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  11. 応神天皇
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応神天皇
おうじんてんのう

第15代に数えられる天皇。仲哀天皇の皇子,母は息長足姫(おきながたらしひめ)(神功皇后)。諱(いみな)は誉田別(ほんだわけ)という。ただ《古事記》には,大鞆和気(おおともわけ)ともあり,胎中(たいちゆう)天皇とも称された。《日本書紀》によると,仲哀天皇は西征のさなかに没し,皇后が三韓に遠征したさいにはすでに胎内にあり,遠征から帰ったのち,筑紫で生まれたという。中央にかえり,皇后の摂政のもとで,皇太子となり,皇后の没後,はじめて即位し,大和国高市郡軽島(豊)明宮に居した。応神朝では,武内宿禰(たけうちのすくね)が前代からの勢力を保っているが,天皇にかかわる国内記事として,妃の兄媛(吉備氏の祖御友別の妹)とともに吉備に幸し,御友別の兄弟子孫の功に報い,吉備国を5県に分かち,それぞれを封じたという。対外記事としては,百済から弓月君(秦氏の祖),阿直岐(あちき)(漢(あや)氏の祖),王仁(わに)(河内書(ふみ)氏の祖)らが来朝したとあるなど,帰化人のはじめての渡来を記録している。そののち,天皇の皇子菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)を日嗣(太子)とし,大山守命に山川林野をつかさどらせ,大鷦鷯(おおささぎ)尊を太子の輔として,国事を分担させたという。治世41年にわたり,豊明宮(一説に摂津の大隅宮)に没した。《古事記》や《延喜式》には,その陵は河内国志紀郡恵我藻伏崗にあると記し,現在の大阪府羽曳野市誉田の陵(応神陵)に比定される。記紀の記述をみると,仲哀天皇までと違って,応神天皇からは諱が記されているなど,原帝紀に記載されていた可能性がつよく,現実性あるものとみなされ,《宋書》の倭の五王のはじめの讃(さん)を応神か仁徳にあてる説もあり,また応神紀の外交記事をみると,干支二運(120年)を下げれば,実際の年紀に一致するなど,絶対年代を4世紀末から5世紀はじめにあてる説が有力である。なお陵はもとより,宮も河内に多いので,これを河内に成立した王朝とみる説もある。
[平野 邦雄]

胎中天皇伝説

母,神功皇后は天照大神と住吉大神の神託によって朝鮮半島を平定したと語られる巫女的性格の女性。天皇は,受胎後,母の半島平定中ずっと胎中にあり,帰国した北九州で誕生,後に空船(むなぶね)に乗って難波に漂着する。その後重臣の武内宿禰に伴われて敦賀に禊(みそぎ)し,気比(けひ)大神に名を賜って大和に帰り,母の献酒を受け,軽島の明宮(あきらのみや)に即位する。この物語にみられる,漂流,海上来臨,みそぎ,成人,即位という展開は,神来臨を原型とした始祖神話譚の性格を濃厚に持つ。《住吉大社神代記》が〈大神と密事(むつびごと)あり〉と述べ,天皇を神の子とするのも,天皇の神秘的性格を示すものである。また祖父を東西平定の英雄,日本武尊とし,母を,新羅皇子の血統をひき,半島を平定した神功皇后としたのは,この天皇が日本および半島の生まれながらの君主であるという主張を示す。後に天皇と母は八幡信仰の中心に据えられていく。
[吉井 巌]

[索引語]
誉田別 大鞆和気 胎中(たいちゆう)天皇 河内王朝
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検索コンテンツ
1. 応神天皇
日本大百科全書
倭王讃(さん)については、これを応神天皇とする説がある。その諱が別(和気)を帯びており、応神天皇の以前と以後では諡(おくりな)、諱に差異があること、また応神天皇 ...
2. 応神天皇
世界大百科事典
在の大阪府羽曳野市誉田の陵(応神陵)に比定される。記紀の記述をみると,仲哀天皇までと違って,応神天皇からは諱が記されているなど,原帝紀に記載されていた可能性がつ ...
