1. 択捉島
日本大百科全書
北海道東部、根室半島東端にある納沙布(のさっぷ)岬の北東110キロメートルにある島。南西は国後(くなしり)水道を隔てて国後島に臨み、北東は択捉海峡を隔てて得撫( ...
2. 択捉島
世界大百科事典
千島列島南部にある火山島。面積3139km2は千島列島最大で,長径203km,短径6~30kmの細長い形をしている。国後(くなしり)島の北東にあり,択捉海峡を挟 ...
3. えとろふ‐とう【択捉島】地図
デジタル大辞泉
北海道東部、千島列島中最大の火山島。北洋漁業の基地として紗那(しゃな)などの漁港がにぎわった。第二次大戦後、ソ連(現在はロシア連邦)の統治下。面積3139平方キ ...
4. えとろふ‐とう[‥タウ]【択捉島】
日本国語大辞典
(ロシア語名はIturup )北海道東部、千島列島最大の島。国後(くなしり)島の北東方にある。安政元年(一八五四)日露和親条約により日本領となった。第二次世界大 ...
5. えとろふとう【択捉島】
国史大辞典
千島列島中、最大の島で国後島の北東、得撫島の南西に位置する。面積は三一三九平方キロ。寛永二十年(一六四三)オランダ船によって発見され、スターテン=ラントと名付 ...
6. えとろふとう【択捉島】北海道:根室支庁
日本歴史地名大系
攻撃の基地として有名な単冠湾の両側にある天寧・年萌の両不凍港は、冬期の停泊に重宝されていた。択捉島の先住民は国後島と同様北海道アイヌの同族で、漁労・狩猟を生業と ...
7. 擇捉島(えとろふとう)
古事類苑
外交部 洋巻 第1巻 1461ページ ...
9. 択捉(えとろふ)島
デジタル大辞泉プラス
北海道東部、納沙布岬の北東約119kmに位置する島。第二次世界大戦後、ソ連(現ロシア連邦)が占領。 2015年04月 ...
10. 擇捉島
古事類苑
外交部 洋巻 第1巻 1570ページ ...
11. 国後・択捉島
法律用語辞典
⇒北方領土 ...
12. 特集 北方領土&ロシア 元島民の声 安田愛子さん、択捉島出身/柴一男さん、色丹島出身
週刊エコノミスト 2016-17
期待と不安を抱きながら見守る択捉島と色丹島の出身者に話を聞いた。 (藤枝克治・編集部) ◆「2島先行では残りが返ってこない」 安田愛子さん(76) 択捉島出身 ...
13. アイヌキンオサムシ
日本大百科全書
昆虫綱甲虫目オサムシ科に属する昆虫。北海道と択捉島(えとろふとう)の特産で10亜種に分けられる。外見がよく似た近縁種のオオルリオサムシとともに日本産オサムシ中の ...
14. あかえぞふうせつこう【赤蝦夷風説考】
国史大辞典
写本や、『三国通覧補遺』『魯西亜略説』などの別名をもつ異本もある。別に、天明六年に最上徳内が択捉島に渡り、はじめてロシア人に接した時の見聞を記述した一書に『別本 ...
15. 新しいアプローチ[外交]
現代用語の基礎知識 2017
明示するとともに、国後島、択捉島については継続協議にするとする。しかし、この条約だと、北方領土問題を完全に解決することにはならない。 第2は、2島返還で平和条約 ...
16. あといやみさき【アトイヤ岬】北海道:根室支庁/留夜別村/留夜別村
日本歴史地名大系
平成四年資料修正五万分一地形図)、阿吐江也岬(輯製二十万分一図)とも記される。国後水道を挟んで択捉島のベルタルベ岬を望み、その間の距離は約二四キロ。松浦武四郎は ...
17. あわじしま【淡路島】兵庫県:総論
日本歴史地名大系
西は鳴門海峡によって四国と分たれている。面積は約五九一平方キロ、本州・北海道・九州・四国および択捉島・国後島を除けば、沖縄島・佐渡島・奄美大島・対馬に次ぐ第五位 ...
18. ウルップ[島]
世界大百科事典
置かず,1945年まで農林省の管轄下に置かれていた。第2次大戦後日本の領有から離れた。本島と択捉島の植物相には際だった相違が見られ,両島の間に宮部線が設定されて ...
19. うるっぷとうじけん【得撫島事件】
国史大辞典
妨害して日本製の器物や貯蔵食糧を掠奪した上、アイヌ人数名を射殺した。怒った羅処和(らしょわ)島と択捉島のアイヌたちは、翌八年、得撫島からラッコ毛皮二百十五枚を持 ...
