1. ファーブル(Jean-Henri Fabre)
世界大百科事典
1823-1915 フランスの昆虫研究家,博物学者。南仏アベロン県の寒村サン・レオンに貧農の子として生まれ,幼時より自然に親しむ。苦学の末,アビニョン師範学校を
2. ファーブル
日本国語大辞典
(Jean Henri Fabre ジャン=アンリ─)フランスの昆虫学者。昆虫、特に甲虫類・膜翅類・直翅類の生活史・習慣・本能の観察と研究を行ない、「昆虫記」一
3. ファーブル(Fabre, André)
世界人名大辞典
〔1945.12.9~〕フランスの競走馬調教師.父が外交官だったため西ドイツで育つ.フランスに帰国し[1968],大学で法律を学んだが,競馬界に入る.障害競走の
4. ファーブル(Fabre, Jean-Henri Casimir)
世界人名大辞典
〔1823.12.23~1915.10.11〕フランスの昆虫学者.サン=レオンに生まれたが,家が貧しく,生活苦から父の家族と共にロデツに移り[1833],カトリ
5. ファーブル
岩波 生物学辞典
フランスの昆虫学者.南フランスに生まれ,師範学校を出て中学校の教師になった.幼時から自然を愛し,L.Dufourの昆虫誌に感激して,昆虫の研究に一生を捧げた.コ
6. ファーブル(Jean Henri Fabre)
日本大百科全書
哲学者ベルクソン、文学者F・ミストラルらが中心となって、国際的なファーブル救援の会が開かれ、フランス政府は勲章ならびに年金を贈った。ただしファーブルは、世界中か
7. ファーブル(Yan Fabre)
日本大百科全書
ベルギーの美術家。アントウェルペン生まれ。『昆虫記』の著者ジャン・アンリ・ファーブルは彼の曽祖父に当たる。1970年代後半、アントウェルペンの王立芸術アカデミー
8. ファーブル(寓話集)
日本大百科全書
フランスの詩人ラ・フォンテーヌの『寓話ぐうわ集』。三部、12書からなり、1668、78、94年発表。主としてイソップの動物寓話を美しいフランス語に移し換えたもの
9. ファーブル エミール
世界文学大事典
フランスの劇作家。劇場の舞台監督の子として生まれ,1894年5幕物の『多勢に無勢』Comme ils sont tousでデビューする。翌年の『金銭』L'Arg
10. ファーブル ジャン=アンリ・カジミール
世界文学大事典
の古い村サン=レオンの農家に生まれる。10歳の時,一家はロデーズの街に出て,カフェを開業,ファーブルは神学校付属の小学校に入学。ミサの手伝いをすることにより学費
11. ファーブル フェルディナン
世界文学大事典
フランスの小説家。南部の町ペダリユーに生まれ,初め僧職を目指したが,途中で文学志望に変わり,パリに出る。2つの詩集を出したあと,『クールブゾン家の人々』Les
12. ファーブル リュシヤン
世界文学大事典
フランスの詩人,評論家,科学者。『アインシュタインの理論』Les Théories d'Einstein(1921)など傑出した物理学者・数学者の業績をテーマと
13. ファーブル=リュス(Fabre-Luce, Alfred)
世界人名大辞典
〔1899.5.16~1983.5.17〕フランスの文学者.第一次大戦後《勝利:La victoire, 1924》を書き,ドイツに対する戦争責任問題に反対した
14. ファーブル・デグランチーヌ
世界文学大事典
フランスの劇作家,政治家。本名フィリップ=フランソワ=ナゼール・ファーブルPhilippe-François- Nazaire Fabre。商人の子として生まれ
15. ファーブル・デグランティーヌ(Fabre d'Églantine)
世界人名大辞典
〔1750.7.20~94.4.5〕フランスの政治家,劇作家.劇団に入り,国内や隣国を放浪したが,革命前パリに出て[1787],役者,詩人として成功.コルドリエ
16. ファーブル・ドリベ(Antoine Fabre d'Olivet)
世界大百科事典
1767-1825 フランスの作家,神秘思想家。秘教(エソテリズム)や隠秘学(オカルティズム)の伝統をひく哲学的著作によって一時影響力をもつ,演劇作品も数多く,
