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  11. 仮名手本忠臣蔵

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日本古典文学全集・日本大百科全書・世界大百科事典

新編 日本古典文学全集
仮名手本忠臣蔵(浄瑠璃集)
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仮名手本忠臣蔵(浄瑠璃集)全体

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仮名手本忠臣蔵(浄瑠璃集)拡大

【現代語訳】
第一 鶴岡の饗応(兜改め) 〔一〕
御馳走があっても食べてみないとそのうまさが味わえないということは、国が平和に治っている時は立派な武士の忠義も武勇も隠れているのに例えられ、それは星が昼には見えないで夜はきらめいて現れるようなものである。その例をここに仮名まじり文で、太平の代の治世として書いてみる。

時代は暦応元年(一三三八)二月下旬、足利将軍尊氏公は新田義貞を討ち滅し、京都に御所を構え、仁徳の教化は四方に行きわたり、万民は草が風になびくように従う御威勢である。

国中に鶴が羽を伸ばしたように権力を広げて、鶴岡八幡宮の御造営が成就し、尊氏公の御代参として御実弟の足利左兵衛督直義公が鎌倉に到着になったので、在鎌倉の執事高武蔵守師直はお膝元に人を見下す横柄な態度で構え、御馳走掛の役人には桃井播磨守の弟若狭之助安近、伯州の城主塩谷判官高定を決め、八幡宮の馬場先に幕を張りめぐらし、威儀を正して、共に詰めている。

【目次】
仮名手本忠臣蔵(扉)
梗概
第一 鶴岡の饗応(兜改め)
〔一〕直義公、鎌倉下着
〔二〕兜蔵納めの評議
〔三〕兜改めの厳命と顔世の言葉
〔四〕兜改めと蔵納め
〔五〕師直の恋文と口説き
〔六〕若狭之助と師直対立
第二 諫言の寝刃(松伐り)
〔七〕若狭之助不首尾の噂
〔八〕使者は婿殿力弥
〔九〕母戸無瀬の気づかい
〔一〇〕力弥(梅)と小浪(桜)の対面
〔一一〕若狭之助、口上聞き届け
〔一二〕師直殺害の打ち明け
〔一三〕本蔵の納得と心底
〔一四〕本蔵、師直館へ馬駆け
第三 恋歌の意趣(館騒動)
〔一五〕大手馬場先、師直登城
〔一六〕本蔵、師直へ対面申し出
〔一七〕本蔵、忠義の賄賂
〔一八〕判官遅参
〔一九〕お軽と勘平の対面
〔二〇〕伴内、勘平、恋の鞘当て
〔二一〕若狭之助に師直追従
〔二二〕師直、恋歌の意趣返し
〔二三〕判官、師直に殿中の刃傷
〔二四〕お軽、勘平に意見
〔二五〕伴内、捕手と勘平
第四 来世の忠義(判官切腹)
〔二六〕郷右衛門と九太夫の口論
〔二七〕判官切腹の上使
〔二八〕判官の覚悟と無念
〔二九〕由良之助駆けつけ判官切腹
〔三〇〕薬師寺の悪言と石堂の情け
〔三一〕御台愁嘆 御骸光明寺へ
〔三二〕屋敷渡しの談合
〔三三〕屋敷明け渡し
〔三四〕復讐の誓い
第五 恩愛の二つ玉(山崎街道)
〔三五〕勘平と弥五郎の出会い
〔三六〕勘平の後悔
〔三七〕弥五郎の企み 勘平の嘆願
〔三八〕定九郎、与市兵衛を殺害
〔三九〕勘平、定九郎を撃ち殺す
第六 財布の連判(与市兵衛住家)
〔四〇〕与市兵衛を待つお軽と母
〔四一〕お軽、一文字屋へ身売り
〔四二〕与市兵衛の死骸届く
〔四三〕与市兵衛女房の恨み言
〔四四〕郷右衛門ら来訪 勘平切腹
〔四五〕勘平連判状に血判、最期
第七 大臣の錆刀(一力茶屋)
〔四六〕由良之助の一力茶屋遊興
〔四七〕力弥、御台の御状持参
〔四八〕九太夫の蛸肴
〔四九〕由良之助の錆刀
〔五〇〕由良之助、お軽を身請け
〔五一〕お軽身請け、九太夫を討つ
第八 道行旅路の嫁入り
第九 山科の雪転(山科閑居)
〔五二〕庭の雪景色
〔五三〕雪玉の問答
〔五四〕戸無瀬・小浪、来訪
〔五五〕戸無瀬、祝儀の催促
〔五六〕戸無瀬の憤慨 小浪の貞心
〔五七〕自害の覚悟 祝言の承諾
〔五八〕引出物に本蔵の首所望
〔五九〕本蔵の打ち明け話
〔六〇〕母親同士の嘆き
〔六一〕本蔵の引出物
〔六二〕雪持つ竹からの計略
〔六三〕由良之助の出立 本蔵最期
第十 発足の櫛笄(天河屋)
〔六四〕吉松をあやす人形回し
〔六五〕荷物発送の苦心
〔六六〕義父了竹の難癖
〔六七〕天河屋義平の心試し
〔六八〕心試しの事情説明
〔六九〕由良之助、暇の挨拶
〔七〇〕義平の口説き
〔七一〕お園の嘆き 島田髷切り取り
〔七二〕由良之助の置き土産
第十一 合印の忍兜(討入り)
〔七三〕稲村が崎上陸と進攻
〔七四〕師直の油断酒
〔七五〕屋敷乱入
〔七六〕不審尋問と由良之助の釈明
〔七七〕師直を生け捕り、斬首
〔七八〕亡君の位牌に首手向け
〔七九〕薬師寺、鷺坂返り討ち
〔八〇〕祝言



