1. 立冬
日本大百科全書
二十四節気の一つ。陰暦十月節で冬季の始まり。太陽の視黄経が225度に達するときで、現行暦の11月7日ごろにあたる。渡辺敏夫根本順吉気象冬の季節風第1号が吹き出す ...
2. 立冬
世界大百科事典
孟冬,11月を仲冬,12月を季冬といい,10~12月を冬としていたが,立冬からを冬と扱う場合もある。詩歌の題材としては立冬は立春や立秋ほど珍重されていない。内田 ...
3. りっ‐とう【立冬】
デジタル大辞泉
二十四節気の一。11月7日ごろ。暦の上で冬の始まる日。《季 冬》「―やとも枯れしたる藪からし/亜浪」 ...
4. りっ‐とう【立冬】
日本国語大辞典
」*名語記〔1275〕五「十月二八、立冬。小雪」*文明本節用集〔室町中〕「立冬 リットウ 十月節也」*俳諧・誹諧通俗志〔1716〕一〇月「応鐘 律 立冬 節」* ...
5. りっとう【立冬】
プログレッシブ和英
the beginning of winter; the first day of winter according to the lunar calendar ...
6. 立冬(りっとう) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
冬のはじまりを意味する節気。新暦11月7日頃。秋分と冬至の中間にあたり、暦の上ではこの日から翌年の立春(新暦2月4日頃)の前日までが冬となる。この頃の実際の気候 ...
7. lì//dōng 【立冬】
ポケプロ中日
[動詞]立冬になる. [名詞](二十四節気の)立冬. ...
8. 입동〔立冬〕
ポケプロ韓日
[名詞]立冬. ...
9. りっとう【立冬】
国史大辞典
⇒四立(よんりつ) ...
10. あかじま【阿嘉島】沖縄県:慶良間諸島/座間味村/阿嘉村
日本歴史地名大系
トノ(同じく大下お宮という)が記載されている。かつて慶良間の島々では旧暦九月末から一〇月初めの立冬の頃行われた播種儀礼「種子取」行事にヤヘーの神の来訪があると信 ...
11. 秋
日本大百科全書
温帯地方に現れる四季の一つ。日本では立秋(8月8日ごろ)から立冬(11月7日ごろ)の前日までを秋とする。月でいうと旧暦ではだいたい7、8、9月、新暦では8、9、 ...
12. 秋
世界大百科事典
をいう。秋の時期は時代や国によって異なる。古代中国では立秋(太陽の黄経が135°になる日)から立冬(同225°)の前日までを秋と呼んだ。現在の分け方は西洋流のも ...
13. あき【秋】
デジタル大辞泉
1 四季の第三。夏と冬の間で、日本では9・10・11月をいう。暦の上では立秋から立冬の前日まで(陰暦の7月から9月まで)をいい、天文学では、秋分から冬至まで。昼 ...
14. あき【秋】
日本国語大辞典
月、旧暦では七月から九月までをいう。天文学的には秋分から冬至の前日まで、二十四節気では立秋から立冬の前日までをいう。太陽が次第に南下するため、昼は短く夜は長くな ...
15. 秋の土用 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
雑節の一つで、立冬(新暦11月7日頃)前のおよそ18日間。土用とは季節の変わり目にあたる暦で、暦の上では秋も終わりに近づき、冬がやってくる時期。土用の期間中には ...
16. あき の 雪(ゆき)
日本国語大辞典
(1)秋に降る雪。おもに山地や北国で立冬以前に降る雪。秋雪(しゅうせつ)。平安時代では、多くは見立てとして用いられている。《季・秋》*後撰和歌集〔951〜953 ...
17. 今宮の心中(近松門左衛門集) 306ページ
日本古典文学全集
「八専」という(永代節用無尽蔵)。正徳元年(一七一一)五月二十四日が壬子(井口洋)。立春・立夏・立秋・立冬の前の各十八日間をいう。夏の土用の灸は特効があるといわ ...
18. 卯月の潤色(近松門左衛門集) 146ページ
日本古典文学全集
僧や修行者の戒律として、正午を過ぎての食事を禁じたことをいう。一分金を二つ、の意。四枚で小判一両。立夏・立秋・立冬・立春の前の十八日間をいう。ここは立夏の前の春 ...
