1. たつ‐はる【立春】
日本国語大辞典
〔名〕一年を二四の節気に分けた年初の節気。春立つ日。りっしゅん。*山家集〔12C後〕上「たつはるの朝よみける 年くれぬ春来べしとは思ひ寝にまさしく見えてかなふ初 ...
2. 立春
日本大百科全書
現行暦の2月4日ごろにあたる。立春は冬季が終わるときで、季節の変わる節分であるが、暦には立春の前日を節分として記載する。節分は季節の変わり目で、春夏秋冬の節分が ...
3. 立春
世界大百科事典
って平均すれば元旦立春ということになる。12月のうちに立春がくることを年内立春という。頻度からいうと新年立春より年内立春のほうがわずかではあるが多い。立春を正月 ...
4. りっ‐しゅん【立春】
デジタル大辞泉
二十四節気の一。節分の翌日。2月4日ごろ。暦の上で春がはじまる日。《季 春》「―の米こぼれをり葛西橋/波郷」 ...
5. りっ‐しゅん【立春】
日本国語大辞典
」*北国紀行〔1487〕「五日、立春、春は今日立とも言はじ武蔵野や霞む山なき三芳野の里」*俳諧・はなひ草(寛永二〇年本)〔1643〕四季之詞・正月「立春」*礼記 ...
6. 立春(りっしゅん)
古事類苑
歳時部 洋巻 第1巻 116ページ ...
7. りっしゅん【立春】
プログレッシブ和英
the beginning of spring; the first day of spring according to the lunar calendar ...
8. 立春(りっしゅん) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
「まだ厳しい寒さが続いているが、暦の上では春」と言われるのはこの日。俳句歳時記では立春から立夏までの期間を春とし、立春は「春立つ」「春来る」などと詠まれる。節分 ...
9. lì//chūn 【立春】
ポケプロ中日
[動詞]立春になる. [名詞](二十四節気の)立春. ...
10. りっしゅん【立春】[標準語索引]
日本方言大辞典
節分の夜からりっしゅん:立春にかけての悪天はだれりっしゅん:立春から百五日目ひゃくごりっしゅん:立春の早朝、または元旦に初めてくむ水むかえみず ...
11. 입춘〔立春〕
ポケプロ韓日
[名詞]立春. ...
12. 從二立春一至二秋分一不レ得レ決二死刑一 (見出し語:立春)
古事類苑
法律部 洋巻 第1巻 230ページ ...
13. りっしゅん【立春】
国史大辞典
⇒四立(よんりつ) ...
14. りっしゅん‐せつ【立春節】
日本国語大辞典
〔名〕「りっしゅん(立春)」に同じ。*九暦‐九条殿記・荷前・承平六年〔936〕一二月一六日「明日立春節也」*吾妻鏡‐寛元四年〔1246〕正月一〇日「入道大納言家 ...
15. りっしゅん‐だいきち【立春大吉】
デジタル大辞泉
立春に禅寺やその檀家の門の左右にはる紙札の文句。また、その紙札。《季 春》 ...
16. りっしゅん‐だいきち【立春大吉】
日本国語大辞典
五〔1814〕「立春大吉かたかたは読めねへ」*随筆・我衣〔1825〕「禅寺の門の札に立春大吉此四文字表裏なし」*五百句〔1937〕〈高浜虚子〉大正七年「雨の中に ...
17. 立春前日節分【篇】 (見出し語:節分)
古事類苑
歳時部 洋巻 第1巻 1383ページ ...
18. いまだて-しゅんざん【今立春山】
日本人名大辞典
?−1855 江戸時代後期の画家。越前(えちぜん)福井藩士で郡奉行,目付などをつとめる。画を狩野興信にまなぶ。のち狩野元信の画にひかれ,その筆法を習得する。安政 ...
19. 高知県立春野総合運動公園
デジタル大辞泉プラス
高知県高知市にある公園。日本の都市公園100選に選ばれている。 2012年08月 ...
20. ねんない‐りっしゅん【年内立春】
デジタル大辞泉
陰暦で、新年を迎えないうちに立春になること。《季 冬》 ...
21. ねんない‐りっしゅん【年内立春】
日本国語大辞典
《季・冬》*俳諧・山の井〔1648〕冬「年内立春」*俳諧・滑稽雑談〔1713〕一二月「年内立春〈略〉貞徳師云、年内立春歌の題には春の部にて、代々の撰集おほくは巻 ...
23. 從二立春一至二秋分一不レ得レ決二死刑一 (見出し語:秋分)
古事類苑
法律部 洋巻 第1巻 230ページ ...
24. biānchūn 【鞭春】
ポケプロ中日
[名詞]立春に豊作を祈願して張り子の牛をむちで打つ行事. ...
25. chūnniú 【春牛】
ポケプロ中日
[名詞]粘土で作った牛の人形.昔は,立春の日にその牛を赤と緑のむちでたたき春を迎えた. ...
26. dǎ//chūn 【打春】
ポケプロ中日
[動詞]張り子の牛をむちで打つ. [名詞]立春. ...
27. yǎochūn 【咬春】
ポケプロ中日
[動詞](北方の風習で)立春に大根を食べる. ...
28. あくてん【悪天】[標準語索引]
日本方言大辞典
れ十二月上旬ごろのあくてん:悪天はりせんぼあれ土用のころのあくてん:悪天どよーじけ節分の夜から立春にかけてのあくてん:悪天はだれ ...
29. あくてん【悪天】[標準語索引]
日本方言大辞典
れ十二月上旬ごろのあくてん:悪天はりせんぼあれ土用のころのあくてん:悪天どよーじけ節分の夜から立春にかけてのあくてん:悪天はだれ熊を捕る四月ごろのあくてん:悪天 ...
