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  11. ヤンバル(山原)

ヤンバル(山原)

ジャパンナレッジで閲覧できる『ヤンバル(山原)』の日本大百科全書・日本歴史地名大系のサンプルページ

日本大百科全書(ニッポニカ)

ヤンバル
やんばる

沖縄本島北部地域の呼び名。漢字で「山原」と書く。行政的には大宜味 (おおぎみ)、東、国頭 (くにがみ)の3村をさすことが多い。世界でもこの地域にしか分布していないキツツキの一種ノグチゲラの生息地として知られていたが、1981年(昭和56)にヤンバルクイナ、1983年にヤンバルテナガコガネなどの固有種も新たに発見された。ヤンバルには東洋区と旧北区の移行帯にある南西諸島の象徴的な自然が存在する。だが、赤土流出の誘因となる森林伐採や、林道建設、ダム工事、農地開発により生態系への影響が懸念されており、環境保全への取組みがなされている。

[永戸豊野]

〔世界遺産の登録〕2021年(令和3)、ヤンバル地域はユネスコ(国連教育科学文化機関)により「奄美 (あまみ)大島、徳之島、沖縄島北部および西表島 (いりおもてじま)」として世界遺産の自然遺産に登録された(世界自然遺産)。

[編集部]2022年1月21日



日本歴史地名大系

沖縄県:沖縄島北部 > 山原
山原
やんばる

沖縄島北部、金武きん町・恩納おんな村以北の地方をさす俗称。近世の国頭方、近代の国頭郡にあたる。山の多い地方という意味。島尻を下方しもかた、中頭を田舎いなかとよび、国頭を山原ともいった。史料では雍正一三年(一七三五)の羽地大川修補日記(島袋源七文庫)にみえるのが早い。同年七月の台風によって沖永良部おきのえらぶ(現鹿児島県和泊町など)・与論島で家倉が吹き損じ、九月にその修補の竹木を「山原表」より申請けたいと薩摩鹿児島藩から王府に依頼があり、その文書が羽地大川改修工事中の具志頭親方蔡温のもとに届けられた。かつて山原は首里・那覇や中南部に薪炭や材木・竹のほか、砂糖樽の板などを供給する山国であり、それらの林産物を山原船で運んだ。町方の人々にとっては海と山しかない山国、あるいは山紫水明の地というイメージがあった。町方では山原の人々をヤンバラー(山原人)とさげすんでよんだ時代もあった。一九八〇年代ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネなど新種の生物の発見が相次ぎ、その豊かな自然が全国的にも注目されている。いま山原の人々は誇りをもってヤンバルを語る。

〔琉歌〕

「琉歌百控」に「山原の嶋や荒目蒲筵 敷は居ら召れ愛し里前」という歌が載る。また明治期の歌人上江洲由親は「行路夜深」の題で「なれぬ山原の長路のつかれ 殊に夜深さや歩み苦しや」と詠んでいる(琉球新報明治四二年一二月二五日)。ほかに「山原に行けば哀れどや至極 見る方やないらぬ海と山と」などと謡われている(琉歌全集)

