1. 祇園
世界大百科事典
れることができない。→祇園信仰編集部 祇園社 祇園外六町 祇園内六町 中之町 祇園豆腐 祇園香煎 一力茶屋 万亭 祇園甲部 都をどり 酒ほがひ 祇園夜話 祇園小
2. ぎ‐おん[‥ヲン]【祇園】
日本国語大辞典
「摩訶陀国に邪を防ぎて祇園(ぎをん)を構へ」〔三〕「ぎおん(祇園)の神」の略。〔四〕京都市東山区の祇園社(祇園感神院)の略称。また、それを改称した今の八坂神社の
3. ぎおん[ギヲン]【祇園】
日本国語大辞典
姓氏の一つ。
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4. ぎおん【
園】
国史大辞典
と伝えられる祇園精舎に倣い、精舎を建てて牛頭天王を祀るようになって以来、その社を祇園社または祇園感神院と呼ぶようになった。すなわち今の八坂神社の起源とされるもの
5. ぎ‐おん【祇園】
仏教語大辞典
1 祇園精舎のこと。 正法眼蔵 行持・下 「芙蓉高祖の芙蓉山に修練せし行持、(略)それすなはち祇園の正儀なり」 2 転じて、釈尊をさす。 永平広録 三・一九〇
6. 祇園(京都市)画像
日本大百科全書
事であり、7月の祇園祭は平安時代に始まった祭礼である。また祇園の北側を流れる白川の河畔には、吉井勇の「かにかくに祇園は恋し寝るときも枕の下を水のながるる」の歌碑
7. 祇園(広島市)
日本大百科全書
広島市北部、安佐あさ南区の一地区。旧祇園町。地名は、平安時代にこの地に勧請かんじょうした祇園社(現在は安やす神社)にちなむ。西部の武田山には中世に広島湾一帯を支
8. ぎ-をん【祇園】
全文全訳古語辞典
、釈迦に寺を建てて寄進した所。「祇陀林」とも。多くの説法がここでなされた。 ❷京都の東山にある祇園社(=八坂神社)。また、その付近の地名。また、その近くの遊里。
9. 【祇園】ぎおん(をん)
新選漢和辞典Web版
①祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん)の略。昔、インド、マガダ国の須達長者(すだつちょうじゃ)が釈迦(しゃか)のために建てた寺の名。 ②京都の八坂(やさか)神
10. 祇園(著作ID:843072)
新日本古典籍データベース
ぎおん 謡曲 能の本
11. 祇園(著作ID:843083)
新日本古典籍データベース
ぎおん 狂言 能狂言
12. ぎおん【祇園】[方言]
日本方言大辞典
(1)七月十五日の農家の休みの日。 岐阜県大野郡502飛驒のことば(土田吉左衛門)1959(2)祭り。 群馬県勢多郡237勢多郡方言資料 =稿(3)リボン。 大
13. ぎおんいせき【祇園遺跡】熊本県:阿蘇郡/白水村/下市村
日本歴史地名大系
[現]南阿蘇村一関 北方一〇〇メートルにある二本木前遺跡と併せて、南郷谷にあった阿蘇家の南郷大宮司家館跡と推定される遺跡。南に白川の本流、北にその支流高木川に挟
14. ぎおん‐いっさいきょうえ[ギヲンイッサイキャウヱ]【祇園一切経会】
日本国語大辞典
〔名〕京都の祇園社(今の八坂神社)の一切経会。経典を書写、奉納する経供養として、平安期に恒例となった法会。《季・春》*拾芥抄〔13~14C〕中・年中行事部「三月
15. ぎおん‐いっさいきょうえ【祇園一切経会】
仏教語大辞典
京都の祇園社(今の八坂神社)の一切経会。経典を書写、奉納する経供養として、平安期に恒例となった法会。 拾芥抄 中・年中行事部 「三月十五日 祇園一切経会」
16. ぎおん‐え[ギヲンヱ]【祇園会】画像
日本国語大辞典
古くは、陰暦六月七日から一四日まで行なわれた。祇園御霊会。祇園祭。屏風祭。祇園の会。ぎおん。《季・夏》*古今著聞集〔1254〕二〇・六九一「祇園会を菅博士行衡、
17. 祇園会[図版]画像
国史大辞典
都名所図会 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.
18. 祇園会[図版]画像
国史大辞典
都名所図会 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.