20. うるつぷぐん【得撫郡】北海道:北海道/千島国
日本歴史地名大系
明治九年にはロシア人が移住させたアリュートが一一戸・三三人住んでいた(千島三郡取調書)。同一四年択捉島の漁場持であった栖原角兵衛がアイヌ二四名をウルップ島に移し ...
21. うるつぷとう【ウルップ島】北海道:総論
日本歴史地名大系
南千島北端の択捉島と幅約四〇キロのエトロフ水道(フリース海峡)を隔てて北東方に隣り合う島。中部千島のなかでは最大の島で、長さ約一二〇キロ・最大幅約二〇キロの細長 ...
22. えぞち【蝦夷地】
国史大辞典
部下に命じて樺太および択捉島の日本根拠地を襲撃せしめた。露米商会の艦船二隻は文化三年樺太を、翌年にはさらに択捉島を襲撃し、邦人を捕え、物を奪い、建物を焼くなどの ...
23. えとろふぐん【択捉郡】北海道:北海道/千島国
日本歴史地名大系
明治二年(一八六九)八月一五日設置の千島国の郡(公文録)。択捉島の南西部を占め、北はオホーツク海、西は国後海峡、南は太平洋、東は振別郡に接する。郡名は松浦武四郎 ...
24. おきなわじま【沖縄島】沖縄県:総論
日本歴史地名大系
沖縄県の主島で、北端の国頭村から南端の糸満市まで三三市町村がある。日本のなかでは本州・北海道・九州・四国・択捉島・国後島に次ぎ七番目に大きい島。面積は一二〇四・ ...
25. オヒョウ(海水魚)
日本大百科全書
背縁と腹縁近くに顕著な白色斑がある。無眼側はいちように白色である。尼岡邦夫生態北海道東部から択捉島(えとろふとう)周辺では10月下旬から2月上旬にかけて、水深2 ...
26. おほーつくかい【オホーツク海】北海道:総論
日本歴史地名大系
流氷域はオホーツク海の西に偏しながら、幅を広げつつ南へ拡大していき、一月中・下旬には北海道沿岸から国後島・択捉島に達する。流氷の面積が最大になるのは三月中旬で、 ...
27. かいほうじ【開法寺】北海道:根室支庁/根室市/弥生町
日本歴史地名大系
再建し、位牌堂・舎利堂などが新築された。五世国内珍慶は堂宇を修築し、別海・歯舞、国後島の泊、択捉島の紗那・蘂取・留別などに末寺を、落石・長節、国後島瀬石などに説 ...
28. かっ‐かざん【活火山】
デジタル大辞泉
散布(ちりっぷ)山(択捉島)、指臼(さしうす)岳(択捉島)、小田萌(おだもい)山(択捉島)、択捉焼山(択捉島)、択捉阿登佐岳(あとさぬぶり)(択捉島)、ベルタル ...
29. きむらけんじ【木村謙次】
国史大辞典
従者として国後島に渡り、さらに択捉島に上陸し、翌年江戸経由で郷里に帰着。日記『酔古日札』『北方日録』は、国後・択捉探検の模様を伝える貴重な記録であり、重蔵が択捉 ...
30. くなしりかいきよう【国後海峡】北海道:根室支庁
日本歴史地名大系
国後島北東端の安渡移矢岬(弁天島を含む)と択捉島南西端ベルタルベ岬の間の海峡で、最狭部は二三・二キロ、最深部は二六八メートル。国後水道ともいう。晩冬季には流氷が ...
31. くなしりぐん【国後郡】北海道:北海道/千島国
日本歴史地名大系
「クナスリ」と訓じた例もある(「町村別戸口表」市立函館図書館蔵)。国後島全域を含み、北は国後海峡から択捉島を望み、東は太平洋、南は根室海峡から北海道を望み、西は ...
32. くなしりとう【国後島】北海道:根室支庁
日本歴史地名大系
千島列島最南端の島で、西方は根室海峡を隔てて北海道に、北東方は国後水道を隔てて択捉島に隣り合っている。南西から北東への長さ一二二キロ、最大幅は三〇キロ、最狭部は ...
33. くめみちかた【久米通賢】
国史大辞典
同五年に行われた伊能忠敬の四国測量に際して高松藩領の案内を勤めた。たまたま同四年のロシア兵の択捉島侵略に刺戟されて造兵に意を注ぎ全流水軍術に工夫を加え火器を備え ...
34. けらむいみさき【ケラムイ岬】北海道:根室支庁/泊村/泊村
日本歴史地名大系
現標津町)―ノツエト岬に敷設されたが、流氷で切断されたため移設されたもので、国後島を縦断し、択捉島にも海底ケーブルでつながっていた。昭和一〇年(一九三五)には電 ...
