NHK大河ドラマ「光る君へ」特集
ジャパンナレッジは約1900冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文化
  6. >
  7. 伝統芸能・芸能
  8. >
  9. 浄瑠璃
  10. >
  11. じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】

じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】

ジャパンナレッジで閲覧できる『じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】』の日本国語大辞典のサンプルページ

じょう‐るり[ジャウ‥] 【浄瑠璃】

解説・用例

〔名〕

(1)仏語。清浄、透明な瑠璃。また 清浄なもののたとえ。

*本朝文粋〔1060頃〕一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉「青苔鋪設、自展〓七浄瑠璃之茵〓

*幸若・笛巻〔室町末〜近世初〕「抑文殊と申は、しゃうるりじゃうとの其中にはったいぼさつのそういちなり」

*法華経‐序品「又見〓諸如来、自然成〓仏道〓身色如〓金山〓、端厳甚微妙、如〓浄琉璃中、内現〓真金像〓、世尊在〓大衆〓、敷〓演深法義〓

(2)平曲・謡曲などを源流とする音曲語り物の一つ。室町時代の末に、広く民衆に迎えられた琵琶や扇拍子を用いた新音曲の中、牛若丸と浄瑠璃姫との恋物語を内容とする「浄瑠璃物語(十二段草子)」が流行したところから、この種の語り物の名となったもの。のちに三味線の伝来とともにこれに合わせて語るようになり、江戸初期には人形あやつりと結んで人形芝居が成立。はじめは、金平、播磨、加賀、説経節などの古浄瑠璃が江戸・京坂に流行。元祿期(一六八八〜一七〇四)には竹本義太夫が近松門左衛門と組んで、義太夫節を完成した。のち、河東・宮薗・常磐津・富本・清元・新内などの各流派が派生した。浄曲。浄瑠璃節。

*宗長日記〔1530〜31〕「旅宿たすかる一両輩人をつかはし、小座頭あるに浄瑠璃をうたはせ、興じて一盃に及ぶ」

*俳諧・誹諧之連歌(飛梅千句)〔1540〕京何第九「いととだにざとうまがひの杖つきの しゃうるりかたれともし火のもと」

*京童〔1658〕一・四条河原「浄瑠璃といふ事は牛若と浄瑠璃御前の事を十二段に節をつけて語りしを則ちその物の名になりて浄瑠璃といふ。これ今世に語る浄瑠璃のはじまりなり、彼浄瑠璃御前は薬師如来のまうし子なりし故、浄瑠璃と名づけられしと也」

*浮世草子・西鶴諸国はなし〔1685〕一・五「お三寸(みき)機嫌の、こうた浄瑠利(シャウルリ)、日待月まち、何国も同じさはぎぞかし」

*歌舞伎・四天王楓江戸粧〔1804〕四立「上の段幕を切って落すと、常磐津連中居並び、浄瑠璃(ジャウルリ)にかかる」

*随筆・皇都午睡〔1850〕三・中「諸品の変名〈略〉浄瑠璃を義太夫江戸出来の道行を浄瑠璃」

(3)(「湯屋浄瑠璃」から転じて)湯屋(銭湯)をさす隠語。

*滑稽本・小野〓〓字尽〔1806〕まくらことば「湯屋 浄る理」

発音

ジョールリ

〓ジョウーリ〔秋田〕ジョーリ・ジョールイ・ジョーロー〔鳥取〕ジョーロイ〔鳥取・佐賀・長崎〕ジョーロリ〔岩手・秋田・福島・埼玉方言・千葉・山梨・信州上田・静岡・京言葉・紀州・和歌山・鳥取・岡山・周防大島・徳島・讚岐・愛媛周桑・伊予・大分〕ジヨーロリ〔飛騨・愛知・神戸〕ジョウロリ〔岐阜〕ジヨウロリ〔和歌山県〕ジョオロリ〔淡路〕ジョルリ〔岐阜〕ジョロリ〔秋田・南伊勢・神戸・播磨・紀州・鳥取〕ゾーリリ〔鳥取〕ゾーロリ〔静岡〕

〓[0]〓[0]

辞書

日葡・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

浄瑠璃ヘボン言海


上記は、日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書サービス「ジャパンナレッジ」のサンプル記事です。