日本大百科全書(ニッポニカ)
仮名手本忠臣蔵
かなでほんちゅうしんぐら

浄瑠璃義太夫節 (じょうるりぎだゆうぶし)。時代物。11段。竹田出雲 (いずも)、三好松洛 (みよししょうらく)、並木千柳 (せんりゅう)合作。1748年(寛延1)8月、大坂・竹本座初演。赤穂 (あこう)浪士の仇討 (あだうち)に取材した古今の戯曲中の代表作で、通称「忠臣蔵」。近松門左衛門の『碁盤太平記 (ごばんたいへいき)』をはじめとする多くの先行作に基づき「太平記」の世界を借り、吉良上野介 (きらこうずけのすけ)は高師直 (こうのもろなお)、浅野内匠頭 (たくみのかみ)は塩冶判官 (えんやはんがん)、大石内蔵助 (くらのすけ)は大星由良之助 (おおぼしゆらのすけ)などの役名で脚色している。名題は、いろは仮名の数に合致する四十七士の意味、武士の手本となる忠臣を集めた蔵の意味のほか、大石内蔵助の蔵を利かせたもの。

 本筋は、塩冶判官の妻顔世 (かおよ)御前が足利直義 (あしかがただよし)の面前で新田義貞 (にったよしさだ)の兜 (かぶと)を鑑定した日、執事高師直の横恋慕に悩まされる(大序―鶴が岡 (つるがおか)社頭)のを発端とし、師直が恋のかなわぬ恨みから殿中で判官を侮辱、刃傷 (にんじょう)になり(三段目―松の間)、扇が谷 (おうぎがやつ)塩冶館 (やかた)の判官切腹の場へ駆けつけた城代家老大星由良之助が仇討の決意を固めること(四段目―判官切腹・城明け渡し)へと発展。この間に、判官の同僚桃井若狭之助 (もものいわかさのすけ)の家老加古川本蔵が主人の無事のために師直へ金品を贈ること(二段目―桃井館、三段目―進物)、判官の家来早野勘平 (かんぺい)が腰元お軽との恋愛のため主君の大事に遅れること(三段目―裏門)などを挟む。ついで、浪人した勘平の再起を計る資金調達のためお軽が身売りすること、その金を持った親与一兵衛 (よいちべえ)が山賊斧定九郎 (おのさだくろう)に殺されること、定九郎を鉄砲で撃った勘平が舅 (しゅうと)を殺したと思い込んで切腹して死ぬこと(五段目―山崎街道、六段目―勘平腹切)など、波瀾 (はらん)に富んだ筋が展開する。さらに、祇園 (ぎおん)で敵の目をくらます由良之助の遊興、遊女になったお軽と兄寺岡平右衛門 (へいえもん)の再会(七段目―一力 (いちりき)茶屋)、本蔵の妻戸無瀬 (となせ)が娘小浪 (こなみ)を大星の息力弥 (りきや)に嫁がせるための苦労、本蔵が刃傷のときに判官を抱きとめた申し訳に一命を捨てて娘の恋をかなえさせる話(八段目―「道行旅路の嫁入」、九段目―山科 (やましな)閑居)、討入りの武器調達を頼まれた商人天河屋義平の侠気 (きょうき)(十段目―天河屋)などを経て、討入り本懐(十一段目)に至る。

