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  11. 梅花無尽蔵
国史大辞典・改訂新版 世界大百科事典

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国史大辞典
梅花無尽蔵
ばいかむじんぞう
五山文学作品。著者は万里集九(ばんりしゅうきゅう)、万里の居所庵名をもって書名とした。七巻八冊。巻一から巻三までは七言絶句の作品を編年順に配列する。巻一は応仁の乱前から文明十七年(一四八五)九月まで、巻二は太田道灌の招請に応じて、江戸下向から始めて長享二年(一四八八)九月まで、巻三上は江戸を起って美濃に帰る行程から明応三年(一四九四)六月まで、巻三下は斎藤利国の障子の画賛に始めて、文亀二年(一五〇二)三月七十五歳までを収める。巻四は頌と雑体并四言六言で像賛・道号・斎銘などを収め、巻五は頌と詩が混雑して七言八句・五言絶句・五言八句の画賛の類を収める。巻六は雑文で不分類草案次第とあって序・疏・弁・説・跋などを収め、巻七は同じく雑文で下火・画賛・説・祭文・題辞などで、整理分類はされてない。ただ詩作の動機や由来について万里自身の註記があり、文学作品としてばかりでなく、歴史史料としても貴重である。写本は東大史料編纂所・国立国会図書館・宮内庁書陵部・無窮会神習文庫などに所蔵されるが、冊数については異同がある。『続群書類従』文筆部にも収載されるが、諸本を校訂したものが『五山文学新集』六に収められている。
[参考文献]
『群書解題』五、玉村竹二『梅花無尽蔵』解題(『五山文学新集』六)、足利衍述『鎌倉室町時代之儒教』、上村観光『五山詩僧伝』(『五山文学全集』五)、蔭木英雄『五山詩史の研究』
(葉貫 磨哉)


改訂新版・世界大百科事典
梅花無尽蔵
ばいかむじんぞう

室町中期の禅僧万里集九(ばんりしゆうく)の詩文集。7巻。書名は著者が影響をうけた南宋の陸游(りくゆう)の詩〈要識梅花無尽蔵,人人襟袖帯香帰〉を出典とする。美濃鵜沼の庵居にも同じ名をつけた。作品中最後の年記は文亀2年(1502)3月で,著者みずからが整理分類して各部類ごとに年代順に配した。題下および文末などに自注を付ける。本文と自注には作者の足跡が及んだ各地のようすを伝える記事がみえる。《五山文学新集》《続群書類従》所収。
[今泉 淑夫]

[索引語]
万里集九
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検索コンテンツ
1. 梅花無尽蔵
世界大百科事典
(ばんりしゆうく)の詩文集。7巻。書名は著者が影響をうけた南宋の陸游(りくゆう)の詩〈要識梅花無尽蔵,人人襟袖帯香帰〉を出典とする。美濃鵜沼の庵居にも同じ名をつ ...
2. ばいかむじんぞう【梅花無尽蔵】
国史大辞典
校訂したものが『五山文学新集』六に収められている。 [参考文献]『群書解題』五、玉村竹二『梅花無尽蔵』解題(『五山文学新集』六)、足利衍述『鎌倉室町時代之儒教』 ...
3. 梅花無盡藏(ばいかむじんぞう)
古事類苑
方技部 洋巻 第1巻 1019ページ ...
4. あいまたむら【相俣村】群馬県:利根郡/新治村
日本歴史地名大系
長享二年(一四八八)には万里集九が江戸から美濃への帰途、当村に宿をとった。その時の様子は「梅花無尽蔵」に「戊申小春、旦出沼田宿上野之相間田、太半山路、逆旅之亭主 ...
5. あか
日本国語大辞典
」の異名。*重訂本草綱目啓蒙〔1847〕二三・菜「藜 あかざ〈和名鈔〉 あかあかざ あか〈梅花無尽蔵〉」 ...
6. あかさわむら【赤沢村】新潟県:中頸城郡/吉川町
日本歴史地名大系
り赤田(現刈羽郡刈羽村)に洞福院(東福院)を開き、のち雲門寺を創立したという。万里集九の「梅花無尽蔵」に「雲門精舎」「雲門寺」とみえる。寺宝に仲珊が明国より招来 ...
7. あかなべむら【茜部村】岐阜県:岐阜市/旧厚見郡地区
日本歴史地名大系
純と対立、戦闘となったが、正法寺に敗れ、同年七月城を焼き、近江に逃亡したという(船田戦記・梅花無尽蔵)。 ...