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検索コンテンツ
1. ヤンバル
日本大百科全書
生息地として知られていたが、1981年(昭和56)にヤンバルクイナ、1983年にヤンバルテナガコガネなどの固有種も新たに発見された。ヤンバルには東洋区と旧北区の
2. やんばる【山原】
日本国語大辞典
沖縄本島の北部山岳地方の通称。国頭(くにがみ)地方。
3. やんばる【山原】沖縄県:沖縄島北部
日本歴史地名大系
代もあった。一九八〇年代ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネなど新種の生物の発見が相次ぎ、その豊かな自然が全国的にも注目されている。いま山原の人々は誇りをもって
4. ヤンバルクイナ画像
日本大百科全書
。飛翔ひしょう力はほとんどない。沖縄本島の特産種で、島の北部の山林に留鳥として生息している。ヤンバルは沖縄本島北部の国頭くにがみ地方の別名で、生息地を表している
5. ヤンバルクイナ
世界大百科事典
ツル目クイナ科の鳥。沖縄本島の特産種で,本島北部の山林に留鳥として生息している。ヤンバルはこの種が発見された本島北部の国頭地方の別名。全長約30cm。頭上および
6. ヤンバルクイナ[イミダス編 科学]
情報・知識 imidas
沖縄本島北部のヤンバルとよばれる山地にのみ生息する、ツル目クイナ科の飛べない鳥。山原水鶏や山原秧鶏とも表記される。学名Gallirallus okinawae
7. ヤンバルテナガコガネ
日本大百科全書
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8. ヤンバルハコベ
日本大百科全書
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9. ヤンバルヒゴタイ
日本大百科全書
キク科の多年草。茎は直立し、高さ1メートルに達する。葉は柄があって互生し、菱ひし状卵形または卵形、ときに2、3対中裂する。9~12月、茎頂にやや散房状の花序をつ
10. ヤンバルヒゴタイ
世界大百科事典
熱帯アジア原産のキク科の多年草。日本では琉球や九州南部で見られる。しばしば耕地雑草となる。茎は直立し,40~150cm。葉形の変異性が高く,葉身は菱卵形から卵形
11. やんばる‐くいな[‥くひな]【山原水鶏】画像
日本国語大辞典
クイナ科の鳥。沖縄本島北部の与那覇岳で発見され、一九八一年に新種として報告された。全長三〇センチメートル、背の高さ二二センチメートル。脚が赤くて強力。くちばしは
12. やんばる国立公園画像
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13. やんばる国立公園[イミダス編 文化・スポーツ]
情報・知識 imidas
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14. やんばる‐せん【山原船】
日本国語大辞典
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15. やんばる‐てながこがね【山原手長黄金虫・山原手長金亀子】
日本国語大辞典
特産種。昭和五九年(一九八四)新種として登録。天然記念物。ヤンバルテナ〓
16. アオダイ
日本大百科全書
しないのがこの類の特徴である。日本からアオダイ以外にウメイロ、シマアオダイ、ヨゴレアオダイ、ヤンバルシマアオダイP. stoneiの4種が知られているが、尾びれ
17. いけはら-さだお【池原貞雄】
日本人名大辞典
大正5年8月3日生まれ。昭和33年琉球大教授となり,42年学長。琉球列島のシロアリの分布調査やヤンバルテナガコガネなど希少種の生態研究で知られ,自然保護にもとり
18. 遺存種
世界大百科事典
ウナ(動物相)やフロラ(植物相),また個体群についても用いられることがある。ふつう沖縄本島のヤンバルクイナや西表(いりおもて)島のイリオモテヤマネコのように,島
19. おきなわじま【沖縄島】沖縄県:総論
日本歴史地名大系
