文学・文芸に関連するサンプルページ一覧
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「国史大辞典」「日本古典文学全集」「日本国語大辞典」「世界大百科事典」「日本大百科全書」など80種類以上の辞書・事典をパソコン、タブレット、スマートフォンで利用できます。
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神曲(集英社世界文学大事典・世界大百科事典)
全1万4233行からなる壮大な長編叙事詩で,均整のとれた構成はしばしばゴシック様式の大聖堂にたとえられる。「地獄」Inferno,「煉獄(れんごく)」Purgatorio,「天国」Paradisoの3編からなり,各編は33歌から,また各連は3行からなる。「地獄編」の冒頭には
アイルランド文学(集英社世界文学大事典・日本大百科全書・世界大百科事典)
アイルランド文学は,文字に残されたものとしては,6世紀ごろまでさかのぼることができる。それまでの文学は口承によるもので,特別な修業を積んだ詩人たちが神々,英雄,美女,妖精(ようせい)の物語を語り伝えた。文字としては,石の角(かど)に長短の直線を刻み
ソフィスト列伝(文庫クセジュ)
第一章プロタゴラスI生涯と著作プロタゴラスは紀元前四九二年頃、アブデラ〔トラキア地方のエーゲ海に面したネストス川河口のポリス〕で生まれたと現在では考えられている(1)。プロタゴラスは、マイアンドリオスの息子であった。(1)従来、紀元前四八六年~四八五
学問のすゝめ(日本大百科全書・世界大百科事典・国史大辞典)
福沢諭吉が著した明治初期のもっとも有名な啓蒙(けいもう)書。初編は1872年(明治5)刊行されたが、非常な評判をとったのでシリーズ化し、76年刊の第17編まで続いた。発行部数あわせて340万といわれ、当時のベストセラー。初編冒頭の人間平等宣言
新花摘(日本大百科全書・世界大百科事典)
蕪村(ぶそん)晩年の句文集。外題(げだい)「新華摘(しんはなつみ)」。1777年(安永6)に成り、作者没後の1784年(天明4)冊子を横巻(おうかん)とし呉春(ごしゅん)(松村月渓(げっけい))が挿絵7葉を描き入れた。1797年(寛政9)この自筆原本
誹風柳多留(国史大辞典)
川柳風狂句集。百六十七冊。初篇明和二年(一七六五)より二十二篇天明八年(一七八八)まで呉陵軒可有編。二十三篇寛政元年(一七八九)如猩編。二十四篇同三年一口編。二十五篇より二十九篇まで和笛編。三十篇文化元年(一八〇四)一口編。三十一篇より七十篇文政元年
ジーボルト最後の日本旅行(東洋文庫)
1859年,ジーボルトは30年ぶりに日本を再訪した。長崎で門人や友人と旧交をあたため,風雲急を告げる幕末の横浜と江戸で日本の外交や学術普及に心をくだく老父の姿を,同行の長男が描きだす。1981年06月刊【閲覧画面サンプル】【目次】表紙(扉)序文第一章
風の又三郎(日本架空伝承人名事典・日本人名大辞典)
宮沢賢治の童話『風の又三郎』(生前未発表)の主人公、高田三郎。三郎は、鉱石会社の技師である父の転勤で東北のある谷間の小学校分教場にやってきた。都会育ちらしく洋服を着、赤毛で色白く標準語を話す。三郎が転校してきた日は九月一日、二百十日のこと。三郎が
浦島太郎(日本架空伝承人名事典・世界大百科事典)
浦島太郎の話は、一般には次のようなものとして知られている。浦島は助けた亀に案内されて竜宮を訪問。歓待を受けた浦島は三日後に帰郷するが、地上では三〇〇年の歳月が過ぎている。開けるなといわれた玉匣(玉手箱)を開けると白煙が立ち上り、浦島は一瞬にして白髪
一寸法師(日本架空伝承人名事典・日本大百科全書・日本国語大辞典)
異常に小さな姿でこの世に出現した主人公の活躍を語った昔話群の総称。御伽草子に収められていた物語が「一寸法師」と名づけられていたため、この種の昔話を「一寸法師」と呼ぶことが広く定着しているが、民間伝承の段階では、主人公を一寸法師と呼ぶほか、豆助
風と共に去りぬ(世界大百科事典)
アメリカの女流作家マーガレット・ミッチェルMargaret Mitchell(1900-49)の長編小説。1936年刊。南北戦争と戦後の再建期を背景に,ジョージア州の大農場主の娘で勝気なスカーレット・オハラを中心とした愛欲関係と激動する社会を
イソップ物語(改訂新版・世界大百科事典)
ギリシアのイソップ(アイソポス)が作ったと伝えられる動物寓話集。動物などの性格や行動に託して,ギリシアの一般大衆に,いかにすれば人は平穏無事に人生をおくることができるかを教える処生訓であった。この寓話形式はすでにヘシオドス(《農と暦(仕事と日々)》202~212行)
金太郎(国史大辞典)
伝説的人物。源頼光の郎等なる勇猛の士として、『今昔物語集』二八、『古今著聞集』九、『酒呑童子』(御伽草子)などに公時の名がみえる。江戸時代初期の金平浄瑠璃では主人公金平の父として語られ、その一つたる寛文四年(一六六四)刊の『漉根悪太郎』では坂田民部金時と称され、足柄山で山姥が奉った子とされる。
haiku 【俳句】(Encyclopedia of Japan)
A 17-syllable verse form consisting of three metrical units of 5, 7, and 5 syllables, respectively. One of the most important forms of traditional Japanese poetry, haiku remains popular in modern Japan, and in recent years its popularity has spread to other countries.
tanka【短歌】(Encyclopedia of Japan)
A 31-syllable poem consisting of five lines in the pattern 5−7−5−7−7; the dominant form in classical Japanese poetry (waka ) from the 7th century to the present. In the oldest anthology of native poetry, the 8th-century
森鴎外(世界大百科事典)
森鷗外もりおうがい1862-1922(文久2-大正11)明治・大正の小説家,評論家,翻訳家,陸軍軍医。本名林太郎。別号観潮楼主人など。石見国津和野(現,島根県)生れ。父森静泰(せいたい)(のち静男)は津和野藩主亀井家の典医だった
夏目漱石(日本近代文学大事典)
小説家。江戸牛込馬場下横町(現・新宿区牛込喜久井町一)に生る。父は小兵衛直克(五〇歳)、母は後妻で千枝(四一歳)、五男三女の末っ子で、金之助と命名される。夏目家は江戸町奉行支配下の町方名主で、この地方の実力者。しかし歓迎されぬ子として、生後まもなく