東洋文庫

タイトル一覧

906 件

501  幕末政治家
(ばくまつせいじか)
福地源一郎
幕末の重要局面にあたった閣老,有司,諸侯たち。阿部正弘,堀田正睦,井伊直弼,久世広周,安藤信正,水野忠精,板倉勝静,徳川斉昭,松平慶永,島津斉彬をはじめ,著者が幕末の三傑と称える岩瀬忠震,水野忠徳,小栗忠順を論じる,『幕府衰亡論』(84)の姉妹編。
[東アジア][日本][ジャーナリズム|歴史]
1989年05月刊
502  アラビアン・ナイト 16
(あらびあん・ないと 16)
池田修訳
中世ペルシア語からアラビア語に訳された説話をもとに,各地の説話を糾合して16世紀のカイロで編まれたアラビア語文学の傑作。アラビア語原典からの完訳版。第16巻は,第800夜から第863夜,「商人と金細工師と銅細工師を営むふたりの息子……物語」(続き),「バグダードの漁師ハリーファの物語」「商人マスルールと彼が見た夢の物語」。
[西アジア|南アジア][イラン|イラク|エジプト|シリア][文学]
1989年05月刊
503  広益俗説弁
(こうえきぞくせつべん)
井沢蟠竜 白石良夫校訂
一般の通説・伝説を,和漢の書を引用して検討・批判した江戸時代の啓蒙の書。合理的な実証主義と批判精神が新鮮で,当時のベストセラーとなった。今は失われた奇想天外な俗説も楽しい。
[東アジア][日本][随筆]
1989年06月刊
504  遊歴雑記初編 2
(ゆうれきざっきしょへん 2)
十方庵敬順 朝倉治彦校訂
19世紀前半,文化・文政期のころ,隠居の僧十方庵大浄敬順は携帯コンロと煎茶道具を携え,江戸内外の名所旧跡を訪ね歩いた。道行く人,道の草木,風の色をもふかい愛情でつづり,200年前の江戸を髣髴させる。第2巻は,下。解説と総索引を付す。
[東アジア][日本][紀行|風俗]
1989年06月刊
505  和漢三才図会 13
(わかんさんさいずえ 13)
寺島良安 島田勇雄・竹島淳夫・樋口元巳訳注
江戸中期,大坂の医師寺島良安が中国・明の王圻(おうき)の『三才図会』にならって編んだ,わが国初の図入り百科事典の口語訳。天文,地理から動植物,人事まで,類書を博引傍証して解説する。第13巻は,巻七十四から巻七十七まで,地誌部つづき。
[東アジア][日本][事典]
1989年07月刊
506  魏晋南北朝通史 内編
(ぎしんなんぼくちょうつうし ないへん)
岡崎文夫 安田二郎解説
古代帝国の終焉を告げる後漢末の動乱。そして3世紀の魏・蜀・呉の三国鼎立から,南北朝の対峙した6世紀まで。中国中世史のもっとも複雑で重要な政治舞台を叙述した名著の復刊。
[東アジア][中国][歴史]
1989年07月刊
(しんろうふどき あんこーるきのかんぼじあ)
周達観 和田久徳訳注
13世紀末,大史跡アンコール・トムを建設したカンボジア王国隆盛の日々に元の使者に従って現地を訪れた著者が,その自然・文化・産業・風俗を簡潔に述べた見聞録。
[東南アジア][カンボジア][記録|産業・技術]
1989年08月刊
(とうようにおけるそぼくしゅぎのみんぞくとぶんめいしゅぎのしゃかい)
宮崎市定 砺波護解説
東アジアの歴史の歩みを文明主義(漢民族)と素朴主義(遊牧民族)の相克としてとらえ,東アジア文明史をダイナミックに描いた著者会心の著。この書が対象とする時代(宋代まで)以降を論じた「東洋的近世」も併録。
[東アジア|北アジア][中国|日本|北朝鮮|ロシア|モンゴル][評論|歴史]
1989年09月刊
509  蒲寿庚の事蹟
(ぼじゅこうのじせき)
桑原隲蔵 宮崎市定解説
宋・元の王朝交替期に,中国の外国貿易に重要な位置を占めたアラブ商人蒲寿庚。その綿密な事蹟探索をとおして,東西交渉史,中国の文化史,社会史を縦横に論じた名著。
[東アジア][中国][歴史|政治・経済]
1989年10月刊
510  和漢三才図会 14
(わかんさんさいずえ 14)
寺島良安 島田勇雄・竹島淳夫・樋口元巳訳注