物)はノグチゲラ、ヤンバルクイナ、ヤンバルテナガコガネなど国指定一二種、コノハチョウなど県指定七種がある。このなかでヤンバルテナガコガネは不法採取で個体数が激減
20. おきなわじまほくぶ【沖縄島北部】沖縄県
日本歴史地名大系
護区域は国の天然記念物に指定されている。国指定特別天然記念物のノグチゲラ、国指定天然記念物のヤンバルクイナなどの鳥類をはじめ、絶滅危惧種・危惧種・希少種・地域個
21. 希少動物
世界大百科事典
近い将来(2)に移行すると思われる種,または亜種。魚類ではミヤコタナゴ(関東平地),鳥類ではヤンバルクイナ(沖縄本島),カンムリスズメ(琉球諸島など),哺乳類で
22. きらまじま【慶良間島】沖縄県:慶良間諸島
日本歴史地名大系
れている(羽地仕置)。大薪木とはキラマダムンといわれる薪のことでよく燃えることで評判がよく、ヤンバルダムンとともに薪商人に買取られたという(座間味村史)。両間切
23. クイナ画像
日本大百科全書
八重山やえやま地方にはオオクイナRallina eurizonoidesが生息し、1981年(昭和56)ヤンバルクイナRallus okinawaeが沖縄本島北
24. クイナ画像
世界大百科事典
40種からなり,全世界に広く分布している。全長約10~40cm。日本にはクイナ,オオクイナ,ヤンバルクイナ,ヒクイナ,ヒメクイナ,バン,オオバン,ツルクイナなど
25. 国頭(村)画像
日本大百科全書
村の90%が山林・原野で、やんばる国立公園に含まれる与那覇岳山中には特別天然記念物のノグチゲラ、天然記念物のヤンバルクイナが生息する。面積194.80平方キロメ
26. コガネムシ画像
日本大百科全書
ることが多く、ヒゲブトハナムグリ類も別亜科または別科とされる。(6)テナガコガネ亜科 沖縄のヤンバルテナガコガネは、日本最大種として有名。中根猛彦民俗ファーブル
27. コガネムシ画像
世界大百科事典
る。おもに駆瘀(くお)血剤(悪い血を出す薬)として用いられる。日本ではカブトムシよりも大きいヤンバルテナガコガネが近年になって沖縄本島で発見された。日本を原産地
28. 国立公園/国定公園[イミダス編 文化・スポーツ]
情報・知識 imidas
はじめ多くの固有種が生息し、国内最大規模の亜熱帯林やマングローブ林がある奄美群島、絶滅の恐れがあるヤンバルクイナが生息するやんばる(沖縄島北部)や、タンチョウや
29. シマアオダイ
日本大百科全書
一本釣りによって漁獲される。本種は体の背側面に幅が広い褐色横帯があることでヤンバルシマアオダイP. stoneiに似るが、ヤンバルシマアオダイは横帯が側線を越え
30. スミナガシ画像
日本大百科全書
樹液に飛来するが花にはこない。幼虫の食草はアワブキ、ヤマビワ、ミヤマホウソ、リュウキュウアワブキ、ヤンバルアワブキなどのアワブキ科植物。蛹さなぎの状態で冬を越す
31. タイワンスジオ[イミダス編 科学]
情報・知識 imidas
りして沖縄島中部で野生化し、定着している。全体的な生息数は不明。分布域がこれ以上拡大すれば、ヤンバルクイナやノグチゲラ、オキナワトゲネズミなどの希少種を含む在来
32. タマシダ画像
日本大百科全書
“Duffii”はタマシダの品種の一つである。近縁種にヤンバルタマシダN. exaltataがあり、小笠原おがさわら諸島や沖縄諸島などに分布している。中国ではヤ
33. ツルマオ
日本大百科全書
るい場所に生育し、国外では東南アジアから南アジアにかけて広く分布する。中国名は糯米團。近縁のヤンバルツルマオ(山原蔓真苧)P. zeylanica (L.) B
34. テナガコガネ
日本大百科全書
幼虫は朽ち木を食する。昆虫愛好家が珍重する一つである。 近年、沖縄本島北部で発見され、話題となったヤンバルテナガコガネC. jambarは体長5、6センチメート
35. テナガコガネ
世界大百科事典
,インドシナ半島,マレー半島にそれぞれ分布する。 近年,沖縄本島で,この属の新種が発見され,ヤンバルテナガコガネC.jambarと命名された。本種はテナガコガネ
36. 特殊鳥類
日本大百科全書
絶滅のおそれのある鳥の保護のため、譲渡や輸出入などについて規制した。1986年当時、日本側からヤンバルクイナ、ノグチゲラなど35種および亜種、アメリカ合衆国側か
