1. 『日本三代実録』
日本史年表
5・1 源能有・藤原時平らに命じ 『日本三代実録』 を編修させる(紀略)。 901年〈延喜元(7・15) 辛酉⑥〉 8・2 藤原時平・大蔵善行、 『日本三代実録
2. 日本三代実録
日本大百科全書
50巻。六国史りっこくしの一つ。『文徳もんとく実録』に続く勅撰ちょくせんの歴史書。清和せいわ(在位858~876)、陽成ようぜい(在位876~884)、光孝こう
3. 日本三代実録
世界大百科事典
日本古代の官撰の史書。略して《三代実録》ともいう。六国史の第6。50巻。《日本文徳天皇実録》のあとをうけ,清和,陽成,光孝3天皇の代,858年(天安2)から88
4. にほんさんだいじつろく【日本三代実録】
日本国語大辞典
六国史の第六。五〇巻。源能有、藤原時平、菅原道真らの撰。宇多天皇の勅をうけて着手、醍醐天皇の延喜元年(九〇一)奏送。清和・陽成・光孝の三代三〇年間を編年体で叙述
5. にほんさんだいじつろく【日本三代実録】
国史大辞典
っている。 [参考文献]武田祐吉・佐藤謙三訳『訓読日本三代実録』、坂本太郎『六国史』(吉川弘文館『日本歴史叢書』二七)、井上薫「日本三代実録」(坂本太郎・黒板昌
6. 日本三代実録(著作ID:50124)
新日本古典籍データベース
にほんさんだいじつろく 三代実録 源能有(みなもとよしあり) 藤原時平(ふじわらときひら) 菅原道真(すがわらみちざね) 大蔵善行(おおくらよしゆき) 三統理平
7. 日本三代実録校異(著作ID:400464)
新日本古典籍データベース
にほんさんだいじつろくこうい 三代実録校異 三代実録校写 書誌
8. 日本三代実録故事考(著作ID:1540052)
新日本古典籍データベース
にほんさんだいじつろくこじこう 三代実録故事考 足羽敬明(あすはもりあき) 著 足羽住夏(あすはすみなつ) 編 注釈 寛保二
9. 日本三代実録脱漏(著作ID:50135)
新日本古典籍データベース
にほんさんだいじつろくだつろう 三代実録脱漏 書誌
10. だいげんしゃく【大玄錫】(Dà Xuánxī)
世界人名大辞典
回遣使[872,77,82,92:貞観14,元慶1,6,寛平4].〖文献〗 新唐書219.日本三代実録21,31.
11. はいてい【裴頲】(Péi Tǐng)
世界人名大辞典
文名が高く,菅原道真や紀長谷雄らと詩を応酬.道真との応酬詩は《菅原文草》に収録.〖文献〗 日本三代実録42.日本紀略前篇20.本朝文粋7.
12. あい‐ともに[あひ‥]【相共】
日本国語大辞典
演密蔵
」*
日本三代実録‐貞観一二年〔870〕六月二二日「此状を聞こしめして、相共爾 助け矜
13. あきたじょう‐じょうし[あきたジャウジャウシ]【秋田城城司】
日本国語大辞典
〔名〕「あきたじょうのすけ(秋田城介)」に同じ。*日本三代実録‐元慶三年〔879〕六月二六日「秋田城城司正六位上行左衛門少尉兼権掾清原真人令望」
14. あく‐せん【悪銭】
日本国語大辞典
あくぜに。
精銭(せいせん)。*
日本三代実録‐貞観七年〔865〕六月一〇日「禁
15. あじゃり【阿闍梨】
日本国語大辞典
法を伝授する儀式)を受けた者をいう。後に伝法灌頂を受けた僧に宣旨によって与えられる称号。*
日本三代実録‐元慶八年〔884〕三月「詣
少僧都真紹
16. あずち[あづち]【
・堋・安土】
画像日本国語大辞典
〔名〕的弓の施設。的をかけるために弓場の正面に設ける山形の盛り土。南山。的山。あむつち。いくはどころ。*日本三代実録‐仁和元年〔885〕一一月六日「及
17. あずま‐まい[あづままひ]【東舞】
日本国語大辞典
〔名〕「あずまあそび(東遊)」に同じ。*日本三代実録‐貞観三年〔861〕三月一四日「近衛壮歯者廿人、東舞」*儀式〔872〕一・春日祭儀「馬寮牽