30. せつぶん【節分】[標準語索引]
日本方言大辞典
まめ / たくさ / としとりまめせつぶん:節分の豆をいって供えるはやすせつぶん:節分の夜から立春にかけての悪天はだれせつぶん:節分の夜に鰯の頭と柊ひいらぎの葉 ...
31. はだれ[方言]
日本方言大辞典
るかも」《はだら》 秋田県由利郡012山岳語彙蒐集報告(高橋文太郎)1938(2)節分の夜から立春にかけての悪天。 富山県東礪波郡402越中五箇山方言語彙(1) ...
32. ひゃくご【百五】[方言]
日本方言大辞典
(1)立春から百五日目。五月十五日ごろ。 青森県三戸郡083青森県五戸語彙(能田多代子)1963(2)冬至から百五日目。 盛岡※054御国通辞(服部武喬)179 ...
33. みず【水】[標準語索引]
日本方言大辞典
/ はつみず分流したみず:水けんごーず牛馬に飲ませるみず:水だ の水田に引くみず:水ばんみず立春の早朝、または元旦に初めてくむみず:水むかえみず田植え直後に田 ...
34. むかえみず【迎水】[方言]
日本方言大辞典
立春の早朝、または元旦がんたんに初めてくむ水。若水。 香川県829香川県方言辞典(近石泰秋)1976 ...
35. 曖
字通
君の賞を行ふや、曖乎として時雨の如し。 曖日 あいじつ うす日がさす。陳・後主〔
立春~舟を浮かぶ〕詩 春光、禁
に
...36. 青梅(あおうめ) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
梅は立春の頃に花を咲かせることから春の季語となっているが、その実は初夏に実るため、青梅、梅の実、梅酒、梅干などは夏の季語になっている。梅雨前に採れた青梅で梅肉エ ...
37. あきよしむら【秋吉村】石川県:珠洲郡/内浦町
日本歴史地名大系
サイケ(手桶)を提げ、模造の出刃包丁・鉄棒を持って各家を訪れ、アマメー、アマメーとどなるというもので、立春になっても囲炉裏に当たっている怠け者の火だこ(アマメ) ...
38. あしばい 飛(と)ぶ
日本国語大辞典
春になることをいう。中国で立春の日に竹を伐って律管を作り、葦灰を律管の端に盛っておくと、春気至ると同時に、その灰が自然に飛ぶという俗説による。《季・春》*俳諧・ ...
39. 排蘆小船(近世随想集) 271ページ
日本古典文学全集
也。況先賢の詠吟しつくせる情なれば、後生の胸中よりいまだ人の詠ぜざる心は、求め得べきにあらず。立春といへば、春の来ると云ことはだれも心得る事にて、めづらしげはあ ...
40.&nbnbsp;排蘆小船(近世随想集) 295ページ
日本古典文学全集
言いようもない。人情に通じて、物の心を弁え、思いやりの心を生じ、心持を和らげるのに、歌よりもよいものはない。立春を迎える朝から、雪の中に年が暮れていくまで、何に ...
41. あめ‐いちばん【雨一番】
デジタル大辞泉
北国で、立春以後初めて、雪がまじらないで降る雨のこと。 札幌付近で、3月中旬ころに降ることが多い。 ...
42. 倚
字通
遙かに倚
するならん 早く去りて春盤(
立春)に
べ 倚門 いもん 倚望。倚閭
...43. いずしじんじゃ【出石神社】
国史大辞典
ために社領を没収されたが、江戸時代には藩主仙石家の崇敬が厚かった。例祭は十月二十日。特殊神事に立春祭・新嘗祭がある。→天日槍(あめのひぼこ) (大場 磐雄) ...
44. いちげ‐そう[:サウ]【一華草・一花草】
日本国語大辞典
*大和本草〔1709〕七「一花草 和品、葉はつたに似て茎の長二寸ばかり、冬小寒に始て葉を生じ、立春の朝花忽ひらく」*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「イチリ ...
45. いちばん‐うちおこし【一番打起】
日本国語大辞典
〔名〕立春の頃、その年初めて田を耕すこと。→荒塊読(あらくれよみ) ...
46. いちばん‐こ【一番子】
日本国語大辞典
、一番子(バンゴ)をまうけられ、朝夕これをかしづかれけるに」*俳諧・小町踊〔1665〕春・上「立春の日やいざなぎの一番子〈幸和〉」(2)商家、娼家などで、一番評 ...
47. 一陽来復
日本大百科全書
万物の生成を陰と陽の二気に分ける考え方から、冬至をいう。夜を陰、昼を陽として1年を立春から大寒までの二十四節気に分けると、冬至が陰の極点となる。したがってこの日 ...
48. いっ‐ぺい【一併】
日本国語大辞典
一つに合わせること。*布令必用新撰字引〔1869〕〈松田成己〉「一併 イッペイ イッショニスル」*秦観‐元日
立春三絶之一「直須
残臘十分尽
...49. いなだじんじゃ【稲田神社】茨城県:笠間市/上稲田村
日本歴史地名大系
を招いて当社で奉納歌会を催し、次の歌が詠まれている。藤原時朝稲田姫社にて十首歌講し侍けるに社頭立春千早振このやへかきも春たちぬひのかはかみは氷とくらし 右大弁光 ...
50. い の 花(はな)
日本国語大辞典
(「井花水(せいかすい)」の訓読)立春または元日の早朝に初めて汲む水。若水。*狂歌・銀葉夷歌集〔1679〕八「典薬 井の花の水よりも先釣あげんこしらへいそげやよ ...