 史実にとらわれない自由な脚色だが、作劇、人物描写ともに優れ、とくに観客が劇中の判官と同じように主役の登場を待ちかねる四段目と、観客が知っている真相を主人公の勘平が知らずに破滅する六段目は、劇的な盛り上がりの点で双璧 (そうへき)といえる。浄瑠璃初演の同年11月に早くも歌舞伎 (かぶき)に移されてから、演出面に代々の名優のくふうが積み重ねられ、「独参湯 (どくじんとう)」(特効薬)とよばれるほど、不入りのときでも景気を挽回 (ばんかい)する人気狂言になった。数多い義太夫狂言のなかでは通しで上演されることがもっとも多いが、三段目の「裏門」はたいていの場合、三升屋二三治 (みますやにそうじ)が清元 (きよもと)舞踊として改作した『道行旅路の花聟 (はなむこ)』(1833。通称「落人 (おちうど)」)で代行する。また、二段目と十段目の上演は少なく、十一段目の「討入り」は明治以後にできた実録風の脚本・演出によって演じられることが多い。

[松井俊諭]



改訂新版 世界大百科事典
仮名手本忠臣蔵
かなでほんちゅうしんぐら

人形浄瑠璃。時代物。2世竹田出雲・三好松洛・並木宗輔(千柳)作。1748年(寛延1)8月,大坂竹本座初演。11段。《菅原伝授手習鑑》《義経千本桜》と並ぶ人形浄瑠璃全盛期の名作。前年,京中村粂太郎座で上演され,初世沢村宗十郎の大岸宮内(大石内蔵助)の名演で評判となった《大矢数四十七本》に刺激されて作られたもので,〈忠臣蔵物〉の最高峰に位置する。興行中,九段目の演出をめぐって人形遣い吉田文三郎と太夫竹本此太夫とのあいだに争いが生じ,此太夫らは退座して豊竹座に移り,代わって豊竹座から竹茂都大隅らを迎えて続演,それを機として竹本・豊竹両座の曲風が混淆するという,浄瑠璃史上,注目すべき事件が起こったことでも名高い。竹本座での成功の跡を受けて,同年12月大坂角の芝居の舞台に取り上げられたのをはじめ翌年には江戸三座で競演。爾来,歌舞伎の独参湯(どくじんとう)(起死回生の妙薬)と称され,大入りを呼ぶ人気狂言の一つに数えられ,演技や演出にもさまざまな工夫がこらされてきた。初世中村仲蔵が五段目の定九郎に新演出を試みた話などエピソードも少なくない。なお,幕末以後,歌舞伎では二段目を〈建長寺の場〉に改めて演じたり,三段目の切にあるおかる・勘平の件を割愛して《道行旅路の花聟》(《落人》)を四段目の後に付けたり,十一段目を実録風に仕立て直し,立回り本位の討入りに〈両国橋引揚げの場〉を添えるなど一部改作して上演することが多い。