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。


じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 34408
※検索結果は本ページの作成時点のものであり、実際の検索結果とは異なる場合があります
検索コンテンツ
1. じゃう-るり【浄瑠璃】
全文全訳古語辞典
三味線に合わせて語る語り物。室町時代にできた牛若丸と浄瑠璃姫の物語を語り物にしたことから始まったと伝えられる。後に、琉球から渡来した三味線と操り人形とを結合して ...
2. 浄瑠璃
日本大百科全書
わかる。しかし初期の展開には不明な点が多く、また浄瑠璃の形式も未成熟であったから、義太夫節以前の浄瑠璃を「古浄瑠璃」と総称する。倉田喜弘古浄瑠璃徳川家康が江戸の ...
3. 浄瑠璃
世界大百科事典
経営手腕によって文楽の芝居が成立した。これが今日まで続く文楽の浄瑠璃である。→人形浄瑠璃 地方の浄瑠璃 特殊な古浄瑠璃に奥浄瑠璃がある。寛文(1661-73)こ ...
4. じょう‐るり【浄瑠璃】
デジタル大辞泉
琵琶や扇拍子の伴奏で座頭が語っていた牛若丸と浄瑠璃姫の恋物語に始まるとされる。のちに伴奏に三味線を使うようになり、題材・曲節両面で多様に展開、江戸初期には人形操 ...
5. じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】
日本国語大辞典
1658〕一・四条河原「浄瑠璃といふ事は牛若と浄瑠璃御前の事を十二段に節をつけて語りしを則ちその物の名になりて浄瑠璃といふ。これ今世に語る浄瑠璃のはじまりなり、 ...
6. じょうるり【浄瑠璃】
国史大辞典
総称で、三味線を伴奏楽器とする。広義には古浄瑠璃・義太夫節・歌浄瑠璃・歌舞伎所作事地の浄瑠璃をいうが、狭義には義太夫節だけを意味することもある。浄瑠璃は中世の平 ...
7. 淨瑠璃(じょうるり)【篇】
古事類苑
樂舞部 洋巻 第2巻 241ページ ...
8. じょうるり【浄瑠璃】
歌舞伎事典
音楽的にもすぐれた人形浄瑠璃が、古浄瑠璃を駆逐した。近松の没後は合作も行われるようになり、さらに戯曲性の強い作品が書かれ、一八世紀中頃には歌舞伎を圧倒するまでに ...
9. じょう‐るり【浄瑠璃】
仏教語大辞典
ければ、身色如金山端厳甚微妙如浄瑠璃中内現真金像といふ伽陀を頌しておがまれけるとぞ」 2 「じょうるりじょうど(浄瑠璃浄土)」または「 じょうるりせかい【浄瑠璃 ...
10. 浄瑠璃
日本史年表
1615年〈元和元(7・13) 乙卯⑥〉 この頃 操 ・ 浄瑠璃 流行。  ...
11. ぞう‐ろり【浄瑠璃】
日本国語大辞典
〔名〕「じょうるり(浄瑠璃)」の変化した語。*雑俳・川柳評万句合‐安永二〔1773〕亀二「ぞうろりをかたりなさろとかるい沢」 ...
12. じょうるり【浄瑠璃】[標準語索引]
日本方言大辞典
おかたりさん / かたり ...
13. 浄瑠璃/流派系統図[百科マルチメディア]
日本大百科全書
〓Shogakukan ...
14. じょうるり‐あやつり[ジャウルリ‥]【浄瑠璃操】
日本国語大辞典
〔名〕三味線の伴奏で、浄瑠璃を語るのに合わせて操り人形を演技させる人形劇。操芝居。*仮名草子・仁勢物語〔1639〜40頃〕下・一〇三「深草の辺(あたり)になん、 ...
15. じょうるり‐いおう【浄瑠璃医王】
仏教語大辞典
「医王」は仏のこと 浄瑠璃世界に住する薬師如来のこと。すべての人の病をいやすことをその十二大願のなかで誓っている仏。 平家 二・康頼祝言 「夫証城大菩薩は済度苦 ...
16. 浄瑠璃大系図
世界大百科事典
浄瑠璃の太夫,三味線の芸統の解説書。3世竹本筆太夫考,近松狂言堂校訂,1842年(天保13)刊,上中下3巻。書名の示すとおり,古浄瑠璃より義太夫節,豊後節三流に ...
17. じょうるりおおけいず【浄瑠璃大系図】
国史大辞典
坂高橋興文堂から刊行された。上巻・中巻は「浄瑠璃惣開祖小野於通女」「浄瑠璃并三絃惣元祖角沢検校・目貫屋長三郎」の略伝に始まって、古浄瑠璃や説経浄瑠璃、豊後節系の ...
18. じょうるり‐かい[ジャウルリクヮイ]【浄瑠璃会】
日本国語大辞典
〔名〕浄瑠璃を語る集まり。*浮世草子・好色敗毒散〔1703〕五・一「半太夫が浄瑠璃会(ジョウルリクヮイ)に、未明より詰めて肝いらるるげな」*東京日日新聞‐明治二 ...
19. じょうるり‐かたり【浄瑠璃語り】
デジタル大辞泉
浄瑠璃を語ることを職業にする人。浄瑠璃太夫。  ...
20. じょうるり‐かたり[ジャウルリ‥]【浄瑠璃語】
日本国語大辞典
〔名〕浄瑠璃を語ることを業とする人。浄瑠璃太夫。*談義本・労四狂〔1747〕上「浄瑠璃語(ジャウルリカタ)りの浄るり」*咄本・聞上手〔1773〕義大夫ぶし「何の ...
21. じょうるり‐かんばん【浄瑠璃看板】
デジタル大辞泉
江戸時代の歌舞伎劇場で、浄瑠璃の名題や太夫・三味線・配役などを書いた看板。  ...
22. じょうるり‐かんばん[ジャウルリ‥]【浄瑠璃看板】
日本国語大辞典
〔名〕(1)人形芝居の表に掲げ、出演の太夫名を並べた招き看板。(2)歌舞伎劇場で浄瑠璃の題名や配役・太夫・三味線ひきの名などをしるした看板。ジョールリカンバン ...
23. 淨瑠璃語(じょうるりがたり)
古事類苑
樂舞部 洋巻 第2巻 297ページ ...
24. じょうるり‐きょうげん【浄瑠璃狂言】
デジタル大辞泉
浄瑠璃に合わせて演じられる人形芝居。人形浄瑠璃芝居。浄瑠璃芝居。 2 人形浄瑠璃を歌舞伎狂言になおしたもの。義太夫狂言。丸本物(まるほんもの)。義太夫物。浄 ...
25. じょうるり‐きょうげん[ジャウルリキャウゲン]【浄瑠璃狂言】
日本国語大辞典
〔名〕(1)浄瑠璃節に合わせて演じられる人形芝居。また、浄瑠璃の脚本。*浮世草子・本朝桜陰比事〔1689〕四・七「今度桂川を流し長持の噂を、浄瑠璃狂言に取組仕る ...
