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  11. はい‐かい 【俳諧・誹諧】

はい‐かい 【俳諧・誹諧】

ジャパンナレッジで閲覧できる『はい‐かい 【俳諧・誹諧】』の日本国語大辞典のサンプルページ

はい‐かい 【俳諧・誹諧】

解説・用例

〔名〕

(1)たわむれ。おどけ。滑稽。諧謔(かいぎゃく)。

*奥義抄〔1135〜44頃〕下「もろこしによしのの山をおけるに、誹諧の心はある歌とぞ見えたまふる」

*元和本下学集〔1617〕「俳諧 ハイカイ 戯(タワムレ)義」

*唐書‐鄭綮伝「綮本善〓詩、其語多〓俳諧〓、故使〓落調〓、世共号〓鄭五歇後体〓

(2)「はいかいか(俳諧歌)(1)」の略。

*奥義抄〔1135〜44頃〕下「誹諧は非〓王道〓して、しかも述〓妙義〓たる歌也。故に是を准〓滑稽〓。その趣弁説利口あるものの如〓言語〓

*和歌肝要〔1296頃〕「俳諧といふは狂歌なり」

*堯孝集〔1455頃〕雑「誹諧に、紙のはしにかき付侍し」

(3)(「はいかいれんが(俳諧連歌)」の略)室町末期、山崎宗鑑・荒木田守武などのころから行なわれた卑俗・滑稽を中心とする連歌をいったが、近世に至って松永貞徳が連歌の階梯とされていた俳諧を独自なものとして独立させ、そのジャンルを確立した。以後、貞徳に率いられた貞門、西山宗因を中心とする談林と俳風が変遷し、元祿の松尾芭蕉に至って幽玄・閑寂を旨とするすぐれた詩として完成された。以後、享保期・与謝蕪村らの中興期・小林一茶らの文化文政期・天保期など特色ある時代を経て明治に至る。広義には俳文・俳論などをも含めた俳文学全般のことをもいう。

*実隆公記‐文明一八年〔1486〕五月一七日「及〓晩誹諧二十首和歌可〓〓愚点〓之由、自〓室町殿〓〓〓之」

*文明本節用集〔室町中〕「俳諧 ハイカイ 連歌戯言或俳作〓誹」

*俳諧・誹諧之連歌(飛梅千句)〔1540〕跋「右の誹諧は、そのかみどくぎん千句立願ありけれど、うちまぎれ、又は成りがたく過しけるも」

*ロドリゲス日本大文典〔1604〜08〕「Faicai (ハイカイ)」

*仮名草子・身の鏡〔1659〕下「歌道ぶすきの人、連歌、誹諧(ハイカイ)をする人を目尻(まじり)にかけ」

*俳諧・三冊子〔1702〕白双紙「亡師芭蕉翁〈略〉師の俳諧は名はむかしの名にして、昔の俳諧にあらず、誠の俳諧也」

(4)「はいごん(俳言)」に同じ。

*俳諧・談林十百韻〔1675〕下「一句に俳諧一つ二つ有事をして、惣体皆連哥なり」

発音

〓[0] [ハ]〓[0]