19. 栄花物語 479ページ
日本古典文学全集
道長は法成寺にいた。法成寺は東京極大路を間にはさんで土御門第の東隣に位置する。「節分」は、立春・立夏・立秋・立冬をはじめとして、各月の節・中に入る前夜のこと。「 ...
20. えき‐う【液雨】
デジタル大辞泉
秋から冬にかけて短時間降る雨。立冬のあと10日を入液、小雪(しょうせつ)を出液といい、このころに降る時雨(しぐれ)。《季 冬》 ...
21. えき‐う【液雨】
日本国語大辞典
夜月輝朗」*俳諧・増山の井〔1663〕一〇月「液雨(エキウ) 入液 立冬ののち十日入液也。其比液雨(エキウ)降 本草」*俳諧・滑稽雑談〔1713〕一〇月「液雨、 ...
22. 江戸小咄集 1 244ページ
東洋文庫
蜜柑した玉か投出しければ、子供ひろいながら「鍛冶屋の福ほう」(一)鍛冶仕事にたずさわる者は、毎年十一月、立冬に入る日は、仕事用のふいごを休ませる風習あり、そして ...
23. 榎本弥左衛門覚書 近世初期商人の記録 207ページ
東洋文庫
木三右衛門殿、積出候也。 一土用 暦法で、立夏の前十八日を春の土用、立秋の前十八日を夏の土用、立冬の前十八日を 秋の土用、立春の前十八日を冬の土用といい、その ...
24. 絵本江戸風俗往来 156ページ
東洋文庫
皆前人の功といわざるべからず。目黒・青山・四ツ谷・巣鴨・本所・駒込・染井等、皆花壇菊を作りて名高し。例年立冬より五、六日日頃よりよろし。かの細工菊は俗間に行なわ ...
25. 絵本江戸風俗往来 173ページ
東洋文庫
今日はその風情皆昔時と相違せること実に甚だし。紅葉は立冬より七、八日目ごろより見所となる。 白膠木は赤坂溜池の洲・三田小山の坂の辺・芝赤羽根河の岸等とす。立冬よ ...
26. おうそうほう【王相方】
国史大辞典
立夏には王神南東・相神南、夏至には王神南・相神南西、立秋には王神南西・相神西、秋分には王神西・相神北西、立冬には王神北西・相神北、冬至には王神北・相神北東である ...
27. おう‐にち[ワウ:]【王日】
日本国語大辞典
〔名〕立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至の八日をいう。人間の事を治める諸王神が交替する日。八王日。*歌謡・はやり歌古今集〔1699〕やつし神おろし「 ...
28. おうもう‐にち[ワウマウ:]【往亡日】
日本国語大辞典
芒種(ぼうしゅ)から一六日目、小暑から二四日目、立秋から九日目、白露(はくろ)から一八日目、寒露から一七日目、立冬から一〇日目、大雪から二〇日目、小寒から三〇日 ...
29. おおとしはらむら【大利原村】広島県:山県郡/芸北町
日本歴史地名大系
・〇八になる。広島藩領で給知村。農業を中心とする村であるが、寒冷高地にあるため「気候之儀は霜雪立冬より降雪春ニきへ除キ候故カ、草木之生立至而不宜、肥草不自由御座 ...
30. 沖縄[県]
世界大百科事典
や稲の収穫祭,11月のいもの収穫祭のほか,4月のアブシバレー(畦払い)という害虫駆除の儀礼や,立冬ころの〈種取り〉という稲の播種祭などがある。沖縄では年末に豚を ...
31. 家訓集 325ページ
東洋文庫
常にある普通のことなのでの意。(9) 暦法で立夏の前一八日を春の土用、立秋の前一八日を夏の土用、立冬の前一八日を秋の土用、 立春の前一八日を冬の土用と言う。「四 ...
32. 花信風
日本大百科全書
清明、穀雨、立夏、小満、芒種(ぼうしゅ)、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒と名がつけられている。そのうち ...
33. 花壇地錦抄・草花絵前集 4ページ
東洋文庫
大暑七月節 立秋 処暑 八月節白露 秋分 九月節 寒露 霜降 十月節 立冬 小雪十一月節大雪 冬至十二月節小寒 大 nbsp;...