(1)第一(鶴岡の饗応) 暦応1年2月,鶴岡八幡宮が造営され,将軍足利尊氏の代参として弟足利直義が鎌倉に下向。それを迎えるのは在鎌倉の執事高武蔵守師直(もろなお)。御馳走役に桃井若狭助安近と塩冶判官高定。尊氏の命によって,討死した新田義貞の兜を奉納することとなり,その是非をめぐって師直は若狭助に恥辱を与えるとともに,兜の鑑定に召された判官の妻かほよ(顔世)御前に懸想して付け文を送り口説く。(2)第二(諫言の寝刃) 若狭助は,師直から受けた数々の恥辱に憤懣やるかたなく,ついに師直を討ち果たそうと決意する。それを知った家老加古川本蔵は,主人の危機を未然に防ぐべく,師直のもとに赴く。(3)第三(恋歌の意趣) 本蔵から膨大な賄賂を贈られた師直は,若狭助に対する態度を改め,逆に,かほよからてきびしくはねつけられた恨みを判官に向け,散々に辱める。判官は堪えかねて師直に切りつけるが,本蔵に抱きとめられて浅傷(あさで)を負わせたにとどまる。殿中で刃傷したとがによって屋敷は閉門,判官は網乗物で帰邸。その間,主人の大事も知らずに腰元おかると逢瀬を楽しんでいた供の早野勘平は,おかるの勧めに従ってその場を立ち退く。(4)第四(来世の忠義) 判官は切腹を命じられ,従容として死の座につく。駆けつけた国家老大星由良助は,形見の短刀を握りしめ,〈鬱憤を晴らさせよ〉という判官の遺言を胸に刻んで復讐を誓い,忠義の志厚い人々に決意を披瀝して,館を去る。(5)第五(恩愛の二玉) 猟師となった勘平は,偶然千崎弥五郎に出会い,仇討の企てを知って,御用金の工面を約束する。一方,勘平を再び世に出そうと,おかるは祇園の廓に身を売り,その半金五十両を入れた縞の財布を持って,父親与市兵衛が帰ってくる。不義士で山賊に落ちぶれた斧定九郎は,与市兵衛を刺し殺して金を奪うが,勘平の鉄砲に撃たれて死ぬ。勘平はその懐から財布を取って道を急ぐ。(6)第六(財布の連判) おかるを連れにきた一文字屋の亭主の話から,勘平は,自分が与市兵衛を殺したものと思い込み,姑もまた勘平を責める。訪れた千崎と原郷右衛門は勘平に詰め腹を切らせるが,勘平の述懐から死骸の傷口を改め,すべてが誤解であったと知り,勘平を仇討の連判に加える。(7)第七(大尽の鈷刀(さびがたな)) 祇園一力で遊興する由良助のもとに,嫡子力弥がかほよの密書を届ける。それを盗み読んだのが,おかると,師直に内通する不義士の斧九太夫。おかるを身請して口をふさごうという由良助の心を察したおかるの兄寺岡平右衛門は,おかるを我が手にかけ,それを手柄に連判の数に入れてもらおうとおかるを説得,おかるも父と夫の死を知って,命を捨てようと決意する。二人の心底を見届けた由良助は,平右衛門に仇討の供を許し,おかるの手に刀を持たせて床下に潜む九太夫を刺させる。(8)第八(道行旅路の嫁入) 本蔵の娘小浪は,母となせに連れられて,許嫁の力弥のもとへと急ぐ。(9)第九(山科の雪転(ゆきこかし)) 二人を迎えた由良助の妻お石は,本蔵が抱きとめたばかりに師直を切り損ね,切腹して果てた判官の無念を思えば,その本蔵の娘を嫁にはとられぬ。それをあえて嫁にするからには,本蔵の首を婿引出にもらいたいと主張。そこへ本蔵が訪れ,わざと力弥の手にかかり,引出物の目録代りと師直邸の絵図を由良助に渡す。(10)第十(発足の櫛〓) 夜討の支度いっさいを頼まれた天河屋義平は俠気のある商人。秘密の漏れぬようにと奉公人には暇を出し,妻おそのをも親里に帰すのみならず,九太夫につながる舅に疑いを抱かすまいと,去り状まで書く。夫婦の心を知る由良助は,おそのの髪を切らせ,自分たちが本望をとげた後,再び結ばれるようにと諭し,天河屋の屋号を合言葉に定めて出立する。(11)第十一(合印の忍兜) 義士たちは師直を討ってその首を判官の位牌に手向け,焼香。駆けつけた若狭助の勧めに応じて,菩提所光明寺に引き揚げることとする。
[今尾 哲也]