26. 浄瑠璃供養
世界大百科事典
東と5世都一中が初めて語った。浄瑠璃の語源ともなった《浄瑠璃物語》(《十二段草子》ともいう)から,笛の段と忍の段を脚色したもの。矢矧(やはぎ)の里の長者の娘浄瑠 ...
27. 浄瑠璃系統図[図版]
国史大辞典
(c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
28. じょうるり‐げいこ[ジャウルリ‥]【浄瑠璃芸子】
日本国語大辞典
り語る客」*随筆・守貞漫稿〔1837〜53〕一九「義太夫節を語り、三絃に合すを専務とする妓を浄瑠璃芸子と云也。美人もあれども亦醜くして常の芸子に成り難き等専ら浄 ...
29. 浄瑠璃乞食
デジタル大辞泉プラス
古典落語の演目のひとつ。 2011年08月 ...
30. じょうるり‐ざ【浄瑠璃座】
デジタル大辞泉
人形浄瑠璃芝居を興行する一座。また、その劇場。  ...
31. じょうるり‐ざ[ジャウルリ‥]【浄瑠璃座】
日本国語大辞典
〔名〕人形浄瑠璃を興行する一座。また、その芝居小屋。*江戸惣鹿子名所大全〔1690〕五「浄瑠璃座 一、堺町 座本 さつま三郎兵衛 太夫 土佐少椽 脇 小太夫 庄 ...
32. 淨瑠璃座(じょうるりざ)
古事類苑
樂舞部 洋巻 第2巻 297ページ ...
33. じょうるり‐ざか[ジャウルリ‥]【浄瑠璃坂】
日本国語大辞典
東京都新宿区市谷田町一・二丁目から市谷砂土原町へ上る坂。江戸時代には坂に面して尾張徳川家の屋敷があった。ジョールリザカ ...
34. じょうるりざかのかたきうち【浄瑠璃坂の敵討】
国史大辞典
当時から著名で、後世にも語りつがれ、延享元年(一七四四)には『浄瑠璃坂幼敵討』と題して歌舞伎で初演された。 [参考文献]『浄瑠璃坂復讐始末』(『椿亭叢書』七、宮 ...
35. じょうるり‐しばい【浄瑠璃芝居】
デジタル大辞泉
浄瑠璃狂言」に同じ。  ...
36. じょうるり‐しばい[ジャウルリしばゐ]【浄瑠璃芝居】
日本国語大辞典
〔名〕(1)浄瑠璃節に合わせて演じられる人形芝居。*俳諧・大坂独吟集〔1675〕下「秀平が命のうちに雪消て あすまたきかん浄るり芝居〈由平〉」*浮世草子・男色大 ...
37. 浄瑠璃集
日本古典文学全集
浄瑠璃とは、室町時代に興り江戸時代に完成した三味線を用いた語り物のことで、17世紀後半に竹本義太夫が義太夫節を確立してからは、以降の作品を特に浄瑠璃という。赤穂 ...
38. 浄瑠璃素人講釈
世界大百科事典
とくに〈風(ふう)〉の追求を通じ,古典芸術としての地位を確立せしめようとした。全部で84段の浄瑠璃ごとに,風にふれつつ,逸話や実際の語り方を述べるうちに,義太夫 ...
39. じょうるりしろうとこうしゃく【浄瑠璃素人講釈】
歌舞伎事典
義太夫芸の伝承、とくに〈風(ふう)〉の追求を通じ、古典芸術としての地位を確立せしめようとした。八四段の浄瑠璃ごとに、風にふれつつ、逸話や実際の語り方を述べるうち ...
40. 浄瑠璃寺
日本大百科全書
九体寺(くたいじ)ともいう。本尊は九体阿弥陀如来(あみだにょらい)。創建については諸説あるがさだかでない。『浄瑠璃寺流記事』によると、1047年(永承2)當麻寺 ...
41. 浄瑠璃寺
世界大百科事典
京都府木津川市の旧加茂町にある真言律宗の寺。小田原山法雲院と号す。本尊阿弥陀如来像。本堂に9体の阿弥陀如来を安置するので,九品(くほん)寺とも,九体(くたい)寺 ...
42. じょうるり‐じ【浄瑠璃寺】地図
デジタル大辞泉
京都府木津川市加茂町西小にある真言律宗の寺。山号は小田原山。開創には諸説がある。永承2年(1047)本願義明が本堂を建立、のち保元2年(1157)に移築され、こ ...
43. じょうるり‐じ[ジャウルリ‥]【浄瑠璃寺】
日本国語大辞典
京都府相楽郡加茂町にある真言律宗の寺。山号は小田原山。阿彌陀仏九体を本尊とするところから九体寺(くたいじ)・九品寺(くほんじ)とも呼ばれる。天平年間(七二九〜七 ...
44. じょうるりじ【浄瑠璃寺】
国史大辞典
がある。当尾の山中霊場に建立され、古く西小田原寺といった。行基・多田満仲の開創伝承がある。『浄瑠璃寺流記事』によると、永承二年(一〇四七)本願義明・檀那阿知山大 ...
45. じょうるりじ【浄瑠璃寺】京都府:相楽郡/加茂町/南当尾村
日本歴史地名大系
ている(浄瑠璃寺流記)。「経覚私要鈔」宝徳三年(一四五一)三月一日条に「長老者浄瑠璃寺逆修ニ向云々」とみえ、当時浄瑠璃寺で逆修供養が行われていた。なお「拾遺都名 ...
46. じょうるりじ【浄瑠璃寺】愛媛県:松山市/重信川南岸地域(旧下浮穴郡の一部)/浄瑠璃寺村
日本歴史地名大系
[現]松山市浄瑠璃浄瑠璃町のほぼ中央にあり、前方には御坂川が流れている。医王山養珠院と号し、真言宗豊山派。本尊は薬師如来。寺伝によると、養老五年(七二一)に ...
47. 淨瑠璃寺(じょうるりじ)【篇】
古事類苑
宗教部 洋巻 第3巻 1094ページ ...
48. 浄瑠璃寺
デジタル大辞泉プラス
京都府木津川市にある寺院。創建は1047年。宗派は真言律宗、本尊は阿弥陀如来。庭園は国の特別名勝・史跡、本堂は国宝に指定。 2015年10月 ...
49. 浄瑠璃寺
デジタル大辞泉プラス
愛媛県松山市にある寺院。708年創建。宗派は真言宗豊山派、本尊は薬師如来。四国八十八ヶ所霊場第46番札所。 2015年01月 ...
50. 浄瑠璃寺三重塔[百科マルチメディア]
日本大百科全書
国宝 京都府木津川(きづがわ)市 〓木津川市教育委員会 ...
「じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】」の情報だけではなく、「じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶

じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】と同じ浄瑠璃カテゴリの記事
じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】(日本国語大辞典)
(1)仏語。清浄、透明な瑠璃。また 清浄なもののたとえ。(2)平曲・謡曲などを源流とする音曲語り物の一つ。室町時代の末に、広く民衆に迎えられた琵琶や扇拍子を用いた新音曲の中、牛若丸と浄瑠璃姫との恋物語を内容とする「浄瑠璃物語(十二段草子)」が流行したところから
古浄瑠璃(国史大辞典・改訂新版 世界大百科事典)
竹本義太夫と近松門左衛門の提携による新しい浄瑠璃に対して、それ以前の浄瑠璃をいう。従来、貞享二年(一六八五)竹本座二の替り興行の『出世景清』(近松作)を新浄瑠璃のはじめとする説(『外題年鑑』など)が多く行われた。浄瑠璃史の上ではそのころから完成期に入り
竹本義太夫(日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
義太夫節の開祖で、竹本座の創設者。大坂・天王寺村の農家に生まれ、幼名を五郎兵衛という。早くから井上播磨掾の浄瑠璃にあこがれ、播磨の門弟清水理兵衛が『上東門院』を興行した際、そのワキを勤めた。1677年(延宝5)京都四条河原の宇治座『西行物語』に出演して嘉太夫
太夫(日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
ある種の芸能人、神職、遊女などの称号または敬称。大夫とも書く。元来は中国の官制に倣った官位の一種で、五位の称である。古代に、五位の者が儀式およびそれに伴う芸能をつかさどったことから、転じて、神事芸能を奉仕する神職や芸能人の称となった。神事舞太夫、猿楽の太夫
仮名手本忠臣蔵(日本古典文学全集・日本大百科全書・世界大百科事典)
第一 鶴岡の饗応(兜改め) 〔一〕御馳走があっても食べてみないとそのうまさが味わえないということは、国が平和に治っている時は立派な武士の忠義も武勇も隠れているのに例えられ、それは星が昼には見えないで夜はきらめいて現れるようなものである。その例をここに
浄瑠璃と同じカテゴリの記事をもっと見る


「じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】」は文化に関連のある記事です。
その他の文化に関連する記事
雛人形(世界大百科事典)
雛祭に飾る人形。節供人形ともいう。平安時代には,小さな紙人形でままごと遊びをする〈ひいな〉遊びがあった。またこれとは別に,季節の変り目に神に供御(くご)(飲食物)を供えて身体の安泰を願う信仰があり,それを節供といった。3月上巳(じようし)(最初の巳
歌舞伎十八番(新版 歌舞伎事典・国史大辞典・世界大百科事典)
七世市川団十郎が制定した一八の演目をいう。七世団十郎は、天保三(1832)年三月海老蔵に八世団十郎を襲名させ、自身は海老蔵と改名した時に配った刷り物で、「歌舞妓狂言組十八番」と題して一八種の名目を掲げた。その後、天保一一年《勧進帳》の初演に際し
日本舞踊(日本大百科全書・世界大百科事典)
邦舞ともよび、西洋舞踊(洋舞)と大別される。広義には、舞楽(ぶがく)、能(のう)、歌舞伎(かぶき)舞踊(古典舞踊)、新舞踊、創作舞踊、民俗舞踊(郷土舞踊)などをいう。狭義には、これらのうち一般的によく知られている歌舞伎舞踊をいうことが多い。「舞踊」と
歌舞伎舞踊(新版 歌舞伎事典・世界大百科事典)
歌舞伎の中で演じられる舞踊および舞踊劇。また日本舞踊を代表する舞踊として同義語にも用いられる。【歴史】歌舞伎舞踊は、中世末期の風流(ふりゅう)踊という民俗舞踊を母体として発したもので、出雲のお国の踊った歌舞伎踊にはじまる。お国に追随した遊女歌舞伎も
寿狂言(新版 歌舞伎事典・世界大百科事典)
江戸の劇場の中村座・市村座・森田座に伝承された祝言儀礼的狂言のこと。家狂言ともいう。江戸時代の歌舞伎の興行権は、幕府が座元(太夫元)個人に与えた特権であった。江戸三座の座元は世襲であったので、その権威も特に大きく、各座では、由緒正しい家を誇り格式を
文化に関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1900冊以上(総額850万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