3. おうじん‐てんのう【応神天皇】
デジタル大辞泉
記紀で、第15代の天皇。仲哀天皇の第4皇子。名は誉田別(ほんたわけ)。母は神功皇后とされる。この時期に大和朝廷の勢力が内外に飛躍的に発展したとされ、「宋書」の倭 ...
4. おうじん‐てんのう[:テンワウ]【応神天皇】
日本国語大辞典
阿知使主(あちのおみ)らの渡来などがあり、大和朝廷の興隆期にあたる。「宋書‐倭国伝」の倭王讚は、応神天皇をさすともいわれる。オージンテンノー ...
5. おうじんてんのう【応神天皇】
国史大辞典
、応神朝を河内から出た新王朝とみる説も出されている。『宋書』にみえる倭の五王の最初の倭王讃を応神天皇とする説もあるが、もし讃が次代の仁徳天皇とすれば、応神朝の絶 ...
6. 應神天皇(おうじんてんのう)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 5ページ ...
7. おうじんてんのう【応神天皇】
日本人名大辞典
王仁(わに)らが経典や典籍をもたらしたという。「宋書」倭国伝の倭王讃(さん)とする説もある。応神天皇41年2月15日死去。110歳。墓所は恵我藻伏岡陵(えがのも ...
8. おうじんてんのう【応神天皇】
日本架空伝承人名事典
現在の大阪府羽曳野市誉田の陵(応神陵)に比定される。記紀の記述をみると、仲哀天皇までと違って、応神天皇からは諱が記されているなど、原帝紀に記載されていた可能性が ...
9. 応神天皇[文献目録]
日本人物文献目録
【逐次刊行物】:4件 『応神天皇朝といふ時代 ヤマト(大倭)国形成の研究』前田真典『応神天皇と帰化人』黒川光『応神・仁徳・履仲三天皇陵の規模と営造』梅原末治『落 ...
10. Ōjin, Emperor 【応神天皇】
Encyclopedia of Japan
late 4th−early 5th century The 15th sovereign (tenno) in the traditional count  ...
11. 應神天皇號八幡大菩薩 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
神祇部 洋巻 第1巻 156ページ ...
12. 應神天皇山陵 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 977ページ ...
13. 應神天皇山陵新圖 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 978ページ ...
14. 應神天皇御名 (見出し語:應神天皇)
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姓名部 洋巻 第1巻 688ページ ...
15. 應神天皇王冠 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
服飾部 洋巻 第1巻 1097ページ ...
16. 祀應神天皇於函館八幡宮 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 1708ページ ...
17. 祀應神天皇於宇佐神宮 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 1514ページ ...
18. 祀應神天皇於新田神社 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 1696ページ ...
19. 祀應神天皇於氣比神宮 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 938ページ ...
20. 祀應神天皇於男山八幡宮 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
神祇部 洋巻 第3巻 1243ページ ...
21. 祀應神天皇於筥崎宮 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 1444ページ ...
22. 祀應神天皇於鶴岡八幡宮 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 418ページ ...
23. 祀應神天皇於鹿兒島神宮 (見出し語:應神天皇)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 1678ページ ...
24. 応神天皇陵
日本大百科全書
恵我藻伏崗陵(えがのもふしのおかのみささぎ)。誉田陵(こんだりょう)ともいう。大阪府羽曳野(はびきの)市誉田にある前方後円墳、誉田山古墳が応神陵に比定されている ...
25. おうじんてんのう‐りょう[オウジンテンワウ:]【応神天皇陵】
日本国語大辞典
大阪府羽曳野(はびきの)市誉田(こんだ)にある応神天皇の陵。古市古墳群に属する前方後円墳。全長四一五メートル。封土量は一四三万三九六〇立方メートルで、容積では日 ...
26. Ōjin Mausoleum 【応神天皇陵】
Encyclopedia of Japan
An early-5th-century keyhole-shaped mounded tomb (kofun) in the city of Habikino ...