19. 祇園会
日本史年表
1500年〈明応9 庚申〉 6・7 祇園会 再興(後法興院政家記)。
20. ぎおんおおつかやまこふん【祇園大塚山古墳】千葉県:木更津市/祇園村地図
日本歴史地名大系
[現]木更津市祇園 沖 小櫃川下流域左岸の沖積地(久留里線祇園駅北東)に所在した前方後円墳。墳丘は現存しないが、地積図の検討から墳丘長は七〇―一〇〇メートルと推
21. ぎおんかいづか【祇園貝塚】千葉県:木更津市/祇園村地図
日本歴史地名大系
骨角製の釣針・銛・ヤス状刺突具は十数点、土器片土錘は四点と漁労具の出土が比較的少ないといえる。(「祇園貝塚発掘調査概報」千葉県教育委員会・一九七〇年)
22. 祇園梶子[文献目録]
日本人物文献目録
【書誌】:0件 【図書】:1件 【逐次刊行物】:1件 『近世女流文人伝』会田範治等(編)『祇園梶女』森銑三
23. ぎおんかぶれんじょう‐しぎょうしき[ギヲンカブレンヂャウシゲフシキ]【祇園歌舞練場始業式】
日本国語大辞典
〔名〕京都祇園の甲部歌舞練場で、正月一六日に八坂女紅場の生徒である芸妓、舞子が学業、技芸の授業を受ける始業式。《季・新年》
24. ぎおんがわ【祇園川】佐賀県:小城郡
日本歴史地名大系
小城川ともいう。石体・江里山・清水の三水系を集めて南流し、須賀神社(旧祇園社)前を流れて東南に向かい、三日月町の織島・三ヶ島・道辺・堀江を経て平川と合して嘉瀬川
25. ぎおん‐ぐるい[ギヲンぐるひ]【祇園狂】
日本国語大辞典
〔名〕京都祇園町の遊女におぼれ、夢中になること。*浄瑠璃・長町女腹切〔1712頃〕上「どこへうせた。又ぎをん狂ひか、宮川町か」ギオン
26. ぎおん‐こう[ギヲン‥]【祇園講】
日本国語大辞典
〔名〕京都祇園の八坂神社を信仰する者の寄合。*浮世草子・風流曲三味線〔1706〕二・一「其外は銀貸(かねかし)中間(なかま)の寄合、祇園講(ギヲンカウ)大黒講万
27. ぎおん‐こうせん[ギヲンカウセン]【祇園香煎】
日本国語大辞典
〔名〕京都祇園の付近で売った香煎。大唐米、陳皮、山椒などを粉にして混ぜ合わせたもので、白湯(さゆ)に入れて飲む。*滑稽本・東海道中膝栗毛〔1802~09〕七・上
28. ぎおんごはっこう【
園御八講】
国史大辞典
祇園社の宝前において修せられる法華八講。『本朝世紀』に久安四年(一一四八)二月二十日、鳥羽法皇が感神院宝前においてこれを修した記事があり、「可
29. ぎおん‐ごりょうえ[ギヲンゴリャウヱ]【祇園御霊会】
日本国語大辞典
〔名〕「ぎおんえ(祇園会)」に同じ。*中右記‐寛治六年〔1092〕六月一四日「祇園御霊会、無馬長童部、依天下大穢也」*永昌記‐嘉承元年〔1106〕六月一四日「今
30. 祇園御霊会
日本史年表
970年〈天禄元(3・25) 庚午〉 6・14 初めて 祇園御霊会 を行う(二十二社註式)。
31. 祇園祭礼信仰記
日本大百科全書
』に取材、作中の小田春永はるながが信長、此下東吉このしたとうきちが木下藤吉郎秀吉を示す。春永が祇園牛頭天王ごずてんのうの祭礼を再興する話(二段目)が名題なだいの
32. 祇園祭礼信仰記
世界大百科事典
京都高台寺の秀吉の木像に似せて造ったこと(《浄瑠璃譜》)などが人気を呼んだ。絵尽しにあるように,初め《祇園祭礼信長記》といったが,のちに改めた。《大和怪談頃日全
33. ぎおんさいれいしんこうき[ギヲンサイレイシンカウキ]【祇園祭礼信仰記】
日本国語大辞典
浄瑠璃。時代物。五段。中邑阿契(なかむらあけい)・豊竹応律・黒蔵主らの合作。宝暦七年(一七五七)、大坂豊竹座初演。「信長記」に題材をとり、足利家に逆心を抱く松永
34. ぎおんさいれいしんこうき【祇園祭礼信仰記】
歌舞伎事典