[索引語]
竹田出雲(2世) 三好松洛 並木宗輔 忠臣蔵物 定九郎 おかる 勘平 道行旅路の花聟 天河屋義平
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33. ああ しんど
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(「しんど」は形容詞「しんどい」の語幹)ああ疲れた。ああつらい。関西でいう。*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕三「つゐ一走りに走ってきた。アアしんどやと吐息つ
34. 合いことば
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35. あい‐ことば[あひ‥]【合言葉】
日本国語大辞典
方でだれが敵かを仲間うちで了解するため、あらかじめしめし合わせておいたことば」*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕一〇「敵中へ入込(いりこむ)時、貴殿の家名の天
36. あい‐じるし[あひ‥]【合印】
日本国語大辞典
にそ」*里見九代記〔1631〕三「相印、相言葉、余所より才覚して出すべからず」*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕一一「奥山孫七次田五郎。着たる羽織の合い印し。
37. あい‐せん[あひ‥]【合栓】
日本国語大辞典
まち)に設け、次の雨戸の縦框の穴に差し込んで、戸締まりにするもの。あいくろろ。*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕九「障子襖は皆尻ざし。雨戸に合栓(アイセン)合
38. あい た 口(くち)が塞(ふさ)がらぬ
日本国語大辞典
6〕六「開た口も閉(ふさ)がれぬ」(2)うっとりしている状態。我を忘れたさま。*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕三「師直は明いた口ふさがれもせずうっとりと」
39. 開(あ)いた口(くち)が塞(ふさ)がらぬ
故事俗信ことわざ大辞典
(1700)五・二「茶くれし女は、現(うつつ)かふしぎと、あいた口のふさがらず」浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)三「師直は明いた口ふさがれもせずうっとりと」譬
40. あい‐むこ[あひ‥]【相婿・相聟・合聟】
日本国語大辞典
あひ聟にて、蔵人の五位のありけるも、おなじ家に、あなたこなたに据ゑたりけるが」*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕一〇「何をいふても相聟(アイムコ)同士(どし)
41. あい も あらせず
日本国語大辞典
一瞬の猶予もなく。息も継がせず。絶え間なく。*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕九「間(あイ)もあらせず突(つっ)かくる、鑓のしほ首引掴(つかみ)」
42. あおのり 貰(もろ)うた=礼(れい)に[=代(か)わりに]太々神楽(だいだいかぐら)を打(う)つ
日本国語大辞典
伊勢神宮に奉納する神楽のこと)ほんのわずかなものに対して、過大な返礼をすることのたとえ。*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕七「はっち坊主の報謝米程取って居て、
43. 青海苔(あおのり)貰(もろ)うた礼(れい)に太々神楽(だいだいかぐら)を打(う)つ
故事俗信ことわざ大辞典
「太々神楽」は、伊勢神宮に奉納する神楽、「青海苔」は同じく伊勢の名産だが、値段が違う。 浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)七「はっち坊主の報謝米程取って居て、命
44. あか‐こうやく[‥カウヤク]【赤膏薬】
日本国語大辞典
傷口の血止めに用いた。*雑俳・卯の花かつら〔1711〕「埒もはや赤膏薬に引っぱられ」*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕七「三間づつまたげても赤かうやくもいらぬ
45. あき の 月(つき)
日本国語大辞典
*謡曲・安宅〔1516頃〕「大恩教主の秋の月は涅槃(ねはん)の雲に隠れ」(3)女性の性器。*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕七「『船にのった様でこはいわいな』
46. あくにん‐づら【悪人─】
日本国語大辞典