8. あしたかやま【愛鷹山】静岡県:沼津市
日本歴史地名大系
」黄薇古簡集)、この橋田山は波志太山をさすのであろうか。中世には和歌や漢詩の題材となり(「梅花無尽蔵」など)、文明一八年(一四八六)駿豆を遊歴した聖護院道興は「 ...
9. 東路のつと(中世日記紀行集) 511ページ
日本古典文学全集
は、たとえれば梅・菊のようにかぐわしいことよ) 「霓様ノ天津〓崖ニ横タフ」(梅花無尽蔵・第二)。「天津」は天の川にある星の名、天漢。自注は「天津橋」を「天つ橋」 ...
10. あつたじんぐう【熱田神宮】愛知県:名古屋市/熱田区/宮宿
日本歴史地名大系
ることがすでにみえ、文明一七年(一四八五)にここを詣でた万里集九は七言絶句をものしている(梅花無尽蔵)。重陽謁〓熱田楊妃廟 ...
11. ありまがわむら【有間川村】新潟県:上越市/旧直江津市地区
日本歴史地名大系
寛延四未年四月廿五日大地震ニ崩レテ現今ハ山路トナル」と記す。長享二年(一四八八)当地を訪れた万里集九は、「梅花無尽蔵」に「仲冬十又六、又風雪之中、去越府而赴有間 ...
12. あん‐うん【暗雲】
日本国語大辞典
〔名〕(1)雨を降らしている、または、今にも雨を降らせそうな暗い雲。黒雲。*梅花無尽蔵〔1492〜1501頃〕一「暗雲未〓辨初寒外 ...
13. あんこくじあと【安国寺跡】新潟県:上越市/旧直江津市地区/安国寺村
日本歴史地名大系
之由」と答えている。安国寺の富裕ぶりがうかがえる。同二年一〇月当地を訪れた京都相国寺の万里集九は、「梅花無尽蔵」同月一三日条に「越之後州有〓 ...
14. いいごう・いいほ・いいのしょう【井伊郷・井伊保・井伊庄】静岡県:引佐郡/引佐町
日本歴史地名大系
中尾寺」、また巻五一八には同月下旬に「遠州井名佐郡伊井郷中尾寺」とある。戦国期には井伊保(梅花無尽蔵)、井伊庄(大永元年一二月一三日「棟札銘写」奥山神社蔵)の呼 ...
15. いちのはし【一之橋】京都市:東山区/東福寺門前/一之橋町地図
日本歴史地名大系
」とみえる。法性寺退転後は東福寺に属し、「梅花無尽蔵」に「恵日山東福寺前、有〓一橋二橋三橋 ...
16. いち‐ば【市場・市庭】
日本国語大辞典
〔名〕(1)毎日または定期的に商人が集まって商品の売買、取引をする特定の場所。*梅花無尽蔵〔1492〜1501頃〕三上「九日。入柏崎。柏崎市場之面三千余家。其外 ...
17. 一休和尚年譜 2 86ページ
東洋文庫
。この人の破格の事歴も龍安寺に伝承された。還俗して美濃鵜沼にいた万里集九とは昵懇で、その『梅花無尽蔵』にいくつかの記事がある。念仏宗への入り口はさまざまであった ...
18. 一休和尚年譜 2 132ページ
東洋文庫
喫得霊樹之果、叔父十住心院、能唱和歌之正脈、朝吐一辞、暮伝四方、長安紙面貝、為十倍臭」とある(『梅花無尽蔵』巻六、『五山文学新集』第六巻、九一六頁)。 季揚は紀 ...
19. 一休和尚年譜 2 133ページ
東洋文庫
(季揚もその類です)」と訳された(『梅花無尽蔵注釈』第四、四九頁、続群書類従完成会、平成六年)。 季揚は応仁の乱を避けて鎌倉に下り、建長寺に掛錫、正統庵に簑瀬斎 ...
20. 一休和尚年譜 2 135ページ
東洋文庫
から受けた道号「潤甫」の号説を万里に作ってもらっている。 勉之の経歴はその「潤甫号説」(『梅花無尽蔵』巻六、『五山文学新集』第六巻、九四八頁)に記されている。勉 ...
21. 一休ばなし(仮名草子集) 346ページ
日本古典文学全集
日本風〓」(梅花無尽蔵七・東坡先生画賛)。世間いたるところに同じ風が吹く。応答の言葉。 ...
22. いっ‐きょく【一局】
日本国語大辞典
(3)一つの碁盤や将棋盤。(4)囲碁、将棋、双六(すごろく)などの一勝負。一回の手合わせ。*梅花無尽蔵〔1492〜1501頃〕三・上「西安仙有 ...