34. かみ‐おくり【神送】
日本国語大辞典
ての夜、旅立つ神を送るために行なう神事。また、そのときの社参。出雲では、神々が諸国へ帰るとして
立冬後一週間めに行なう。
神迎え。《
...35. かみおくり‐まつり【神送祭】
日本国語大辞典
〔名〕島根県大社町の日御碕(ひのみさき)神社で、立冬後一週間めに行なう神事。出雲に集まった諸国の神々を本国に送り帰すもの。 ...
36. 感身学正記 1 西大寺叡尊の自伝 215ページ
東洋文庫
明後日十二月二十五日(立冬の前日)の節分違えには八条殿に帰参するとの約束であったが、夜に入り、秘かに奈良の慈蓮房なる僧侶に請い、出家してしまった。八条殿からこの ...
37. 季語
日本大百科全書
り <野村喜舟>【秋】 時候秋(あき) (三秋) 8月8日ごろの立秋から、11月8日ごろの立冬の前日までが秋。木々は紅葉し、秋草の花が咲き、秋風は寂しげであ ...
38. 季節
日本大百科全書
である。東洋の場合は春は立春から立夏前日まで、夏は立夏より立秋前日まで、秋は立秋より立冬前日まで、冬は立冬より立春前日までとなっていて、俳句の季語はこの区分に従 ...
39. 季節
世界大百科事典
立春,立夏,立秋,立冬と呼び,それぞれ春,夏,秋,冬の始まりとしたが,ヨーロッパでは2至2分が四季の始まりとされた点が異なる。中国では1年を24等分して,立春, ...
40. キムジャン
日本大百科全書
キムチの語源とされる「沈菜(シムチェ)」を漬けて貯蔵する「沈蔵(シムジャン)」に由来する。 キムジャンは、立冬の前後の最低気温0℃以下、一日の平均気温が4℃以下 ...
41. キムジャン
デジタル大辞泉
《朝鮮語》韓国で立冬の前後に行われる、キムチを漬け込む行事。 ...
42. きよかわむら【清川村】長野県:南佐久郡/臼田町
日本歴史地名大系
村等御影陣屋付四二ヵ村は、年貢米値段を近年は立冬の平均値段で定めているが、立冬にはまだ収納作業の盛りで、米を市場に出すことは不可能である。去年の立冬平均値段は金 ...
43. 近世俳文集 436ページ
日本古典文学全集
の意。「年くれ」と「呉竹」は掛詞。なお、以下例句七句は略。「せちぶん」とも。立春・立夏・立秋・立冬の前日のことをいうが、後世ではもっぱら立春についてのみいう。京 ...
44. 近世和歌集 216ページ
日本古典文学全集
慈円「まちつけつけふばかりなる秋の夜のかぎりの露に袖をまかせて」(拾玉集)に先例がある。ただし慈円歌は、明日は立冬という日の夜を意味している点で異なる。 ...
45. 荊楚歳時記 176ページ
東洋文庫
木は水に代り、水は木を生ず。立夏、火は木に代り、木は火を生ず。立秋、金は火に代り、金は火を畏る。立冬、水は金に代り、金は水を生ず、故に庚日に至れば必ず伏す。庚は ...
46. けい‐へい【啓閉】
デジタル大辞泉
1 開くことと閉じること。開閉。 2 啓すなわち立春・立夏と、閉すなわち立秋・立冬。 ...
47. けい‐へい【啓閉】
日本国語大辞典
」(2)啓と閉。すなわち、立春・立夏と立秋・立冬。*春秋左伝‐僖公五年「凡分至啓閉、必書 ...
48. けさ の 冬(ふゆ)
日本国語大辞典
立冬の日の朝。今朝から冬になったという気持を強調していう語。《季・冬》*俳諧・江戸新道〔1678〕冬「鼻息の嵐も白し今朝の冬〈松意〉」*俳諧・蕪村句集拾遺〔18 ...
49. 好色一代女(井原西鶴集) 458ページ
日本古典文学全集
結う役。主人の側近で雑用をつとめ、外出のときはお供をする役目の女。 「土用」は立春・立夏・立秋・立冬の前の十八日間をいうが、その間に没日といって諸事凶なる日があ ...
50. 慊堂日暦 1 162ページ
東洋文庫
○渡辺誠助Q一興」井上貞吉。名は観、字は願卿◎ともに出石侯の人。十六日蟄謁す。十六日 雨。朝、師門に赴く。この日立冬。 績を重ねてなお冷やかなヶ。十七日 荘に入 ...