江戸中期,大坂の医師寺島良安が中国・明の王圻(おうき)の『三才図会』にならって編んだ,わが国初の図入り百科事典の口語訳。天文,地理から動植物,人事まで,類書を博引傍証して解説する。第14巻は,巻七十八から巻八十一まで,地誌部・家宅部。
[東アジア][日本][事典]
1989年11月刊
511  顔氏家訓 1
(がんしかくん 1)
顔之推 宇都宮清吉訳注
六朝時代の末,権謀に明け暮れる日々を生きのびた教養人が,子どもたちに綿々と書きのこした躾の書。「顔氏の子らしい生き方」と「乱世の処世術」には,今の時代にも通じる父性愛がみなぎる。第1巻は,第1章から第10章まで。
[東アジア][中国][教育]
1989年12月刊
512  抱朴子 内篇
(ほうぼくし ないへん)
葛洪撰 本田濟訳注
仙人ははたして実在するのか。不老不死の薬はいかにしてつくるのか。仙人学んで至るべし,という立場から神仙道の理論と実践を熱っぽく説く東晋代の本書は,道教史料の白眉である。別に「外篇」を本文庫(525, 526)に収める。
[東アジア][中国][実用|宗教]
1990年01月刊
(さんぽうえ へいあんじだいぶっきょうせつわしゅう)
源為憲 出雲路修校注
平安中期,出家した尊子内親王に源為憲が献じた仏教入門書。表題には「絵」とあるが,絵は失われて詞書だけがのこる。本生譚,経典の功徳,仏教・年中行事などを内容とする。
[東アジア][日本][説話|宗教]
1990年01月刊
514  顔氏家訓 2
(がんしかくん 2)
顔之推 宇都宮清吉訳注
六朝時代の末,権謀に明け暮れる日々を生きのびた教養人が,子どもたちに綿々と書きのこした躾の書。「顔氏の子らしい生き方」と「乱世の処世術」には,今の時代にも通じる父性愛がみなぎる。第2巻は,第11章から第20章まで。解題を付す。
[東アジア][中国][教育]
1990年02月刊
515  魏書釈老志
(ぎしょしゃくろうし)
魏収 塚本善隆訳注 竺沙雅章解説
漢代に中国に伝来した仏教と,中国固有の民間宗教である道教の,6世紀にいたるまでの通史。中国中世の宗教史を知るうえでもっとも重要な文献。懇切丁寧な訳注に長文の解説を付す。
[東アジア][中国][宗教|歴史]
1990年02月刊
516  和漢三才図会 15
(わかんさんさいずえ 15)
寺島良安 島田勇雄・竹島淳夫・樋口元巳訳注
江戸中期,大坂の医師寺島良安が中国・明の王圻(おうき)の『三才図会』にならって編んだ,わが国初の図入り百科事典の口語訳。天文,地理から動植物,人事まで,類書を博引傍証して解説する。第15巻は,巻八十二から巻八十七まで,木部・果部前半。
[東アジア][日本][事典]
1990年04月刊
517  洛陽伽藍記
(らくようがらんき)
楊衒之 入矢義高訳注
6世紀,ありし日の北魏の都,洛陽。荘厳な伽藍を誇った寺院のかずかずを舞台とし,政治,経済から社会,民俗,学芸まで,当時の文化万般にわたる大パノラマが展開される。
[東アジア][中国][記録]
1990年04月刊
518  詩経国風
(しきょうこくふう)
白川静訳注
「詩三百,思い邪(よこしま)なし」とは孔子の言葉だが,この中国最古の古典詩集を体系的な古代学の視野から,いにしえ人の歌謡として素直にとらえなおした斬新な口語訳と注釈。
[東アジア][中国][詩歌|評論]
1990年05月刊
519  人倫訓蒙図彙
(じんりんきんもうずい)
朝倉治彦校注
江戸元禄期の生活図解百科。上は公卿から下は乞食まで,あらゆる職業を,用いられる器物を図示しながら簡略に解説する。原本の体裁にならって編集し,注を付した。
[東アジア][日本][産業・技術|事典]
1990年06月刊
520  琴棊書画
(きんきしょが)
青木正児(まさる)
表題の「琴棊書画」をはじめ,「文房趣味」「中華文人の生活」「白楽天の朝酒」のほか,食べ物ばなし,幸田露伴の追憶,故郷下関にまつわる逸話など,中国を愛した文人学者のコクのある随筆集。
[東アジア][中国|日本][随筆|フード]
1990年07月刊