本人名大辞典
1871−1933 明治-昭和時代前期の華族。明治4年8月20日生まれ。美濃(みの)(岐阜県)今尾藩主竹腰正旧(まさもと)の長男。明治10年家をつぎ,17年男爵
35. たけのこしむら【竹腰村】愛知県:稲沢市
日本歴史地名大系
[現]稲沢市竹腰〈北町・中町・西町・東町・本町〉 東は天池村に接し、村の西境を光堂川が流れ、本郷は西・中・東に分れている(天保村絵図)。概高四一三石余で三八三石
36. たけのこ‐じだい【筍時代】
日本国語大辞典
代をいう。*自由学校〔1950〕〈獅子文六〉自由を求めて「駒子も、その価値を知っていて、あのタケノコ時代にも、これだけは、手離さなかった品物である」
37. たけのこ‐じる【筍汁】
日本国語大辞典
〔名〕筍に若布(わかめ)をとりあわせ、木の芽などをあしらったすまし汁。*言継卿記‐元亀二年〔1571〕五月二九日「正親町竹子汁可
38. たけのこ‐ずし【筍鮨】
日本国語大辞典
〔名〕鮨の一種。筍の押鮨。*蔭凉軒日録‐長享三年〔1489〕六月六日「自
西柳
39. たけのこ‐せいかつ[‥セイクヮツ]【筍生活】
日本国語大辞典
どうせ竹やぶへ捨てられるのさと、役所づとめの知人がいった」
タケノコセ
カツ
40. たけのこ‐ぞり【筍反】
日本国語大辞典
〔名〕(形が筍に似ているところから)短刀の先が刃のほうにうつむきぎみになったもの。鎌倉時代の作に多く見られる。
41. たけのこ‐づゆ【筍梅雨】
日本国語大辞典
〔名〕筍の出る頃に吹く東南の風。伊勢・伊豆地方の船乗りのことば。《季・夏》*物類称呼〔1775〕一「風 かぜ〈略〉三四月東南の風吹を、なたねづゆと云。四五月吹東
42. たけのこ で 損(そん)をしたよう
日本国語大辞典
(筍でひともうけしようとしたが、損をしてしまったので、くやしくて藪をにらんでいるというしゃれから)やぶにらみの人をあざけっていうことば。筍の番をするよう。
43. 筍(たけのこ)で損(そん)をしたよう
故事俗信ことわざ大辞典
悔しくて藪をにらんでいるというしゃれ。筍の番をするよう。 日本俚諺大全(1906~08)「筍(タケノコ)で損(ソン)をした」
44. たけのこ‐どき【筍時】
日本国語大辞典
〔名〕筍がさかんに出る頃。筍の出盛り時。*俳諧・蕉句後拾遺〔1774〕「新麦や笋時(たけのこどき)の草の庵」
45. たけのこ‐ながし【筍流】
日本国語大辞典
〔名〕陰暦四、五月頃に吹く南風。《季・夏》*俚言集覧〔1797頃〕「筍流(タケノコナカシ) 四五月の南風を云」竹の子の出るころに吹く南西風。《たけのこながし》東
46. たけのこ の 親優(おやまさ)り
日本国語大辞典
(筍は、生長が早く、たちまち親竹と同じ高さになるところから)子がその親よりすぐれていることのたとえ。筍は親にまさる。*俳諧・毛吹草〔1638〕二「たけの子おやま
47. 筍(たけのこ)の親(おや)まさり
故事俗信ことわざ大辞典
子の成長がめざましく、親をしのぐほどであるというたとえ。筍は成長が早く、たちまち親竹と同じほどの高さになるところからいう。筍は親にまさる。 俳諧・毛吹草(163
48. たけのこのかは(たけのこのかわ)[籜]
古事類苑
植物部 洋巻 第1巻 736ページ
49. たけのこ の 皮(かわ)
日本国語大辞典
じ。*和玉篇〔15C後〕「
タケノコノカハ」*和漢三才図会〔1712〕八五「
50. 筍(たけのこ)の皮(かわ)を焚(た)けば火(ひ)に祟(たた)る〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
〔諺語大辞典(1910)〕