18. あつか・う[あつかふ]【熱・暑】
日本国語大辞典
痛(アツカヒ)て自ら勝ふること能はず」*日本三代実録‐貞観八年〔866〕九月二二日「日夜間無く憂れひ念ほし熱 加比 御座
19. あつ‐みつ【遏密】
日本国語大辞典
)諒闇(りょうあん)の時に音楽を禁止すること。あつびつ。→鳴物停止(なりものちょうじ)。*日本三代実録‐天安二年〔858〕九月七日「宣
20. 吾妻鏡(あづまかがみ)
日本大百科全書
もともと編纂されずに未完成の書物であったかは未詳。現存部分だけでも、六国史りっこくし中もっとも多い『日本三代実録』をしのぐ分量である。13世紀末か14世紀初頭に
21. あなな・う[あななふ]
日本国語大辞典
ま)りに阿奈々比(アナナヒ)奉り、輔佐(たすけ)奉らむ事に依りて」*日本三代実録‐元慶四年〔880〕一二月四日「忠貞の心を持ちて御世御世与り天下の政を相安奈々比
22. あまてら‐・す【天照─】
日本国語大辞典
らします神に祈りて」(2)支配者として、天下にのぞんでおられる。天下に君臨しておられる。*日本三代実録‐元慶四年〔880〕一二月四日・宣命「朕が食国を平く安く天
23. あらきだ【荒木田】
日本国語大辞典
代々伊勢の皇大神宮の禰宜(ねぎ)、権(ごんの)禰宜を世襲。江戸時代には国学者を輩出した。*日本三代実録‐元慶三年〔879〕五月二三日「伊勢国度会郡大神宮氏人神主
24. あれ‐おとめ[‥をとめ]【阿礼少女】
日本国語大辞典
・天長八年〔831〕一二月壬申「皇大神の阿礼乎止売(アレヲトメ)に進(まゐ)れる内親王」*日本三代実録‐元慶元年〔877〕二月二四日「敦子内親王を卜定て、阿礼乎
25. あわた[あはた]【粟田】
日本国語大辞典
このあたり一帯を広く白河とも称し、平安京の別荘地であった。粟田口は東海道の出入り口にあたる。*日本三代実録‐元慶四年〔880〕二月五日「山城国愛宕郡下粟田郷百姓
26. いち‐ぐん【一軍】
日本国語大辞典
〔名〕(1)一隊の軍勢。一万二千五百人の兵士で構成される軍隊。*
日本三代実録‐元慶三年〔879〕三月二日「以
一万三千六百人
27. いっしん‐でん【一身田】
日本国語大辞典
【一】〔名〕古代、本人一代を限って朝廷から腸わった田地。租を免除される。いしんでん。*日本三代実録‐元慶二年〔878〕六月二日「勅以
28. いつき‐め【斎女】
日本国語大辞典
一門の子女の中から選任するならわしであった。春日斎女(かすがのいつきめ)。斎子(いつきこ)。*日本三代実録‐貞観一〇年〔868〕閏一二月二一日「宣
29. いみ‐ど【斎戸】
日本国語大辞典
〔名〕けがれを去った神聖な戸。*
日本三代実録‐貞観二年〔860〕八月二七日「夜、偸児開
神祇官西院斎戸神殿
30. いわいじんじゃ【伊波比神社】埼玉県:比企郡/吉見町/黒岩村地図
日本歴史地名大系
「続日本後紀」嘉祥二年(八四九)二月五日条によると「武蔵国伊波比神」が従五位下の神階を授けられている。「日本三代実録」貞観元年(八五九)一〇月七日条では、「武蔵
31. いん‐う【淫雨】
日本国語大辞典
」*
日本三代実録‐貞観七年〔865〕二月一〇日「在
32. 印地
世界大百科事典
は飛礫の実態は不明であるが,881年(元慶5)京の一条で児童数百が戦闘のまねをしたのは(《日本三代実録》),おそらく石合戦で,10世紀以後,記録・文書に頻出する
33. いん‐じ[ヰン‥]【院事】
日本国語大辞典
〔名〕(1)院中の諸雑事。*
日本三代実録‐貞観元年〔859〕四月二三日「太上皇甚親任、以
安仁
34. いん の 別当(べっとう・べとう)
日本国語大辞典