37. とくしゅ‐ちょうるい[‥テウルイ]【特殊鳥類】
日本国語大辞典
〔名〕「特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律」で保護されていた鳥類。絶滅のおそれがあるヤンバルクイナ・ノグチゲラなど。この法律は平成五年(一九九三)に制定された「
38. 動物地理区画像
世界大百科事典
北方(旧北区)系の種が減り,奄美大島のアマミノクロウサギ,ルリカケス,沖縄本島のノグチゲラ,ヤンバルクイナ,西表島のイリオモテヤマネコなどの特産種が隔離保存され
39. ナデシコ科画像
日本大百科全書
通常3亜科に分けられる。托葉たくようのあるウシオツメクサ亜科Spergularioideaeは日本にはヤンバルハコベ属Drymaria、オオツメクサ属Sperg
40. なんせいしよとう【南西諸島】沖縄県:総論
日本歴史地名大系
琉球列島の成立のなかで島に取残された遺存種とみられる。とくにイリオモテヤマネコ、アマミノクロウサギ、ヤンバルクイナなどが天然記念物に指定されているが、森林伐採な
41. 日本(にほん)画像
日本大百科全書
哺乳類ではオリイジネズミ、リュウキュウイノシシ、イリオモテキクガシラコウモリ、鳥類ではルリカケス、ヤンバルクイナ、爬虫類ではクロイワトカゲモドキ、アオカナヘビ、
42. 日本の国立公園
日本大百科全書
一部は沖縄海岸国定公園域であったが、やんばる国立公園に編入された。地域は亜熱帯照葉樹林が広がり、ヤンバルクイナ、ノグチゲラなどの多種多様な固有動植物や希少動植物
43. 日本列島画像
世界大百科事典
。しかしここにはオリイジネズミ,カグラコウモリ,イリオモテキクガシラコウモリ,ケナガネズミ,ヤンバルクイナ,ハブ,ヒメヘビ,トカゲモドキ,キシノウエトカゲ,イボ
44. ほくぶくんれんじよう【北部訓練場】沖縄県:沖縄島北部/東村
日本歴史地名大系
繰返し、現在に至る。当訓練場区域一帯は国指定の特別天然記念物のノグチゲラや国指定天然記念物のヤンバルクイナなどの貴重動物が生息するほか、県土保全・水源涵養林の機
45. ボストンファーン[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
タマシダの近縁種ヤンバルタマシダからつくられた園芸品種、ネフロレピス・エキサルタータ・ボストエンシス。別名ボストンタマシダ©Shogakukan
46. めーとうりいおん【宮鳥御嶽】沖縄県:八重山諸島/石垣市/石垣村
日本歴史地名大系
これがイベで、祠の下に菊目石製の香炉が二基置かれている。神域として保護されたイベ域にはクワノハエノキやヤンバルアカメガシワ、フクギ、ガジュマルなどが群生、また熱
47. 与那覇岳画像
日本大百科全書
なし、亜熱帯の自然林に覆われている。国指定の特別天然記念物のノグチゲラ(県鳥)や天然記念物のヤンバルクイナなどの貴重な鳥類が生息し、一帯は国指定の天然保護区域と
48. 与那覇岳
世界大百科事典
川,新川(あらかわ)川,福地川などが流れ出している。この地域の原生林にはノグチゲラ(特天)やヤンバルクイナ(天)が生息しており,国指定の天然保護区域となっている
49. よなはだけ【与那覇岳】沖縄県:沖縄島北部/国頭村
日本歴史地名大系
ラン科植物が多いことがわかっている。動物相は国指定特別天然記念物のノグチゲラ、国指定天然記念物のヤンバルクイナ、ヤンバルテナガコガネ、アカヒゲ、ケナガネズミなど
50. 【総論】沖縄県
日本歴史地名大系
る。国の特別天然記念物にノグチゲラ、コウノトリ、アホウドリ、カンムリワシ、さらに天然記念物にヤンバルクイナ、アカヒゲ、カラスバト、リュウキュウキンバトなどの固有
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面積:六一・七二平方キロ河内地方の中央東部に位置し、東部は大和との境をなす生駒山地と、西麓の傾斜地・扇状地からなり、金剛生駒国定公園の一部を占める。中央部は恩智(おんぢ)川・玉串(たまくし)川、西部は第二寝屋川・長瀬(ながせ)川流域の沖積低地を市域と
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