〔名〕(「づら」は接尾語)悪人。悪人をののしっていう語。*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕六「コリャ爰な悪人づら。今といふ今親の罰思ひ知ったか」
47. 明烏
世界大百科事典
がらすゆめのあわゆき)》が新内の名曲として流布し,1851年(嘉永4)2月江戸市村座の《仮名手本忠臣蔵》8段目の裏に,清元に移した《明烏花濡衣》として舞台に上り
48. あけがらす【明烏】
歌舞伎事典
らすゆめのあわゆき)》が新内の名曲として流布し、嘉永四(1851)年二月江戸・市村座の《仮名手本忠臣蔵》八段目の裏に、清元に移した《明烏花濡衣》として舞台に上り
49. あけ‐わた・す【明渡】
日本国語大辞典
頃〕一「ひそかに此屋を立出宿はづれに一宿せん、汝残ってをんびんに明わたすべし」*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕四「判官がくたばるからは、早々屋敷を明け渡せ」
50. あ・げる【上・揚・挙】
日本国語大辞典
溺れ沈まんことを、恐れて、岸の上に、揚けんと思ふ」(5)外から家の中に入らせる。*浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵〔1748〕七「初めてのお方を同道申た。きつう取込そふに
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じょう‐るり[ジャウ‥]【浄瑠璃】(日本国語大辞典)
(1)仏語。清浄、透明な瑠璃。また 清浄なもののたとえ。(2)平曲・謡曲などを源流とする音曲語り物の一つ。室町時代の末に、広く民衆に迎えられた琵琶や扇拍子を用いた新音曲の中、牛若丸と浄瑠璃姫との恋物語を内容とする「浄瑠璃物語(十二段草子)」が流行したところから
古浄瑠璃(国史大辞典・改訂新版 世界大百科事典)
竹本義太夫と近松門左衛門の提携による新しい浄瑠璃に対して、それ以前の浄瑠璃をいう。従来、貞享二年(一六八五)竹本座二の替り興行の『出世景清』(近松作)を新浄瑠璃のはじめとする説(『外題年鑑』など)が多く行われた。浄瑠璃史の上ではそのころから完成期に入り
竹本義太夫(日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
義太夫節の開祖で、竹本座の創設者。大坂・天王寺村の農家に生まれ、幼名を五郎兵衛という。早くから井上播磨掾の浄瑠璃にあこがれ、播磨の門弟清水理兵衛が『上東門院』を興行した際、そのワキを勤めた。1677年(延宝5)京都四条河原の宇治座『西行物語』に出演して嘉太夫
太夫(日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
ある種の芸能人、神職、遊女などの称号または敬称。大夫とも書く。元来は中国の官制に倣った官位の一種で、五位の称である。古代に、五位の者が儀式およびそれに伴う芸能をつかさどったことから、転じて、神事芸能を奉仕する神職や芸能人の称となった。神事舞太夫、猿楽の太夫
植村文楽軒(改訂新版・世界大百科事典)
人形浄瑠璃文楽の芝居(後の文楽座)の創始者。本名正井(一説に征木)与兵衛。淡路国仮屋(一説に阿波国)出身。竹本座,豊竹座廃絶後の寛政年間(1789-1801)に大坂に出て,道頓堀の東,高津橋南詰西の浜側に人形浄瑠璃の席を開いた。〈文楽軒〉は本人の素人義太夫の芸名
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〔一〕秋の色合いが、あたり一帯に立ちそめるにつれて、ここ土御門のお邸のたたずまいは、言いようもなく風情がある。池の岸辺の木々の梢や、遣水の汀の草むらなど、とりどり一面に色づいて、空一帯の様子も夕映え美
このついで 堤中納言物語(日本古典文学全集)
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花桜折る少将 堤中納言物語(日本古典文学全集)
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浮世物語(日本古典文学全集)
【現代語訳】一浮世という事「ちょっと古くなりましたが、俗謡の『おかしなものだ、心というのは、自分のものでありながら、少しもままにならぬとは』という歌を、身分ある人も庶民も、男も女も、老人も若者も、みなうたっていま
御伽物語(日本古典文学全集)
【現代語訳】第一荒れ果てた寺を再興した僧の事昔の人で、時を惜しんで、灯を掲げ、夜を昼のように明るくして、続けて過した人がいる。それなのにあなたはなぜ、時を惜しまずお眠りなさるのか。私のような、聞いた片端から忘れる
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