17. ファーブル・ドリヴェ アントワーヌ
世界文学大事典
フランスの詩人,劇作家,小説家,言語学者,音楽家,神智学者,治療師。南フランス,エロー県ガンジュの旅館業を営むプロテスタントの家庭に生まれ,パリで商業を学んだ後
18. ファーブル-ブラント
日本人名大辞典
1841−1923 スイスの貿易商。1841年9月23日生まれ。文久3年(1863)遣日使節団長アンベールらとともに来日。横浜に定住してスイス時計の輸入・販売を
19. ヴォージュラ クロード・ファーヴル・ド
世界文学大事典
フランスの文人,語学者。サヴォワのメクシミューに地方法官の子として生まれる。一家はフランソワ・ド・サルと親交があった。1607年,ヌムール公に仕え,たびたびトリ
20. 愛書趣味 67ページ
文庫クセジュ
・デュポン編『歌謡集』(一八五一 ― 五四年、四巻)〔第一巻にボードレールのすばらしい序言がある〕 ・ファーブル作『医術のネメシス』(一八四〇年、二巻、ドーミエ
21. 愛書趣味 213ページ
文庫クセジュ
フ ファイアール FAYARD 138 ファウラー FOWLER 95 ファーブル FABRE 53 ファルグ FARGUE, Léon-Paul 61 ファル
22. アルジェリア近現代史 48ページ
文庫クセジュ
社会面をにぎわした事件(ドワノー事件(1))で、アラブ局と軍政の責任追求のため、ジュール・ファーブルがアルジェリアに乗り込んできた。本国との同化を要求しつつ展開
23. アルジェリア近現代史 59ページ
文庫クセジュ
軍人も原住民に接近していかざるをえなくなった(1)。 (1) 一八七一年、立法議会議員ジュール・ファーブルは、一八五七年に述べた見解 ―― アラブ局が役に立って
24. イエズス会
世界大百科事典
ばれる。 創立と精神 イグナティウスはマンレサの神体験後,パリ大学で出会った6人の同志P.ファーブル,ザビエル,D.ライネス,N.ボバディリャ,A.サルメロン,
25. イエズス会士中国書簡集 5 紀行編 179ページ
東洋文庫
すなわちブーヴェ、レヂス、ヂャルトゥー、ド.タルトル、アンドレー諸師とわたしです。それにアウグスティノ会のファーブル・ボンヂュール司祭です。あとのふたりはドイツ
26. イエズス会士中国書簡集 5 紀行編 211ページ
東洋文庫
雲南などでも活動した。しかし雍正の禁教以後は多大の辛苦をなめ、一七四四年に常熟で死亡した。ファーブル・ボンヂュール(O巳=窪目①閃ぎお切〇三〇自由遙謄)はフラン
27. 岩田久二雄(いわた くにお)
岩波 生物学辞典
,昆虫学者.京都大学農学部卒業,神戸大学教授.もっぱら,狩り蜂の行動の研究を行った.日本のファーブルの異称をもつ.蜂の生活,1940.
28. 新版 印象派 26ページ
文庫クセジュ
一八六七年に、死んだ鷺が華麗に翼を広げている姿をいっしょに描いているが、そのふたつの絵はモンペリエのファーブル美術館が所蔵している。静物画は日々の暮らしを称える
29. 新版 印象派 29ページ
文庫クセジュ
田舎女の素朴でたくましい裸体を写実的に描いて(《水浴する女たち》、一八五三年、モンペリエ、ファーブル美術館)、このジャンルに新たな生命を吹き込んでいた。彼はまた
30. 新版 印象派 30ページ
文庫クセジュ
風俗画に取り込もうとしているともいえよう。彼の《化粧》(一八六九~一八七〇年、モンペリエ、ファーブル美術館)がマネの《オランピア》に捧げた壮大な讃歌であったとす
31. 新版 印象派 158ページ
文庫クセジュ
ちくま学芸文庫) ルイ・シュヴァリエ『落日のモンマルトル』(共訳ちくま学芸文庫) ロベール・ファーブル監修『最新フランス文学史』(共訳、河出書房新社) フランス
32. エコツーリズム[レジャー/旅行]
情報・知識 imidas
持つガイドが不可欠で、専門ガイド養成や認定制度導入の動きもある。パッケージツアーの造成も盛んで、JTBでは「ファーブル」のブランドで熟年層や本物志向の親子連れな
33. エソロジー
日本大百科全書
なかには擬人的解釈が付け加えられたこともある。この時期の研究者としては、『昆虫記』を著したファーブルがあげられる。ダーウィンはヒトを含む進化の連続性を主張し、動