京都高台寺の秀吉の木像に似せて造ったこと(《浄瑠璃譜》)などが人気を呼んだ。絵尽しにあるように、初め《祇園祭礼信長記》といったが、後に改めた。《大和怪談頃日全書
35. ぎおん‐さしがみ[ギヲン‥]【祇園差紙】
日本国語大辞典
〔名〕京都祇園町で、芸妓のひろめの時、その名などを書いて茶屋へ配る紙。糊入れ紙を用いる。*随筆・羇旅漫録〔1802〕中「祇園に、祇園さし紙といふものあり、是は祇
36. ぎおん‐さん[ギヲン‥]【祇園様】
日本国語大辞典
京都祇園の八坂神社の通称。*京都故事物語〔1983〕〈奈良本辰也他〉京の年中行事・いざ見にごんせ東山(八坂神社)「八坂神社、などと、京の人はあまりいわない。祇園
37. ぎおんしぎょうにっき【
園執行日記】
国史大辞典
京都市東山区の八坂神社(祇園社)に伝来する同社執行の日記で全九巻。「社家記録」と題された一―七と元亨三年(一三二三)の『社家条々記録』、ならびに貞治四年(一三
38. ぎおん‐しゃ[ギヲン‥]【祇園社】
日本国語大辞典
「ぎおんじんじゃ(祇園神社)」に同じ。
39. 祇園社
日本史年表
1148年〈久安4 戊辰⑥〉 3・29 祇園社 焼亡(台記)。 1220年〈承久2 庚辰〉 4・13 祇園社 焼亡(百練抄)。 1654年〈承応3 甲午〉 この
40. ぎおんしゃのしょざ【
園社の諸座】
国史大辞典
祇園社すなわち感神院は行疫神として畏敬され、三条―五条間の鴨河原と、堀川十二町を領知した。のち山門の末寺となり、その権力を背景とし、みずからも犬神人を従えて中
41. 祇園社綿神人
日本史年表
1343年〈【北朝】康永2・【南朝】興国4 癸未〉 11・8 検非違使庁, 祇園社綿神人 の相論を裁許し,新座の営業を認可(祇園執行日記)。
42. 祇園社感神院
日本史年表
974年〈天延2 甲戌⑩〉 5・7 祇園社感神院 ・ 観慶寺 を延暦寺別院とする(紀略・二十二社註式)。
43. 祇園執行日記
日本大百科全書
長く祇園社(現八坂やさか神社、京都市東山区)の執行(庶務管掌)を勤めた顕詮けんせんの日記を中心とする、執行家の日記の通称。原題は『社家記録』。全7冊のうち134
44. 祇園執行日記
世界大百科事典
南北朝期,京都祇園社執行の日記。原本は八坂神社に所蔵されており,〈社家記録〉の表題をもつ康永2年(1343),貞和6年(1350),文和1年(1352),応安4
45. 祇園精舎
日本大百科全書
ここが舎衛城であり、その中のサヘート村が祇園精舎であると比定した。この遺跡は現在インド政府によって保存され、公園として管理されている。『平家物語』冒頭の句「祇園
46. 祇園精舎
世界大百科事典
近年の発掘等により,現在の北インド,ウッタル・プラデーシュ州北部にあるサヘート・マヘートの遺跡が祇園精舎の跡とされている。三友 量順 Sudatta 給孤独長者
47. 祇園精舎
世界大百科事典
平曲の曲名。小秘事物。《平家物語》全編の総序となる短い文章だが,平曲では特に大切に扱われる。釈迦説法の地祇園精舎の鐘の音には,諸行無常の響きがあり,その臨終の地
48. ぎおん‐しょうじゃ[ギヲンシャウジャ]【祇園精舎】
日本国語大辞典
[ショ]書言【
祇園精舎・祇
精舎】書言
49. ぎおんしょうじゃ【祇園精舎】[頭見出し]
故事俗信ことわざ大辞典
祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の鐘(かね)の声(こえ)諸行(しょぎょう)無常(むじょう)の響(ひび)きあり
50. ぎおんしょうじゃ【
園精舎】
国史大辞典
また祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん)などとも呼ばれる。古代インド、コーサラ国舎衛城の南に在った僧園で、仏陀説法の遺蹟としてマガダ国王舎城の竹林精舎と並んで