23. いっ‐し【一糸】
日本国語大辞典
〔名〕(1)一本の糸。また一本の糸状のもの。*梅花無尽蔵〔1492〜1501頃〕三下・屏風画賛「日釣三千六百湾、風声不〓度一糸閑」 ...
24. いっ‐ぺい【一瓶】
日本国語大辞典
〔名〕(「瓶」は、とっくりの意)一本のとっくり。転じて、酒。→一種一瓶。*梅花無尽蔵〔1492〜1501頃〕一・盧同煎茶図「道家風味一瓶泉、童子斟来置 ...
25. いぬやまし【犬山市】愛知県
日本歴史地名大系
の住居もめつらしく覚侍しかは山ちより磯辺の里にけふはきて浦めつらしきたひ衣かなとみえる。「梅花無尽蔵」では「一日欲観飯山桜井飯山尾之北涯、桜井即鵜沼之勝」と飯山 ...
26. いのたに【猪谷】富山県:婦負郡/細入村/猪谷村
日本歴史地名大系
吉野(現大沢野町)に一宿し「永谷」の関(続群書類従本では「豕谷之関門」)を経て飛騨に入っている(「梅花無尽蔵」同月五日条)。永禄八年(一五六五)六月一〇日に河上 ...
27. うきしまぬま・うきしまがはら【浮島沼・浮島ヶ原】静岡県:沼津市
日本歴史地名大系
訪れた数多くの文人たちの紀行文に描かれ、多くの詩歌の題材となった(「春のみやまち」「空華集」「梅花無尽蔵」「廻国雑記」「東国紀行」など)。また交通の要地としてい ...
28. うめわか【梅若】
国史大辞典
葬った塚であるといい、そばに、供養のために建立された木母寺がある。能より古い典拠はないが、僧万里集九の『梅花無尽蔵』二にみえる文明十七年(一四八五)の隅田川の詩 ...
29. うんごじあと【雲居寺跡】京都市:東山区/祇園廻り/高台寺門前町地図
日本歴史地名大系
」と記す。このとき瞻西によって安置された身の丈八丈に及ぶ阿弥陀仏は「梅花無尽蔵」に「銅大仏、洛之諺云、南都之半仏雲居、雲居之半仏東福」とみえるように奈良の大仏の ...
30. えがらてんじんしゃ【荏柄天神社】神奈川県:鎌倉市/二階堂村地図
日本歴史地名大系
「鎌倉大日記」はこの神体を天神自筆の画像と伝える。文明一八年(一四八六)当社に詣でた万里集九は、「梅花無尽蔵」に「梁上有兵燼之余痕、砌梅百余株、免斧斤之厄」と記 ...
31. えちごのくに【越後国】新潟県
日本歴史地名大系
越して府内にいたところ大雪のさなかに地震に遭い、弟子宗長の迎えによって志を変え、離越した(宗祇終焉記)。「梅花無尽蔵」を著した禅僧万里集九も長享二年三国峠を越え ...
32. えっちゅうのくに【越中国】富山県
日本歴史地名大系
吉野(現大沢野町)に一泊し、五日に永谷(東猪谷、現同上)の関を経て、高原川沿いに飛騨に入っている(梅花無尽蔵)。一方、西街道は笹津から楡原・庵谷を経て、猪谷・蟹 ...
33. えどじようあと【江戸城跡】東京都:江戸・東京/東京地図
日本歴史地名大系
戸城で歌合が催されている(武州江戸城歌合)。集九は同一七年から三年間城内に滞在している(「梅花無尽蔵」など)。同一八年道灌は上杉定正に謀殺され(同書)、定正の養 ...
34. えのしまじんじゃ【江島神社】
国史大辞典
神奈川県藤沢市江の島に鎮座。旧県社。日本三大弁財天の一つ。『梅花無尽蔵』に「日本三処弁才天之一也」とみえ、厳島・竹生島とならび称せられた。お岩屋と三宮より成る ...
35. えのしまじんじゃ【江島神社】神奈川県:藤沢市/片瀬村地図
日本歴史地名大系
北条氏と江島弁才天との結びつきを説いており、信仰の一端がうかがわれる。時代は下るが万里集九「梅花無尽蔵」には「日本三処弁才天之一也」とあり、「擁護八州弥万全」と ...
36. えばらぐん【荏原郡】東京都:武蔵国
日本歴史地名大系
が入港している。長享二年(一四八八)品河浜で大風により沈没したのは「伊陽之商船」であった(梅花無尽蔵)。品河津には応仁二年(一四六八)連歌師心敬が草庵を結び(老 ...