執事と呼ばれる別当もあった。鎌倉時代、本官が大臣である別当を大別当(おおべっとう)とも称した。*日本三代実録‐貞観元年〔859〕四月二三日「安倍朝臣安仁薨〈略〉
35. いん‐みょう[‥ミャウ]【因明】
日本国語大辞典
ga =陳那)の改革大成した新因明の二つに大別される。→五明。*日本三代実録‐仁和二年〔886〕七月二二日「因明九句義二巻」*今鏡〔1170〕五・飾太刀「僧の読
36. 宇治拾遺物語 407ページ
日本古典文学全集
親しみを込めて言った呼称。光孝・宇多天皇時代(九世紀末葉)の相撲人。大伴氏、右近衛府の官人。『日本三代実録』仁和二年(八八六)五月二十八日条に、「膂力之士(強豪
37. うちのかしわで‐の‐かみ[うちのかしはで‥]【内膳正】
日本国語大辞典
定員二人。うちのかしわでのつかさのかみ。かしわでのかみ。奉膳(ぶぜん)。ないぜんしょう。*日本三代実録‐貞観六年〔864〕三月八日「右兵庫頭従五位下連扶王為
38. うめのみや‐まつり【梅宮祭】
日本国語大辞典
もと橘氏が奉幣の任にあたり、のち藤原氏、源氏の長者が代行して務めたという。酒造家の信仰があつい。《季・夏》*日本三代実録‐貞観二年〔860〕四月五日「梅宮祭如
39. う‐めりょう[‥メレウ]【右馬寮】
日本国語大辞典
。及飼部戸口名籍事
〉」*
日本三代実録‐貞観一六年〔874〕二月六日「祭
40. う‐りん【羽林】
日本国語大辞典
二十八宿の危宿南東方の衆星。天宮で大将軍の地位にあたり、天軍をつかさどるという。羽林軍。*日本三代実録‐貞観六年〔864〕七月二三日「有
41. うれ・う[うれふ]【憂・愁・患】
日本国語大辞典
うれえる(憂)。【二】〔他ハ上二〕心を痛める。思いなやむ。心配する。*日本三代実録‐貞観八年〔866〕九月二二日「日夜無
42. うん‐ちん【運賃】
日本国語大辞典
〔名〕(古くは「うんぢん」)運送料金。貨物や旅客などの運送に対して支払われる報酬。*日本三代実録‐貞観一八年〔876〕三月九日「六国一年所
43. えい‐ざん【叡山】
日本国語大辞典
(「えいさん」とも)「ひえいざん(比叡山)」の略。*
日本三代実録‐貞観六年〔864〕正月一四日「大同末年、随
縁入
44. えしゃ‐ちょう[ヱシャチャウ]【会赦帳】
日本国語大辞典
一五日・太政官符「後司拠実造会赦帳、前後官司共署言上者。然則名是会赦帳、実則不与解由状」*日本三代実録‐元慶四年〔880〕一二月七日「且未
45. え‐どころ[ヱ‥]【画所・絵所】
日本国語大辞典
さ)に代わって設置され、別当には五位の蔵人が、預(あずかり)には専門の絵師が任命された。*日本三代実録‐仁和二年〔886〕九月一二日「画所犬死、〈略〉画所者、在
46. 延喜・天暦の治
世界大百科事典
〉と称される宇多天皇の治世をうけ,荘園整理など地方行政への施策や,延喜格式・儀式や国史(《日本三代実録》)の編修,銭貨改鋳(延喜通宝)など実質的には解体しつつあ
47. えんぎ の 治(ち)
日本国語大辞典
後世並び称せられた時代。藤原氏の摂関政治が一時中絶して天皇が政治の表面に立ち、荘園の新立禁止や、「日本三代実録」、「延喜式」、「古今集」の編纂など積極的な活動が
48. えん‐しょう[‥セウ]【延焼】
日本国語大辞典
三四日不
滅。延焼数百余町」*
日本三代実録‐貞観元年〔859〕二月五日「西京失火。延
49. えんのまつばら【宴松原】
日本国語大辞典
。豊楽院の後方にあたる。「今昔物語集」に、月のある夜、若い女がここで鬼に食われたとある。*日本三代実録‐仁和三年〔887〕八月一七日「武徳殿東縁松原西有
50. おう‐し[ワウ‥]【王氏】
日本国語大辞典
旧皇室典範では五世以下の皇族をいい、現皇室典範では三世以下の嫡男系嫡出の子孫をいう。王姓。*日本三代実録‐天安二年〔858〕一一月一一日「天皇即位之日、択