34. エゾテリスム思想 79ページ
文庫クセジュ
イリュミニスムはむしろ新異教主義的な傾向をもつ分子を有していた。アンドレ〔アントワーヌが正しい〕・ファーブル・ドリヴェ(一七六七~一八二五)は『ヘブライ語の復元
35. エゾテリスム思想 81ページ
文庫クセジュ
A・P・J・ヴィーム(『人間あるいはミクロコスモスとしての人間についてのエッセー』一八〇五)やファーブル・ドリヴェの初期の研究も忘れてはならない。この時代はまた
36. エゾテリスム思想 96ページ
文庫クセジュ
三六/一八四二)、ヨーゼフ・エンネモザー(1)の『魔術史』(一八二二)である。フランスではファーブル・ドリヴェが異教的な方向をめざす作品を書きつづけていた(『哲
37. エゾテリスム思想 120ページ
文庫クセジュ
フランスではファーブル・ドリヴェとサン=ティーヴ・ダルヴェードルの後継者がモーセの書物〔『創世記』のこと〕を深く探究した。二人の先達の業績から出発して、新たな
38. 演劇の歴史 97ページ
文庫クセジュ
モリエールはこんなふうに歪曲されて上演され、必要とあれば、書き直されるのである。たとえば、ファーブル・デグランチーヌは、『演劇に関するダランベール氏への手紙』の
39. 演劇の歴史 183ページ
文庫クセジュ
(1867-1936) 115 ピリッポス二世 Philippos II (前382-336) 20 ファーブル・デグランチーヌ(フィリップ) Philippe
40. オクシタン
世界大百科事典
初めてこの語義を用いたのは,おそらく《トルバドゥール--13世紀オクシタンの詩作》(1803)の著者ファーブル・ドリベである。 オクシタニーの語そのものは,まれ
41. 革命暦画像
世界大百科事典
républicainともいわれる。国民生活の世俗化・非キリスト教化をはかるため,詩人で国民公会議員のファーブル・デグランティーヌFabre d'Eglanti
42. カトリックの歴史 141ページ
文庫クセジュ
リスト教政策の最初のきざしが現われた。国家的祭典が宗教的祭典に代えられた。十月にはロシムとファーブル・デグランティーヌの革命暦が制定され一週七日は一週十日となっ
43. ガストロノミ 47ページ
文庫クセジュ
たのか、もうわからなくなっていた。それがアメリカ産だと識別したのは、有名な昆虫学者J・H・ファーブルである。何故かと言えば土着のゾウムシは、インゲンを大喜びして
44. ガストロノミ 73ページ
文庫クセジュ
一一年)のなかで、フランス人にとって国教の代わりになるソースの一つと言っている。ジュール・ファーブルは十九世紀に、ソースはよき料理の基盤をなしフランス料理が他の
45. きだ みのる画像
日本人名大辞典
鹿児島県出身。慶大中退。本名は山田吉彦(よしひこ)。著作はほかに「日本文化の根底に潜むもの」,訳書にファーブル「昆虫記」(共訳)など。
46. きだ・みのる
日本大百科全書
奄美あまみ大島名瀬なぜの生まれ。アテネ・フランセの創設者J・コットの薫陶を受け、パリ大学で古代社会学を専攻。ファーブル『昆虫記』、レビ・ブリュールなどの訳著があ
47. キリスト教シンボル事典 346ページ
文庫クセジュ
ちくま学芸文庫) ルイ・シュヴァリエ『落日のモンマルトル』(共訳、ちくま学芸文庫) ロベール・ファーブル監修『最新フランス文学史』(共訳、河出書房新社) フラン
48. くそ‐むし【糞虫】
日本国語大辞典
小形のエンマコガネ類、楕円形で小形のマグソコガネ類、金緑色や紫色の光沢のあるセンチコガネ類など種類が多い。ファーブルの「昆虫記」のタマオシコガネもこの仲間。*本
49. 熊田千佳慕[昆虫や花の細密画絵本の画家、死去]
情報・知識 imidas
70歳ごろから「ファーブル昆虫記」に登場する虫を描くことをライフワークにし、81年、83年とボローニャ国際絵本原画展で入選。フランスの「ファーブル友の会」会長か
50. くまだ-ちかぼ【熊田千佳慕】
日本人名大辞典
日本ではじめて絵本にする。56年と58年ボローニャ国際絵本原画展で入選。「ファーブル昆虫記」を絵本化した「ファーブルの虫たち」の刊行をつづける。平成元年「熊田千