37. えんかくじ【円覚寺】神奈川県:鎌倉市/山之内村地図
日本歴史地名大系
文明一八年(一四八六)鎌倉を訪れた万里集九は円覚寺にも参詣、この時新殿(仏殿)で焼香・礼仏している(梅花無尽蔵)。天文二〇年(一五五一)には東嶺智旺が当寺を訪れ ...
38. えんしゅうなだ【遠州灘】静岡県:総論
日本歴史地名大系
(現竜洋町)から船出したところ逆風に遭い、順風を待って駿河国小河(現焼津市)に至っている(梅花無尽蔵)。なお三浦浄心はその著書「慶長見聞集」のなかで伊豆から伊勢 ...
39. おおきろくむら【大木六村】新潟県:南魚沼郡/塩沢町
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一四八八)一〇月四日、石白(現湯沢町)の泉福寺を発って「上田木録之安楽古刹」を訪れている(梅花無尽蔵)。年月日未詳の高梨氏所領注文(高梨文書)に「大きろく」がみ ...
40. おおたし【太田氏】
国史大辞典
はたして五代であったか、七代であったか、確証はない。道灌の親友の万里集九は、「静勝軒銘詩并序」(『梅花無尽蔵』六)で、「道灌、厥(その)先廼丹陽人、而五六葉之祖 ...
41. おおたし【太田氏】 : 太田氏/(一)
国史大辞典
はたして五代であったか、七代であったか、確証はない。道灌の親友の万里集九は、「静勝軒銘詩并序」(『梅花無尽蔵』六)で、「道灌、厥(その)先廼丹陽人、而五六葉之祖 ...
42. 太田資長・太田道灌
日本史年表
攻囲(鎌倉大草紙)。 1486年〈文明18 丙午〉 7・26 上杉定正,太田道灌を相模で誘殺(梅花無尽蔵)。  ...
43. おおたどうかん【太田道灌】
国史大辞典
しかし同十八年七月二十六日、主君の扇谷上杉定正の相模糟屋館(神奈川県伊勢原市)で誘殺された(『梅花無尽蔵』)。ときに五十五歳。法名は春苑道灌。実子に文明元年ごろ ...
44. おおやむら【大矢村】愛知県:稲沢市
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源平争乱のとき源氏方につき墨俣の合戦などで戦功をあげた大屋中三安資は当村の出身という。また「尾張志」の引く「梅花無尽蔵」の「瑞雲山浄土寺化縁疏」にみえる浄土寺の ...
45. おぐにまち【小国町】新潟県:刈羽郡
日本歴史地名大系
文明一八年(一四八六)の道興准后による「廻国雑記」にその行程が記される。長享二年(一四八八)の「梅花無尽蔵」に記された僧万里集九の行程もこの道とみられる。渋海川 ...
46. おごせごう【越生郷】埼玉県:入間郡/越生町
日本歴史地名大系
資清は同一八年六月一〇日には子の太田資長(道灌)と万里集九を越生の自得軒に招いて詩歌会を催している(梅花無尽蔵)。文明一七年二月二五日毛呂(現毛呂山町)と越生一 ...
47. おざわじょうあと【小沢城跡】群馬県:沼田市/町田村
日本歴史地名大系
。京都相国寺の僧万里集九は長享二年(一四八八)九月、江戸からの帰途、沼田の地を通っており「梅花無尽蔵」同月晦日に「午後入沼田館、宿・鍛屋、自江戸至沼田城、三百里 ...
48. おぶすまぐん【男衾郡】埼玉県:武蔵国
日本歴史地名大系
長享二年(一四八八)にここを訪れた万里集九はその堅固な構えを「鉢形城壁鳥難窺」と詠んでいる(梅花無尽蔵)。永正六年(一五〇九)には連歌師の柴屋軒宗長も同城を訪れ ...
49. おみむら【小見村】新潟県:西頸城郡/能生町
日本歴史地名大系
能生川左岸に立地。下小見・門前・岩平の集落からなる。上流の門前・岩平を併せて上小見ともいう。万里集九の「梅花無尽蔵」長享二年(一四八八)一〇月二〇日条に「入小見 ...
50. おやしらず【親不知】
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『義経記』『吾妻鏡』にある蒲原、『源平盛衰記』の寒原はその旧名で、長享二年(一四八八)僧万里の『梅花無尽蔵』には「扶桑第一嶮難地」とある。『管窺武鑑』に「天正十 ...
「梅花無尽蔵」の情報だけではなく、「梅花無尽蔵」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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