辞書

下学・文明・伊京・明応・天正・饅頭・黒本・易林・日葡・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

俳諧下学文明伊京易林ヘボン言海

誹諧文明天正饅頭言海

徘諧明応黒本


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検索コンテンツ
1. 俳諧
日本大百科全書
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3. はい‐かい【俳諧/誹諧】
デジタル大辞泉
おかしみ。たわむれ。 2 俳句(発句(ほっく))・連句および俳文などの総称。 3 「俳諧の連歌」の略。 4 「俳諧歌(はいかいか)」の略。  ...
4. はい‐かい【俳諧・誹諧】
日本国語大辞典
目尻(まじり)にかけ」*俳諧・三冊子〔1702〕白双紙「亡師芭蕉翁〈略〉師の俳諧は名はむかしの名にして、昔の俳諧にあらず、誠の俳諧也」(4)「はいごん(俳言)」 ...
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6. 俳諧(はいかい)【篇】
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7. はい-かい【俳諧・誹諧】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕 ❶戯れ。滑稽なこと。 ❷「俳諧歌」の略。 ❸「俳諧の連歌」の略。  ...
8. へい‐けい【俳諧】
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9. へえ‐けえ【俳諧】
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〔名〕「はいかい(俳諧)」の変化した語。*滑稽本・小野〓〓字尽〔18 ...
10. わかれんがはいかいのもの【和歌・連歌・俳諧のもの】 : 月の異名/(二)
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11. はいかい【俳諧】[標準語索引]
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12. 俳諧會用文臺 (見出し語:俳諧【篇】)
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13. はいかい‐うた【俳諧歌】
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14. 俳諧歌
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15. はいかい‐か【俳諧歌】
デジタル大辞泉
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16. はいかい‐か【俳諧歌・誹諧歌】
日本国語大辞典
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17. はいかい-か【俳諧歌】
全文全訳古語辞典
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18. はいかいか【俳諧歌】
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22. はいかいけい【俳諧〓
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23. はいかいこせん【俳諧古選】
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24. 『俳諧御傘』
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25. はいかいごさん【俳諧御傘】
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26. はいかいごさん【俳諧御傘】
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27. 俳諧歳時記
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28. はいかいさいじき【俳諧歳時記】
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30. はいかい‐さんじん【俳諧三神】
デジタル大辞泉
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31. はいかい‐さんじん【俳諧三神】
日本国語大辞典
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32. はいかい‐し【俳諧史】
日本国語大辞典
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33. 俳諧師
日本大百科全書
高浜虚子(きょし)の長編小説。1908年(明治41)2月18日より7月28日まで『国民新聞』に連載。09年1月民友社刊。初心は小説にあった虚子は明治30年代後半 ...
34. 俳諧師
世界大百科事典
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35. 俳諧師
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36. はいかい‐し【俳諧師】
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37. はいかいし【俳諧師】[書名]
デジタル大辞泉
高浜虚子の長編小説。明治41年(1908)2月から9月にかけて国民新聞に連載された自伝的青春小説。単行本は明治42年(1909)刊行。  ...
38. はいかい‐し【俳諧師】
日本国語大辞典
誹諧師(ハイカイシ)柳上といふ者あり」*俳諧・おくれ双六〔1681〕春「今朝国土笑はせ初ぬ俳諧師〈高政〉」*談義本・地獄楽日記〔1755〕二・三「俳諧師(ハイカ ...
39. 俳諧師(はいかいし)
古事類苑
文學部 洋巻 第1巻 1365ページ ...
40. はいかい‐しき【俳諧式】
日本国語大辞典
〔名〕「はいかいしきもく(俳諧式目)」に同じ。〓[カ] ...
41. はいかい‐しきもく【俳諧式目】
デジタル大辞泉
俳諧の連歌の方式・規則。江戸初期、松永貞徳が連歌式目に準拠して定めたものに始まるという。俳諧式。俳式。  ...
42. はいかい‐しきもく【俳諧式目】
日本国語大辞典
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43. はいかいしちぶしふ【俳諧七部集】
全文全訳古語辞典
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44. 俳諧七部集
日本大百科全書
永3)子周(ししゅう)編の小本(こほん)二冊本の『俳諧七部集』の刊行からである。本書の流布により各地に芭蕉復興運動がおこり、いわゆる中興俳諧の興隆をみるに至った ...
45. 俳諧七部集
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46. はいかいしちぶしゅう【俳諧七部集】
デジタル大辞泉
俳諧撰集。7部12冊。佐久間柳居編。享保17年(1732)ころの成立。蕉門の代表的撰集「冬の日」「春の日」「曠野(あらの)」「ひさご」「猿蓑(さるみの)」「炭俵 ...
47. はいかいしちぶしゅう[ハイカイシチブシフ]【俳諧七部集】
日本国語大辞典
俳諧撰集。七部一二冊。佐久間柳居編。享保(一七一六〜三六)の中頃の成立。現存最古の板本は安永三年(一七七四)刊。蕉門の代表的句集「冬の日」「春の日」「曠野(あら ...
48. はいかいしちぶしゅう【俳諧七部集】
国史大辞典
[参考文献]幸田露伴『評釈芭蕉七部集』(『露伴全集』二〇―二三)、志田義秀「『俳諧七部集』の成立」(『芭蕉展望』所収)、中村俊定「芭蕉俳諧七部集研究」(日本文学 ...
49. はいかい‐しゃ【俳諧者】
日本国語大辞典
〔名〕俳人。俳士。俳家。俳諧師。*随筆・西遊記(新日本古典文学大系所収)〔1795〕三「猶其外、歌人、誹諧者、武芸の達人、細工の名人」 ...
50. 俳諧集
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俳諧はもともと「滑稽な連歌」だったが、15世紀以降連歌から独立。江戸時代に入り松永貞徳を盟主とする貞門(ていもん)の俳諧が全国的規模で広がった。貞門による『哥( ...
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