27. あいおしょうはちまんぐう【秋穂正八幡宮】山口県:吉敷郡/秋穂町/本郷
日本歴史地名大系
宮ノ旦 大海山の西南麓、宮ノ旦の台地にある。南には天田川を隔てて黒潟の開作地が広がる。祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后。旧県社。社伝によれば弘仁五年(八一四) ...
28. あいさわむら【相沢村】山形県:飽海郡/松山町
日本歴史地名大系
法取調伺調」下餅山区有文書)。同九年地租改正のとき庄兵衛新田村・相沢新田村を合併。八幡神社は応神天皇などを祀る。寛文一二年(一六七二)藩主酒井忠恒は立願のため社 ...
29. あいじんじゃ【阿為神社】大阪府:茨木市/安威村地図
日本歴史地名大系
から同四五年にかけて近隣諸村の神社が当社に合祀された。同四一年耳原から遷祀した幣久良神社は、応神天皇を祀る式内社である。なお当社では将軍塚古墳から出土したと伝え ...
30. あいのむら【相野村】兵庫県:姫路市/旧揖保郡地区
日本歴史地名大系
が通り、揖東郡に属した。「播磨国風土記」餝磨郡郡末の漢部里の条にみえる阿比野の遺称地とされ、応神天皇が山の方から行幸し、従臣らが海の方から来て会ったので会野とい ...
31. あいへんとー【相返答】[方言]
日本方言大辞典
熊一郎)1963 香川県高松「あひへんとううつ」832讚州高松叢誌(宮武省三)1925浄瑠璃応神天皇八白旗三「兎や角、相返答あひへんたふうったるは、儕おのれが心 ...
32. あい‐へんどう[あひヘンダフ]【相返答】
日本国語大辞典
uo (アイヘンダウヲ) ウツ〈訳〉会話の中途で適当に返事をする」*浄瑠璃・応神天皇八白旗〔1734〕三「兎や角相返答(アヒヘンタフ)うったるは、儕(おのれ)が ...
33. あおぢかはちまんじんじゃ【青近八幡神社】広島県:世羅郡/甲山町/青近村
日本歴史地名大系
[現]甲山町青近 中倉 男鹿山南方にある八幡山山麓に東面して鎮座。祭神は仲哀天皇・神功皇后・応神天皇。旧村社。社伝ではかつては現在地より三町ほど西南にあったとい ...
34. あおのむら【青野村】岐阜県:大垣市/旧多藝郡・不破郡地区
日本歴史地名大系
田四三町三反余・畑二三町八反余・林畑三町五反余、家数九九・人数二五八。寺四・神社四があった。八幡神社の祭神は応神天皇、国分寺の鎮守であったと考えられる。御鍬神社 ...
35. あおはかむら【青墓村】岐阜県:大垣市/旧多藝郡・不破郡地区
日本歴史地名大系
宿村大概帳によると、往還通の長さ四町半一五間余、うち家居が多く、残りは並木。用水は山水を利用。八幡神社の祭神は応神天皇。横蔵寺所蔵文書に「朝長所持の弓矢を字小谷 ...
36. あおやまはちまんぐう【青山八幡宮】静岡県:藤枝市/八幡村
日本歴史地名大系
[現]藤枝市八幡 八幡山の南端にある。祭神は応神天皇・神功皇后・玉依姫命。旧郷社。寛治二年(一〇八八)源義家が奥州下向の際に山城石清水八幡宮を勧請したと伝える。 ...
37. あかおう【阿花王】
日本人名大辞典
(あしん)王にあたる。「日本書紀」によれば,応神天皇3年百済の辰斯(しんし)王が日本に対し礼を失したとき,日本から派遣された紀角(きの-つの)らに軍事力 ...
38. あかさかはちまんしや【赤坂八幡社】福岡県:田川郡/方城町/上伊方村
日本歴史地名大系
[現]方城町伊方 宮の脇 伊方川上流右岸の丘陵に鎮座する。祭神は仲哀天皇・応神天皇・神功皇后。旧郷社。「明治神社誌料」によると、宇佐宮旧大宮司到津家所蔵の旧記に ...
