906 件
601
大旅行記 1
(だいりょこうき 1)
マルコ・ポーロと並び称される,イスラム世界最大の旅行家イブン・バットゥータの旅行記。初の全訳。第1巻では,北アフリカを出発し,メッカ巡礼をへて,14世紀の旅はインド,元代末の大都(北京)におよぶ。
602
ミール狂恋詩集 中世インド抒情詩
(みーるきょうれんししゅう ちゅうせいいんどじょじょうし)
冷淡な恋人に対する情熱的な求愛者の片想いを切々と詠む,インドの定型抒情詩ガザル。その澄んだ調べにのせて,中世インド最大の詩人ミールが狂おしいまでの恋心を歌う。
603
魯庵随筆 読書放浪
(ろあんずいひつどくしょほうろう)
読書は,享楽,怠け者の怠け仕事。功利派からは渋面され,経世家からは軽蔑されても,好きに徹するのがいちばん。読書と銀座を愛した魯庵が細やかに語る明治・大正期の東京物語。
604
前野蘭化 2 解体新書の研究
(まえのらんか 2 かいたいしんしょのけんきゅう)
『ターヘル・アナトミア』の翻訳をリードして『解体新書』を実現した前野良沢(蘭化)を中心に,黎明期の蘭学にするどくせまる基本文献の復刊。第2巻は,同書にメスを入れ,良沢が医学者としてばかりでなく,オランダ語学者としていかに優れていたかを探る。
605
五雑組 1
(ござっそ 1)
中国の森羅万象を軽妙な筆致でつづる明代の随筆集。「五雑組」とは5色の組みひもの意。天・地・人・物・事の5部からなり,古今の文献や著者の豊富な見聞をもとに透徹した観察眼で記述する。第1巻には,天文・気象などの天部を収める。
606
柴田収蔵日記 1 村の洋学者
(しばたしゅうぞうにっき 1 むらのようがくしゃ)
国際化の波が押し寄せた幕末に佐渡に生まれ,蘭医となった柴田収蔵。丹念に記された日記に登場するさまざまな職業の人びと。想像以上に豊かだった江戸時代の庶民の日常生活が浮かびあがる。第1巻は,天保13年(1842),同14年の日記。
607
源威集
(げんいしゅう)
八幡神から足利氏にいたる「源氏の威」の系譜。南北朝期の末に,足利政権成立の正当性を主張するために著された。従来,歴史学では顧みられることの少なかった軍記物を,注釈によって虚実を見きわめつつ読みなおす。
608
柴田収蔵日記 2 村の洋学者
(しばたしゅうぞうにっき 2 むらのようがくしゃ)
幸せな家庭をなげうち,医学修行のため,佐渡を出て3度目の江戸行きを敢行した蘭医柴田収蔵。江戸の町で学び,心血をそそいではたらく蘭学者たちの群像が活写される。第2巻は,弘化5年(1848),嘉永3年(1850)の日記。
609
ゾロアスター教論考
(ぞろあすたーきょうろんこう)
卓越したイラン学者2人による記念碑的なコレージュ・ド・フランス講義2編を収録。言語学,東西交渉史をはじめ,隣接諸学にも大きな示唆をあたえる論考。付論,長文解題,年表などを併載。
610
五雑組 2
(ござっそ 2)
中国の森羅万象を軽妙な筆致でつづる明代の随筆集。天・地・人・物・事の5部からなり,古今の文献や著者の豊富な見聞をもとに透徹した観察眼で記述する。著者謝肇淛は有能な政治家・文人として知られた。第2巻には,中国全土の地勢,各地の奇勝について言及する地部を収める。
611
新編 落語の落 1
(しんぺん らくごのさげ 1)
落(さげ)は落語のいのち。明治・大正期の文人,海賀変哲が実際に見て,聴いて,集めた三百数十種の「落」にあらすじを付して落語の真髄にせまる。第1巻には,大正7年の単行本「落語の落」全編を収める。
612
前野蘭化 3 著訳篇
(まえのらんか 3 ちょやくへん)
『ターヘル・アナトミア』の翻訳をリードして『解体新書』を実現した前野良沢(蘭化)を中心に,黎明期の蘭学にするどくせまる基本文献の復刊。第3巻は,良沢の著訳作品から9編を収録。
613
邪馬臺国論考 1
(やまたいこくろんこう 1)
邪馬台国学の先覚者橋本増吉による『魏志倭人伝』研究の決定版。邪馬台国は九州筑後国山門郡にあったとの立場から,邪馬台国大和説に敢然と論駁を加える。各巻に解説を付す。第1巻は,第14章まで。
614
大旅行記 2
(だいりょこうき 2)
イスラム世界最大の旅行家バットゥータは,14世紀の大旅行でメッカ巡礼を果たすが,未知への憧れはやまず,イスラム世界をめぐる旅はさらにつづく。第2巻では,メッカからイラク,イランへの道をたどる。
615
新編 落語の落 2
(しんぺん らくごのさげ 2)
落(さげ)は落語のいのち。第2巻には,初めて単行本に収められる「拾遺落語の落」「新作落語の落」に加えて,落語の原点,小話・一口話・笑話を集めた「小話一束」「一口噺」「問答一口話」「落語と昔の笑話」を収める。
616
邪馬臺国論考 2
(やまたいこくろんこう 2)
邪馬台国学の先覚者橋本増吉による『魏志倭人伝』研究の決定版。人類学・言語学・考古学の研究成果に着目し,邪馬台国の風俗・習慣,葬制と墓制,卜法と信仰,生活および生業,産物と動植物,生口などの実態を明らかにする。第2巻は,第15章から第21章。
617
五雑組 3
(ござっそ 3)
中国の森羅万象を軽妙な筆致でつづる明代の随筆集。天・地・人・物・事の5部からなり,古今の文献や著者の豊富な見聞をもとに透徹した観察眼で記述する。わが国でも江戸時代以降ひろく読まれた。第3巻には,人びとの言行,巧みな技を集めた人部上巻を収録。
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中国小説史略 1
(ちゅうごくしょうせつしりゃく 1)
『漢書』以来の古い中国文化の枠組みを解体して,のこされた膨大な稗史(はいし)・小説を秩序・体系づけ,闊達な筆遣いで鋭い評価をくだした名著の全訳。詳細な苦心の注釈を加える。第1巻は,第15篇,元・明時代の「講史」(三国志,水滸伝など)まで。
619
中国小説史略 2
(ちゅうごくしょうせつしりゃく 2)
古小説の収集と校訂に沈潜するなかで研ぎ澄まされた史観から,小説概念の価値転換をこころみた名著。『西遊記』『金瓶梅』『聊斎志異』『紅楼夢』など,ひろく世に親しまれた作品がとりあげられる。第2巻は,第16篇から第28篇,明の「神魔小説」(西遊記など)から清末の小説まで。解説を付す。
620
邪馬臺国論考 3
(やまたいこくろんこう 3)
邪馬台国学の先覚者橋本増吉による『魏志倭人伝』研究の決定版。邪馬台国をとりまく古代の国際情勢に周到な目配りをし,文献をはじめ遺跡・遺物の総合的研究から邪馬台国九州筑後国山門郡説の結論にいたる。壮大な橋本史学の集大成。最終第3巻は,第22章から第27章「結論」。