35. 国境線画定提案[外交]
イミダス 2017
取り返されるという印象を薄め、ロシア世論が受け入れやすくすることを狙った提案である。日本側は、択捉島とウルップ島の間に国境を引くことを提案しているといわれる。( ...
36. ことひらじんじや【金刀比羅神社】北海道:根室支庁/根室市/根室村
日本歴史地名大系
現在例大祭は毎年八月九―一一日に行われている。境内に近世末の石灯籠をはじめとした石碑が多数ある。歯舞諸島・択捉島などの「北方領土」にあった諸社の祭も当社で執行さ ...
37. 近藤守重
日本大百科全書
つまえぶぎょう)付出役から書物奉行に転出するまで蝦夷地に関係し、千島方面を探検すること数回、択捉島への渡航路や同島の漁場開設などを指揮し、千島開拓の基礎を築いた ...
38. 近藤守重・近藤重蔵
日本史年表
1798年〈寛政10 戊午〉 7・‐ 近藤守重(重蔵) 、択捉島に「大日本恵土呂府」の標柱を建てる(新撰北海道史)。 1799年〈寛政11 己未〉 3・17 ...
39. ゴロウニン【Vasilij Mikhajlovich Golovnin】
国史大辞典
六月四日松前奉行支配調役奈佐政辰に捕えられた。本事件は、文化三年・四年にサハリン(樺太)南部・択捉島・利尻島などを急襲した露領アメリカ会社付海軍士官フウォストフ ...
40. しべとろぐん【蘂取郡】北海道:北海道/千島国
日本歴史地名大系
明治二年(一八六九)八月一五日設置の千島国の郡(公文録)。択捉島の最東部を占め、蘂取村・乙今牛村の二村があり、東は択捉海峡、北はオホーツク海、南は太平洋を望み、 ...
41. しべとろむら【蘂取村】北海道:根室支庁
日本歴史地名大系
(境界未定) 大正一二年(一九二三)蘂取郡蘂取村と乙今牛村が合併し、二級町村の蘂取村が成立。択捉島の北東端部に位置し、南西は紗那郡紗那村、北はオホーツク海、南は ...
42. しべとろむら【蘂取村】北海道:根室支庁/蘂取村
日本歴史地名大系
[現]蘂取郡蘂取村大字蘂取 明治初年から大正一二年(一九二三)までの村。択捉島の北東端に位置し、東部に神威岳(一三二二・一メートル)・ラッキベツ岳(一二〇六メー ...
43. 紗那
日本大百科全書
わった。 1800年(寛政12)幕府は近藤重蔵(じゅうぞう)に命じて高田屋嘉兵衛(かへえ)に択捉島を開発させ、紗那に会所を置き、幕吏や津軽・南部藩兵が守備したが ...
44. しやなぐん【紗那郡】北海道:北海道/千島国
日本歴史地名大系
明治二年(一八六九)八月一五日設置の千島国の郡(公文録)。択捉島の中央部、シャナ川・アリモエ川流域を占め、北はオホーツク海、西は振別郡、東は蘂取郡に接し、南は太 ...
45. しやなむら【紗那村】北海道:根室支庁
日本歴史地名大系
などの山々が連なる。北東境付近に留茶留原野があるが、幅約六キロと択捉島で最もくびれた地形である。紗那湾の深部にある紗那港は択捉島で一番の要港で、市街地が形成され ...
46. 白いヒグマ[新語流行語]
イミダス 2017
国後島と択捉島で確認された文字通り白い毛並みのヒグマのこと。2009年10月29日、国後島「白いヒグマ」専門家交流訪問団が会見し、国後島で23日に、無人カメラ ...
47. シーボルト先生 3 その生涯及び功業 127ページ
東洋文庫
前年九月に露西亜のユーノー艦長ホオストフは樺太のクシュンコタン(今の大泊の内)ヰ焚捺したるが、此年四月には更に択捉島に冠し、五月には転じて樺太に至り、尋で礼文魚 ...
48. シーボルト先生 3 その生涯及び功業 132ページ
東洋文庫
翌三年四月に復職して、又も蝦夷地の踏査測量に従事したり。文化四年四月露西亜の将官フォストフが択捉島を掠めたるときにも、林蔵は其地にありて、之に対して勇敢に又宜く ...
49. せんだいがわ【川内川】鹿児島県:総論
日本歴史地名大系
紀州熊野沖で難破して北千島に漂着。船頭喜三左衛門、水手佐助・同角次の三名がカムチャツカ経由で同一三年七月択捉島に生還している(「永寿丸漂流記」川内郷土史など)。 ...
50. そく【捉】[漢字項目]
デジタル大辞泉
[常用漢字] [音]ソク(呉) [訓]とらえる とらえる。つかまえる。「把捉・捕捉」 [難読]択捉(えとろふ)島 ...