39. あかさきうら【赤崎浦】福井県:敦賀市
日本歴史地名大系
本尊は薬師如来。開基は天正二年(一五七四)月庭種存と伝える。字宮ノ谷の正八幡神社は旧村社で、祭神は応神天皇、白雉二年(六五一)勧請と伝え、承応四年(一六五五)の ...
40. あかさきじんじゃ【赤崎神社】山口県:小野田市/西須恵村
日本歴史地名大系
作ったのに始まるという。「寺社由来」によればその後天正一九年(一五九一)現在地へ移ったという。境内神社に応神天皇・厳島大神・綿津見大神などを合祀した松原神社、境 ...
41. あかなべじんじゃ【茜部神社】岐阜県:岐阜市/旧厚見郡地区/茜部村
日本歴史地名大系
[現]岐阜市茜部寺屋敷 境川の北岸に位置し、江戸時代の下茜部村にあたる。旧郷社。祭神応神天皇・神功皇后・武内宿禰。茜部八幡宮とも称され、茜部庄鎮守であった。境内 ...
42. あかなべむら【茜部村】岐阜県:岐阜市/旧厚見郡地区
日本歴史地名大系
という。茜部本郷にある比奈守神社は旧村社で、江戸時代の上茜部村地内にあたる。祭神は神功皇后・応神天皇・品夜和気命とされるが、ほか景行天皇皇子大碓王とする説、美濃 ...
43. あかはちまんぐう【赤郷八幡宮】山口県:美祢郡/美東町/赤村
日本歴史地名大系
[現]美東町大字赤 宮の馬場 桂木山東南麓、宮の馬場の長生山に鎮座。祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后で、豊岩間戸命と櫛岩間戸命を合祀する。旧村社。「注進案」は ...
44. あがじんじゃ【英賀神社】兵庫県:姫路市/旧飾磨市地区/英加村
日本歴史地名大系
[現]姫路市飾磨区英賀宮町二丁目 夢前川下流左岸近くに鎮座する。祭神は菅原道真・英賀彦神・英賀姫神・応神天皇・天児屋根命。旧県社。由緒は古く、「播磨国風土記」餝 ...
45. あがわはちまんぐう【阿川八幡宮】山口県:豊浦郡/豊北町/阿川村
日本歴史地名大系
阿川湾の奥、沖田川東岸に鎮座。社叢は阿川八幡宮イヌマキ巨樹群として県指定天然記念物。祭神は仲哀天皇・応神天皇・神功皇后。旧村社。社伝によると漁翁に霊夢があり八幡 ...
46. あきづきはちまんぐう【秋月八幡宮】徳島県:阿波郡/市場町/八幡町
日本歴史地名大系
町屋敷 吉野川北岸、土成町との境近くに鎮座する。中世の秋月庄のほぼ中央にあたる。旧村社。祭神は応神天皇・神功皇后・式内扇弥彦命など。社伝では白鳳期の創建という。 ...
47. あきよしはちまんぐう【秋吉八幡宮】山口県:美祢郡/秋芳町/秋吉村
日本歴史地名大系
[現]秋芳町大字秋吉 経塚山の南麓に鎮座。旧村社。祭神は応神天皇・神功皇后・仁徳天皇・玉依姫のほか、百済国帝御霊という一柱がある。この神は「嘉祥年中、百済国帝、 ...
48. あきら‐の‐みや【明らの宮】
日本国語大辞典
応神天皇の皇居。奈良県橿原市大軽町の春日神社付近にあったと伝えられる。軽島宮。軽島明宮。豊明宮。〓[0] ...
49. あきらのみや【明宮】奈良県:橿原市/畝傍地区/大軽村
日本歴史地名大系
応神天皇の皇居で、軽島明宮ともいう。「日本書紀」応神天皇四一年春二月条に「天皇明宮に崩りましぬ」とあり、「古事記」には「品陀和気命、軽島の明宮に坐しまして、天の ...
50. あげつ‐じんじゃ【上津神社】
日本国語大辞典
大分県大野郡大野町にある神社。旧県社。祭神は月読命(つきよみのみこと)ほか。応神天皇三年の創建と伝えられる。ア ...
「応神天皇」の情報だけではなく、「応神天皇」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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